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  2. 語り継ぐこと、未来に残すこと
2024-02-13 09:59

語り継ぐこと、未来に残すこと

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00:06
おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。役前司をしたり、森林インストラクターをしております。本日もよろしくお願いいたします。
先日、高知県牧野植物園というところに、実習に出かけました。
僕は、植物調査ボランティアというものをさせていただいておりまして、どのようにして植物を採集していくのかということをですね、学ぶ機会をいただいたんですね。
なぜ植物を採集するのか。これは、その場所にどんな植物がいるのかということをですね、
明らかにする。そんな目的があります。 なぜ明らかにしなくてはならないのでしょうか。
実は、新しいものを見つける。 これが何かがわかる。識別される。
それはですね、ひとえに、この世の中に多様性が一つ生まれるということに他ならないんです。
多様性が生まれる。一体どういうことでしょうか。草、花、木。
見るものすべてが同じように見えてきませんか。 そこらへんに生えている草、どれも同じでしょ。
そこらへんに生えている花、色は違うけど、形も違うけど、でも別に花は花でしょ。
なんて言っていると、それぞれの個性を見落とし、それぞれが全部同じものでしょ。
なんていうふうにラベリング、つまり決めつけてしまうことになりかねないのです。
ですから、できる限り一つ一つの違いというものをはっきりとさせて、
そして、これは新しい名前をつけよう、これはどんな効果があるのかしっかりと検証しよう、なんていうことになっていくんですね。
だから図鑑というものがあって、僕たちはその図鑑を見ながら、木や花や草、これを一つ一つ見分けていくんです。
多様性のために、僕たちは採集をしていく。
そして、ここに珍しい草があるのであれば、それを守っていくことが多様性を保護していく。
03:06
そして、それを未来に伝えていくということになるんです。
植物を採集するとき、標本と言われている形にして採っていくんです。
採った草を乾燥させて、そして水分をきっちりと抜いて、紙に貼り付けていくんですね。
その植物の生前の姿がわかるようにです。
今、スマホで写真撮ればいいんじゃないの?なんていうふうに言われるかもしれませんが、標本というものは本物なんです。
そして本物というものは、どんなにどんなに解像度を上げていっても、どんなにどんなにズームアップしていっても、ぼけることがありません。
写真は点の集まりですから、それを拡大拡大拡大ズームアップしていけば、いつかはぼやけてしまうんですね。
本当に高性能な顕微鏡で覗きながらですね、それを一つ一つ一枚一枚花びらを丁寧に観察をしていきました。
そんな研修会だったんですね。 牧野植物園のスタッフの方が僕にですね、
ぜひ、もうちゃりさんの撮った標本も、もしご利用でなければ、牧野植物園に寄贈してください、なんていう話をいただきました。
標本はもちろん自分たちが個人的に持って、そして自分たちのために役立てていくということが一つあるのですが、
家の中で撮っておいても、もう保管しきれないよとか、もうこの種類の植物のことはよくわかったから、これ標本はいらないなってなった時に、
植物園に寄贈をするんですね。すると植物園というのは、そこでは植物の研究が行われておりますので、
僕の撮った標本が、そこで研究に役立てられるということなんですよ。
撮った標本がすぐに役立つかは分からないですけども、まあ図書館と同じようなものでですね、そこに行けば何でも揃っているよね。
植物の情報が何でも手に入るよね、というふうなことがですね、
僕たちが研究をしていく上ではとても欠かせないことなんですよね。
牧野植物園の方が僕にさらにこのようなお話をしました。
06:02
標本を撮ることは、自分の名前を未来英語をずっとずっと半永久的に残していくことなんだよ。
そんなふうに語ってくださったんですね。
標本の隅っこには自分の名前、そしてそれを採集した日付、場所、そういったものはですね、標本からは受け取ることのできない情報ですよね。
その標本がどこで撮れたものなのか、誰が撮ったものなのか、いつ撮ったものなのかというのは、それを撮ってしまった瞬間に分からなくなってしまいます。
それを事細かに記録していくんです。
つまり、標本を寄贈するということは、自分の名前もその植物とともに半永久的に残り続けるということなんですね。
これは非常に意義深いことだなと思いました。
残すという点で言えばですね、今僕は集落のお手伝いをさせていただいております。
仮想地域ですので人口がどんどん減り、おじいちゃんおばあちゃんたちがいっぱいというか、もう数名しか住んでいないそんな集落もあるんですね。
そんな集落はこれから人が増えるのかと言われますと、それは現実問題やはりちょっと厳しいんじゃないかなということがもう日を見るより明らかなんですよね。
ただ、その集落をずっとずっと未来永劫を残し続けるということは難しかったとしても、
そこで誰が住んでいたのか、どんな思いで住んでいたのか、何を大切にして暮らしていたのか、どんな暮らしを営んでいたのか、
この生活の知恵、未来へ語り継ぎたいものを一つ一つ丁寧に紡ぎ出しながら残していくということは、
そのもの自体が未来にずっと残っていくということと同じぐらい、いやそれ以上に大切なことなのかもしれません。
だから僕たちは情報を、このスタンドFMもそうですけども、取って残すこと、そして
それを語り継いでいくこと、自分の得た
知恵、英知というものはぜひ語り継いでいっていただければと思うんですね。
09:01
ということでいかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
本日は、語り継ぐこと、未来に残すこと、そんなテーマでお話をさせていただきました。
僕も発信活動をね、結構いろいろやってきているんですけれども、最近下火になりつつありました。
これをですね、さらにまた盛り返していく意義というものをですね、僕は今回感じさせていただきました。
本当にありがとうございました。ということでお時間が来てしまいましたので、今日はこの辺で最後まで聞いてくださりありがとうございました。
お相手は役前師であり森林インストラクターであるもうちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
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