00:04
聞こえますか?
はい、こんばんは。
こんばんは、ありがとうございます。
ありがとうございます。
21時になりましたので、始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
お願いします。
まず、今日の企画の紹介なんですが、
はい。
今、参加してくださっている
ヒカさんの
コミュニティの
木の名刺コミュニティというところで
1ヶ月に1人
選んで、その方を応援しよう!
しまくろう!ということでですね、
今回、モギマコさんが
選ばれたんですよね。
そうです。というかね、選ばれたどころか
私が手を挙げて
私を応援してくださーい!ってね
言いました。
手を挙げて
くださったんですね。それで
巡り会えたんですね。ありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます。
モギマコさん、手を挙げたっていうのは
どんな
きっかけとか、経緯があったのか
教えていただけますか?
えーとですね、
2つ理由がありまして、
1つはね、単純に
応援してもらいたいなと思ったんですよ。
はい。
これは多分
この後、いろいろお話すると思うんですけれども
でね、
もう1個の理由が
えっとね
大丈夫ですか?聞こえます?
よかった。
1つ理由がね、えっと
木の名刺コミュニティの最初の
企画なんですよね。
それで、それをね
なんとかしてね、成功させたいなと思って
これでヒカさんが
募集しまーすって言って
誰も来なかったら
寂しいじゃん。
だから、とりあえず
踏み台というか
叩き台としてね、私が
1回上がらせてもらって
それでね、
それを、私の応援のあれを
叩き台にして
この後で続く皆さんを
うまく応援できるような感じになったら
いいなぁと思って
手を挙げさせていただきました。
なるほど。
すごい。
てことは、もぎまこさんも
もぎまこさんも
ヒカさんの応援をしたいと思って
名乗り上げてくださったんですね。
もちろんですよ。
ヒカさん応援してまーす。
めっちゃ応援してます。
ヒカさんのラジオ、最高に嬉しいんですよね。
そうですよね。
僕もですね、実は
もぎまこさんの
ラジオを聞いたのがですね
実家に
神奈川県の実家に帰ってたときが
最初あったんですね。
あー、そうでしたっけか。
なんかあれでしたよね。
ライブに来ていただいたんでしたっけ?
そうなんですよ。
植木荒らしのカニって思って。
その時にですね、ちょうど僕その
庭木の手入れをしてほしい
というのを実家の母に
言われたところがあって
03:00
あーそうなんですか。
じゃあなんか一人じゃ心細いから植木屋さんの
ラジオつけようっていうところから始まったんですよ。
あ、そうなんですね。
それが素晴らしいですね。
出会いだなと思いました。
はい。
そんな感じでですね、ちょっとゆるっと
始めていってしまったんですけども
まずですね、もぎまこさん、もしよろしければ
自己紹介というか
どんなお仕事をされているのかとか
ぜひ教えていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
もぎまこと申します。
私はですね、横浜で
35年植木屋をやっています。
で、植木屋はですね
大学3年生の時に
今勤めている植木屋に
バイトで入って
そのまま大学卒業して
就職をその植木屋にして
それからずっとですね
30年以上同じ植木屋で
植木の仕事を
させてもらっています。
そしてですね
私が入っている植木屋の会社
っていうのは
個人のお客さんの庭だけをやってるんですね。
例外的に
幼稚園とか保育園とか
お寺さんとかあるんですけど
街路樹とか
あと高速道路の
中央分離帯とか
ところは全然やってないんですよ。
なんで?
個人のお客さんを相手にしている
街の植木屋さんですね。
かっこいい!
しかもこの道
35年ですよね。
そうなんですよね。
庭木のお世話35年
僕は庭に憧れて35年なんですけど
モウちゃんが実は37歳で
僕が生まれて
間もなく一所から
ずっとこの木と
共に生きてきた方なんだな
と思ったらですね
何か途方もない時間を感じてしまいまして
言うなればね
57歳のび盛りって感じですかね。
人生の先輩でもあり
木の先輩でもあるという
モギマコさんでございますが
ありがとうございます。
僕モギマコさんのラジオを
昨日もずっと聞きながら
自分の庭の畑の手入れを
してました。
そうなんですね。
昨日面白かったのがですね
屋上庭園の話が
めちゃくちゃ面白くて
モギマコさんは個人のお庭も
されているということだったんですけど
屋上庭園とか
そういうところも手掛けていらっしゃるんですよね。
そうなんです。
個人のお庭でも
屋上庭園って結構あるんですよ。
作る方いらっしゃって。
結構手掛けてますね。
屋上庭園は。
個人で屋上庭園ってあるんだよ。
ありますあります。
そうなんですね。
いろんな条件
クリアしなきゃいけないんですけど
06:00
意外と屋上庭園できるもんなんですよ。
ぜひ聞いてください。
これ三部作になってるんですよね。
一回で喋りきれなくてね。
なんせね。
おしゃべりおじさんなもんでね。
どんどん喋っちゃうんでね。
一回で喋りきれませんでした。
いやいやいや。
めっちゃ面白いんですよ。
ぜひ聞いてみてください。
ありがとうございます。
僕ね、モギマコさんに聞きたいこと
いっぱいあるんですよ。
どんどん聞いてください。
どんどん聞いてください。
何でも答えます。
まずですね、一番大事なことは
モギマコさんが
噛まずに言えたら
褒めてください。
オーガニックパーソナル庭トレーナー
あってますか?
あってますあってます。
素晴らしい。ありがとうございます。
一回やっちゃった。
オーガニックパーソナル庭トレーナー
お仕事もされている。
モギマコさんがそういうことですよね?
そうですそうです。
一体どんなお仕事なのか
ぜひ紹介していただけたらなと
思うんですけれども。
ありがとうございました。
このオーガニックパーソナル庭トレーナー
っていうのは
要するに筋トレとかの時に
パーソナルトレーナーっていう人が
ついたりしますよね。
その人に合った筋トレを
教えてくれたり
作ってくれたりするわけなんですけど
それのね、お庭版ですね。
なに?
お庭版で
パーソナルがあるということですね。
なので
お客さんのお庭に私が行って
お客さんと一緒に
お客さんの
理想の庭を作るっていうのを
パーソナルで
トレーニングするっていうのが
パーソナル庭トレーナーなんですね。
さらにそこに
オーガニックっていうのが
付くんですけれども
これはね、庭を作ったり
管理する時に
オーガニックの手法を使って
やりませんかっていう
提案なんですよね。
オーガニックとオーガニックじゃない
手法があるっていうことなんですか?
というかね、普通の
植木屋ってほぼほぼオーガニックでは
ないですね。
ほぼほぼそうですね。
なぜなら効率とか
コスパとかいろいろ考えると
オーガニックだとね
やってられないんですよ、本当に。
なるほど、なるほど。
たぶん農業とかも
一緒だと思うんですけれども
やっぱりね、オーガニックでやると
農薬まかなかったり、化学肥料
使わなかったりすると
全部ね、手でやったり
自然のものでやったりっていうので
効果が
あまり出なかったりとか
それだけ手間がかかって
値段が上がっちゃったりっていうので
なかなかね
競争力がないというか
コスパが悪いというか
のがあるので
09:00
オーガニックってなかなかね
浸透しないんじゃないかな
と思ってるんですけど
そこをね、あえて
オーガニック使ったらいいんじゃないかな
と思って私はそうやって
オーガニックパーソナル庭トレーナー
と言っております。
なるほど
オーガニックということは
自然的な配慮が
なされてるっていうことですよね
そうですね
オーガニックもいろんな定義が
あると思うんですけれども
私がね、勉強している
オーガニックガーデン協会
っていう
協会があるんですけど
そこでのオーガニックの定義
っていうのが
3つあります。
3つある、はいはい
1つ目は
庭に多様性を
入れましょうっていうことですね
お庭の中で多様性を育みましょう
っていうのが1つですね
庭に多様性、はい
それから2つ目が
ですね
外からの
ものをなるべく入れるのを
やめましょうっていうことですね
地産地相じゃない
ですけれども
取れたもので
庭の中を回していく
持続可能にしていく
みたいな感じですね
3番目は
なるべく
土地のものを使いましょう
そうですね
例えば
外国の品種の植木を
植えたりとか
そういうことをしないで
しかもその地方のものを
使いませんかっていう提案ですね
なるほど
この3つの柱が
うちらの言っているオーガニック
っていう手法になります
1つ目が
庭に多様性を持たせましょう
2つ目が
外からのものを入れない
3つ目が
土地のものを使う
もしこれができたら
あんまり新しく
資材を買って
こなきゃいけないとか
新しいものを取り入れなきゃいけない
お金をかけなくても
できそうな感じが
するんですけどそんな感じ
メリットもありますか
当然ね
庭の中でできれば完結するように
外から足さないので
そこのものだけを使うとなると
買う必要が
なくなってきますよね
はい
経済的にもいいとは思うのですが
逆に
手間はかかります
手間はかかるんですね
便利なものを入れない代わりに
自分がいっぱい動かなきゃ
ダメなんですよね
そうかそうか
そこで思うのは
やっぱり手間がかかろうとも
庭を
手入れをするっていうことの楽しみ
っていうものは味わう時間が
12:00
増えるということですね
素晴らしいその通りですよね
そう
森本さんちょっと
ハウリングをするかもしれないんですけど
なんかちょっと思ったりしますか
私の方が問題ですか
どうしたらいいですかね
えっと
Wi-Fi切る
今は大丈夫ですね
今は大丈夫たまに
ピーピーって言いますもんね
こっちもしてるのか分かりました
ちょっと気をつけながら
Wi-Fi切ってみたけどどうだろうか
分かんないね
今のところ大丈夫そうですね
ありがとうございます
できなかったらまた
連絡取り合いましょう
そうかそうか
やっぱり僕もぎまこさんの
ラジオを聞いていて
もぎまこさんの植木屋さんの
その仕事についての
愚痴がないんですよ全くない
あー
そうですね
すごく楽しい仕事なんだなっていうのを
めっちゃ感じるんですね
はいはい
皆さん誰でも
植木屋さんになることができる
ということなので
植木屋さんの仕事の魅力なんかも
聞いちゃってもいいですか
あーありがとうございます
あのね僕
35年やってるって言いましたけど
あのね一度もね
嫌だって思ったことないんですよ
一度も?
一度もないですね
えーとね毎日ね
楽しくてしょうがないんですよね
ただ
間違えちゃいけないのは
楽しいと楽は違うんですよ
同じ字を書くんですけど
楽も楽しいも
同じ字なんですけど
楽しんではいますが
楽はできないんですよね
はいはいはい
きつい時とか
苦しい時もあるんですけど
でもそれを
楽しみに変えるっていうか
楽しんじゃおうっていう精神は
あるので
えーとね
楽はしてないです
でも楽しんでます
そうかそうかそうか
同じ字だけど
楽しい方をやってます
はい
今日もぎまこさんがまさに
午後から雨が降るから
午前中のうちに
できる限り
作業を終わらしちゃおうみたいなことを
されてましたよね確かね
そうなのまさにその通りになりましたけれども
はい
きつい現場の方が燃え上がるみたいな
ははははは
おっしゃってましたもんね
そうですね
やっぱりどうせやるんだらね
忙しい方が面白いし
なんか条件が
きつくなればなるほど
職人って燃えるんですよ
はははははは
あーもやってやろう
こうもやってやろうって思うんでね
なんでもいいよだと
かえって気が抜けるっていうかね
15:00
はははははは
そんな感じですね
そうかそうかそうか
やっぱり
自らにもまたね
課題を課して
やっていくって
すごいなぁ職人の道って
すごいんだなぁっていうことを
思いました
もぎまこさんやっぱハツラツとお話されるじゃないですか
でもぎまこさんは
昼休みに
12時30分から
毎日ライブ配信
してくださってますよね
はい
その時にお休み時間だから
ちょっとあー疲れたとでも
なんかなりそうなものなのに
よくこんなにも
ライブ配信をしてしかもね
めっちゃ今楽しいんですよ
みたいなその現場の
模様を集計して
くださるんですよね
そうなんですよね
僕ね植木屋さんにすごくなんか
まあ興味を持った
というか
ありがたい
すごいいい仕事
僕がもし実家にいたらもぎまこさんの家を
どんどん叩いて弟子にしてください
働かせてくださいって
言いに行きたいぐらい
なんか僕本当にちょっと
感化されております
ありがとうございます
あのね私の一つの
目標がね
子供たちの将来
なりたい仕事100っていうのが
あのなんかね
どっかから出るんですよ統計が
統計というかランキングが
YouTuberとかそういうのが
そうそうそうサッカー選手とかね
Jリーガーとかプロ野球選手とか
多いんですけど
その中に植木屋を入れたいんですよ
おーいいですね
いいですね
だけど
知られなければ
候補にもならないじゃないですか
植木屋さんっていう仕事がある
っていうのがね子供たちに
知られないとダメなんで
だからね僕はね
自分の担当で
幼稚園とか保育園をね
15、6個回ってるんですよね
すごい
15、6個
行くたんびに子供たちにね
植木屋楽しいよってね
言いまくってるんですよ
森本さんは
園庭を回って砂場とかの
砂を補充したりもされてるんですよね
砂の補充もしますし
あと木も切りますし
あとあの卒園記念樹って
言って卒園生たちが
自分たちの記念樹をね
植えるののお手伝いをしたりしてますね
めっちゃ素敵な仕事ですねそれ
楽しいですよねやっぱ
これはね
それを生き生きとされている
その姿を見たら
子供たちもあの
もぎまこさんみたいになりたいって
なりますよね
だからね
絶対に例えば大人がね
つまんなそうに会社に
行ったりとか
あとなんていうのかな
18:00
上司の悪口をね
言ってるのを見て
子供がそれをああいう大人になりたいって
絶対思わないと思うんですよね
だから私はね
絶対に楽しく
ニッコニコ仕事してやろうと思って
そう
植木屋さんって楽しいんだなってね
思わせたいんですよね
はい
僕ね
実は小学校教員をしてたんですよ
以前
子供たちの
話を今してくださったんですけど
まさにその通りです
その子供たちはやっぱり生き生きしている
大人のことを
やっぱり憧れを持つんですよね
そうなんだ
言いたい子が多いですね
そうですよね
だって
youtuberになりたい子が多いってさ
youtubeやってる人って
みんな楽しそうにやってんじゃないですか
なんかつらそうに
愚痴を言いながらやる人いないですもんね
youtubeって
まさにその通りです
あとJリーグの選手とか
プロ野球の選手大谷翔平さんとかさ
みんなキラキラ輝いて
サッカーが好きだ
野球が好きだって感じが
ありますよね
だからみんな子供が
憧れるんだよなと思って
それのね
植木屋さん版ですよ
もう
植木屋さんが
植木屋さんって今子供たちになりたい職業ランキング
何番くらいなんですか
いやいやもう県外ですよね
そうか
植木屋があるという仕事があるんだよ
っていうことをやっぱり
皆さんに伝えていきたいものですよね
そうなんですよ
だからね
こうやってライブをしていただけるって
呼んでいただけるっていうのはね
めちゃくちゃ嬉しいんですよ
ありがたいです
本当にありがとうございます
先ほどのちょっと話に戻ってもいいでしょうか
はいお願いします
先ほどですね
オーガニックでやっていくことの意義
意味みたいなものをですね
教えていただき
たんですよね
俺は植木屋さん憧れますよって
スプーキーさん
嬉しいありがとうございます
ぜひぜひ
木に触ってください
もうそれだけでもね
愛着湧いちゃうんで
スプーキーさんは林業家さんなんですよね
確か
普段ね
木を触っていると思うんですけど
自分の
見る
プライベートのエリアにね
そういう場所もあって
自分でやれるっていうのはね
すごいやっぱり植木屋さんの
なんか醍醐味だなと思うんですけども
自然のことをやっぱり考えてやる
オーガニックの
手法ですね
これがすごく
モギマコさんと話が
相性というか
肩が似てるって思ったところなんですよ
ありがとうございます
21:00
僕今ね
自然再生師というお仕事を
ちょっとさせていただいてて
いいですよね
植木屋さんほど一本一本の木を
つぶさに見ているわけでは
まだまだないんですけども
僕はまだ修行中のみなんですが
そんな中でやっぱり木は
根っこでつながっているっていうことを
まず最初に僕は学んだんですね
えー
モギマコさんが
前の放送で
庭の木の
根っこを切らずに
冬越えをさせるっていうのが
ありましたよね
そうですね
それも聞いて
木は根っこでつながっているからさ
みたいな話があって
僕これめちゃくちゃ聞きたかったんですけど
その後どんな処置をして
皆さんに分かるようにお話していただきたいんですけど
どんな処置をされて
どのようになっていったのかな
っていう話をちょっと
聞かせていただいてもいいですか
はい
植木屋って伝統的にというか
昔から
冬越えっていってね
寒い時期の肥料をやるときに
木の周りを掘って
根っこを切るんですよね
切った根っこのところに
肥料を入れて
埋めとくんです
そうすると春になって
根っこが切断面から
新しい若い根が
パッて出るんですよね
その時にそこに肥料が埋まっていると
その肥料を
よく吸えるようになるので
植木屋は毎回根っこを
切っていくんですよ
根っこを切った方が吸いやすくなるってことですか
新しい根がそこから出るんで
その根が吸いやすくなるんですよね
なるほど
根が吸えないので
新しい根の方がよく吸ってくれるので
根の再生も
一緒に考えて
根を切っていたんですね
ところがですね
最近木は根っこで
コミュニケーションを取っていたり
あと菌類とくっついて
根っこ同士がくっついていたりして
情報や栄養のやり取りを
しているっていうのを
勉強したので
あれこれ根っこ切っちゃっていいのかな
ってすごい悩んだ挙句
私は今根っこを
切らない方向に
シフトしました
すげー
どうやってやっているのか
というとですね
一つは根を切らずに
根を避けて肥料を
埋めてます
それが一つですね
それからもう一個はね
おでえ退避って言って
おでえから取った
それを完熟させたものを
巻いてるんですけれども
それがね
細菌の塊なんですよ
おでえは細菌の塊
なぜかって言うと
木っていうのは
いきなりね
腐葉土だって言って
24:00
葉っぱから直接
栄養は取れないんですよね
腐葉土を
ダンゴムシとかミミズとか
そういう一時分解者が分解をして
その細かくなったのを
さらに細菌が分解して
養分まで
バラバラにしてくれたら
初めて木が据えるわけなんですよね
それを活用することが
できるようになるので
葉っぱがあっても
虫がいなかったり
細菌がいないと
木は利用できないわけですよ
その葉っぱの養分を
なので私はそれができるように
昆虫を巻くわけにはいかないので
細菌を巻いてます
おでえ大秘を巻いてます
おでえ大秘を巻くことで
それが可能になると
そうなんです
それはその後の経過っていうのは
どんな感じですか
はい
それでですね
これがよく効くんですよ
効いた!効いた!
あのね
笑っちゃうんですけど
おでえ大秘の細菌を巻くと
土が良くなってくれるんですよね
木にも
効くんだけれども
雑草にも効くんですよ
選択性じゃないんで
だからね
雑草もバンバン伸びましたね
別の手入れが必要になるっていう
お庭だと
どっちかって言ったら
木にもいいけど
土が良くなるっていうのが一番重要なので
それでは
目標は達成できたんじゃないかな
と思ってます
あー
はい
そうですか
ありがとう
ずっと聞きたくて
えー
今ね
スプーキーさんが質問が来ますので
質問を待っている間に
僕からも話させていただくと
来ましたねスプーキーさんがね
冬の水を吸わない時期に根を切るって
大丈夫なんですか
冬の水を吸わない時期に根を切るって
大丈夫なんですか
と質問が来ましたけども
ありがとうございます
あのね
冬に根を切る理由が
2つあって
1つはですね
木にとっては
落葉樹に関しては
寝てるんですよね
完全に寝てはいないんですけれども
急眠みたいな葉っぱを落として
冬の状態
活動量をグーッと落としているので
例えば木っても
まあ
なんつうんだろうな
偽人的に言えば痛くないですね
なぜなら
人間も手術する時って
麻酔を打って寝ますよね
寝てる間に
体を切るじゃないですか
でも痛くないですもんね
目が覚めたら終わってるよっていう感じに
したいので
冬の一番寒い時期
27:00
木が完全に葉っぱを落として
急眠状態になっている時に
根を切ります
痛くないんじゃないかなって
それからあともう1個は
全部を切るわけじゃないんですよね
大体木に対して
丸い360度のうちの
そこから3カ所
三角形な感じで
3カ所を選んで切っていくので
それを毎年
順番にずらしていくんですよね
そうすると何年かで
一周回って
木の根っこが
全体的に短くなる
新しい根にみんな更新される
みたいな感じなんですよね
なので
全部切っちゃったらさすがにまずいんですけど
3カ所だけ切っていくので
問題ないんですよね
負担をかけないように
しながらも
できるところはバツッとやっていく
それまでの伝統だったということです
もう1個ごめんなさいあって
その時期に肥料を入れるのは
肥料って
完熟してたりとか
ちゃんとしてればいいんですけど
ただの葉っぱを埋めたりしたりすると
二次発酵っていって
土の中でもう1回発酵しちゃうと
熱が出るんですよね
そうすると根が焼けて
発酵って言っても
大した熱じゃないですよ
あっちっちにはなるわけじゃないんだけど
やっぱりね
発熱してしまうと根がダメになっちゃうんですよね
そこに当たっていると
なので冬の間から
埋めておいて
春に向かって徐々に徐々に発酵が進んで
春になって根が出た時に
いい状態に肥料がなっているように
すごい寒い時期に
埋めてしまうんですよね
あーそういうことか
肥料の熟成時間を
取っているので
一番寒い時期にそういう
冬の肥料をあげます
スプーギーさんありがとうございます
なるほど勉強になります
ありがとうございますということで
いただきました
よかったです
皆さんも他にももぎまこさんに聞きたいこと
ありましたらどんどんどんどん
質問をしてください
僕は
スプーギーさんの質問を聞いて
あーって思ったんですよ
それインターネットとかの
記述を見る時にですね
これインターネットの記述なので
どこまで正しいのかっていうのは
職人さんにとっては
あれかもしれませんが
冬の時期って
もちろん
休眠をしているはずだと
僕も思ってたんですけど
その時ってやっぱり伸びないで
グッと耐える時間だから
その時に切るっていうのは
実はすごく負担なんです
みたいなことを
インターネットとかで
見たこともあるんですけど
そればかりとかってどうなんですかね
だから冬を越えてから
30:00
切るのがいいんだみたいなことを
聞いたこともあるんですけど
なるほどねそうか
私の考えで言うと
確かにね
切って冬の間じーっとね
なんていうのかな
来るべき春に向けてね
力を蓄えているとは思います
それをすごく感じますね
だけれども
春になって切ると
春っていうのが
一番芽吹きとか
お花を咲かせるのに必要なのが
水なんですよね
水の力で葉っぱをぎゅーっと
伸ばしたりとか
花を開かせたりしているので
その時に切ってしまうと
水が足らなくなるんじゃないかな
と私は思うんですよね
はい
なので
冬の間に切っておいて
春の芽吹きの時は
触らない方がいいんじゃないかなと
思ってます
なぜならこれはね
植木の材料屋さんって言って
植木油の木そのものを
苗を打ってくれる
ところの人が言うんですけど
春はね
掘り上げて
春に植るとね
葉っぱがみんなしおれてダメになっちゃうんだよ
って言うんですよ
一番ね水が必要で
広げたい時に
根を切ってしまうと
水が吸えなくて
葉っぱが展開できないので
だからね春はあんまり植りたくないんだよ
って言ってたので
私もそうなんじゃないかなと思ってます
ありがとうございます
はい
皆さんの植木人生の経験値ですよね
そうですね
インターネットとはちょっと
違うかもしれないんですけれども
私の植木屋の経験から言うと
やっぱり春より
冬に切った方がいいんじゃないかな
と思ってます
ありがとうございます
めちゃくちゃ今の僕にとっては禁言です
ありがとうございます
そういうことだったんだ
わかりました
僕も今の時期に
手入れをするっていうのが
いいのかなということですね
もっと寒くなったらいいかもしれない
っていうぐらいですね
そうですね
今の落葉樹の話だったんですけど
常緑樹も
似た感じですか
そうですね
常緑樹の方は
やっぱり冬でも葉っぱを付けているってことは
活動がね
してるので
細々ですけれども
落葉樹より活動しているので
あんまり大きく切らない方が
いいと思いますね
やっぱり痛みはあると思うので
はい
それは年中かけて
お世話をしていくっていうことが
求められると
そうですね
特に常緑樹を切るんであれば
気候がいい時
真冬と真夏は
やっぱりそこで
33:00
ドンと大きく切っちゃうと
ストレスが大きいので
春か秋
あまり気候が激しくない時に
切ってあげたほうがいいかもしれないですね
春とか秋に切るということですね
はい
すごい今の話で
だんだん面白くなっていって
植木屋さんになりたいっていう人が
増えてきたら嬉しいなと思うんですけど
ね
興味持ってもらえるとありがたいんですけどね
僕ね
次に
自身に対しての
ご質問なんですけど
はい
これすごいなと思ったの
植木屋の仕事自体って
歴史的には
かなり古くて
江戸時代とかからあるということを
モギンマコさんのラジオで聞いたんですけど
あってますか?
もっと前から植木屋っていうか
造園ですよね
それはもう本当に
いつなんだろうな
よく分かってないんだけど
もっともっと前ですね
千利休がお茶庭作ってますから
その前から
お坊さんがね
お寺に庭を作ってるんですよ
多分それが始まりですね
わかりました
そうですか
それぐらいのやっぱり長い
伝統があって
モギンマコさんも
その伝統を
最終受け継いで
お仕事されてきたと思うんですけど
さっきの話ですよ
根っこを
冬越えの時に切ると
いうことをやめる
っていうことの
アップデート感がすごいなと思いまして
そっか
柔軟さというか
自然と
生きていらっしゃる方なんだな
っていうことをすごい感じたんですよね
どこから
柔軟さというか
大らかさというでしょうかね
生きていらっしゃるのかなと思って
私毎日木を切ってるんですけど
やっぱり思うのは
植木屋ってね
ただね木の
成長とか
そういうのの
お手伝いをしてるだけだと思うんですよね
うんうん
やっぱり木って素晴らしくって
何にもしなくてもかっこいいんですよ
でもね
なんていうのかな
自然のまんまだと
庭に対して大きくなりすぎちゃうんで
庭のね
サイズに合わせて木を切らせてもらってる
だけなんで
元々の木の
ポテンシャルっていうかね
木の持ってる力っていうのが
すごすぎて
植木屋ごときがね
何もできないっていうかね
本当にちょっとお手伝いをさせてもらうぐらいなので
本当にあの
植木ファーストですよね
植木のために
植木屋はいるので
それはねやっぱり
36:00
ブレちゃいけないなと思ってやってますね
ちょっと答えになってるか
わかんないんですけれども
いえいえいえとんでもないです
そのやっぱりモギマコさんも
なんかよりも
自然のことをやっぱり一番に考えているというか
自然がこうして欲しいんだ
手がこうして欲しいんだ
っていうことを
やっぱり率先してやっていくと
今のモギマコさんの
スタイルになっていくと
いう感じでしょうかね
まあそうですね
そんなに大それたこと
言ってはいないんですが
なんかすごく
モギさんがすごく美化してくださるので
なんか照れくさいですけれども
いやー
すごいよ
本当に
モギマコさんのラジオ
このライブ配信するにあたって
すごい予告させていただいていて
たくさんモギマコさんの
話も聞いてきたんですけど
植木屋っていうのは
自然が動かないと動けないんだよ
っていう話を
してくださいました
この
言葉ってすごく重い言葉だと思うんですね
重いっていうのは
なんか深い言葉だと思うんです
深みのある言葉だと思うんですよね
そうですね
時計の時間で生きている
と
そうならないよね
っていうよりね
もうねどうしようもないんですよ
木がね茂ってくれないと
植木屋切るところが
ないですからね
お客さんも鬱陶しいって思って
なんか茂りすぎちゃったから
切ってっていう風になるんですけど
木がね葉っぱがないとね
全然鬱陶しくないんで
仕事の依頼が来ないんですよ
だからもうほんと季節労働者ですよ
モギマコさんの素敵なところは
仕事でしょうがないんだよって
言いつつも
それが自然のなんか
リズムに合ってるっていうことです
寄り添えてるってことが
すごい素敵だなと思いました
生き方として
スプーキーさんも普段から木を
倒すことばかりの仕事をしてるから
すげえかっこいいと思いますと
いただいておりますコメントを
ちょっと一個言っていいですか
僕ね
スプーキーさんがね
羨ましいんですよ実は
僕実はね大学がね
農学部でね
輪郭を勉強してたんですよ
で大学生になるときから
木こりになりたかったんです
それで大学に入ったんです
もうね
パリッパリ木こりになろうと思って
大学を選んで
輪郭やって
実習で木を切りまくってましたよ
そうか
大学時代は木を
木こりになるんだっていうことで
やってたんですね
ところがですね
ちょっとスプーキーさんのところで
39:00
言うのも難なんですけれども
僕ね木が大好きで
農学部入って輪郭入って
木を毎日毎日ね
触ったり切ったりできると思って
入ったんですけれども
植木屋のバイトを
大学3年のとき始めたときに
気が付いたんですけれども
木こりって
木を切り倒して
ちょっと言い方悪いですけど殺して
で売るんですよね
それが仕事なんですよね
でお金をいただくっていう仕事なんですけれども
植木屋はね木を
生かして
お金になるんですよ
そうするとね僕はね
好きな木を切っちゃって
まあ要するに切るって言っても
剪定じゃなくて伐採ですよね
下から切って殺しちゃって
お金を貰うんだったら
木を生かしてお金を貰った方が
嬉しいなーって思っちゃったんですよ
はいはいはい
それでね植木屋になったんです
あーそうかそうかそうかそうか
ごめんなさいねスプーキーさんが
実際にね木こりをされてる方に
こんなこと言って申し訳ないんですけれども
私はそういう風に感じちゃったんで
あの植木屋になりました
スプーキーさんも
そうそうそうなんですよ
すっげーわかりますって
ありがとうございます
なんか全然リスペクトは
めちゃくちゃしてますよ僕木こりになりたかったぐらいなんで
森に入って木を切るの楽しかったんでね
実は
僕もモウちゃんも
今高知県に住んでるんですけど
最初木こりになろうと思って
高知県に行ってます
そうなんですか
ちょっとね住む町が変わっちゃったので
木こりになるという道がなかったんですけれども
はい
そう今その町はですね
なんていうか
いろんな美人形の形があるということが
わかってるんですけど
なんかもう今手入れが全然なされてない
そんな山
人工林がバーッと植えられていて
それを
どこを抜けば
光が入って山が生かされるか
っていう
なんかすごい広い視点でも
考えているんだなということが
自分の中残ってて
そっかーと
木は倒してしまうけど
山が生かされるっていうこともあるのか
なんていうことも
なんかちょっと感じたところがあったので
スプーキーさんの仕事
僕もすごくリスペクトしてます
そう
私もね林業やりたかったのは
山を守りたかったからやりたかったんですよね
そうかそうかそうか
自然環境を守りたかったんで
じゃあ森を守ろうと思って
森を守るなら木こりだー
っていうね結構短絡的な考えで
木こりになろうと思って
言ってたんですよね
ただその
お金とか財産を取るために
やろうとすると
なかなかその山の
を守るということと
それから木を切り倒す
ということの
バランスってのは難しくなりがちなんだな
っていうことは
42:00
こちらの高知県に来て
旗から見ていてたんですけども
なんか感じたところがありましたね
なかなか難しいというか
ちょっと仕事としての
木こりさんっていうのは
なかなかね木を
山を守る両面を
うまくこう
バランスよくできるようになるのが
難しいんじゃないかなと思ってるんでね
ものすごい頑張ってもらいたいな
と思ってますね
本当にたくさんの
ジレンマじゃ無順
いろんなものの中で一生懸命頑張って
くださっている木こりさん
僕の住んでいる町には木こりさんが一人もいない
という山ばっかり
っていうところなので木こりさんの
存在も必要です
スプーキーさんが最近ツリークライミングを
勉強しててちょこちょこと
庭木や神社の木を
剪定する仕事を
やり始めてるんですね
素晴らしいですね
この神社の木なんていうの
めっちゃ憧れますね
神木とかね
切らしてもらえるなんて
いいじゃないですか
これってスプーキーさんへの
厚い信頼とかそういうことも
ないとできないですよね
きっとね
それが
すごい楽しくて
手入れをした木が元気に生きているのが
すごい楽しいですよねって書いてあります
いいですね
まさにもう植木屋さんですね
ありがとうございます
神木もこさんもう一段階
僕たちの植木屋レベルを
このラジオで上げていただきたいんですけども
ちょっと前にね
ゴスペルさんから
質問をいただいておりました
枝の剪定も冬が
いいのですか
北海道に住んでいて
冬は雪が降るので秋がいいですか
木によって
剪定の時期は違いますか
とのことですいかがでしょうか
まずね
一番下の木によって
剪定の時期違いますかっていうのは
違います
ベストなのは
例えばお花が咲く木であれば
花が終わった後
実が付くものであれば
実が終わった後が
ベストですね
なるほどそういうことになってるんですね
花が付くもとに実が付くので
やっぱ違うんですね
木を切るとか
なぜならざっくり言うとですね
お花って
お花の根の
お花の元ができるのって
大体6ヶ月前って言われてるんですよ
なので桜が
4月に咲くんであれば
10月ぐらい
前の年の10月には
桜の花の芽をね
始めてるんですよね木の枝で
はいはいはい
なので冬に切っちゃうと花が
どんどんどんどん切られてなくなっちゃうので
できれば10月前
でもそれでも心配なら
もうお花が散ったすぐ後なら
絶対に新しい花芽が
まだできていないので
切っちゃっていいと思うんですよね
45:00
確かに今木の枝とかを見てると
ちっちゃなちっちゃな芽が
できてますよねあれ
桃芽って読むんですか冬芽って読むんですか
冬芽ですね
できてますもんね次の
花を咲かせるための準備をしてるんだなぁ
あれが作られるのが半年前
ということですね
ざっくりですね木によってちょっと違うんですけれども
6ヶ月前を考えとけば
間違いなく
花芽は切らずに済むと思います
はいはいはいありがとうございます
ということなので
一概に
冬は雪が降るので秋がいいか
とかそういうことはないということですかね
木によって違うっていう意味では
そうなるんですが
私はね秋から冬に
かけて切るのがいいと思ってます
でちょっと私は
北海道の木を切ったことがないので
わからないんですけれども
雪が降る前の方がいいと思いますね
そしてなぜ
秋から冬がいいかっていうと
その切った木が
切った直後は
綺麗になりますよねさっぱりして
で枝も綺麗になって
それが翌年の春
芽が吹くまでの間
その綺麗な形が保てるんですよね
うんうん
なので10月に切れば
4月までの半年間綺麗な状態を
見ることができるんですよね
ところが春とかに切っちゃうと
夏までにどんどんどんどん伸びて
いっちゃうんで
2ヶ月ぐらいで元の状態に戻っちゃったり
あと切った綺麗な形が
崩れていっちゃったりするので
一番長くね
切った木の綺麗な効果を
見続けられるのは
秋とか冬がいいんじゃないかな
と思ってます
面白い
やっぱり今なんですね
そう
だからもっと極端に言えば
木が伸びなくなってから
もう新しい葉っぱ出しませんよ
とか
新しい枝が伸びませんよってなってから
切れば次の春までは
その切った状態が保てます
ということです
ゴスペルさんいかがだったでしょうか
聞いていただけたかな
うん
僕も今すごい勉強になりました
アーカイブを
必ず取っておきますので
皆さん繰り返し聞いて
この冬
ぜひ自分の家の庭の木を
選定しましょう
もしよければね
何でも質問してください
私の
ところでもレターでも
何でもいいので
お願いします
ありがとうございます
これ最後に聞こうと思ったんですけども
もぎまこさん公式LINEも
持っていらっしゃるんですよね
ぜひ登録していただきたい
そしたら植木情報を
定期的に流しますので
それを見てね
自分の庭とか
あと気になる木とかが
わかってもらえると嬉しいなと思って
公式LINEやってますので
そうか
48:00
後で
モーちゃんに送りますので
ぜひ貼ってください
ごめんなさい
最初に送っておけばよかった
わかりました
ということで
もぎまこさんの公式LINE
とてもおすすめです
もぎまこさんに
質問もさせていただいたりも
できるんですか
何でも聞いてください
何でも答えます
ありがとうございます
よかった
ゴスペルさんも納得してくださったみたいです
よくわかりました
スプーキーさんも
僕も
ガッテンガッテンという感じで
聞かせていただきました
他にもまだご質問ありましたら
受け付けますので
おっしゃってくださいね
お願いします
もぎまこさん
今日
来ました来ました
スプーキーさんから
俺のやってる剪定って
邪魔な枝をバッサリ切るだけなんですね
そういう知識って
どこで仕入れてるんですか
ということです
枝の剪定の
どこをどう切るかみたいな
知識のことでよろしいでしょうかね
ぜひ僕も聞きたいです
はい
植木屋って職人なんで
教えてもらえないんですよ
うちの親方はね
何だろう
やってるだけなんですよ
すごくないですかこれ
もう何にもできない小僧の時に
もぎまここの木やってって言うだけなんですよ
だから
もうね
見よう見まね
この枝どっち残したらいいですか
どっち切ったらいいですか
って言ったらこっち切ってって言うんだけど
手取り足取りは全然教えてもらえないんですよ
だから
もうね
自分で勉強するしかなくって
それであと先輩たちのね
切り方を盗み見して
あれ切ってんだ
こっち切ってんだってやるんですけれども
でもね私がね
教科書みたいな風に
使わせてもらったのが
自然風剪定
っていう本があるんですよね
素敵
それはね
東京都の職業訓練校の
先生もされている方が
書かれた本なんですけれども
それにね
基本的な切り方が全部載ってます
おー
自然風なんで
要するに
ザ日本庭園みたいな感じではなくて
雑木林みたいな感じの
切り方が載っているんですけれども
それがすごく
さらさらっとした
いい感じに切れるので
もしよかったら自然風剪定の本を
読んでみてください
あとはね
もし分からなければ質問してください
51:00
写真撮ってこれどっち切るのって
公式ラインに送ってくれれば
やってみてください
もうね私もね
35年やって
分かったんですけれども
基本的に
切っていい枝っていうか
切らなきゃいけない枝っていうのが何種類かあって
まずそれをね
全部切っちゃうんですよ
一本の木に対して
もうこの木は枝いらないっていうのが
分かっているので
それを切って最後にアウトライン
だいたいの外周の形を
整えるのと
あと葉っぱの濃さを
いろんなところで濃かったり
まばらに付いてたりどっさり
葉っぱが付いてたりすると格好悪いので
その濃さを揃える
っていう作業を最後にすると
めちゃくちゃかっこよく見えますよ
濃さを揃える
色ですね
葉っぱの濃さを揃えてください
濃さって要するに量ですね
量ですね
詰まってるところとかありますもんね
ちょっと苦しそうとかってありますもんね
そうなんですよ
こっち側が2,3枚しか付いてないのに
葉っぱが付いてたらやっぱりバランス悪く見えちゃうんで
みんな同じくらいに
ぱらぱらぱらっと同じような量で
葉っぱが付いているように
やってくれると
いいなと思いますけれどね
かっこよさですねそれがね
なるほど
スプーキーさんいかがでしたか
なるほどありがとうございますということです
よかった
はい
そろそろあと10分を
切ったかなっていうところですね
そしたら僕一個
モウちゃんに言いたいことがあるんですけど
お願いします
前の放送で
おっきい木を切ったら
周りの木が元気なくなっちゃった
っていう風におっしゃってましたよね
はいはいはい
あれ僕
なるほどそうだなって思ったんですけれども
木って
すごいやっぱり機能があって
根っこで
コミュニケーション取ってたり
やり取りをしてるっていう風な話を
先ほどさせてもらったんですけれども
はい
おっきい木って周りの
ちっちゃい木に
根っこを通して栄養分配してるんですって
おお
だから
なぜかっていうと
その木はそのおっきい木はいずれ
枯れますよね倒れたり
雷が落ちたりその時に
自分の子孫の次世代を
残しておきたいんですよね
うんうんうんうん
だけど自分の木の木陰に
その木が生えていても
なかなか十分な栄養が
作り出せないじゃないですか
木陰になっちゃってるんで
なので根っこを通して
栄養を分けてあげて
次世代を育ててるんですよね
それは別の木であっても
そういうことをするっていうことですね
そうですそうです
根が接触してるものが
弱い木をみんなで助けてるらしいんですよ
54:00
なので
大きい木が切られて倒れちゃったりすると
その栄養がいかなくなるんで
周りの根っこを通じて
コミュニケーションを取っていたり
栄養をもらってた木も一緒に
弱っちゃうっていう話を
聞いたことがあるので
あ、もーちゃんの話は
そのことなんじゃないかなと思って
えーと
今日ちょっとお伝えしたいなと思って
ありがとうございます
嬉しいです
僕の話はですね
よく森で歩いてたらある
現象ではあるんですけど
この前、高知県の
牧野植物園という
植物園あります
牧野富太郎さんの
祭る植物園ですね
そこでですね
新しい研究棟を建てるために
一本木を
上の方で切ったんだと
山の上ですね
山の上の方の木を一本
伐採したとしたら
修復の木も倒れてしまった
ということがあったんですね
これは
ちょっと離れていたんでもかかわらず
倒れてしまった
っていうこともあって
でもそれ
地下のことをやっぱり全部掘って
調べることもできないから
おそらくでしか
植物園の先生もお話がされなかったんですけど
なんかあったんだろうね
今もげまこさんの話みたいなことだろうし
あとは水道の話も
ちょっとされてたんですけど
水道が一個
つまり地面の中を通ってた
水の道が一個
途絶えてしまったのかもしれないと
上の木を切ることによって
それで真ん中の木がそれで助かってたのが
なくなってしまったのかもね
みたいなことを
おっしゃっていました
でもね今ね
スプーキーさんが言ってくれてるんですけど
それは風の影響もあるんじゃないかな
っていうんですけど
私もちょっとその時に
離れた木が倒れたっていうのは
風がね
影響してるんじゃないかなって私も思いました
その大きい木を
切ったことによって
風の通りが変わっちゃって
今までそんなに強く当たってなかった
中腹の木にも風が当たったんで
それで倒れたんじゃないかな
と思いますね
あーそうかそうか
実際そういうことが
あったので
やっぱり私も
大きい木を一本切った時に
ちょっと離れた
背の高い木が
倒れたことがあったんで
周りだったらね
根が届く範囲だったらその根の影響は
ありますけれどもちょっと離れた
ところだったらもしかしたら
風の影響かもしれないですね
風の通り道は変わる
そういうことは可能性ありますね
ありがとうございます
それおっしゃってくださった
木こりさんですね
よくご存知ですね
スプーキーさん山の中で
57:00
木こりさんをされていて
そういう現場もよく見られる
ということですよねきっとね
そうなんだな
ありがとうございます
植物園の先生にもそうやって
伝えてみたいと思います
ありがとうございます
ありがとうございますこちらこそです
なるほど
かなりやっぱり
自然のことの解釈っていうのって
時代を経るごとに
進んでいくし豊かになっていくし
人によってちょっとずつ
見方も違うし感じ方も違うけど
面白いですよね
面白いですよね
やっぱり
自分の見えない風なんていうのも
ちょっとわからないですもんね
風の通り道どこなのかってことも
わりとわからない世界だし
地面の中にがどうなっているか
っていうことも
全部ほるがきにもいかないから
わからない世界だけども
そこにはまだ人間が
到達しきれてない
フロンティアっていうかですね
未知の領域ってものが
あるんだなっていうのを
常々感じます
残り3分ぐらいなんですけれども
もぎまこさん最後に
皆さんにお伝えしたいことや
告知ですね
何かありましたら
ぜひ最後置いてっていただけたら
嬉しいです
ありがとうございます
私は今毎朝7時に
スタンドFMの
放送をしています
2日間通常放送をして
3日目はね
メンバーシップ放送を
しています
その2日と1日の
サイクルでずっと毎朝
365日
放送していますので
よかったら聞いてみてください
それから先ほどももちゃんも
言っていただきましたけれども
12時半から55分まで
植木屋の昼休みライブといって
ライブ放送をしています
私が植木屋で働いているときは
毎日やっておりますので
もしよかったら遊びに来てください
そしてね
先ほども言ってもらいましたけど
公式LINEやってますので
モギマコに対する質問とか
植木の話、庭の話
何でもいいんで聞きたいこととか
あとお仕事の依頼でもいいですし
なんかね連絡取りたいよ
っていうことがあれば公式LINE
通じていただけると一番通じやすい
のかなと思いますので
よかったら後でもちゃんの方に
公式LINEを送っておきますので
それをアーカイブのときに
でも貼っていただけると嬉しいです
はい
本当今日はね
木の名刺コミュニティの
第1弾ということでね
私応援してもらえるっていうのに
モウちゃんが手を挙げてくださって
ライブをね
開催してくれたのが本当に嬉しいですね
ありがとうございます
木の話とかね
自然の話とかするのも大好きなんで
こんなにいっぱい喋れたんでね
もう大満足というか
めちゃくちゃ
1:00:00
気分がいいです
よかったですね、気分がいいです
ありがとうございました
ありがとうございました
ということで
少しでも植木屋さんとか
自分で木を切ってみたい
手を整えてみたい、お世話をしてみたいですね
思われた方はぜひ
もぎまこさんの情報を
チェックしてみていただけたらなと思います
そしてぜひですね
今このラジオを聞いてくださっている方は
もぎまこさんのことまだフォローしなければですね
今すぐフォローを
まずしていただけたら
先ほどおっしゃってくださった
もぎまこさんの番組放送
これ必聴ですから
ぜひぜひ
チェックしていただけたらなと思います
はい、ということで
今日は1時間にわたって
ご清聴いただき
ありがとうございました
たくさんの方々のコメントのおかげで
進めることができました
ありがとうございました
はい
ということでお時間をいただきました
お相手は庭木のお世話
35年のもぎまこさんと
庭に憧れ35年のももちゃんが
お送りさせていただきました
ありがとうございました
おやすみなさい
