1. もおちゃんの「なぜなに?」樹木図鑑📗
  2. 質素に。しかし、野を駆ける風..
2025-05-20 28:22

質素に。しかし、野を駆ける風に乗る綿毛のように自由なり

⏰タイムスタンプ⏰
 久々に昼寝しちゃったよー!
高校生による寝ているときこそ、本来の自分説
 来たよ、1億円オファー。答えは・・・
 清貧の思想、申し出を断ってきた日本人

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ザックスレストランを営む主人公ユウは、
謎の少女の声を聞き、
森の中へと入っていった。

森には異変が起こっていた。
次々に倒れる樹。
襲ってくるかずら。

森の精霊、
エノキとイロハモミジに出会ったユウは、
自身が伝説の存在「杜人」の末裔であることを知り、森の奥へと歩みを進めた。

迫り来る怪異たちを振り払い、
見事、大精霊アカガシを救ったユウたち一行は、
旅の疲れを癒すため、「昴宿よこぐら」を目指すのであった・・・・・・。

これは、もしかしたらこれから人類が経験してしまうかもしれない
今からちょっと未来の話。

人は、自然から離れ、そして、自然もまた人から離れてしまった。
都市で起こっている異変、自然界で起こっている異変。
世界の秘密とは。

旅立ち。別れ。そして、森の精霊たちとの不思議な出会い。

自然界は人間を、人間は自然を取り戻すことができるのか。

近未来のオーガニックファンタジー冒険活劇。
森をめぐる冒険が今はじまる。

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サマリー

このエピソードでは、昼寝や畑仕事を通じて得られる心地よい感覚が共有され、質素で自由な生活の重要性について語られています。また、こだまこまちプロジェクトに関連する投資の話も紹介されています。さらに、こだまこまちプロジェクトに関する投資の話を通じて、野に駆ける風のような自由な生き方と、持続可能な暮らしの重要性が強調されています。ホセムヒカの哲学や、古来の日本の思想についても触れられ、シンプルな生活の美しさが語られています。本阿弥公越は茶道具の品位を守るため、前田利家からの倍の金額の申し出を断る姿勢が示されています。このエピソードは誇りの重要性と人生における自由をテーマにしています。

日常の心地よさ
おっすおっす、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ていうか、ほんとに、今、おはようございます、な感じなんです。
時刻は、2時50分、14時50分を回ろうとしているところなんですが、
もおちゃん、今ね、久々に昼寝をさせていただきました。
いや、本来ね、昼寝なんて全然やんないんですけども、
久々ですよ、ほんとに。
でね、まあ、うつらうつらしてしまって、
1時間、1時間半ぐらい、ちょっとね、カクッと落ちてしまいました。
本日は、朝起きてからですね、
タケノコのアク抜きっていうのをやるために、
ドラム缶を引っ張り出してきてですね、
そこに大きな大きな釜を置いて、水を入れて、
そして火をでゴンゴン焚いてね、
1時間半から2時間ぐらい、タケノコをずっと煮ておりました。
油がくとかさ、たくっていう言葉って、
かくっていうのはさ、てへんに騒がしいみたいな感じで書くんだけどさ、
かゆいところを書くみたいなさ、
でもたくっていうと、ひへんに書く、血跡の血って書きますよね。
あのたくっていうことって一体何なのかっていうと、
火にかけることで何かを取り除くっていう意味があるんですね。
だからお米を炊くって言った時も、
実はあれはお米の硬さを取り除いたりね、
まあなんかそんなことがあるんちゃうね。
だからさ、このタケノコを炊くとかって煮炊きするっていうことは、
タケノコの中のアク、
つまりすごく苦くて食べられたもんじゃない部分とか、
あとその硬さを取るみたいなところから、
このたくっていう言葉が使われるんですって。
めっちゃ余談なんですけどね。
そうそう、そんなことをしててさ、
さらにきゅうりを植えてたんですよ。
きゅうりの種がね、もうめちゃくちゃよく出てきていて、
きゅうりってさ、棚を作るんですよね。
棚ってわかりますかね?イメージできますかね?
きゅうりって鶴がチュルチュルチュルチュルって鶴だけにね、
グーって伸びるっちゃよ。
で、その鶴をですね、巻き付けるように、
植木鉢でさ、やるんだったら支柱を立てたりするっちゃけど、
僕たちの場合はですね、
このところに竹の棒をザッザッと立てて、
その竹の棒を2本合わせたところに、
横にね、浅紐をね、こう格子状に張り巡らして、
その後に、きゅうりの鶴が自由にこう、
はびこれるようにね、するんやね。
なんだけど、もうちゃんの場合はですね、
これをやることすらも面倒だなと思っているんよね。
だから、もうちゃんはこんな風にね、
作るきゅうりの種類も選んでます。
それはね、何かっていうと、
田舎きゅうりっていうきゅうりをね、育ててるんよね。
田舎きゅうりっていうのは今場は草生なんやけど、
この辺にですね、
地売きゅうりって言った方がこう、伝わるのかな。
上に上に向かって伸びていくんやなくって、
こうね、地面を這うようにして、
こうね、鶴が他のね、草花とかに巻きつきながら、
新しい実をね、自分がどんどんぼんぼん作っていくっていう。
上に上になっていくものよりも、
大きく実がしっかりしたきゅうりがなるんよね。
棚を作っていく方がさ、立体的になるから、
数は取れるけどね、
大きいきゅうりがぼんぼんでできるような感じなんやけど、
それを7枚ぐらいかな、植えちゃったよね。
まだあと4枚くらいあるから、
まあこれからやらんとなーって感じなんだけども、
そんなことやってたらですよ。
火も焚いてさ、そしてきゅうりも植えてたら、
もう汗びっしょりかいたんよね。
それでさ、もう昼なわけよ。
もう12時ぐらいなんよね。
ああ、今日はいい汗かいたなーって言って、
椅子に座ったらさ、カクッと寝ちゃって。
それがすごく心地よかった、気持ちよかったんですよね。
昼寝をするというか、睡眠をとるっていうことって、
なんやかさ、こう、
次に元気よく活動ができるために
睡眠をとるっていうことってあると思うよね。
ただね、今僕、こんなにも気持ちよく眠れたのって、
もう何ヶ月ぶりかなーっていうくらいの、
質の高い昼寝っていうのをさせていただきましてね。
こだまこまちプロジェクトの挑戦
これがすごく気持ちよくて、
僕ね、これね、一説を聞いたことがあって、
これ教えてくれたのは、僕がですね、
昔、教え子だった子なんですけどね。
僕は小学校教員をしていたことがあって、
小学校時代その子の担任をしていたんだが、
その子がね、高校生になってから、
いろいろ彼なりにね、本を読んだり、物語に触れたり、
それから研究をし、
さまざまに哲学を深めていった結果を、
もうちゃんに教えてくれたんよね。
先生って言うよね。
それでね、担任どうしたって言ったら、
睡眠っていうのは、
僕はこう思うよねっていう話をしてくれた。
睡眠って、実はその、
元気に活動するために早く寝なさいとかさ、
明日に響く件とかさ、
そんなこと言われるけど、
実際どうなんだろうね。
どういうこと?聞いてったら、
実は、僕たちって寝てる時が、
本当の姿なんじゃないの?って言うんですよ。
まあ、確かにそうだよね。
力も入っていないし、
なんかこう、考えていないっていうかさ、
何かにとらわれているっていうわけでもない、
本当にこう、睡眠の時こそ、
全てから解放された自分自身なんて言うと、
確かにそうかもしれんよねと。
そして赤ちゃんなんてさ、
もうずっと寝てるんやんね。
赤ちゃんって、
そのね、ぎゅっと握った手のひらの中には、
何にもないんだけども、
でもなんか大事に握ってるように見える。
そのさ、赤ちゃんの手のひらの中には、
何もないけど全てがあるような、
そんな思いもあって、
赤ちゃんのように生きるとか、
赤ちゃんこそ究極と完全体の姿なんだと。
でも僕たちは大人になっていくにつれて、
さまざまなものがかけてくるというか、
研ぎ澄まされてくるというか、
逆になんかいろんなものを
引っ付けてしまっているような気もしていて、
なんかだんだん赤ちゃんと、
それからまあね、
お年を召した方っていうのは、
体重とかっていうのは、
違うけども、
でもだんだんこうね、
近づいてくるような気がするんですよね。
だからそんな感じを思った時にさ、
赤ちゃんっていうのは、
本当にいろんなものを持っている、
そして眠るっていうことをさ、
本当に毎日のように、
ずっとずっとほとんど眠っているけども、
実はそこに人の、
人たるゆえんがあるのではないかと思ったよね。
そう思った時によ、
今日もおちゃんが朝から汗を流して、
さまざまに活動をして、
日を耐えてよ。
それでもう畑仕事をして、
もうこの辺でいっかって言って、
昼ご飯をいただいて、
もうそれでね、
1時くらいになって、
そっから昼寝スコンとした。
これっていうのは、
結構利にかなってたのかもしれんな、
なんて思うわけですよ。
もう本当にこの睡眠を取るためにですね、
めちゃくちゃいろんなことをしたんじゃないかなって、
思っちゃったんよね。
なんていうことはちょっと前置きなんですけども、
今日はですね、
ただ質素に、
しかしのをかける風に乗る、
綿毛のように自由にみたいな、
そんなテーマでお話ししようと思うんやけど、
どんな話かって言うとですね、
もうちゃん、
このこだまこまちプロジェクトという、
木の精霊のキャラクターを作るね、
そんな活動してるんよね。
もう皆さんご存知いただいてると思います。
この活動をしている最中に、
ちょっと僕自身もびっくりした話なんやけど、
こんな話が来たんよね。
君たちに投資をさせてほしいっていうね、
そういう投資家さんと出会った話を、
今日はまず皮切りにしようと思うよね。
僕たちはもうお金とか、
後ろ盾とかがないもんで、
もう自分たちのその何ていうか、
活動資金っていうかね、
そういったもので何とかやっている団体なんよね。
チームだよね。
だからさ、
そこに多くの活動資金があるわけじゃないんだよ。
本当に限られたもの、
だからこそそこでですね、
様々に工夫をしたり、
お金をかけずとも人に喜ばれるような作品って、
どうやったら作れるかなっていうことに苦心をするんやけど、
時にですね、
こんな話をいただいて、
そのアイディアに惚れ込んだとか、
このイラストが好きだとか、
そういう方々がですね、
たまにこうね、
僕たちに声をかけてくださるんですよ。
そのある投資家さんは、
もうちゃんたちにこう言ったんよね。
なあなあ、すごい良いと思う。
だから、
俺投資家だから、
投資をさせて欲しい。
でね、いくら欲しい?
俺ね、
このこだまこまちプロジェクトの題材にした、
ゲームを作るっていうのが、
ええと思うんだけど、
このこだまこまちプロジェクトのゲームを作るの、
1億あったら作れるかな?
自由な生活の探求
1億円投資させて欲しいんだよね。
もし、
まだこのプロジェクトに誰も投資をしていないのであれば、
という、
そういうね、
びっくりするようなオファーが来たわけですよ。
これマジで実話ですからね。
実話ですからね。
で、
その人は、
何で今みたいな話をしていたのかっていうと、
まずですね、
僕たちが他の投資家から投資を受けていたら、
お金を資金援助とかをされていたとしたら、
その人たちの利にかなったようなことをしなくちゃいけないと。
僕も結構ですね、
不思議に思うのがさ、
株式会社とかっていうのを立ち上げるとさ、
社長が一生懸命作った会社でありながら、
なんか株主さんたち、
お金を出している人たちが偉いみたいなところがあるよね。
その人たちの意向とか、
その人たちの爽快みたいなものが開かれて、
そこでの経営方針みたいなものがさ、
にのっとって、
社長も運営していかなきゃいけないとかっていうことがあるでしょ。
だから、
もうじゃあそこは何かそういうもんなのかと、
そうじゃなくて、
その社長を応援しようとか、
そういうことじゃないのかな、
みたいなことを思っちゃったりするんだけど、
僕はまだまだ社会的な常識がないんですかね。
思うんだけどね、
その人の持ち物じゃないかと。
その投資家さん曰く、
もうじゃんたちもそのような感じでですね、
他の企業とか、
他の投資家さんがガツンと投資をしてしまっていたら、
俺たちそのこだまこまちプロジェクトに、
なんか顔を聞かせられないっていうようなことがあるよね。
だから君たちは誰にもまだ唾をつけられてない状態かい、
っていうことを尋ねられたんですよ。
さらにですね、
やっぱり利益を追求したいという方だったっぽくてですね、
とにかくこのこだまこまちプロジェクトが、
世のため人のために皆さんに届いていくっていうことよりも、
まずですね、
この投資をした人たちにどれぐらいのバックがあるのか、
どれぐらいの利益が返ってくるのか、
ここをですね、
ものすごく気にされていたように思いました。
それでですね、
この1億円どう?って聞かれたときに、
もうちゃんたちは、
もうちゃんはですね、
もうですね、
他のメンバーたちの意見とかを、
声を聞かずにした返事がありました。
それはノーです。
1億円積まれたんだけど、
ノーという答えもそこで出してしまいました。
今日はそんなエピソードから始まってるんですよ。
これはね、
決してお金がいらんという話じゃないよっていうことを、
先に前置きに置いとくけどさ、
お金がいるのかいらないのかとか、
そういう二律背反な話をしたいんじゃないんですね。
もうちゃんがこうやってこだまこまちプロジェクトをやっていくとか、
あと日々の暮らしで大切にしていることっていうことが、
すごく僕は、
これは自分の中で大事にしたいと思っちゃうことなんだよね。
だからこれを捨てるくらいだったら、
やらんっていうことですね。
やらんっていうこと。
ノーと断るっていう、
この美学ではないかな。
でもそういう精神というものを持ち続けて、
やっていきたいなっていう思いを持っているよね。
それがたとえですね、
こだまこまちプロジェクトの成長が遅くなるというか、
ゆっくりなものであるにせよですね、
ホセムヒカの哲学
ゆっくりなりの景色の見え方っていうものがあると思うよね。
だからそれを大事にしています。
最近、
ウルグアイの元大統領のホセムヒカさんが亡くなったっていう話を、
この放送でも何回かしたと思うんですよね。
その時にさ、
ホセムヒカさんはこう言うよね。
人は発展をするために生まれてきたんじゃないんだよってね。
そうではなくて、
幸せになるために生まれてきたんだっていうことをおっしゃるんです。
そしてどんなにたとえコストがかかったとしてもね、
耐久性があって、
そして何度も何度も繰り返し使えるようなものを作るべきだとか、
あと再建築可能な建物を建てるべきだっていうことを言うとったんですよ。
これ僕はもう本当に大事なことをおっしゃってるなって思った。
モーちゃんは今地区150年の小民家に住んでるんですよね。
この小民家に入った途端にですね、
瞬間に僕たちを包む空気が変わるわけですよ。
そしてそこがなんか帰ってきたくなるような家になったんですよね。
モーちゃんは実家が東京とか神奈川の方にもあるんじゃけど、
そこはですね、
新地区で建てたとか、
あとマンションの一室とかそんなところなんですよね。
じゃあそこがさ、
モーちゃんが育った場所ですよ。
居心地がいいかって言うと決してそうではない。
そんなような感じが僕にはするんよね。
やっぱり帰ってくる場所はこの地区150年の小民家なんよねって思うんですね。
地区150年っていうのは木造ですよ、これね。
今さ耐震がどうだとかいろんなことを言われているけど、
150年間台風にも負けず地震にも負けずずっと立ち続けているものがあって、
150年間取り壊さずにそこにあり続けられる建物が確実にこの日本にはあるんよね。
なんですけど、鉄筋コンクリートで作られたものはせいぜい50年60年で取り壊さなくてはならない。
モーちゃんの実家はこの間引っ越しをしてですね、
マンションの一室にちょっと新しい場所を曲がりするというような形を取ったんやけど、
そのマンションが例えばその地区ですね、
20年30年経っているっていうだけで、
もう地区30年がちょっと古いなみたいな話が飛び交っちゃうのが都会なんですよね。
モーちゃんそれすごくびっくりして、
自分は地区150年で住んでいるのに30年で古いっていうみたいなそんな感じがしたんだけど、
でもそれくらいしか実は持つことができなくってひび割れてしまったりとかしたら、
それを何か修理することがすごく難しいっていうのが今の建物なんだなっていうことを思うんです。
これが世界で70億人、80億人、90億人がそういう暮らしをしてしまうときっと地球は持たなくなるよねっていうのを、
ホセムヒカさんはおっしゃるわけですね。
製品の思想と日本文化
というのに僕はすごく大共感をしているんですね。
このホセムヒカさんつながりで、
じゃあ日本には古来からどんな失踪、賢悪に生きるっていう思想があるのかっていうことを、
今モーちゃんはひも問いっていうところなんですよ。
そしたらですね、この製品の思想っていう本に出会うわけですね。
製品というのは清く貧しいと書くんですけど、
これは貧乏であれって言っているわけじゃないんですね。
いかにシンプルライフを送るかっていうことの思想が、哲学が書かれている本なんですけど、
これね製品の思想は、
古来の日本人がどんな文化で暮らしてきたかっていうことがひも解かれております。
そのですね一番最初の冒頭に本阿弥公越さんという江戸時代の初期に活躍をされたですね、
あれは刀の鑑定師っていうのが本職なのかな、本阿弥公越さんと。
なんですけど、たぶん中学校高校の教科書の江戸時代のですね、初期の文化のところに、
巻絵っていうもので出てきていたはずなんですね。
この巻絵っていうのは金箔が貼り付けられた箱なんよね。
その箱の中にたぶんお茶道具とか、もしかしたら書道のなんか道具とかが入ってたりとかすると思う。
ちょっと僕そこまで詳しくないんですけど、
あの巻絵っていうね、その作品が写真に載ってたのはすごく覚えてる本阿弥公越さんですね。
彼は刀のですね、その鑑定師の家系に生まれて茶人であり、お茶を立てたりね、それから書道をするというね、
そしてそういう文化人であったわけですよ。
本阿弥公越さんは決してですね、その裕福だったわけじゃないんですけど、
でもお茶をいただくという、その時間をすごく大切にしていた。
それであるときお店ですごく珍しくて、
お茶を入れる箱、器、これを発見するんですよね。見つけるんですよね。
でご主人にこのお茶道具いくらなのって尋ねるんですね。
そしたらもうべらぼうに高いわけですよ。
自分の家を売っ払ったとしてもなお買うことができないぐらいのすごい値段があったんですね。
お茶道具入れがすごく欲しい。
これ1個あるだけで、これ1つあるだけで、もう自分は何でもいらない。
もう全部が満たされるって言って、これがどうしても欲しくなった本阿弥公越さんはどうしたかというと、
本当に自分の住んでいた家を売るんですね。
家を売ったけど、でもそれで手に入ったお金っていうのは、
そのお茶の道具入れの箱を道具箱を買うその3分の1にしかならない。
あとの3分の2は一生懸命頭を下げて知人友人にお金を借りて、それでお金をこう出して帰ったんですね。
その前にですね、そのじゃあそこまでするならばって言って負けるよって値段を下げるよってお店の人に言われたけども、
いや下げないでくれと、その正規の値段で私はそれを買いたいんだと言って、
方々でお金を集めて買い取ったということなんですよね。
だからこれはねすごいことだなと思ったんですよ。
安く買えるからラッキーではなくて、それだけやっぱりお茶の道っていうものに価値を感じていて、
誇りを守る
そのお茶の道を価値を下げないためにもやはり自分でこれだけのお金を用意するよっていうことをやったっていうのが、
まず本阿弥公越さんだったんですよね。
でこの話には後日談があるんです。
これまでもまあ素敵だなって素敵な心分けだなって思うじゃないですか。
さらにですね、これを前田家というお殿様のところに持っていくんです。
あの前田利家っていうあのお殿様ですよね。
持っていくんですね。
すごくいいものを手に入れることができましたって言って、
そのお茶道具を見せながらお茶を立てて、それでお殿様にですね一服差し上げるんですよね。
そしたらそのお殿様はそれを飲んですごくいいすごくおいしいって言って満足をしたんですね。
そしていいお茶の箱を見せてくれてありがとう。
どうだその道具箱を私に譲ってくれないか。
お金でそれの買ったもののまた倍ぐらいを出そうなんていうことを言うんですね。
そしたら本阿弥公越さんどうしたかというとその申し出を断ったんだそうですね。
もしもそれでお金に目はくらんでそれを手放してしまったとしたならば、
それはお茶の品位を下げることだっていうことをですね。
本阿弥公越さんはそれを思ったわけですね。
それで断っちゃったんですよ。
まあすごいよね。
そうやってさ言えるってすごいことだなって思います。
そしてそれをですね帰って自分の親に報告するんですよね。
そしてそのお殿様がすごく喜んでくださったこと。
そしてそのお殿様がそれを買い取りたいといったこと。
それでお金はもう2倍も3倍も出すって言ったことを伝えた時に
ギロッとその親がですね。
本阿弥公越さんの親がもうね怒り始めたんです。
怒り始めようとしたんですね。
それでその申し出受けたのかみたいなことを言うんですね。
で本阿弥公越さんは受けませんでした。
ちゃんと持って帰ってきました。
ならよろしいというふうにこの話は終わっていくわけなんですけれども。
自由な生き方
まあいかがでしょうか。
このですねそのプライドが高いっていうのが僕たち人間かもしれないんですけれども。
プライド誇り。
誇りこれまあ英訳したらね日本語と英語これ同じ意味なんですけども。
何だかこう日本語のこの誇りっていうものはプライドよりも拡張が高いというか懐の深いような意味さえする。
このですねなんか魂を売り渡さないんだぞとかですね。
自分自身が本当に大事にしているものを信じ抜くんだぞとかですね。
まあこういうことっていうのがすごく響くようなエピソードがここに織り込まれていたなって思うんですよね。
ということで猛ちゃんその最初にお話をさせていただいたようにこのこだま小町プロジェクトすごく大事に思っちゅうよね。
それでまあその時にですね経営方針としてとにかく自由であるっていうことが大事かなと思ってね。
すごくこう今すぐに資金をクォンと入れてくれてそれで派手にそして見た目すごく映えるような感じで戦略を持って押し進めることっていうのはいくらでもできるんやけどそうではなく。
なんかこう脳をかける風のようにそしてそこに乗っていく綿毛のように自由になんかこう自分の誇りを忘れずにやっていくっていうことができるんじゃないかなということでね。
今ですねやらせていただいているところでございます。
おそらにゃんこんにちはありがとうございます来ていただいて今ここまでですねいろいろお話をさせていただいてきて猛ちゃんそろそろお料理に取り掛かろうと思っていてやめようかなって閉じようかなって思っているところだったんですけど。
もしよかったら開封聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
ちょっとね今日は大きな話をぶち込んでみたんですけれども結論を言うとですねシンプルになんかあんまり難しいことはないんだよね。
本当シンプルにこのこだま小町プロジェクトもそして自分たちの暮らしもやっていきたいよっていうことですよね。
その中でねなんかこう心理とかなんかこうなんかし深淵になる何か答えが見つかるような気がしてて重ねていきたいなと思っているところでございます。
ありがとうございます。
もしよかったらアーカイブ聞いてくださいということでこだま小町プロジェクト今すごい話をさせていただきましたけれどねこういうことなんですよね。
こういう裏話もっと詳しい話聞きたいよってなるってくださった方にはメールマガジンがありますので番組の概要欄のリンクを開いてみていただいて。
メールマガジンご登録いただけたらと思います今の金曜日に第一話ですね第一話というかこだま小町プロジェクトの議事録的なものをですね配信させていただけたらと思いますのでまだまだ間に合います。
ぜひぜひよろしくお願いいたしますということでお時間が来たので今日はこの辺にしたまたお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。あなたとあなたの大切な人に森の精霊のご加護が訪れますように。
28:22

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