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2023-12-22 25:35

もう手遅れと言われた気候変動にぼくたちはどう生きるか

#プラネタリーヘルス
#自然
#気候変動

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00:08
オスオス、おはようございます。
こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂、開店でございます。
ぼくの名前は、もおちゃりと申します。
薬膳師をしたり、森林インストラクターをしたりして活動しております。
今日もよろしくお願いいたします。
ねえ、霧寒くなってきました。
今日、ぼくは外で活動をしていたんですけれども、
体温計でいざ温度を測ってみようとしたら、測れないんですよね。
自分の体がもう冷たく冷え切ってしまっていて、
体温計をかざしてもエラーが出てしまう。
それくらいキンキンに冷えました。
なので、今日はお風呂に浸かりながら、
ちょっとエコーもかかっているかもしれませんがね、
収録をしてみたいなと思っております。
こう寒さが募ってくると、
夏の暑さのことを忘れますよね。
今ここ、季節というものは、
今この時っていうものを思い出させてくれるもので、
あの夏のことを思い出そうとはなかなかしない。
どうすればこの冬の寒さをしのげるか、暖かく過ごせるか、
これを感じよう感じようとさせてくれるのが季節です。
ただ僕たちは、
2023年のあの乾燥史上最も暑いと言われた
夏、猛暑、酷暑を過ごした一人だということを
夢夢忘れないでおきたいと僕は思うのです。
あの夏、水不足で苦しむ人たちがいました。
地域によっては節水ということで、
水を思う存分使うことができなかった。
農業用の田んぼに張るための水が
なくなり、田んぼが干上がるどころか、川の水すらもない。
03:04
そんな環境が全国各地で生み出されました。
先日NHKのクローズアップ現代、
この番組で気候難民、
そして森林現象の話をしていました。
僕はこの番組を見て、
様々なことを胸に感じました。
あの番組は真実や事実を伝えています。
この世界で今まさに起こっている状況、
それを伝えています。
そして、見ている人たちにその臨場感が伝わるように編集を重ね、
そして僕たちがインパクトを受けるように編集がなされています。
テレビ番組やメディアというものは、
常々いろんな情報が含まれている。
意図が含まれている。
だから僕たちはそれを全部まるっと鵜呑みにすることなく、
自分自身で判断をしていくんだよ。
そのように、この現代社会、情報化社会の現代では言われます。
ただ、火のないところに煙は立たない。
あの番組で映し出されていた風景、光景は間違いなく事実の一端であります。
現実はもっともっと厳しく過酷な状況なのかもしれない。
もしくは、あれを伝えることによって、
あの番組によって、僕たちが受け取る事実は何分の一にも柔らいてしまったのかもしれない。
それは一人一人の見方によるものだと思います。
ただ、事実を放送していたことには変わりがないと僕は信じています。
さて、この番組でキーワードとなっていた気候難民、僕はこの言葉を初めて聞いたんですね。
初めて聞いた。そして衝撃を受けた。
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何か、何か僕にできることはないだろうかと体がうずいた。
ワクワクするうずきではない、何か使命のようなものを感じた。
自然に関わることをやっている自分にとって、そして健康に携わる一人として、
僕はこの状況を、この事実を、ニュースを誰かに伝えなくてはならないと思った。
そして、海外に行くことにあまり興味を持てなかった僕が、
アフリカに行かなくては、そのように使命を感じた。
一度、一度、自分の目で、自分の肌で、その気候難民と言われている人たちがいる、
そのアフリカに僕は足を運ばなくてはならないと強く感じた。
これは、どこか別の世界で起こっているような、そんな気もしつつ、
確実に同じ星で起こっている出来事。
これを気分ごととしないでどうするんだ、そのように思ったんですね。
僕たちが生きている地球、経済活動というものが、人の手によって行われています。
お金のやり取り、ビジネス、お金がやり取りされることによって、
人の暮らしや生活が回っていく。
僕たちは、この資本主義経済の上で生きている、間違いのない事実です。
目の前にあることは、あるものは、その多くがお金で作り出されているものです。
ですから、資本主義経済というのは、僕たちに大きな恩恵をもたらしたものである、
これは否定できない事実です。
僕たち人間が暮らしやすいように、居心地のいいように、
この地球に人間特有の環境を作り上げていった、これが資本主義経済です。
お金を出せば何でも手に入る、
そういった環境がこの資本主義経済です。
ただ一方で、この資本主義経済というものが恩恵をもたらした一方で、
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僕たちに、そして地球に負荷をかけている、
この見方も忘れてはならないんです。
日本のような裕福な国にいれば、それを忘れてしまう、
つい別の世界で起こっている出来事でしょう。
自分には関係がない。
他国の現状、誕生を目の当たりにして、そのように思ってしまう。
でも僕たちは、それを自分の住んでいるこの星のところで、
星の中で起こっていることなんだって、それを忘れてはならない。
気候難民、これは地球の環境が急速に変化することによって、
人が住めなくなる、命を落とす人もいる、
故郷を追われるようにして、別の場所へ引っ越さなくてはならない。
これが気候難民です。
なぜ引っ越しを決意せねばならなかったのか、
それはあの僕たちも経験した観測史上最も熱いと言われたあの夏、
あの夏です。
水は冷やがる、そして乾燥をし、
飲み水はおろか、生活に必要な水すらもない。
農作物に、農作物に与える水もなければ、
もちろん家畜に与える水もない。
もう自分自身がそこで生活をしていくことがままならない、
そんな、そんな状況がありました。
暑いところでは40度から45度、
日本よりも数段暑い、
そんな天候が続いたのだそうです。
暑くなれば火事も起こります。
乾燥をし、そこで野焼き、低コストで畑を作ることができる、
森を切り開くことができる、
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そんな方法が取られ、
人的に火の海を作り出し、森一帯を焼いてしまう。
しかし、この森を焼く、
これが生態系に大きな影響を、負担をかけている。
これらはすべてなぜ起こりうるのか、
その大きな要因は経済活動にあります。
発展途上国、特にアフリカなどの地域では、
自分の経済活動や暮らし、生活が自然環境と密接に関わっているのです。
その経済環境、自然環境、このバランスが取れなくなってくる。
僕たち人間の経済活動というものは、
自然が再生すること、これが前提条件、元に戻る。
元に戻るということが前提条件にあり、その上に成り立っているものです。
だから僕たちはどこか楽観的に思い、
自分のビジネスのためにこの木を切る。
自分の生活のためにこの木を切る。
そういった活動が、営みが繰り広げられていたんですね。
ただ、今、今ですよ。
なんと1分に東京ドーム2つ分の森林が世界から姿を消しているのだそうです。
なんと森林が燃やされたり、火事が起こったり、
切り開かれたり、様々な要因によって、
なんと東京ドーム2個分が1分間のうちにあっという間に消えていっています。
これが進んでいくと、CO2、つまり二酸化炭素を吸収することができなくなり、
さらに多くの二酸化炭素が、温室効果ガスがこの地球上に発生し、
それが気温を上昇させていく。
そんな場所では、もちろん自然は育たず、火事も起こる。
そしてCO2がまた上がっていく。
この負のスパイラルが起こっています。
もはや手遅れなんです。
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誤解を恐れずに言うならば、僕たちの地球がもう元に戻ることはないんです。
2050年にはジャカルタと言われている都市の北部は、
ほぼほぼ海の底に沈んでしまうと予想が立てられています。
これは人間の経済活動が活発なジャカルタ北部において、
地下水の汲み上げが急速に行われたことによって、地盤が沈んでいってしまっている。
海面が上昇していることもあるが、同じく地面自体が沈んでいってしまっている。
これによってジャカルタの北部は2050年、もう十数年先ですね、数十年先の未来です。
一つの都市がまるっとなくなってしまおうとしているのです。
これはもう避けられない事実でしょう。
2億人の人が2050年に気候難民と認定されるそうです。
ジャカルタだけではありません。世界の各地で、
水不足、地球温暖化、そして海面上昇、地盤沈下などなどの環境が、
気候変動、そして環境変動が起こり、僕たちは住むことができなくなる場所を離れなくてはならない。
それが2050年には2億人に達すると言われています。
この事実を聞いて、僕はなぜ、なぜ、あまりある限りある資源を僕たちは譲り合わないのかと思いました。
お金のある人たちがこれを助けたら良いじゃないか。
世界のトップのリーダーの人たちが集まって会議をなされました。
その会議で話し合われて決まったことは、環境、気候変動のための基金、そのお金を積み立てること、それを作るということが合意されました。
しかし、どのようにしてこの気候変動を食い止めるのか、
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また、どのようにしてお金を貯めていくのか、それについてはまだ決まっていない。
我こそはと手を挙げる国はない。人はいない。
誰もが苦しみ、誰もがその気候難民になる可能性があるにも関わらず、僕たちはそこを自分が何とかします。
自分にやらせてくださいと手を挙げる、そんな団体は国はないんですね。
どの国も自分のことをやるので精一杯。
それで良いのでしょうか。それで本当に良いのでしょうか。
もしかしたら自分の国が気候難民であふれかえるかもしれない。
しかし別の国で気候難民が増えた、発生した。
その難民たちを受け入れている国は少ない。少ないのです。あまりにも少ないのです。
本当に困っている人に手を差し伸べられる人、手を差し伸べられる国。
本当はできる力があるのに、それができない。
そんな状況は、枚挙にいとまがないのです。
クローズアップ現代では、僕にとってはすごく印象的な、通列な、そしてインパクトのある言葉がここに残されました。
それは、人は戦争にはお金を出すことができる。
でも本当に困っている人たちにお金を出すことができない。
これは悲しい真実。悲しい真実だと思いました。
今こうしている間にも気候が変わり、自分の住む場所を奪われている人たちがいる。
そして、争いが起こっている地域があると聞きます。
本当に僕たちにできることはないのでしょうか。
実は、自然を再生する、環境を再生させる、その前に必要なことが、人の再生なのです。
僕たちは今までたくさんの恩恵を受けてきたこの暮らし、そしてこの科学技術、これを今度は方向性を変えていく必要がある。
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しかしその技術、力は僕たちのハートで動かしていかなくてはならない。
自分たちが裕福になるため、さらに蓄えるため、富むため、そのことは一旦置いておいて、
本当に困っている人たちに手を差し伸べるにはどうすればよいのか、これを考えていくこと。
今僕たちが欲しいと思っているもの、買おうと思っているもの、これは自分にとって本当に必要なものなのかどうか、
必要なものでしょう、必要だからこそ買うんでしょう。
しかしその一部だけでも、何か難民たちのために使うことはできないだろうか。
今資本主義で動いている現在、このお金という力は絶大な力を持っています。
たかがお金、しかしこのお金があるからこそ救える命があることは間違いがないのです。
僕はアフリカに行かねばならないと思った。
そして自分でその現状を目の当たりにするしかないと思った。
シンクグローバリー、アクトローカリー、世界規模でさまざまなことを考える。
活動は地域に目指す。これを僕はしていくべきだと思った。
だから僕は今日もこのラジオを置いておきます。
そして今日も自然と共に生きます。地域のために生きます。
何ができるかどうか考えていきたいと思います。
それが僕たち人の生きる道だと思うからです。
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今日は気候難民のお話をさせていただきました。
もう手遅れ。
2050年にはこの世界に2億人規模の難民が生まれる。
それは人の争いではなく、気候が変化することによって行われているものです。
その僕たちは今、手を取り合って生きていくということがきっと求められている。
2050年、そう遠くない未来、恐らく起こりうる、必ず起こりうる未来だと僕たちは肝に銘じて
2050年に備えていかなくてはならないのです。
これは不安を煽るように聞こえてしまったら申し訳ありません。
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しかし、今という時間を大切に楽しく生きていくということが心から大事だと僕は思っています。
僕たちの幸せは本当に今のことなのだろうか?
いや、もっともっと自分の心から幸せな時間というものが作られるのではないだろうか?
それはきっと、自然と共に生きること、地球と共に生きること、感謝をして生きること
これが僕たちに残された一つの選択、一択だと思います。
それを積み重ねていくことで、2050年を迎える未来、僕たちはようやく多くの人を助けられる国になると思いますし
自分自身がそんなハートを持ち、そしてその時、資本主義経済が残っていたとするならば
そのお金を使って人を助けることができる、そのような未来が作れるのではないでしょうか?
お時間が来たので、今日はこのへんで。
お相手は薬膳師であり心理インストラクターであるももちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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