1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. ヴァイオリンとレコードとフル..
2025-09-10 11:31

ヴァイオリンとレコードとフルートとCDの話

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
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サマリー

このエピソードでは、ヴァイオリンやオールドバイオリンの価値について話し合い、フルートの古さやその存在の難しさも考察しています。また、レコードとCDの比較を通じて、楽器の進化や文化的評価についても議論されています。音楽文化における古い楽器の価値や市場の違いにも触れています。

00:07
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
あ、間違えた。インスタグラムを始めていなかった。
失礼いたしました。
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
ヴァイオリンとオールドバイオリンの価値
今日は、ヴァイオリンとレコードとフルートとCDの話をします。
このMORNING NOTEは、兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする、毎朝10分くらいの音楽トーク番組です。
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今日は、バイオリンとレコードとフルートとCJの話というテーマでお届けしたいと思います。
一体何の話かと言いますと、楽器の話です。
バイオリンは、お高い楽器をご存知でしょうか。
何千万とか何億とか、よく言いますよね。
そういうのは、特別なバイオリンです。
オールドバイオリンと呼ばれる、年代物のバイオリンの一部のことが、高値で売買されています。
普通の新品のバイオリンは、もちろん良いものはいいんですが、そんなに高くない。
普通に手に出したら買えるくらいの金額で売っています。
初心者向けのものであれば、本体だけだと数万円くらいあります。
バイオリンは全て高いわけではありません。
でも、中でもオールドバイオリンという古い楽器が高値で取り入れられています。
オールドバイオリンというのは、聞くんですが、
オールドフルートは聞いたことがないですよね。
僕も聞いたことがないです。
なぜかと思いました。
それを調べてみました。
まず、オールドバイオリンが残っている理由を考えました。
オールドバイオリンは木製でできているので、手入れをしていればずっと残りますよね。
あと、構造がめちゃめちゃシンプルなんです。
ネックがあって、ボディがあって、もうそれだけなんですよ。
ギターとかバイオリンとか、あの楽器って構造が簡単ですよね。
簡単なので、修理とかパーツの交換なんかもしながらやったら、
全然何百年でも使えるというのが、空いた木の構造のシンプルな楽器の一番の特徴かなと思います。
あと、バイオリンの場合はですね、古くなればなるほど音色に価値が出てくる。
そういうふうに評価される土壌があるわけなんですね。
楽器が文化的に評価される。
まあ、これは考え方なんですけども、古い音が100%いいかって言ったら本当それは好みだと思うんです。
ただ、バイオリンの場合は古ければ古いほど値打ちがあるというふうに、世間で認知されているんですね。
なので、古い楽器の方がいいと。
オールドバイオリンは価値があると。そういうふうに考えられます。
フルートとレコードの比較
一方で、オールドフルート。
フルートが、なんでオールドフルートがないのかという理由なんですけども、
今フルートってね、多分皆さんが考えられるフルートって金属製がほとんどだと思うんです。
金属製の楽器っていうのは、どうしても摩耗するんですよね。使っていくと。
それプラス、酸化もしていきます。錆びていったりします。
プラチナで作ってますとかね、銀で作ってますって言っても、やっぱり傷んでくるんですよね。
ああいう金属のものっていうのは。
木製時代、木管でできてたフルートも、もちろん今もありますし、一番最初は木管だったんですけども、
それらの木管のフルート、この管楽器っていうのはね、どうしても息を吹き込むじゃないですか。
なので、フルートだったらこの管体の中を、質を持った空気がバーって通るわけなんですよ。
そうするとどうなるかっていうと、湿気で楽器が痛みやすくなるんです。
なので、楽器自体も残りにくいということになります。
あと、楽器の構造が割と複雑で、改良改良を重ねていってるんですね。
なので、昔のフルートと今のフルートだと、キーの数も違いますし、仕組みが全然違かったりするんですよね。
日本で言ったら、しの笛ってあるじゃないですか。お祭りで使う。穴が開いてるだけの笛。リコーダーみたいなね。
ああいう形だったのが、今はいろんなキーがいっぱいついてて、1個押したら3つぐらい蓋閉まるとかね。
ああいうシステムが入ってるじゃないですか。
ああいうシステムがどんどん入っていって進化していったのがフルート。
フルートだけじゃなくて管楽器全般そういう風になっていっています。
なので、今のモダンなフルートを奏者からすると、昔のフルートっていうのは正直実用性がないんですよね。
今の楽譜が吹けないとかね。そういうことになってしまっています。
なので、もし古いフルートがあったとしても、それはやっぱり骨董品になっちゃうんですよね。
じゃあそれ使って演奏しようかっていう風にならないんです。
なので、このオールドフルートっていうのが存在しづらい。そういう風になっています。
これね、なんかわかりやすい例えないかなと思ってちょっと考えてみたのが、レコードとCDだったんですね。
レコードってありましたよね。あれって良かったんです。
録音してそれを聴けるっていうすごい良い仕組みだったんですけども、
レコードは管理が大変なんですね。サイズもかさばるし管理が大変。
溝がどんどん削れていってとか、湿度によって曲がってしまってとかね。
そういうのがあって、レコーダーの回転速度によってもいつも聴いている音と違うとか。
そんなのがあったんで結構不便だったんです。
なのでCDというものができて、そこに置き換わりました。
CDはデジタルなんで、プレイヤーが壊れない限りどこでも聴けますし、
プレイヤーは基本どこのプレイヤーも同じ速度で回ってますから、
うちのやつだけ音が低いぞとかそんなことはないんですよね。
しかもちっちゃくて、湿気とかの影響を受けないということで、
CDは色の問題はもちろん割れたりすることはありますけども、基本的にずっと持ちますし、
レコードよりもCDの方が便利と。
そういう風になったわけなんですよね。
で、CDに置き換わりました。
でもやっぱそのレコード独特の味わいみたいなのがあって、
それが再評価されまして、今またレコードが人気出てきてますよね。
今も価値があるっていうのがこのレコードとCDの感じ。
これってヴァイオリンと同じじゃないですか。
古いヴァイオリンがちゃんと評価されているっていうのは、
楽器の進化と評価の変化
古いレコードが評価されているっていうのと一緒だと思うんですね。
で、CD、いやいやCD今でもあるやんと思われると思うんですけども、
じゃあCDの次に出たMDってあったじゃないですか、ミニディスク。
あれってどうやったかっていうと、
CDよりも便利でコンパクトで、
しかももっと便利な文字が入れられたりとか、
そんなのができるすごい良いミニディスクというものが生まれました。
でもそれは市場を確保できずに消えちゃったんですね。
これは何でかっていうと、古いものが残らなかったんです。
良いものやからって残れなかったんですよね。
これどんどんどんどん改良していってフルートに似てるんですよ。
で、今はCDどうやって言うと、あるんですけども、
今実際ね、配信とかに押されてて正直立場危うくなってますよね。
だからこんな感じで、いろんな進化はあるんですけども、
それと評価が一緒ではないっていうのが、このCDとレコードの関係性。
で、バイオリンとフルートの関係性と似てるなという風に感じたんです。
まとめて言うと、バイオリンっていうのは時間が価値を育てました。
CD、レコードと同じですよね。
もっと言うと、バイオリンの古い楽器であったりとか、古い音に対して評価する市場ができてたんですね。
だからレコードと一緒です。
あのレコードのアナログな感じが評価されるから、今レコードっていうのが生き残っている。
で、フルートっていうのは進化が早い楽器だったんですね。
なので古いものを残していても、ことひになってしまう。
だからCDと一緒です。レコードなんかあかんのよって言って、CDができていったっていう背景に似ているんですよ。
でもCDはちょっと正直、今次のものが出てきてやばくなってきてますよね。
MDが本当に消えてしまったのと一緒で、CDは配信っていうのが出てきて、ちょっと立場が危うくなってきています。
古いフルートっていうのはだんだん立場が危うくなっていく。
そういう風になっていってますよね。
だから同じバイオリンとフルートって、形は違いの楽器っていうカテゴリーじゃないですか。
でもこの楽器っていう同じカテゴリーなのに、その文化の残り方が違うっていうのがなんか面白いなぁと思って、
今日はこの話をさせていただきました。
市場の違いと文化の残り方
もちろんこんなその定説があるわけでもなく、僕がちょっと考えてこうかなと思って調べてお話しさせていただいたんだけど、
おそらくそういう背景があるんでしょうね。
もっと言うと、弦楽器と管楽器って全然違う市場を持っているんですよ。
そんな話はまたね、お用意していきたいなと思うんですけども、
全然使っている人の感覚も違いますし、なので販売している感覚も全く違うんですよね。
そういうのはまたお用意お話しできればなというふうに思います。
そんなわけで今日は、バイオリンとレコードとフルートとCDのお話をさせていただきました。
はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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はい、今朝テクテク会社まで歩いてきたんですけども、また暑くなってますね。
9月10日やのに暑くなってますね。いつまで暑いのかなって感じですけどね。
もうちょっと頑張って早く秋になってほしいなと思っています。
皆さんのお住まいは、周辺ではどんな感じですかね。まだまだ暑いですかね。
今日も一日頑張っていければなというふうに思っております。
それでは明日の朝もまたモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。ひらせ楽器の平瀬智樹でした。
ではでは。
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