1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. 使える進行表、使えない進行表
2025-10-17 10:51

使える進行表、使えない進行表

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
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サマリー

イベントの進行表の重要性について、効果的な進行表と使えない進行表の違いを探っています。特に、進行表の詳細さや責任者の明確化がイベントの成功にどれほど影響を与えるかを語っています。

進行表の概要
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、使える進行表、使えない進行表というタイトルでお話をさせていただきます。
イベントの現場に入ると、主催者さんが作った進行表をいただくことがあります。
一見、しっかり作られているように見えても、いざ使ってみると全然使えないな、みたいなのが結構あったりするんですよね。
今日は、そんなお話をします。
この番組は、兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話しています。
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今日は、金曜日、イベントラボフライデーということで、イベントのお話をさせていただくんですが、
イベントに必要不可欠な進行表のお話でございます。
進行表の作り方とか、落とし穴みたいなお話になるのかなと思うんですが、
先ほど言いましたように、全然使えない進行表というのがあるんですよね。
あくまでも個人的な感想なんですけど、結構あったりします。
何が使えないのかと言いますと、作り込みすぎた進行表って使えないと僕は思ってるんですよね。
進行表っていろんなことが書いてあって、いろんなことが書いてないと使えないんですけども、
あんまり作り込みすぎてる進行表の共通点として、一番左端にタイムが書いてありますよね。
2時から開演とか、そういうのがずっと書いてあるんですけど、ここが細かすぎる進行表というのが多いんです。
例えばコンサートで言うと、2時開演とかありますよね。
1時半会場で2時開演。2時開演したら、主催者の挨拶が2時1分から3分間あります。
2時4分にMCが出てきて2分喋って、2時6分から次の人が出てきて演奏の準備をして、2時8分から演奏が始まりますみたいな。
よくある流れだと思うんですけど、この流れをそのまま進行表にして、今みたいに時間を変えちゃうと、多分どっか破綻をすると思うんです。
要は1分単位とか、もっと細かいところで30秒単位とか区切る人がいるんですけども、なかなか現場ってそんな正確には進まないわけなんです。
主催者の人だってね、もともと3分で挨拶お願いしますって偉い人にお願いしたとしても、めっちゃ長く喋ることもあるじゃないですか。
逆に緊張してめっちゃ早口になって全然喋れなくて、3分のつもりが1分半で終わったみたいなこともあるじゃないですか。
このタイムってね、やっぱり管理はしなきゃいけないんですけども、ある程度流れるものだと思っているんです。
なのでここできっちりきっちり管理しようとしすぎて、今みたいな1分単位みたいな進行表を作っていくと、どっかでおかしくなった時にどう回収するのというのがあるんですよね。
要は途中で絶対に出てくる時間のズレを回収できる隙間が要所要所にあればいいんですけども、それがなければ本当にきつきつの進行表になってしまって、
その進行表って時間がズレたまんまずっと進むので、結局使えなくなっちゃうんですよね。
要はそのズレを回収できる余白のポイント、これが例えば1時間やったら1時間、2時間やったら2時間のその催し物の中でどんだけ用意されているかっていうのが多分大事だと思います。
過去にもお話ししたと思うんですけど、僕昔本当にイベントに関わりだしてすぐの頃に、これをいまいち理解してなくてですね、
早く終わる分には全然いいでしょうと。だいたいイベントっていうのは遅れるもんだから早くいくには全然いいでしょうみたいな感じで、
どんどこどんどこ早く進めていってたんですね。そうすると、私この時間に出るって友達に言ってたのにこんなに早く出さされるのみたいなクレームをもらったことがありましてね。
でもそれはそうやなと思ったんですよ。やっぱり時間通り進むというのがイベントというものの正しい姿。
なのであれば早く進んでいるのであればどっかで回収するポイントを作らなあかん。遅れているのであればやっぱりこれもどっかで回収するポイントを作っとかなあかんわけなんです。
これはやっぱりその進行表の中の時間の部分に一番当てはまるところだと思います。
だから時間を細かくかけすぎる段取り表、進行表っていうのは僕は正直あんまり信じれないなと思っているわけです。
他にも使えない進行表のタイトルものがですね、例えばリハ前に照明チェックって書いてあったりします。
ここにね照明チェック、まあいいと思うんですけども、誰が何をするかがわかんないんですよ。照明って書いてあって照明ねえみたいな。
誰がすんのかな。たぶんそれを現場でもらった人は誰かがやってくれるやろうになっちゃうと思うんですよね。
照明担当の人が誰でどんな照明のチェックをするのかがやっぱりわかんないと、それって何の意味もなさないんですよね。
他にも視界とか音響とかいろんな役割あるじゃないですか。そこでその人、視界が何をチェックする、マイクチェックをする。
視界はたくさんいないと思うんで、3人も5人もいないと思うんであれなんですけども、音響のチェックってなっても、じゃあその時間帯何のチェックをするんですかっていうのまでちゃんと書いておかないと、やっぱりその日初めてもらった進行表で動けるのかなっていうのがあるんですよ。
やっぱり進行表っていうのは読んで納得するためのものではなくて、その場、その現場で動く人たちが動けるための設計図なわけなんですよね。
だからちゃんと動けるように書いてあげないといけないというふうに思います。
成功する進行表の条件
他にもですね、これ最近もらった進行表で見とってうーんと思ったんですけども、責任者っていうのがいてあるんです。
この総括とかね、現場責任者、総括だれだれみたいなのが書いてあって、すごいいっぱい偉い人の名前が書いてあるんですけども、
じゃあ実際現場で誰に指示を仰げばいいんだろうっていうのがわかんないんですよ。この総括の人たぶんわからんかなって。
現場責任者っていう人たぶんこれ飾りの人やなってなっちゃうと、たぶんこの人たちに聞いても絶対わからんやろなって思っちゃうんですよね。
なのでやっぱりいざトラブル、トラブル起きないのがいいんですけども、トラブルが起きたときに判断できる人がいないと現場って止まっちゃうんです。
だからディレクターであったり、ステージマネージャーであったり、現場監督であったり、総括でも別にいいんです。呼び方はなんでもいいんですけども、
この人が現場の責任者でありますよという、お飾りの責任者ではなくてね、ちゃんと現場のことを仕切ってくれる、なんかあったらその人に聞ける人、現場を回してくれる人だということを明確にしておくことが絶対に必要だと思います。
僕はやっぱりそこにめちゃめちゃ重きを置いているので、そうじゃないと現場って止まってしまうよなって思うんですよね。
残念ながら先ほど言いました、とあるイベントの進行表に届いたんですけども、これには残念ながらその進行、責任者の所在っていうのが明らかじゃなかったんです。
これはちょっと動けるな、まだそのイベントはまだまだ先のイベントなんで、これから変えていけばいいんですけども、ちょっとこれは分からないなと思って見させてもらってました。
進行表っていうのはいろんなことが書いてあります。タイムはもちろんですけども、先ほど言いました人の動きも書いてありますし、自転車の動きも書いてありますし、もっと言ったらお客様の動きも書いてありますよね。
入場、開場してから入場されるお客さんの動きも書いてあります。そこで何かバグが起こっちゃうとやっぱり現場は止まってしまいますし、混乱が起きるわけなんですよ。
だから進行表に求められるものっていうのは正確な進行表ではなくて、やっぱり使いやすい進行表だと思います。
何かがあったときにそこに戻ってこれて、これ見たらとりあえずみんなが動けるっていうこの進行表が多分正しい進行表なんですよね。
理想の進行スタイルではないと思うんです。だから立派な進行表、理想の進行表作られるのはすごくいいと思うんですけども、そうではなくて、やっぱり使える進行表を作っていただきたいっていうのと、
あと指揮を取る人の存在、この人に聞いてねっていう指揮系統までちゃんと乗ってたら最高ですよね。
イベントっていうのは生物ですってよく言われるんですけども、神で動くものではなくて、やっぱり人で回るものなんですよ。
その人がいろいろなところにするものが進行表なので、やっぱり共通認識としての進行表っていうのは必要なんですけども、そこ以上のものを書くっていうのは難しいと思うので、
まずはその辺の共通認識をきっちり盛り込んだ進行表を作っていただいて、これならきっと動けるよねっていうものを作っていただければ、
まずイベントで働く人たち、動く人たちの動きが動きやすくなるんじゃないかなというふうに思います。
動く人が動きやすくなれば、多分イベント自体は成功に近づくんじゃないかなというふうに思うので、まず共通認識、しっかり神で作っていっていただけたらいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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はい、というわけで、それでは明日の朝もまたモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。ひらせ楽器の平瀬智樹でした。
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