1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
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2025-06-02 11:15

「オーバーホール700万円」と言われたピアノ

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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00:07
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。今日はですね
オーバーホール700万円と言われたピアノというお話をさせていただきます。 セカンドオピニオンってあるじゃないですか。
あれってお医者さんだけじゃなくて、ピアノのお医者さんでもあります。調律師にもある話なんですよということをお伝えするお話でございます。
このMORNING NOTEは、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 というわけで、いつも通り8時15分に始めようと思ったんですけども、なんかうまく
流れなかったですね。ライブが始まらなくて、真っ黒な画面になってしまったんですよ。ちょっと何かトラブったのかな。
インスタだから今ちょっとインスタの画面しか見てないんですけども、youtube の方でちゃんと流れているかどうかが若干不安でございます。
まあ最悪ね、この収録した音声を置こうと思います。 というわけで、今日はですねオーバーホール700万円と言われたピアノというお話です。
昨日、あるお客様のご依頼でピアノのセカンドオピニオンに伺ってきたんですね。
どんなお話しやったかと言いますと、そこのお客様は別のチョイスさんに見てもらってたピアノだったんですけども、
ちょっと気になるとこがあってということで、その方が習われているピアノの先生に相談されたのがきっかけやったみたいです。
実際の話、専門家に対してノーって言いづらい空気ってあると思うんですね。ありますよね。
これは本当に僕も調律師なんで、調律師としての反省を込めての意見なんですけども、
正直ピアノの調律ってお客様からすると何やってるかよくわかんないんじゃないかなっていうのがあるんですよね。
実際このお客様もちょっとモヤッとしたことがあったんですけども、専門の方にこんなこと言っていいんだろうかみたいな、
そういうのがあって、それがずっと1年ぐらいあって、でもずっとモヤモヤしてて、これがたまりたまって先生に相談という流れになったみたいなんです。
なのでやっぱり今回の方もそうなんですけど、違和感があってもこんなもんかなと無理矢理納得されてしまったり、
調律師さんプロなんでね、調律師さんが言うんやったらって引っ込んでしまわれたことがあったんですよね。
なので今回ねちょっと伺ってお話を聞いたんですけども、これはねちょっと詳しいことはまだ言えないんですけども、
03:08
調律師のダメなところがいっぱいあるなぁというふうなことを感じる案件でした。
お客さんが本当にかわいそうだなぁと思ってしまったんですね。
今回の話はちょっとまだ現在進行形の話なんですけども、実は2年ほど前にも同じようなセカンドオピニオンがありまして、
これは知り合いの方から声をかけていただいて伺った案件なんですけども、ある方、あるお客様のそのピアノ、グランドピアノなんですけどもね、
お父様、その方のお父様がその方のお母様に、結婚してからだと思うんですけども、プレゼントされた大切な大切なピアノです。
普通のご家庭に置くにはちょっと大きめのグランドピアノなんですけども、その娘さんはピアノ大好きで、お子さんもピアノが大好きで、
プレゼントされたお父様からすると、お孫さんまでずっと大切に使えてきた本当に大事なピアノだったんですね。
調理室も定期的にされてきたんですけども、その来られた調理室さんが変わったのかな?変わられて1年とか2年とか経った時に、
これちょっと古いからオーバーホールした方がいいですよという風に提案をされたそうです。 古いのは事実なんで、まあはいはいということで見積もりを取ったところですね。
なんと700万円!なんと700万円!えーってなってね、ちょっとこれはおかしいんじゃないかということで僕のところに話が来たんですね。
実際に見させてもらって、確かに古いピアノなんで痛みはもちろんあるんですけども、そのオーバーホールの見積もりも見させてもらったんですけども、
なんでそんなにお金かかるのかなって思ってみると、ピアノをですね、浜松の工場に運んで中身全部外して弦貼り替えて外の塗装まで全部して返すというような内容で、
まあもちろんそれぐらいあったらねそれぐらいお金かかるだろうなぁとは思うんですけども、そんなにしなくてもいいんじゃないですかっていう話になりまして、
結局ですね、その方のピアノは僕が修理をさせていただいたんですけども、2日ほど通わせてもらってピアノの中身をびっちり見させていただいて、今は本当に機嫌よく弾いていただいているピアノになりました。
まあそれはね、全塗装とかすると本当にピカピカになって新品みたいになるんですけども、今そのお客様にとってそれが必要かどうかって正直ね、まあ不要だと思うんですよね。
700万出したらいいピアノ買えますもんね。だから大事なピアノやからこそオーバーホールっていうのはわからんでもないんですけども、ちょっとこの提案はどうやったんかなというふうに思います。
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実際ね、残念ながらその方ではなくて僕がさせてもらうことになりましたし、やっぱりちょっと提案の仕方が混ざったかなと思うんですよね。
僕らやっぱ調律師ってたくさんのピアノ見るじゃないですか。もう昨日のお客様もそうなんですけども、たくさんのピアノを見るのでたくさんの中の1台ってなっちゃうんですけども、お客様にとってはやっぱり1台のうちの1台なんですよね。
お客さん1台しか持ってないですからね。それをその大事な大事なピアノを触らせてもらっている我々の感覚をちょっとね、あのなんとかせなあかんなぁと思ったんです。
なんかこう意識改革というかね、なんかこうあかんなぁと思ったわけなんですよね。
だからまあ今回のお話はちょっとね、まだ本当に先ほど言いました通り現在進行形なんでどうなるかわかんないんですけども、やっぱそのセカンドオピニオンとして声を上げていただくってまあ勇気はいると思うんですけども全然いいと思うんですよ。
あの持っていらっしゃる方ユーザーさんがいいのが一番いいので、その方はやっぱり声を上げていただいて正解だと思います。
まあなんというかね、やっぱそのピアノへの愛情の形かなと思うんですよね。車とかでもそうじゃないですか。やっぱりすごい愛車っていうぐらい車大臣される方いらっしゃいますよね。
だからそういう方ってやっぱりいろんな車検とかも多分されるんだと思うんです。
あっこの車検場イマイチやったみたいな。あるんじゃないですかね。僕ちょっと車のことは全然わからへんからあれやけど、やっぱそのピアノのあのセカンドオピニオン的なものっていうのは
もっともっといろんな方がされてもいいんじゃないかなと思います。
というかそのピアノを大切に思われている方だったらそうやってやるのは自然な選択だと思うんですよね。
ピアノを触るのは確かに調律師なんですけども、調律師はあくまでもピアノとユーザーさんの間に入っているだけの存在であって、調律師のプライドとか全く関係ないですからね。
やっぱり控えている方が一番気持ちよく触っていただける、弾いていただける、ずっとお家に置いていただける、そういうふうなことを意識してやっぱり僕らも取り組みたいなと思いますし、
使えている方ももっともっと気軽にね、いろんな調律師に声をかけられるような環境づくりっていうのもされてもいいんじゃないかなというふうに思います。
今回の件に関しては本当にね、我が身を本当に振り返らせていただいた案件でした。話しできるタイミングがくればもっともっと詳しくお話をしたいなと思いますが、
ちょっと本当にお客さんがかわいそうやなぁと思った案件なんで、その調律師さん、前にやってましたね、調律師さんとかそこの会社の方と一度相談しますみたいな話になったんでね、
頑張ってくださいっていう話で昨日は終わったんですけども、うまく話がまとまれれば一番いいかなと思います。 まあまとまらなかったら僕もね何かしらお力になれるかなと思ってるんですけども、
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まあまあまあ、うちが調律したいとか修理したいとかそういうわけではなくて、やっぱりお客さんが一番気持ちよく弾いていただける環境づくりをするっていうのが我々の仕事なわけで、
そこをやっぱり踏み違えたらあかんなぁというふうなことを感じた昨日の出来事でした。
なのでピアノ弾かれている方はね、今の調律師の人とか今の調律がちょっとでも思うんであれば、何かの姿勢をたどってもいいと思いますし、
ピアノの先生に相談してもいいと思いますし、他の調律師の人に一度見てもらうぐらいでは全然いいと思うんでね、
いろんなアドバイスをもらえるようなそういう環境づくりっていうのも意識されてもいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、というわけで今日はねセカンドオピニオン、ピアノのセカンドオピニオンというお話をさせていただきました。
まあ何かのね参考になれば幸いです。
はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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その際にモーニングノート聞いたよと書いていただけるとテンション上がりますので是非是非よろしくお願い致します。
はい今日は6月2日月曜日6月の最初の日ですね。
でうちの会社で言いますと実は6月からスタートなんで今日が本当に木の初日ということになります。
はいしっかり働いてねまた1年頑張っていかなあかんなあというような話を今日たまたまスタッフミーティングなんでねこれから話ししていこうかなと思っています。
皆さんも6月最初の多分ね出勤日だと思いますのでいい1日にしていただければと思います。
ではでは今日もいい1日お過ごしくださいませ。いってらっしゃい。
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