小さなイベントの音の重要性
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、まずは音。小さなイベントの予算配分はこれで決まる、というタイトルでお話をさせていただきます。
イベントの相談ってちょこちょこあるんですけども、予算の代償別に関係なく、どこに使ったらいいの?っていう話がちょこちょこあったりするんですよね。
そのあたりを今日はちょっと最近あった実例なんかも含めながらお話ししたいなというふうに思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで本日は11月28日金曜日、金曜日はイベントラボフライデーということでイベントに関するお話をする曜日なんですけれども、今日はですね、予算が少ないイベントこそ何にお金を使うと満足度が上がるのかというふうな観点からお話をしていきたいなというふうに思います。
はい、お金がない、どこをね、お金をね、潤沢に持っているわけじゃないので、お金がないから何とか削りたい、できるだけ削りたいとか、そういうふうな気持ちはすごくわかるんですけども、全部削っちゃうとね、結局何のためのイベントだったのかな、みたいなことになっちゃうんですよね。
なので、予算が少ないときこそ、この予算の優先順位っていうのがめちゃめちゃ大事になってきます。今日はその優先順位のお話なんですね。
最近、こんなことがあったんです。ある知り合いのセミナー会社さんから、このセミナーで使っているマイクがあるんですけども、それがどうしてもしょぼいと、ちゃんと音が出ないと、1万円くらいの小さいスピーカーを持ってあったそうなんですね。
そんなんて平田のところで売ってんの?みたいなことを言われて、ああ、ありますよ、と言って、こんな提案をしたんですけども、そしたら他にもね、その共通の知り合いがそれを買ってくれているやつがあって、ああ、あれいいよ、みたいな話になって、結局買っていただいたんですね。
やっていらっしゃる時のどんな反応だったかというと、スピーカーから音は出るけれどもやっぱり小さいと。そうなるとですね、後ろの方の席のお客さん、座っている方から声が聞こえにくい、音が届かないというふうなクレームが出るんです。
これってね、会場がめちゃめちゃ広いとか、そうなんであれば仕方がないと思うんですけど、会場は実際そんなに広くないんですね。結局、マイクとかスピーカーを安いものを使っていたので、音が届かないんです。音は出てるんですよ。でも、聞こえないんですよ。
そうするとどうなるか。これがね、もしマイクを使わずに自声で喋っていて、後ろの席の人が聞こえないというのと、マイクを使っているのにも関わらず聞こえないというのとでは、クレームの種類が変わってくるんですよね。
例えばマイクを使っていなければ、マイクを使えという話になるんですけども、マイクを使っていなければ声が聞こえないといっても、そこまで大きなクレームにはならないんです。聞こえにくいな、マイクを使えばいいのになるんですけども、マイクを使っているにも関わらず音が届いていないということになれば、これは確実にクレームになるんですよ。もっと大きい声で話してください。
なんでもっと大きい音で出してくれないんですか?というふうなクレームになるわけなんです。
やっぱりね、声が小さい、マイクの音が細い、弱いとかね、例えば部屋が小さすぎて、響きすぎて、言葉が潰れてしまうみたいなことがあるじゃないですか。
ああいう時とかは、結局セミナーの内容がめちゃめちゃ良かったとしても、音が悪い、音の状態が良くないと、やっぱりね、満足度が下がってしまって、クレームに繋がってしまうんです。
逆に言うとですね、音さえ聞こえていれば、多少は大丈夫なんですね。細かいところは目をつぶってもらえる。
結局この音ってね、それぐらいめちゃめちゃ大事なんですよ。なんでかって言ったら、今喋ってるこの声も音ですけども、この音が聞こえないと何やってるか全然わからないんですよね。
なので、予算が少ない、今回はセミナーでしたけども、予算が少ないイベントこそ、まずは音に配分をすべきだなと思います。
記録の価値
これは、うちが音を出してるからってわけではなくて、やっぱり音さえまず伝えていないと、音だけでも伝えていないと何やってるかわからないっていうのは、本当にその通りだと思うんです。
例えば、今回の話はセミナーなんですけども、照明ばっちりでも音聞こえなかったら、やっぱりそれは満足しないと思うんですよね。
だからまずはやっぱり、ちゃんと最低限音が聞こえるようなところに投資をしていただきたいなというふうに思います。
今回の場合は、ちっちゃいセミナー用のPAセットを買っていただいたりするんですけども、例えば屋外とかのイベントの場合、本当に数万円でもいいんで、我々みたいなところに音響のお願いをしていただければ、全然変わってくると思いますし、
ご自身でやられる場合もあると思うんですよ。だからレンタルとかでもいいので、本当に簡易的なセットで、小規模でやられてもいいと思います。
マイク1本でもアルトナイトで全然違いますし、あともっと言うとスピーカーの置き方とかでも、やっぱり聞こえ方っていうのは全然変わってきますので、やっぱり音っていうのが本当に大事なんですよね。
PAに使うお金がない、音は贅沢だからそんな無理じゃなくて、やっぱりイベントの基礎の部分だと思います。これはやっぱりちゃんと届けないと、やってないと一緒なんで、そこはまずしていただきたいなというふうに思います。
優先順位の2番目はですね、記録かなと思いますね。これはやっぱり予算が少ないイベントほど大事かなと思うんですけれども、やっぱり今の時代ね、イベントやりました。やった瞬間からどんどん消えていくのではなくて、
写真とか動画とかあるだけで、次のチラシとか、それやりましたよってSNSとかでも使えますし、活動の実績にもなります。それをホームページに上げるとかね。企業がやられるイベントでしたらホームページ上げるとか、あと報告の資料にも面白く使えますよね。
あと残しておくと出演者にも喜ばれます。その時はただの報告の資料とかまとめの資料かもしれないんですけども、次のために使えるという意味では未来への材料に使えますので、1回こっきりのイベントであれば別にいいかもしれないんですけども、やっぱりそれは資料として置いておくべきだと思います。なので記録にお金を使うというのはめっちゃ大事だと思うんですよね。
イベントってね本当に一期一会なので、その出演者、その場所、そのスタッフというのは全く同じものとは2回できないんですよね。だからやっぱりやった瞬間に消えていくものではあるんですけれども、消えていくものだからこそ記録しておくと絶対いいと思います。
記録が残っていくとそれは資産になりますので、やっぱり写真なり動画なり、別にプロのカメラマンを入れる必要はないと思いますので、記録なり動画内で、今はスマホで全然いいと思いますので、ぜひ撮っていただいて残していただくというのがいいかなと思うんですよね。これが優先順位の2つ目です。
3つ目、これは逆にその他の演出ってザックリしちゃいますけれども、ここはもう最後でいいと思うんです。例えばステージの装飾であったりとか、豪華な看板とか縦看板、釣り看板、いろいろあると思うんですけど。あとはデザイン関係ですかね。その豪華なプログラムであったりとかデザイン費、チラシとかにお金を使うのも最低限いるかなと思うんですけれども、そこら辺はもう最後でいいかなと思います。
余裕があったらいいと思うんですけれども、とりあえずイベント実施するというのが決まっていれば、音と記録ができれば、とりあえず後から演出はできると思うんですよね。残った予算でやっていただいたらいいんじゃないかなというふうに思いますね。
なので、ざっくりまとめるとまず音です。やっぱり聞こえるだけでストレスが激減します。逆に言うと、聞こえないとストレスなんですよね。なのでこれは音は絶対聞こえるようにしてあげてください。
2つ目、記録ですね。記録はその時の視聴者が喜ぶというだけではなくて、次に使える、次に繋がるものなので記録を残しましょう。その他の演出、こういう順番で考えると、どんなイベント、小規模だろうと大規模だろうと、ちゃんとした場になっていくように思います。
もちろんなんですけども、あえて入れなかったんですけども、最低限、安全に関わるところのお金って絶対必要だと思います。例えば、誘導とかね、案内するような人っていうのは絶対必要ですし、あと、もし音響さんとか照明さんとか入られるのであれば、ケーブルの用場とかね、足引っ掛けないようにとか、そんなのは絶対にしとかなあかんと思うので、安全に関するところっていうのも当たり前にまずしとかなあかん。
ゼロ番だと思うんですけども、あえて入れてません。なので、まずは順番から来ると、安全ね、ゼロ番ね。1番は音、2番は記録。そんな感じでやっていったらイベントは崩れないかなというふうに思いますし、満足度もそこそこキープできて、次に繋がるイベントができる。そういうふうに思いますので、ぜひちょっとこの辺を参考にイベントの組み立てをしていただければなというふうに思います。
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