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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキでございます。
本日はですね、その舞台、実は誰も仕切ってませんよというタイトルでお届けしたいと思います。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分くらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加いただければと思います。
はい、というわけで、スタンドFMの方は今1回目ですけども、それ以外の方はこれ2回聴いていただいてましたね。申し訳ございません。
もうでもね、初めて10何日、18日経ってるんですけどミスりますね。だいぶミスらへんようになったよなと思ったんですけどね。
まあまあまあ、そんなこともありますよね。
はい、というわけで、今日はですね、金曜日イベントラボフライデーということで、イベントのノウハウというか、そういうののお話をしたいと思うんですが、
今日お届けするタイトルは、その舞台、実は誰も知ってませんよというお題になります。
実はですね、舞台監督とかステージマネージャーという存在がいないと、舞台ってめちゃめちゃ危ないんですよっていうお話をしたいと思います。
うちで平瀬楽器という楽器屋さんやってまして、音楽教室とかやってる関係で、発表会であったりとかコンクールであったりとかコンサートっていうのが年間で20回くらいあるんですよ。
大臣を含めるとね。本当に幼い頃からそういう舞台に触れてきましたので、自分が責任を持って仕事をし始めた時には、
自然とこういったコンサートとかの時には会場のタイミングであったりとか、開演のキュー出したりとかね、スタッフの動きを指示出したりとかね、
なんかトラブルがあった時の対応とか、そんなのを普通にやっていました。本当に昔はなんとなくやってました。
それが思えば舞台監督でありステージマネージャーの仕事なんだろうなと思うんですけども、なんかね、やらなあかんことやなと思って普通にやってたんですね。
別にそれは間違いではないんですけども、僕実は何年前かな、10年ちょっとくらい前にお芝居をやる経験がありましてね、今ちょっと離れちゃってるんですけども、
お芝居の舞台を経験することで本当にね、考え方が変わったんですよ。もちろん今までやっていた会場とか開演のキュー出しとかでも全然問題はなかったんですけども、
やっぱりその芝居の現場に行くとですね、舞台監督さんっていう人がいてて、演出家の人がいてて、音響さんであったり照明さんであったり、いろんなスタッフの人がその一つの公演に向かって動いてるわけなんですよね。
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そこを僕はその時に出る人やったんで、支えてもらいながら見とったんですけども、やっぱり舞台監督という人の立場とかを見させてもらってて、いろいろ感じたことがあったんです。
例えば、演出家という人は練習中は演出家のものなんですよね。ずっと。練習してる時は演出家がメインになって、その人が先生なんで、先生に怒られながら。よくテレビとかであるじゃないですか、めっちゃ怒ってる演出家。あれですよ。
それを怒られながらやるんですね。積み立てていくわけです。それが終わって、いよいよ公演に入りまして、リハーサルってなった時には、そこから先はもう基本的に舞台監督さんのものになります。舞台監督さんの責任において動くことになります。
何かと言いますと、練習中は1個1個区切りながら演出家がやっていくんですけども、リハーサル以降は音響、照明とか合わせていくので、そこで舞台監督が今まで練習中に動いていたことを一気にスタッフさんに伝えて、そこのタイミングちょっと遅いとか、ここはちゃんとドア開けるとか、そういうふうな指示を出しながらやっていきます。
当然、本番も舞台監督の指示で動きます。そこが全然違うかったんですよね。思っているものと。あと、舞台監督というのは、照明とか音響さんとかと対等に喋れる人じゃないとダメなんですよね。
当然なんですけども、音響、照明の専門用語みたいなものも当然出てきます。それがわからないと話できないじゃないですか。そういう人じゃないとできないんですよね。舞台監督、ステージマネージャーっていうのはね。そこで本当に考え方が変わった。僕がやっているこういう舞台の給出しっていう仕事って単なる給出しではないんだなっていうのを感じたんですよね。
やっぱりね、今僕もいろんなところで仕事をさせてもらってるんですけども、特にコンサートとか行った時に感じるのはですね、今のホールのスタッフさん、音響、照明のスタッフさんってね、みんな優しいんですよ。昔はもうすごい怖いって言われてたんですけども、やっぱりね、今すごい優しいんで、なんとなくね、皆さん察して動いてくださる方が多いんです。
そろそろ、5分前のベル鳴らしましょうかって聞いてくださったりとか、使ってない反対側の扉閉めといていいですかみたいな、勝手にやってくださったりとか、そういうのをね、お互いで勝手にやってくれてることが結構多いんですよ。音響、照明、例えばドンチョを使うんであればドンチョのタイミングとかね、そういうのってね、特に指示しなくてもね、勝手にやってくれてたりするんですよね。
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だからすごいありがたいんですけども、なんかこう察して動いてくださってるなっていうのがあります。で、これは本当にスタッフさん同士で喋っているのをちょっと聞いたことがあるんですけども、あの人を捨て真似みたいな人がいるからみたいなことをプロって言って貼ったことがあるんです。
捨て真似みたいな人っていうのは、要は舞台を仕切ってるみたいな人、仕切ってると思ってる人っていうのかな。そういうのが電話かかってきたけど無視しますけども。要は舞台さんにとってステージマネージャーっていうのは必要なんだけども、捨て真似みたいな人って言われちゃってるっていう現実があるんですよね。
なんかそれって自分たちの舞台を作っていることになるのかなってちょっと思ったりするんです。特にアマチュア、あと若いプロの方の現場でその人がいないっていうのが結構あるような気がするんですよね。
そういったアマチュアとか若いプロの方の現場を見てて思うのは、捨て真似っていうのは、例えば反響板の扉を閉める人であったりとか、譜面台とか椅子を運ぶ人というふうに思われているんじゃないかなと思うんです。
もちろん舞台とか扉閉めたいとか、譜面台とか椅子も運ぶでしょうけども、舞台監督とかステージマネージャーっていうのは舞台を回す司令塔の役割なんですよね。
仕切る人がいない舞台っていうのは一体どういうことになるのかなっていうのをちょっと想像してもらいたいなと思うんです。本当に事故が起きるはずですし、仮に何か起きたときに一体誰がリカバリーするんですかっていう話なんですよね。
例えば、映画とかで主演の人が脚本と監督とやってる映画とかあるじゃないですか。昔やったらクリントイーストウッドとかね。ちょっと古いかな。自分で脚本書いて監督もして主演もしてっていう人いるじゃないですか。
日本やったら北野たけしとかもやってますよね。ああいうのでもあるんですけども、カメラマンは別だったりするじゃないですか。もちろんできないからなんですけど、やっぱ全部一人でやるっていうのは無理なんですよね。
クラシックとかの音楽の舞台の場合、プロデューサー的な存在はご自身がされることが多いです。演奏者自身がこんなコンサートしたいなと思う思いからやっちゃうことが多いんですけども、それは全然別に問題ないんですけども、やっぱり客観的に見る役割っていうのは絶対必要だと思うんですよ。
自分以外の人がステージの周りで動いてもらうっていうのがやっぱり大事なんですよね。それっていうのは例えばホールでやる場合はホールのスタッフさん、音響署名さんではなくて自分の身内を置くべきだと思うんです。なのでステージマネージャー、舞台監督っていうのは客観的に見る役割であると同時に公演の安全装置だと思うんですよね。
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やっぱりこういった舞台監督とかステージマネージャーがいるだけで場が安心だと思うんです。指示系統が整うことで現場も余裕が出てきます。向こうの現場のホールのスタッフさん、音響署名さんもやっぱり余裕が出てくると思うんですよね。
あの人に聞けばいいわっていうのがすごくわかりやすくなります。だからやっぱりイベントの成功の鍵を握っているのはもちろん出演している演者さんなんですけどもその半分ぐらいはこのステージマネージャーという人が握っていると思っても本当に過言ではないなと思うんです。
僕はやっぱりそこの立場になることが多いので本当に感じるんです。なんか昔ね僕がアマチュアの楽団に入ってた時の話なんですけどもやっぱり袖に誰かいないと、舞台袖に誰かいないといけないということで僕は結構率先して本番でも舞台に乗らずにね袖にいることが多かったんですけどもそれを見兼ねて
同じ舞台の人がね舞台に乗っている楽団の仲間が私代わりにいますよって言ってくれたんですよね。嬉しいなと思ったんですけどもその後に扉の開け閉めぐらいとできますからって言われてね。
いやーそっかーそういうふうに思わせたんやーと思って。そうやったらいいよおるから大丈夫って言ったんですけどもやっぱりねそうじゃないんですよね。司会者が出るタイミングとかはねやっぱちゃんとやるのがステージマネージャー舞台監督のお仕事なんです。
なのでやっぱりこう自分たちでまあ大きな公演小さい公演いろいろあると思うんですけどもいろんな公演をする場合にはこういった舞台監督ステージマネージャーを誰かに頼んでいただけたらなと思います。ご自身でやられるんでもいいんですけどもやっぱり仕切る人何かがあった時に決める人動ける人っていうのを必ず用意してほしいなと思います。
舞台の安心と成功っていうのはステージマネージャーで決まると思っております。もちろんあのご依頼いただいてもねやらせていただくんですけどもこういうのを経験することでやっぱ視野が広がるというかねあのできると思います。
じゃあ最後にこの舞台監督とかステージマネージャーをやるためのスキルって何がいるんかなっていうのをちょっと僕なりに考えてみたんですけども単純にこれはもうシンプルです。舞台を見渡せる人です。ステージだけじゃなくてね客席あと受付周りで舞台袖あたりも全部見渡せる人が舞台監督でありステージマネージャーをやれる人です。
今何が起こっているか舞台上で演奏がしているで例えば客席が一体どうなっているかまあ実際に物理的に見ないにしてもねで受付周りで何が起こっているかそういうのをやっぱり把握できて舞台ステージスタッフに指示を出せる人で自分が動ける人がステージマネージャーとか舞台監督に向いているんじゃないかなというふうに思います。
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まあ要はちゃんと見れる人ですよそういう人を必ずお供にしていただければなぁというふうに思います。
はいえーというわけで今日は舞台監督ステージマネージャーのお話をさせていただきました。最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
明日4月19日土曜日は朝から11時からですね三田市にあります肉のジャンボ市というところでミートフェスティバルという肉のお祭りがあるそうです。
で平成楽器もそこに生徒さんが何人かちょっと演奏でね出演させていただきますし僕は1日音響でつかせていただくことになってますのでお近くの方はお肉の買い物とかなんかお野菜とかね他のバザーみたいなもいっぱい出るらしいんでぜひ遊びに来ていただけたらなと思いますが
元々ね肉のジャンボ市ってむちゃくちゃ人並ぶイベントなんでそこにイベント当ててますからどれぐらいことになるんちゃうかなと思うんです。気になる方は少し早めにお越しいただければなというふうに思います。お待ちしております。
はいこの番組の感想とか音楽レッスン動画イベントとかに関する質問相談とかは平成楽器のLINEで受け付けています。LINEの検索画面でですね平成楽器と入力してもらったら平成楽器三田センターで出てきますのでそれをお友達追加してください。
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