1. もおちゃんの「なぜなに?」樹木図鑑📗
  2. 【補講】葉っぱのカタチと太陽..
2025-11-27 45:26

【補講】葉っぱのカタチと太陽とイチョウ【とくに葉っぱ隊たちへ】

11/27 〜のソラ🐱さんとのコラボ「葉っぱ」についての補足です🍃
https://stand.fm/episodes/6927df3f1a67f8663460f2bb
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サマリー

今回のエピソードでは、葉っぱの役割や太陽の影響、イチョウやスギなどの葉っぱの進化について解説されています。特に葉っぱの形状と光合成に関する議論が展開され、植物の生態系における重要性が強調されています。葉っぱの形状と進化について議論し、特に紅葉樹と新葉樹の違いに焦点が当てられています。また、葉っぱの葉脈の役割や、叶っぱが進化する過程での利点についても触れられています。最後にはイチョウの特異な葉っぱの形とその進化について解説されています。このエピソードでは、葉っぱの形態とその進化に関する考察が行われ、特にイチョウの特徴について詳しく解説されています。イチョウは新葉樹と紅葉樹の中間に位置し、その独特な特性が進化の過程でどのように形成されたのかが探求されています。さらに、葉っぱのカタチや太陽の影響について、特にイチョウの葉っぱに焦点を当てた内容が紹介されています。

葉っぱの役割と光合成
おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
もおちゃんでございます。もおちゃんは里山暮らしの案内をさせていただいておりまして、普段は自然のお医者さんをさせていただいたり、山を案内させていただいたり、自然栽培をして薬膳を作らせていただいております。
あ、ソラニャンこんにちは。先ほどはありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかったですね。
聞いてくださった方々は大丈夫だったかな?大丈夫だったよね、きっとね。
はい、ということでですね、本日は13時からソラニャンと葉っぱのことについてのコラボレーションさせていただきました。
本当に僕にとっても楽しい楽しい時間でございました。
あ、そうだったんだね、ソラニャン。ありがとうございました。あれからさっきまで目落ちしてたということですね。
いや、結構新しい情報というか、知ってたかもしれないけど改めて考えると、ああそうだったのかみたいなこととかもね、たくさんたくさん情報があったと思いますので、ちょっと頭を使ったかもしれません。
僕はというと、あの後お仕事をしてきて、今お仕事が事務仕事がすべて終わったというタイミングでね、このライブ配信を撮らせていただいているところです。
いや、それより何よりソラニャンがいろいろ質問をしてくださったこと、それからソラニャンのですね、リスナーの方々がたくさんね、いろんなコメントをしてくださったので、なんかすごいところまで来ましたね。
スーパーサイヤ人みたいなところまで行きましたけど。
はい、真相はソラニャンのですね、放送を聞いていただけたらと思います。
先ほどですね、ソラニャンとの話の中で、僕がちょっとわかりにくい説明をしてしまったかなということがですね、いくつかあったことと、それからあと補足ということでね、今回補講という形でライブ配信を撮らせていただきたいと思いました。
まず話としてはですね、今日は太陽のこと、それから胃腸のこと、それにひも付いて進化のこと、この3つをね、お話をしてみたいなと思っております。
先ほどの話でもありましたように、葉っぱっていうのは何の役割をしているのかというと、植物にとって必要な、生きていくのに必要な養分を作るっていうことをしているんですね。
そういう工場であるというふうに例えました。
その工場では、その栄養を作り出すために、いくつかの部品が必要、素材が必要ということですね。
車1台作るのにも様々な部品が必要なように、このですね、植物も体の中で化学反応を起こさせるんですね。
化学反応を起こさせるために必要なものは、まず水だったり、それから光だったり、それからですね、窒素とか、そういうですね、無機物だったり、ミネラルだったりとか、そういうことをするわけなんですけれども。
さてさて、あ、ノートメモしてますね。ありがとうございます。
この辺の話は、光合成ということでね、学校現場でもよく話をされることだと思うんですよね。
その葉っぱが大きいのがいいのかとか、あとトゲトゲの葉っぱとかあるけれど、もちろんソーラーパネルと同じだというふうに考えるならば、太陽の光をいっぱい浴びられた方がいいでしょうということでね。
葉っぱの形状と進化
葉っぱの面を広くするっていうことが大切なんだけど、それをですね、わざわざ針のようなトゲトゲした葉っぱにするものがいると。
例えばスギなんかもそうだしね、あとはヒノキなんかもそうだし、あとはカイズカ、イブキなんかもそうですし、なんかこう独特な形をしている葉っぱちゃんたちがいるよね。
あの子たちは何なのっていう話なんですよね。
で、あれはあれで、進化の中でですね、最大限それが自分たちにとって日光をいっぱい浴びれる方法なんだって言ってやってきた方法なんですよね。
で、それは太陽が通る位置が低いからみたいな話をしました。で、このことをね、もっと細かくわかりやすく説明ができるなと思ったんですよね。
太陽の出ている時間が長いってことは何なのかっていうと、とにかく太陽が上にある時間が長いってことですよね。
あ、ヤオちゃんこんばんは。先ほどありがとうございました。今歩行をしております。
まずですね、最初のトピック、太陽の筋道という話をしておりますので、よろしければお付き合いいただけたらと思います。
太陽は日が長く出てるっていうことは、太陽が上にある時間が長いってことです。
上から光が下に差し込んでくるので、それを受け止めるような形で、その地面に対して水平に葉っぱを広げてればいいわけです。そうですよね。
けれど、太陽の時間が出ている時間が短いってこれどういうことなのかというと、出てきたと思ったらすぐ沈んでしまうっていうことです。
つまり、太陽が上にある時間が短いっていうことなんですよね。これわかりますよね。太陽が上に出ている時間が短いってことなんです。そうなんです。
だから、太陽がですね、葉っぱよりも、ちょっと位置的な感じですけども、地面の下から太陽が浮かび上がってくるとするならば、
太陽の光を下から受け止める時間も必要だし、真横から受け止める時間も必要だし、また上から受け止める時間も必要だと思いきや、また今度横からの時間になり、そして下からの時間になりっていう。
ここがかなり目まぐるしく変わっていくっていうことが、このトゲトゲの葉っぱをそのトゲトゲの葉っぱにしたっていう理由なんですよね。
これを伝えたかったんですよ、まず。太陽が出ている時間が短いということは、太陽が高くある時間が短いっていうことです。
だから、出たと思ったらすぐ沈んでしまうから、下から受け止めなきゃいけなかったり、横から受け止めなきゃいけなかったり、上から受け止めなきゃいけなかったりっていうことがこういうことです。
そして、冬の日差しは低くて赤っぽいということで、これは光の実行なんですけども、この光の波長が長いのか、それとも短いのかっていうことで赤っぽく見えたり、また白っぽい光だったりとか、様々するということなんですよね。
はい、そうですそうです。冬の日差しは低くて赤っぽいですよね。その通りです、その通りです。
それが、そういう場所、太陽がすぐ沈んでしまったりする場所、どうしたらよいのかなっていうことで、そういう形になっています。
あとはですね、省エネで生きていくっていうことを選んでいる木っていうことでもあるんですよね。
今日、新葉樹っていう話が出ました。新葉樹は針の葉っぱの木と書きますので、これはトゲトゲした葉っぱっていう意味なんですよ。
一方で、今日出てきたのは紅葉樹という葉っぱの形でしたね。
これは平たい、面がある葉っぱですね。面がある葉っぱです。葉っぱといえば紅葉樹を思い浮かべる人の方が多いんじゃないかなと思うんですけれど。
そう、その紅葉樹と新葉樹っていうのは圧倒的にこの葉っぱの形だけじゃない体の中まで違うんだっていうことを、ここでですね、今日お話ができなかったことなんですけども、お伝えをさせてください。
紅葉樹っていうのはですね、これよくやりましたよ、学校で。学校でやった話なんですけども、その記憶をですね、また探っていただけたら嬉しいんですけども。
葉っぱ、また木の中にはですね、道管、道の管と書いて道管と言われます。それから師匠の管と書いて師管と言われるこの3つの管があるということを聞いたことありますでしょうか。また覚えはあるでしょうか。道管と師管というものなんですよね。
これは道管というのは水を通す管です。それが根っこからずっとずっと続いていって、そして幹があって、そして葉っぱへとつながっていく。水を根っこから引き上げて幹へ行って葉っぱまで、これ道管というところが水を通っていくんですね。
一方でこの師管というのは何かというと、この水を引き上げた管とは別の管なんですよね。葉っぱの中で栄養分を作りました。その栄養分を今度は幹の方に引き込まなくてはならない。そして幹の中を通さなくてはならない。そして全身に送り出さなきゃいけない。
この栄養分、養分が入っているのがこの師管というものです。僕たちの中には血管がありますよね。動脈と腸脈みたいなことがありますよね。それがなんとなく習ったような感じがありますよね。
動脈というのは心臓から出ていく血液を送っていく管ですよね。それから各器官から心臓に戻ってくるこれを腸脈って言いますよね。
つまり心臓から出ていく方にはたくさんの酸素が溶けていたりとかすると、栄養も溶けていくと。そしてそれを送り出したら今度はその養分で使い終わったものとかそういったものを腸脈で乗せてまた運んでくるというような感じだったかな。
動脈と腸脈みたいな話がありますけれど、植物の中にも管があるんです。動管と師管。動管は水を送る方、師管は養分を送る方です。こんなものがあるんだということを覚えておいてくれたら嬉しいです。
簡単に言うと水を送る管もあれば、養分を送る管があって、それは別々なんだよということを知っていただけたら嬉しいですね。そこで信用樹はどうなのかというと、これね、動管も師管もないんですよ。
植物の進化の歴史
どうやって水を吸い上げているの?どうやって栄養分を体中に巡らせているの?ここでクエスチョンが起こります。どうやっていたでしょうか。信用樹にはこういう名前のついている別の管があります。それを可動管と言います。可動管というのは仮の道の管と書きます。
だから道管、水を運ぶポイントだけどちょっと違うのかな、みたいなものが可動管と言うんですね。信用樹の体の中にはもう紅葉樹との全然違うその体のシステムっていうのがあるんですね。
道管、師管を持っていた紅葉樹、信用樹は可動管という管を、しかもこれ、体中全域に持っています。毛細血管、毛細血管のようにうわーっとあるんです。これが可動管なんですね。
この可動管は水とそれから養分を行き来させる。つまり一つの管でそこには水も通るし養分も通る。しかもその管っていうのがものすごく細いんですね。細いんです。そういったもう目には見えないぐらいの点々というのが信用樹の中にはたくさんたくさんあります。
なので信用樹、杉とかヒノキとかをスパッと切ってみると、その断面は何かこう触るとザラザラしているような感覚があります。これは可動管というのがボコボコしているからなんですね。
どうでしょうか。ここまでついてきていただけますでしょうか。結構難しい話もしているかなと思うんですけれども、信用樹と紅葉樹がまずあるんだよということです。
さらにありがとうございます。質問ですね。
そう、信用樹は葉脈ないの?って聞きそびれてたの。
この言葉についてお答えするためにちょっと進化の歴史をお話しさせていただきますね。
信用樹と紅葉樹はどっちの方が古いか、進化としてはどっちの方が先に出てきたものなのかというお話ですね。
これは信用樹の方が古いんですよ。この可動管といって水も養分も同じように運んでいくようなものだったりとか、本当にトゲトゲしているものっていうのがめちゃくちゃ古いことなんですね。
多分当時は恐竜だとかそういう獣っていうものが今よりももっともっといっぱいいたでしょうしね。
だから自分の実を守るためにこういうトゲトゲした硬い硬いそういった葉っぱを持っているっていうのが非常に多かったんだと思いますね。
それがですね、トゲトゲしているよりもやっぱり平たい葉っぱの方が太陽の光をちゃんと受け止められるよねっていうことを考えた、そんな木が出てきたんですね。
そこから紅葉樹っていうのが生まれてきます。
葉っぱの進化と功能
なので最初はもともとトゲトゲしたちょっと触ると痛い硬い葉っぱの信用樹だったんだけど、それが葉っぱを大きく広げていくっていうことになっていきます。
けどこれね、葉っぱが大きいということは何を意味するのかというと、向上が広くなるってことです。
さっきの一番最初の例え話に、葉っぱっていうのは栄養を作る工場なんですっていう話をしてましたよね。
だからその工場が広くなるっていうことは、葉っぱが大きくなるってことは工場が広くなるっていうことなんです。
工場が広くなるとどういうことが必要かっていうと、たくさんの水、それからたくさんの養分を送り出す、そういう管が必要になってきますよね。
自分たちの材料をいっぱい引き上げる、効率よく引き上げることが大事だし、それから作ったものを効率よく全身に送っていくための管が必要です。
そこで紅葉樹というものは、道管と士管、それぞれの役割を持たせた管を作ったと、身に付けたということなんです。伝わってきますかね。
可動管っていうのは、すごく古めかしい、昔ながらのやり方なんだけど、ちょっと流通とかインフラが整いましたっていうのが紅葉樹の体の中っていうことです。
ヤオちゃん、なるほどですね。ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。
では、空にゃんの新葉樹に葉脈はないのっていうことなんですけど、葉脈って一体何をしているのかというと、これいくつかの役割があるんですけど、
その中の一つには水とかそういうものを葉っぱの中に行き渡らせるっていう役割があります。だから葉っぱには葉脈があります。
この新葉樹にも葉脈はありますので、よく見てみてください。
ただし、新葉樹の葉脈っていうのは紅葉樹の葉脈とは違うんです。
針みたいな葉っぱの中にある葉脈っていうのと、紅葉樹という平たい葉っぱの葉脈の形っていうのが違うということなんです。
ここなんですね。葉っぱってなぜ丸い形とかをして平たい形でそこにいることができるんでしょうか。
実はこれ、葉っぱって、これ紅葉樹をちょっとイメージしてくださいね。葉っぱって真ん中にちょっと線がありません?
スーッと。葉っぱって丸い葉っぱだろうがなんだろうが真ん中にスーッと線がありませんか?ありますよね。
その葉っぱのこの線からこれを軸にして網目状に全身、全身というか葉っぱ全体にこの線が行き渡っていると思うんですよね。
この毛細血管みたいにそれこそです。これを植物の用語で言うと網目状脈っていうふうに言うんですね。網目状脈って言うんです。
この網目状に張り巡らされているから平たい葉っぱの全体に水が行き渡る。それから全体からこの葉分を引き戻すことができるというものなんですが、
さらにこの葉脈っていうのには他の役割もあるんです。そうなんです。あるんですよ。それにはあるんですよ。
針葉樹にも葉脈はあるんですよ。けど、けどですよ。この今から僕が申し上げるような役割、これを果たしてくれているかどうかっていうところはちょっと微妙なところなんですね。
それはですね、網目状であればあるほどこの中に芯が通っているっていうイメージですね。
いわゆる針金みたいなものでグワーッと張り巡らせていくとパンと面積を広げておくことができます。
けれど、けれどです。もしこれが平行な脈、まっすぐな脈だったらどうでしょうか。
イネなんかはこのまっすぐのですね、一枚の細長い細長い葉っぱに平行の脈がありますよね。
あれだと葉っぱはどうなるでしょうか。そう、しなるんですよ。ピンと向けておくことができなくてフニャーンとしなってしまいますよね。
これしなることで面を出しているっていうふうにもいうことはできなくはないんですけど、葉っぱをピンと広げておくことができないんです。
だから紅葉樹っていうのはですね、この面積のある葉っぱを作るということはピンと葉っぱを広げていかなきゃいけないということで、それを支えるという意味でもこの葉脈たちは活躍しているんです。
葉脈の役割
で、新葉樹の中にあるのはこれ平行脈だったり、また単一脈といって中央に1本ピュッと通っているとか、あとそうですね、平行に何本かあるっていう感じだったりします。
だけど葉っぱの広さが、そうそう、いいですねソラニャン、タコの軸みたいなのかその通りです。いい例えですね、ありがとうございます。
タコ揚げのタコの軸ってさ、ちゃんと芯を通しておくからそれがピンと張るわけですよね。
これが網目条脈、紅葉樹の平たい葉っぱを広げておくっていうことの仕組みになっています。さすがですね、ありがとうございます。
けどこの新葉樹の場合って細いじゃないですか、一つ一つの葉っぱが。なので網目にする必要がないんですよ。
網目にしてピンと張っておく必要がなくて、細いから細いなりにしなっとしてたって全然構わないというようなところなんですよね。
なのであります。新葉樹にもそれはあるんです。ここまでいかがだったでしょうか。
ついてきていただけておりますでしょうかね。大丈夫そうですか。大丈夫そうですか。ありがとうございます。
これで太陽のことと葉っぱの形のことはお話をしました。最後に胃腸の話をしたいんですね。
この葉っぱの形で今進化の話をしてきました。新葉樹というところから始まって紅葉樹というものが生まれてきたんだよっていう話をさせていただきました。
多分昔は氷河期とか寒い時期も多分あったと思うんですよね。だから新葉樹とかでよかったんだけど、
どんどん地球が暖かく暖かくなっていくにつれて葉っぱを広げておくことの価値というか広げがいがあるというか、そんな感じになってきて紅葉樹というものも出てきたんですね。
けど新葉樹はなくなりません。新葉樹はなくならなかったんです。紅葉樹というのは一気に太陽の光を浴びて、そして一気にたくさんのものを養分を作るということに長けているけど、新葉樹というのはものすごく長生きです。
そうですよね。ヤクシマの杉の木、縄文杉は縄文時代から生きているみたいな話があるじゃないですか。この世界、この日本にある長生きしている木たちっていうのが、そのほとんどは実は新葉樹なんじゃないかなと、毛ちゃんは統計的には思っているんですよね。
確かにそうだよなと思います。もちろん長生きのクスの木があったりとか、いろんなものももちろんありますよ。あるんですけどね。けどその新葉樹っていうのは比較的すごく長生きをするんだよっていうことです。
この新葉樹はすごく省エネで生きていくんですよね。神社のでっかい木もそうかということで、例えば松の木なんかももちろんそうだしね、火の木なんかもそうだしね、とにかく結構なものが新葉樹が多くて、神社の中にあるものなんかもだいたい新葉樹なんじゃないかなと毛ちゃんは思いますね。
で、省エネなんですよ。すごく省エネなんです。だから紅葉樹のように、そうですね、ガンガン行こうぜっていうようなもので行くのか、それとも省エネでコツコツ生き続けるのかということで、新葉樹はですね、省エネで生き続けることに選ぶんですね。だから新葉樹がなくなることはこの世界なかったわけです。
そして、新葉樹には新葉樹なりの生き方があるんです。紅葉樹はたくさんの光を集めなければ生きていけません。これはまあまあそうですよね。そうですよね。だってたくさんの葉っぱを広げるし、たくさんの葉っぱを作るし、だからたくさんのエネルギーが必要。
だからたくさんのですね、なんかキャッシュフローみたいな感じですかね。エネルギーいっぱい吸って、いっぱい使って、いっぱい吸って、いっぱい使って、みたいなことをしていくんだけど、新葉樹っていうのはですね、そこそこでいいんです。葉っぱ、そこそこでいいんです。
太陽の光もまあそこそこでいいんですっていうような感じなんです。だから新葉樹は強いんですよ。すごくジメジメしたところに生えていることもよくありますし、急激に乾燥しちゃっているところに生えていることもありますよね。
ちなみに松の木炭っていうのは乾燥したところでもよく育つっていうことになっているし、それから杉の木なんかはジベッとしたちょっと湿度の高いところでよく育つなんていうふうに言われております。
そらにゃん、そうだね。なんか陽キャと陰キャみたいだ。新葉樹はどちらかというと、寡黙でコツコツじっくりとやっていくタイプの人ですね。
紅葉樹は一気にやろうぜみたいなクリエイティブだったりとか、新しいことチャレンジしていこうぜっていうこの進化の果てに行き着いた形なんですよね。
どちらにもどちらの良さがありますよ。
イチョウの特性
いやー面白いですね。ここでなんですけど、胃腸の話をちょっと突っ込ませていただけたらと思います。
胃腸は生きた化石と言われているようなぐらい、恐竜の時代からあるすごくすごく古い古い木なんですね。
胃腸は新葉樹なのか紅葉樹なのかどっちなんだいと言われた時に、先ほど僕はどちらにも属さないというふうに言いました。
どちらにも属さないんです。あれ葉っぱが平たいから紅葉樹なんじゃないのって言われてしまいそうだけど、紅葉樹とは言い切れないんです。
そしてもちろん葉っぱがトゲトゲしているわけでもないから、新葉樹でもないんです。これ一体どういうことなのっていうと、実は胃腸酸というのは新葉樹の体と紅葉樹の体を両方合わせ持っているというような感じです。
いやむしろそうではなくて、もともと多分新葉樹的な感じだったんだけど、紅葉樹になろうかなって思ったところで、でも一回当てて途中でやめちゃったっていう体をしているんですね。
これを説明させてください。もともと進化の歴史を見ていくと、新葉樹、トゲトゲした葉っぱっていうところから木とかは始まるんですよね。
もっと言うとその前はシダ植物とか木とかそういうものではなく、もっと胞子で増えていくような、そういうものから始まっていきます。
けど木の歴史で言うと、まず新葉樹から始まっているんだっていう感じかな。それをまず知っておいてください。
そして、そんな新葉樹の中でですね、葉っぱを広げた方が木の光がたくさん得られるからいいんじゃないのかな、効率的なんじゃないのかなって思ったのがイチョウさんなんです。
葉っぱはでも広げました。だけどね、この葉っぱをよく見てください。もし空にある図鑑があったら、今すぐイチョウのところを開いてみてください。
イチョウの葉っぱの葉脈はどうなってますか。他の紅葉樹のように網目状にわーっと張り巡らされているでしょうか。
それともあの広い面の中に、扇形みたいなあの広い面の中に平行の脈がピュンピュンピュンと飛んでいるでしょうか。どちらでしょうか。
はい、空にありがとうございます。コラボ中に図鑑見て本当だ葉脈ないわと思ってた。なるほどありがとうございます。
そうなんですよね。あのいわゆる網目状の葉脈は持ってないんです。でもよく見ると、うっすら平行の脈をいっぱい持ってます。
それから平行なだけではなく、何だろうな、Yの字って言うのでしょうかね。平行なんだけどあるところからYの字になってまた続いて、またYの字になって続いてみたいな感じなんです。
これはどちらかというと平行脈、網目状脈というところまでは言えないぐらいの中途半端な進化なんですね。
どうでしょう。見ていただいて本当だってなってるからどうでしょうかね。
葉っぱの形状と特徴
黄色い黄色いそんな葉っぱのところに筋はまっすぐまっすぐ扇形に軸となっている扇の金目のところから出ているっていうことを感じていただけたら嬉しいです。
今スーパーの駐車場なんですね。また後でぜひご覧いただけたらと思います。
実はこれ筋があります。これは扇の形のように扇の金目から線がまっすぐまっすぐまっすぐまっすぐ出ているような感じです。
でも脳内再生できます。よかったです。じゃあイメージをしながらぜひお願いします。
ということはこれ紅葉樹に特有の葉脈の形を持ち合わせてないっていうことです。
むしろ新葉樹の葉っぱの特徴をこの中に持っているっていうことです。
やおちゃん網の目にはなってないですね。携帯で見てます。さすがです。ありがとうございます。嬉しいです。よくぞついてきてくださっておりますね。
そうでしょそうでしょ。つまり葉っぱの特徴としては広いけど葉っぱの中身は新葉樹のまんまなんですよ。
平行脈なんですよ。それで新葉樹というようなところの上からビリビリってきれいに咲けますよね。まっすぐ咲けることができますよね。
さすがです。葉っぱをいじり倒してきましたね。この人生。
そうですそうです。そしてじゃあ木の中まで見てみましょう。
木の中を見てみるとですね、これ一目瞭然なんですけど紅葉樹の葉っぱの形をしていそうだなってぱっと見思うんだけど中身は新葉樹なんですね。
可動感だらけなんです。可動感だらけなんです。細かい細かい胃腸の木をバスッと切って切り株状にしてそれを見てみると細かい細かい管が木全体にワンワンワンワンと集合体恐怖症になるぐらい。
もうあれですよね。方眼ノートの方眼紙の小さい点を見ているかのように今僕は目の前にですねそういうカッターマットがあってですねそれを見ながら話してますからそうな例になっちゃってますけども。
もう本当にそういうねゴマをですね散らしたかのようなですねそんな点々というのがですね穴が開いているんですよね。そうなんです。これはだからもともとやっぱり新葉樹だったということがこれでわかるんですよね。
新葉樹の特徴を持っているということがわかるんですよね。はいどうでしょうか。
だけども進化をここで完全にする必要がもうないっていうことになったわけですよね。だから途中で進化を止めてしまったっていうふうに考えてもいいんじゃないかなと。
この中途半端さっていうのが実はこのですね胃腸酸の特徴であるということなんです。だから新葉樹の特徴を持ちながら紅葉樹の特徴も持っているよというところだからどちらにも属さないっていうことが正しいし。
むしろそうですね。そのもしかしたらですよ胃腸がめちゃくちゃ古いんですよね。胃腸がめちゃくちゃ古いところから新葉樹っていうものが出てきたりそれから紅葉樹というものが出てきたんですね。
胃腸酸の方が紅葉樹よりも絶対古いんですから。
新葉樹というものがあって胃腸酸というものがあってその先に紅葉樹というものも出てきたんだから。だから胃腸よりも紅葉樹たちの方が新しいんですよ。もう後輩なんですよ。
だから胃腸にとってはあなたね紅葉樹ですよねみたいなふうにして一括りにされてしまうといやいやいやいや紅葉樹たちは俺たちの後輩だからさってそうそう紅葉樹の後輩だからさみたいなそういう話になっていくじゃないですか。
だからどちらにも属さないっていうことです。これ分類学的にはですよ。分類学的にはです。
そんな感じです。
イチョウの特異性
やおちゃん胃腸のような木もたくさんあるんですよね。
これは胃腸だけですね。今この世界で僕が知っている限りで見つかっているのはこういう新葉樹にも紅葉樹にも属さないこういうものっていうのが胃腸だけだと僕は思ってます。そういうふうに記憶してます。
胃腸は本当にこれ一本だけなんです。
世界探してもこの胃腸だけが例外っていうものなんですよね。
もしどっかで見つけたら教えてください。
そうなんですそうなんです。
だから胃腸ってすごいんですよということです。
そしてもう一つですね。
紅葉樹と新葉樹のちょっとした違いの中で新葉樹っていうのは羅子植物と言われるものたちです。
紅葉樹というのは菱植物というものたちです。
これ一体何なのかっていうことはどうでしょうか。
これ学校の授業のような感じになって恐縮なんですけど、種ですね。
種の作り方の話です。
それ覚えてるさすがです。
じゃあちょっと復習がてらいきますね。
種が剥き出しになっているのか、それとも種が何か果実というものの中に入っているのかっていうことです。
例えばリンゴ。
リンゴってあれ縦に割ってみると実の中に食べる果実の部分があって、その中に種がてんてんてんってあるじゃないですか。
そうですよね。
あれは菱植物というふうに言えます。
菱植物っていうのはあれはすごく賢いですよね。
果実を持っているから動物たちが食べてくれたり鳥たちが食べてくれたりするわけです。
そうすると自分が風とかに任せなくても動物たちを味方にさえつければ種を遠くまで運ぶことができて子孫を増やすことができるっていうことになりますよね。
だから紅葉樹っていうのは何のために葉っぱを大きく広げたのかというと、この果実の部分を作るためだといっても過言ではないと毛ちゃんは思うんですよね。
この果実の部分を持っていると生き物たちを味方にすることができるということです。
これは例えばどんぐりとかを見ていてもそうなんですけど、
あのどんぐりたちっていうのはあの実ですよね。
硬い殻に覆われたところの実の部分ですね。
あの実の部分がおいしいからリスたちが持っていってかじってくれるわけですね。
遠くに持っていってくれてリスたちもその種というかどんぐりたちをその辺の穴の中にポンと置いておいて忘れてしまうことがあるんですよね。
あるんですよ。
そうするとそこからニョキニョキニョキっと生えることができて、まんまと親となる木から離れた場所で生命をまたつないでいくことができるっていうことなんですよね。
一方でシンヨウジュは何かっていうとらし植物で種をむき出しにしているということなんですね。
種がむき出しになっています。
これが松ぼっくりとかあとスギとかヒノキとかあの辺の実のことを考えてもらえると、
ああなるほどねと果実が確かにないよねっていう話になっていますね。
これがシンヨウジュとコウヨウジュの違いなんですけど、
じゃあイチョウの持っているこのギンナンですよね。
ギンナンはどっちなの?みたいな話なんですけど、
ギンナンはらし植物に分類をされるんですよね。
イチョウのギンナンは確かに外側が肉質でちょっとブヨブヨしたような感じになっていますけど、
あれは果実というか胚種の中の種になる部分が成長してそういうふうになっているものなので、
やはりイチョウというのはコウヨウジュ、菱植物になりきらなかったというところなんですよ。
らし植物、つまりシンヨウジュの特徴を兼ね備え続けていて、
紅葉樹と新葉樹の違い
葉っぱだけちょっと広げてみたよっていう、こういうものがイチョウさんなんですよね。
はい、どうだったでしょうか。ということでですね。
モミジの種は?なるほどね。
モミジの種は、モミジさんたちはコウヨウジュに分類をされるから、あれは菱植物なんじゃないかということですよね。
ちょっと今調べてみますね。モミジは菱植物なのかどうかっていうと、やはり菱植物ですね。
あの種は、その周りがやっぱり脂肪で包まれているということになってますね。
はい、なのでこれは菱植物ですね。確かにモミジというのはムクロジモクなんですね。ムクロジの仲間ですね。
ムクロジっていうのは、昔洗濯するのに使われていたような洗濯の実っていう名前がついていますね。
で、あれはですね、皮とかその実の部分が泡立つっていうことだから、やっぱりそうなんですね。
まあ、乾燥、あのですね、種っていうのはですね、乾燥に強いんですよね。種は乾燥に強いです。
だから最初のうちはちょっとこう、実とかなんかちょっと熟した感じがあってもですね、ほっとくとやっぱりこう種だけになると乾燥していくんだと思いますね。
だからなんかカラッとしてるなとか、そんな感じが思ってた人としてもそうですね。
あとはその種というものが殻みたいなものに包まれているみたいな感じでしょうかね。
そう、だからこのイロハモミジの種とかも、あれヨクカって言うじゃないですか。ヨクカって言うよね、ヨクカってね。
ヨクカっていうのは翼の果実って書きます。
イロハモミジはですね、空を飛ぶことができるそんな植物で、その葉っぱをですね、広げて、翼のように広げて、風に乗せて遠くへ遠くへ飛ばしていくっていう、そういう果実ですよね。
はい、あ、ハラペコハッチさん、優しい卵全国発送中、こんばんは、ありがとうございます。
はい、ぜひぜひ見に行ってみてください。よろしくお願いいたします。
そして僕にもぜひ教えていただけたら嬉しいです。
ハッチさん、今日はですね、ソラニャンのところで葉っぱっていうことについてのですね、何だろう、その分析というか、何で葉っぱってこんな形をしてるのっていうことのね、第1回目をしてみました。
まあこれがすごく好評だったのでね、面白かったので第2回目もやろうっていう話になったんですけれども、そういった形でやらせていただいております。
その時に説明が下手だったなとか、話がもうちょっとしっかりできればよかったなと思ったものをですね、今歩行という形でやらせていただいております。
よろしければゆっくりしていってくださいねと思ってるんですけど、もう42分も話してる、やべやべ。
はい、そんな感じでございます。いかがだったでしょうか。
今日は葉っぱの形のことでね、太陽がどうやって通っていくのか、それによって葉っぱの形がどう違うのか、そして植物たちはどのように進化の系譜をたどってきたのか。
そしてイチョウさんっていうのは、なぜ針葉樹にも紅葉樹にも分類されない特別なたった一種なのかっていうね、こんなところをお話をさせていただきました。
さらに満足しましたということで嬉しいです。ありがとうございます。そう言っていただけて安心しました。
栗をプレゼントなんとなんと嬉しいです。ありがとうございます。びっくりです。
ヤオちゃん面白かったです。ありがとうございます。
ちなみにこの栗っていうの今出てきましたけれども、やっぱり殻が張ってね、それからその果実に包まれていますよね。
ということでこれもやっぱり必死植物なんだなぁと。そして栗の葉っぱっていうのはやっぱり紅葉樹ですもんね。ということが分かってきます。
アーカイブ楽しみにしてますということでありがとうございます。ハッチさん。
という感じですね。だから紅葉樹の方が動物たちをより味方につけていこうということで、頭が良いというか効率的というか、なんかそういう生き方をしているんじゃないだろうか。
そしてちょっとハイテクな体を持っていると。この針葉樹よりもハイテクな体になったよっていうようなところになっています。
葉っぱのカタチと太陽の影響
新人類みたいですね。
ということでありがとうございました。お相手は里山ぐらしをご案内させていただいているももちゃんでございました。またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
そしてますますカイズカイブキを好きになりましたということで良かったです。
嬉しいです。ありがとうございます。
明日はですね、ももちゃんは小学生を12名かな、あと先生たち3名を山にお連れしてガイドをさせていただくっていう、そういうお仕事をもらっています。
その時にですね、さっき言ってたねじれた杉の木。なんで木は、木の中にはねじれてでかくなっていくものがあるのかっていう話をね、させていただきましたけれども。
そのねじれた樹皮、木の皮、表面ですね。その写真をね撮らせていただけたらと思っておりますので、コミュニティとか、あとインスタグラムとかに載せられたらいいなと思っております。
ということでお時間をいただきましてありがとうございました。あなたとあなたの大切な人に森の精霊のご加護が訪れますように。
ソラニャン、ハラペコハチさん、ヤオちゃんありがとうございました。おやすみなさい。
45:26

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