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おすおす、おはようございます。
こんにちは、こんばんは。
こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
2月4日、火曜日の夜に収録をしております。
いかがお過ごしでしょうか。
昨日、コラボライブ来てくださって、ありがとうございました。
野菜大好き、野菜農家さんとの語り、楽しんでいただけましたでしょうか。
夜も一本、いつものように収録をしたかったのですが、
ちょっともおちゃん、くたびれちゃった。
と言いますのも、ひな祭りの準備をさせていただいていたからなんですね。
僕の町では、昔から、町をあげてひな祭りをする、という習慣があったんだそうです。
でも、新型コロナウイルス、あれがあってですね、さまざまなものがなくなりました。
人によっては、不要なものはすべてコロナでリセットされるんだ、なんて言ったりしますよね。
例えばさ、飲み会とかね、そういうものとか、
あと、出勤の時間、これもオンラインになってなくなって、
不要なものはどんどんなくなっていくことができたんだって、そうおっしゃる方もおります。
ただ、ひな祭りのような伝統的な行事がなくなってしまうっていうのは、なんだか寂しいような気もするんですよね。
もちろん人によっては、そんなの何の意味があるのって、時代に合わないよって言ってしまうかもしれませんけれども、
僕は昨日、町中のひな人形を5セット、5箇所に設置をさせていただいてきたんですね。
もう家では飾らなくなったよっていう、そういうひな人形たちを町が寄付を募って、
そしてこの節分が終わってからひな祭りまでの10期間、町の職員たちが商店街の人たちと協力をして、
いたるところに飾り立てて、そして皆さんがそれを見て、「ああ、ひな祭りだね。」って和んでいただく、そんな機会を持つんですね。
昨日すごく嬉しかったのは、飾り立ててすぐ地域のおばあちゃんたちがそこに座って、コーヒーやお茶を召し上がって、
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「ああ、立派なひな祭り、ひな人形だね。上等、上等。」って言ってくださった、喜んでくださったのがすごく嬉しかったです。
いやあ、いい仕事だったなあと思ったんですが、ちょっとね、ゴセットはなかなか僕も経験がないことだったから、ちょっと大変でした。
こうやってひな人形っていうのはさ、自分から子供へ、子供から孫へ引き継いでいって、そこのものに宿っていく思いっていうのがさ、どんどん濃く深まっていくんですよね。
だから、このひな祭りっていう行事がなくなってしまうと、ちょっと寂しいなって思う。そんな胸の奥、もーちゃんの思いでした。
はい、さて本日ですね、僕は研修に行かせていただきました。その研修とは、どうやって自分の仕事を作っていくのか、そんなテーマの研修だったんです。
いやあ、行ってよかったなあって思いました。僕は今、高知県に東京から移住をしてきて3年目、もう3年目が終わろうとしています。そして4年目になると、今やっている仕事の任期が終わり、一人立ちしなくてはならない。
でも、もうちゃん進路どうしようかなあって思っているところでもあるんです。だからこそ、どんなお仕事があるのか、そして先輩たちは何を考え、そしてどんなお仕事を立ち上げていったのか、これ聞きたかったんですね。
今日はね、そんな研修に行ってきたよっていうところから、なんていうか人生を見つめる時間かなあ、そんな放送ができたらいいなって思います。ということで始めていきましょう。
この番組は、自然の中で育ち、自然の色の卵があることを知ってほしい。静岡県から幸せなニワトリの卵を届ける、お山の農園ホームビルさんの応援をしております。
ホームビルさん、いつもありがとうございます。このホームビルさんこそ、仕事を自分の位置から作った人なんです。そんなホームビルさんの卵はもうめちゃくちゃ味わい深いものです。
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僕はこの世界で一つだけ苦手な食べ物があります。それは卵なんです。でもホームビルさんの卵はいただくことができたんです。ホームビルさんの卵は一人一人本当に届いてほしいと思えるようなもので、一羽一羽のニワトリのことをとても大切にされているんですね。
そこに僕はもうグッと共感しました。僕は日用品、シャンプーとかさ、リンスとかさ、体を洗うものとかそういうものは動物実験をしていないものを選んでいます。僕も動物が大好きなんですね。
そして自分の家にも動物がいるし、自分の家の周りにも動物がいっぱいいます。そんな動物たち、自分の好きな動物たちが傷ついているのは嫌だなって思ってね、動物実験をしていない商品っていうのを選んでいます。
さて、そんな僕がめちゃくちゃ推すホームビルさんの農園で育ったニワトリの卵、本当にね、絶品ですよ。
僕思うのがね、今まで卵はスーパーで何の種類でもいいからとにかく安いものを買っていましたという人がもしいらっしゃったとしたら、一度でいいからホームビルさんの農場の卵を召し上がっていただきたい。
本当に。まずね、黄身の色が違う。そして卵の作りも違う。味わいも、それから舌触りっていうんでしょうかね、口の中で広がる滑らかさっていうのも全然違いますね。
ぜひホームビルさんの農園の卵召し上がってください。番組の概要欄にリンク貼っておきます。
はい、ホームビルさんがこうやってさ、自分の生き方っていうのを貫いているのは素敵だなって思うんですよ。
今日僕が研修に行った先では3名の講師の方がいらっしゃいました。
その3名ともがこの僕が住む高知県にて自分自身で事業を立ち上げて、そして独り立ちしている方々だったんですね。
1人は宿を経営されている方です。僕はこの方に憧れてこの高知県に来ました。
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もーちゃんもいつか宿をやりたいと思っています。
そして2人目。2人目はですね、スモークナッツ。これはナッツを燻製にして、おやつ、ちょっとビールとかが合うようなおやつにして売っている方なんですが、
とにかくこのナッツを燻製にする、ただそれだけ、ただそれだけをとにかくやり続けて、そして探求し続けて、味を尖らせて、尖らせて、尖らせて、それが今や全国展開しています。
日本一美味しいナッツ、美味しい燻製ナッツを作るんだという気概でやられているということでした。
そして最後の1人。マルチワーカーという枠で今日は来てくださっておりました。
このマルチワーカーの方、僕はですね、もう衝撃を受けたんです。この方が考えているのは何なのか。見ている世界は何なのか。
1人1人のですね、このお3方のお話を聞いた後、それぞれもっと話を聞きたいよという、そんなゲストスピーカーのところへ行ってお話を伺うチャンスがあったんです。
僕は迷わずこのマルチワーカーの先生のところへ行きました。
このマルチワーカーの先生はどんなお仕事をされているのかと言いますと、まずお掃除屋さんをやっているということでした。
その方は全職清掃業をしていたということで、その経験を生かしてこの高知県でもお掃除屋さんをすることから始めたんだそうです。
やっているうちに今度、ひょんなことから郵便局の局長さんを務めるようになります。
これは簡易郵便局というもので、個人が受け負うことができる郵便局なんです。
そして3つ目、3つ目にですね、やっているのは居酒屋のアルバイト。
すごいよね、経理のお手伝いをしていますとおっしゃっていました。
そして4つ目に、高校の数学の学習支援員。
放課後にこれわからないよという子どもたちを教えてあげる、そんなお仕事もされている。
そして5つ目に、子ども食堂。
食の貧困と言ってですね、なかなか子どもが十分にご飯を食べることができないという状況が実は日本にはありまして、
子ども食堂では一食100円とか200円でご飯を食べられるよと、そういうものだったんです。
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今挙げた5つの他にも、他にもやられているらしいんですけれども、この5つ、なんか全然脈絡がないと思いませんか?
繋がりがないですよね。そうなんです、繋がり全然ないんですよね。
マルチワーカーと言ったら、何か自分がやりたいと思うものが1つあって、
例えばですね、僕なんかで言ったら、自然というものをキーワードにして、自然関係の仕事を他に5つ持つということだったら、なんかわかる気がします。
でも、学習支援であったり、それから郵便局の局長さんであったり、お掃除だったり、居酒屋のアルバイトだったり、子ども食堂だったり、
一体何がこの人にとっての共通になるキーワードなのか、全然わかりません。
これは、なんでこんなキャリアになったんですかって、誰もが聞きたかったと思います。
でも、もーちゃん、それを代表して聞こうと思ったんですが、この質問をしませんでした。
ちょっとこれ余談なんですが、もし相手にとって深めていく質問であるならば、「なぜ?」っていう質問は有効だと思います。
それは、例えば、本当にその仕事やりたいの?
例えば、料理屋さんやりたいです。お料理屋さんやりたいです。
え?お料理やりたいの?なんで?え?だって美味しいものが好きだから。え?なんで好きなの?
だって美味しいものを食べてると幸せになるじゃん。え?なんで?みたいな感じで、なぜ?なぜ?なぜ?っていう質問を畳みかけるようにして聞いていくと、自分の中の思っていることの解像度が上がるなんていうことがあるじゃないですか。
よくコーチングとかカウンセリングでも使われる質問ですよね。
僕はコーチングのセッションさせていただくときには、このなぜ?っていうのは使わないですけどね。使わないようにしてますけど。
でも、それは僕のこだわりですね。
僕、逆にですね、今回そのゲストスピーカーの方に、なんでそんなキャリアなんですかっていうこと、やっぱりなぜですかってことを聞いてしまいたいんだけど、
それって相手の解像度を上げるためじゃないじゃないですか。そうじゃなくって、僕たちが学ばせてほしいから聞くんでしょ。
そんなときに、なぜ?っていう質問ってすごく浅はかな質問だろうなって僕は思うんですよ。
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っていうのは、なんで?なんで?なんで?っていうのは子供だって聞く質問なわけです。
なんで空は青いの?なんで海は青いの?なんで雲はあんなにふわふわしてるの?
よく子供聞きますよね。なんで?なんで?って、それって答えを求めているからなんです。
答えを求めるっていうのは、自分の頭で考えないし、自分の心に聞かないってことなんですよね。
だから僕は今回そのゲストスピーカーから学ばせていただきたかったので、なんで?という質問はしませんでした。
代わりにした質問はこれでした。
もし今の仕事に加えて新しく仕事を受けようとしたら何をしますか?ってそんな質問をさせていただきました。
その答えを持って僕たちが、そうかって、そのいただいた答えをじっくりと心の中で眺めてもんでもんでほぐしながら自分の中で解釈をしていく。
きっとこの方は、この先生はこんな世界観を持っているんだろうなということをそこから紐解いていくのは
僕たちの解釈側の仕事だと思うんです。
だからあえてこういう質問を投げかけさせていただきました。
そしたらですね、その先生何とおっしゃったかというとですね、もうね、主欲の言葉がつむがれました。
私は掃除が嫌いなんです。
え、掃除の仕事やってんじゃん、なんで?
私は掃除が好きじゃないんです。
私は私ができる範囲でただ人の役に立っているだけなんです。
えー、何かやりたいことがあるわけでもないんです。
ただ誰かの役に立てればいいんです。
そう言い切るんですね。
もちろん自分でやれない範囲のこともあります。
そんな時には誰かを頼って誰かを雇います、なんていう話をされるんですね。
人を雇っているとどうも割に合わない、自分の取り分が少なくなってしまって割に合わない現場もいっぱいあります。
でも1ヶ月を通して長尻が合えばそれでいいんです。
人に依頼をさせていただく時には相場を考えるのではなく、その仕事を自分がやったとしたらこれくらいは欲しいなって思う金額をお渡ししています。
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もうね、その方から出てくる言葉の全てがお金という価値観を超えちゃってるんですよね。
その方は多分お一人見なんだと思うんですが、月に20万円あればいいんだよ、その20万円をどうやって得ていくかということでいいんだよっておっしゃいました。
他のスピーカーの方、一般的に考えるとせっかく事業を立ち上げたんだから大きく稼ぎたいっていう思いが先行すると思うんですよね。
でもその方はそうじゃなかった。ただここも言ってました。
未然に起きるようなことはしません。それは自分ができるものから超えてしまっているからなんです。
そうじゃないものに関してはできる限りできる方向を考えますっておっしゃっていました。
いやー、これはもう染み入りましたね。
ここからですよ、ここまではその方の考え方なんです。
ここからもうちゃんたちが何を感じるのかということです。
まずこのマルチワークという生き方はあるのかないのかっていうことなんですが、
僕たちは小さい時から将来何になりたいっていう質問をごまんと受けてきたように思います。
僕自身も子供たちに対してついつい聞いてしまいたくなります。
それはもちろんその子の将来が楽しみだっていうこともあるんですけども、
胸の中には社会のことを教えてあげたいなっていう老婆心にも似たような気持ちが湧いている自分に感じるんですよね。
で、君は何になりたいんだいって聞いた時に期待している答えが2つあります。
一つはその答えは今この世の中にある職業だよねっていうことです。
そしてもう一つは一つだよねってことです。
つまりですね、今この世の中にない仕事についてのことを聞いているわけではない。
それが出てきてしまったらそんな甘いもんじゃないよって言いたくなっちゃう。
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そして2つ以上の仕事が出てきたら、例えばね、ケーキ屋さんをやりながらお絵かきをする画家になりたいのみたいなこと言ったら2つはできないよって言ったりします。
宇宙飛行士をやりながらお料理屋さんをやりたい、それは無理だよって言ったりしちゃいます。
平気で言ったりしちゃいますよね。
でもマルチワークという生き方があるんだっていうことなんですよね。
そしてそれはふと巡ってくるものもあって、ふと生まれてくる仕事もあって、まだこの世の中にはない仕事もあるんだよっていうことです。
まあそんなことを思いましたね。
だからモーちゃんはもうね、それに気づいた時から子供に将来の夢を聞くことはやめました。
代わりに今何が好きなのって、今何に宇宙なのって聞くようにしています。
まあこれは良いんですよ。
ただそのお金を超えた価値観を持って大きく稼ぐっていうことよりも、なんか小さな小さな仕事をいくつもいくつも重ねていって、
まあそれでその先に自分が最低限欲しいよねという収入を得るだったりする、その世界の先には何があるのかな、
その世界の奥には何があるのかな、その先生のお話の終わった後、沈黙に耳を澄ませてみたんです。
モーちゃんが聞こえたのは、モーちゃんがその沈黙の中から拾い上げたのは、これです。
平和ですね、平和、心の平和です。
平和っていうのは、なんか言い方を変えると、薙ですかね、風が吹いていない、まあそよ風ぐらいまでだったら良しとしましょうか。
でも、なんか静かな、そんな世界が広がっているように思いました。
自分の心の中が草原で、どこまで行っても草っぱらで、見渡しも良くて晴れ間もさしていて、空が広くって、
そこを時よりさらっと風が撫でていく、そんな世界がその先生の感じているところには広がっているんじゃないかなって思ったんです。
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やっぱりお金は追い求めようとすると、いくらでも追い求めることができます。
そうすると、ああ今日はこんな大きな仕事をしたら、みたいな感じで目標を達成した自分がすごく気持ちよくなる、そんな瞬間があるように思うんです。
その先生は、大きな仕事でなくていい、小さな小さな、自分で手に負える範囲の仕事でいい、でもそれを数多くこなしていく、お客さんのニーズに応えていくっていうことをしていました。
決して大きな大きな偉業を成し遂げるとかではないんですが、その先生が夜、家に帰ってきて、ふーっと座った時にどんな思いが駆け巡っているのかなって、
きっと今日もあの人が喜んでくれてよかった、掃除をして喜んでくれた人がいた、数学を教えてわかったって感動してくれる学生がいた、
たぶん一番最初に浮かんでくるのはお金のことではなく、今日会った人の笑顔だった、そんな風に思いました。
それはどうやったらそこにたどり着くことができるのかって言ったら、まあ自分の心の中に平和を持つ、静けさを持つということではないでしょうか。
そこから本当の平和は始まっていくんでしょうね。
自分の心の中に欲深な自分がいなくて、ただ静かな風が吹いていれば、今度は自分と誰かとの間に静かな風を吹かせることができる。
自分と誰かの間に静かな風が吹くと、自分の所属しているチーム、チームとチームの間、人々と人々の間に爽やかなそして静かな風がまた吹いていく。
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だから世界の平和っていうのは、いつもいつだって自分の心の中の静かな風を感じるところから始まるのかなって思いました。
今日僕はその先生の働き方、仕事の広げ方、深め方からそんな世界を味わうことができました。
いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していっていただけたら嬉しいです。
今日はこのマルチワークの先生から僕はいただきました。
他にも参加者がいっぱいいて、さまざまにさまざまなことを感じたと思うんです。
マルチワークをしてどうやっていい稼ぎを得ていくのかっていうことが気になっていた人もいらっしゃったと思います。
僕がたどり着いた答えは今日はこれ。
もし、もしもです。月に20万円でいいっていう目標を自分の中で立てたとしたら、
もし仮に100万円仕事がこうやって入ってきたとしたら、おそらく5人のチームを作って1人20万円ずつでやっていくんじゃないかなって。
1人の取り分というものは決して多くないし、僕1人でやれば100万円だったかもしれないけれど、
20万円という金額で得るものは仲間との喜びだったり、笑顔だったり、仲間とお客さんとのつながりだったり、
こういうところに踏み切れるかどうか、こういう決断をできるかどうか、
これできっと僕の心の中にも静かな風が吹き渡っていくのかなって思いました。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
お時間が来たので今日はこの辺で。
お相手はこだまこまちプロジェクトのもーちゃんでございました。
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またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
あなたとあなたの大切な人に森の青蓮の子学校が訪れますように。