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おはようございます。こんにちは、こんばんは。
こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
12月14日土曜日のお昼に収録をしております。
いかがお過ごしでしょうか。
連日にわたり、自然についてお話をしております、このチャンネルでございます。
本当にね、たくさんの方が聞いてくださるようになりました。
もともとこのチャンネル、1回の放送で聞いてくださるのって、2人とか3人とかだったんですね。
もうそれが今、10倍以上になっているというところでございまして、
本当に一人一人のですね、あなたの存在に励まされてやらせていただいております。
そして、この自然をテーマにした内容でありながら、
やっぱり現場に寄りすぎていないということもですね、
一つこのチャンネルが大切にしていることだよなっていうことを思っております。
と言いますのは、自然を発信しているチャンネルって他にも探せばあるんですよね。
すごく専門的になっていくんです、自然のチャンネルっていうのは。
けれど、僕がやろうとしていることは、皆様の生活の中にそっと入っていけるような放送。
これを意識しているんですよね。
もちろんね、専門的なことをお話しさせていただくこともあるんですけども、
僕はできる限り多くの方にこの自然のことについて知っていただきたいという思いでやらせていただいておりますので、
皆様が受け取りやすい内容にパッケージングして、そして受け取っていただくということを常日頃心がけております。
今ですね、午前中に僕はある一本の映画の自主上映会に参加をさせていただいてきたんですね。
この映画はテーマはミツバチでした。
はい、あのミツバチです。
めちゃくちゃ簡単に要約をしますと、
ミツバチがこの世界からいなくなってしまったら、今僕たちが営んでいる生活、暮らしというのはもう立ち行かなくなってしまうんですよという、そんな大きな大きなテーマでした。
もうちょっと具体的にお話をしますと、今スーパーに並んでいる野菜たち、果物たち、ああいったものは実はミツバチが作り出しているものでもあるということなんですね。
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ミツバチって一体どんな仕事を自然界でしてくれているのかというと、
花の蜜を取るということと引き換えに、花粉を体中にべったりくっつけて生活するんですね。
そしてまた別の花のところに行って蜜を取ろうとするときにですね、体の中にくっついているその花粉を別の花にぺたっとくっつけるんですよね。
そうすることによって蜂は蜂蜜を取ることができる。
そして花たちもお互いに動けないながらも花粉を送り合うことができて、ミツバチを介して送り合うことができて、そして子孫を次の世代に残していくことができるということなんですよね。
これがまさにミツバチがいてできる自然の形なんです。
でもこのミツバチたちがいなくなると、多くの野菜や果物が取れなくなってしまうということが起こります。
起こるんですね。
そしてそうなるとスーパーに並ぶ製品というのが本当に棚がガラガラになって石油製品みたいなもの、化学調味料たっぷりのものたちが並び、自然のものというものがなくなっていきますよということです。
今日本で自分たちで作っているお野菜や果物、お肉もそうですけれども、そういったものを全部ひっくるめて日本が日本で供給できているものっていうのはカロリー自給率39%半分にも満たないということなんですね。
そんな中、もしミツバチがいなくなってしまったらもうこれは大変ですよねということなんですよ。
だから自然に感謝をしようねとか、ミツバチが過ごしやすい環境を作っていこうねとか、そういうことを伝えてくださるような映画でした。
もっと深いので、もし興味のある方はレターやコメントなどで寄せていただければお伝えすることができますので、ぜひぜひ教えていただけたらと思います。
さてそのミツバチの生活を見ていて、僕思ったことがあってですね、そういえば今ミツバチがいなくなって少なくなって、そして環境がどんどん変わっていって野菜や果物とかが取れなくなっているというシーンを見てですね、僕はすごく感じたことがあった。
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それはですね畑仕事をしていたときに気がついたことなんですね。
僕はですね、2年と8ヶ月、9ヶ月くらい前に高知県に移住をして、小さいながらも少しずつ自分で作物を育てるようになりました。
小さい面積ながらもですね、最初はですね、ナスから始まったんですね。
感動しましたね。
ナスを植えてさ、そしたらさ、木がぐんぐん成長していって、ナスがボコボコ出来上がっていくわけですよ。
これはすごいなと思いましたね。
そしてですね、トマトなどもやったし、あとスナップエンドとかもね、やらせていただいてきました。
こんな話をしていくとですね、だんだんだんだん生活からかけ離れたものになっていってしまう方々もいると思うので、
専門的にはならないようにしたいと思うんですが、
こういったことを知ってですね、僕は少しずつ畑とか野菜を作るということに目覚めていったんですね。
何にせよ、一度もですね、冷蔵庫に入れないで、取ったものをそのまんま1分後には食べることができる、調理することができるってこんなことがあるのかと、
東京から移住をした僕はですね、驚いたんですね。
一度も冷蔵庫に入らないんですよ。
冷蔵庫に入ったからどうとかそういうことはあんまないけども、ないかな、分かんないけども、
でもそういった人工的な環境に行かずにそのまんま口に入れることができるというのは、
なんて面白いことなんだろう、素晴らしいことなんだろうと直感的になんですが思いました。
さらにですね、畑の面積が増えていったわけですよ。
そこでですね、今度土の中で育つものっていうものも作っていくようになったんです。
例えば人参とかジャガイモとか大根とか、こういったものは土の中にできるものですよね。
そういったものをですね、作って、そして掘るとですね、作物に土がくっついて出てくるんですよね。
僕はそれを見たときに、おやって思ったんです。
この作物にくっついた土っていうものは野菜についている。
できる限りきれいに払って土を落とすんです。
畑の中に落としていくんですけども、それでもこべりついたものがある。
それはもう水場に行ってきれいに洗わないと泥は落ちないんですけれども、
その土とか泥というものが流されていったときにどうなっちゃうんだろうなと思ったんですね。
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実はこれ畑の土がなくなっていくっていうことなのかなって思ったんですね。
もちろんメカニズムを知れば知るほどですね、
土っていうものがなくならないようにですね、
どんどん新しく土っていうものは自然の力で出来上がっていくんだということも知りました。
が、それを上回るスピードで作物を作り、
そしてその土をですね、きれいに払わずにどんどんどんどん洗い流してしまうと、
やがてですね、その畑の土はなくなってしまうんじゃないかと思いました。
ここが僕のですね、インスピレーションの始まりだったんですね。
つまり野菜を作る、果物を作る、作物を作る、
それは土がなくなること、そして土の中で何かが減ったような気さえしたんですよ。
ここが僕のですね、作物を作る、そして今の活動に至る最初の原点だったように思います。
何かが減ったような気がした。
それは見た目でわかる土そのものがなくなった。
だけども土の中にある何かが減ったような気もしていたんですね。
学びを進めていくと確かにそうだということがわかりました。
野菜や果物、これ土の中にできる作物だけじゃなくて、
土の上にできるナスやトマトなども同じことなんですけれども、
そこで何かが出来上がる、何かが作物が出来上がるということは、
それただ単に出来上がっているわけじゃないんですよ。
土の中から引き上げられた養分を植物が作り直して、
それを糖とかですね、エネルギー源に作り変えて、
そして一つ一つの果実としてならせてくれているんですね。
ほっとけばですよ、その作物は枯れていって、
そしてそれがまた土に帰っていく。
そしてそこで出来上がった果実が落っこちて、
中にあった種が土の中に入っていって、
そしてまた芽吹いていくなんていうですね、
サイクルが起こっていって、そこで循環が生まれていくので、
土はずっとずっと健康なままなのかななんていうことも思ったんですが、
決してそうではない今の現状です。
何か人間が作物を採って自分たちが食べようっていう風にした時にですね、
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途端に土の中に帰らないものが出てくるんですね。
畑の外に持ってかれてしまうものが出てくるんですよね。
そして僕たちはそれを食べて、ああ美味しいねって言うんですけども、
その野菜とか果物のいわば、これ赤ちゃんなんですよね。
種をまだ作りきっていない赤ちゃんの状態で僕たちは食べていってしまって、
そしてじゃあ僕たちは土の中に何かを返しているのかなっていうと、
実はそんなことはほとんどしていないのかもしれないなということも感じるわけでございます。
土の中には様々な栄養素があって、
その栄養素がどんどんどんどん植物のところに引き上げられていくわけですけれども、
やっぱり栄養がなくなってしまった土地っていうものはあるんですよね。
するとですね、中でですね、
微生物が住むことができなくなったり、
虫たちも住むことができなくなって、
動物たちも住むことができなくなって、土はどんどん固くなっていきます。
だからもっと土地を元気にさせようとしてですね、
無理やり肥料とかを使って耕したりとかしようとするんだけども、
ずっとずっとこの営みを続けていくと、やっぱり土が傷んでいくこともあるよねと思います。
そうならないようにしているっていうのが農家さんたちいっぱいあると思いますけれども、
そういうふうなことを僕は感じたんですよね。
はい、長かったねここまでね。
大丈夫かな?
でも一言で言うならば、野菜や果物を収穫するということは、
土から何かが減るっていうことです。
そしてその営み、恵みというものは無限には続かないんだよっていうことです。
有限なんだよっていうことです。
それを僕は感じた途端にですね、生き方がちょっと変わってきたんですよね。
土のために何ができるのかなということを感じるようになったんですよね。
やっぱり作物を育てるためには土に栄養がないと言って、
外から様々なですね、肥料とかそういったものを持ち込むんですけども、
それはしないようにしようなって思いました。
そしてその中でですね、生きている生き物たち、
虫とかね、鳥とかね、微生物たちの力を借りて、
そこの畑っていうものを作っていこうということを決めたんですね。
そうなった途端にですね、野菜たちがですね、すごく生き生きとしました。
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もちろんまだまだですね、土が育ちきっていないので、
元気な野菜ができているかと言われたら、まだまだ改善の余地はあるんですけれども、
それでも食べるに困らないくらいの食材が取れるようになったということですね。
だから何を言いたいのかというとですね、
僕たちは積極的に自然に関わっていくっていうことは大事なんだよっていうことです。
自然と人間を切り離して考えるっていうことがですね、よく起こっていると思います。
それは一体なぜなのかというと、西洋の考え方なんですよね。
西洋の考え方がいけないって言ってるんじゃなくて、
西洋の歴史というのは本当に開拓の歴史です。
日本だから山があって木があって自然がいっぱいあって恵みが豊かなんだっていう国にいるからピンとこないかもしれませんが、
海外の方は砂漠文化なんですよね。
一切何もなかったところから切り開いていくというところなので、
いかに自然を効率よく人間が恵みを享受できるようにするかという、
自然を支配していくような考え方が始まっていくんです。
これはですね、庭を見ても明らかです。
日本の庭園、日本庭園というのは、それを見てただけでもわかるようにですね、
自然の流れとかっていうものをすごく意識していますよね。
枯れ山水とか、でも西洋の庭ってどんな作りなのかというと、
直線なんですよね。
均一な芝を敷く、でもそれは全部直線で区切っていくみたいな感じだったりとか、
あそこにドーンと大きいですね、噴水を置いてみたりとかですね、
水路を流そうと思っても川の流れの蛇行とかっていうのではなくて、
カクカクカクっていうね、角張った水路を作って流していくというのが、
実はその西洋のですね、文化なんですよね。
そんな西洋の文化で、僕たちは結構いろいろ考えてしまうというイメージがあるので、
いかにこう人が自然をコントロールするのかとか、
自然を支配していくのかとか、
いかにこう人が困らないように自然を使っていくのかっていう考え方になっていきました。
もう能書きはいいわと、非評価になってしまったらいかないですよね。
でもそういうことがあったわけなので、僕たちは実は置かれている環境としてはですね、
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日本人でありながら、そういう西洋の考え方っていうのを色濃く受けております。
僕たち日本に住んでいるから、やっぱりこの東洋のですね、
日本ならではの自然感というものが失わずに大事にしておく必要があると僕は信じているんですね。
だからですね、この大地の恵み循環というものをどんどんしていこうよと思いました。
今ですね、海外の方でも無農薬でやろうとかですね、そんなの当たり前でしょっていうような場所もあるんだそうです。
それはおそらくその西洋の方でですね、開拓の歴史をずっとずっとやっていって、
じゃあ何が一番ベストなのかっていうことをですね、考えた感じたというそういう文化の背景もあるんでしょうね。
ということで僕たちはですね、今日本にいてすごく便利な毎日を過ごしていて、
明日この世界が終わるかもしれないとか、明日この地球はですね、環境が壊れてしまうかもしれないとか、
そういう心配はない中でもですね、これがじゃあ1000年後、2000年後続いていくのかと思ったら、
そうではないかもなぁなんていうことを思うんですよね。
何かが失われてしまっている、土の中で何かが失われているというこの現状に僕は畑仕事をさせていただいて感じました。
ここからなんですよね、やっぱりこう自分で作業をして指先で感じたことが、
自分の信念や概念を感じて、そしてこれからの行動の指針になっていくというようなところがあるなぁと思いました。
はい、いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
本日はですね、この自然の恵みは無限じゃないんだよっていう話だったりとか、
土の中で何かが減ったような気がした、そんな経験を話させていただきました。
すべてのものは繋がっているからさ、だから今ここの台でね、今自分のところで何かこうアクションをして、
自然や地球を応援する生き方というものをしていきたいですよね。
ということで最後にお知らせをさせてください。
現在ですね、大好評発売中のこだまこまちプロジェクト設定仕様集ボリュームゼロという商品を紹介いたします。
この商品はですね、今僕と仲間たちが手掛けております、樹木を精霊のキャラクターにして人にお伝えしていくという取り組みでございます。
まだですね、走り始めて半年ちょっと経ったところなんですね。
だからまだまだまだまだなんですけれども、初の公式ファンブックというものを発売させていただきました。
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これですね、ぜひね、多くの方に手に取っていただきたい限定100冊、この世界にたった100冊しかないものでございます。
これはですね、1670円、送料込みで2100円でお届けしております。
番組の概要欄にリンクを貼り付けておきますので、もしよろしければそこをご覧いただいて気になるなと思ったらですね、ポチッとしていただけたら嬉しいです。
でもこれですね、オンライン販売ショップブースに登録をしなくてはならないので、登録料はもちろん無料ですけれども面倒だなって思ったらですね、
ももちゃんにコメントやそれからレターなどでですね、教えていただけましたらやり取りをして手配をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということでお時間をいただきました。お相手はこだまこまちプロジェクトのももちゃんでございました。
またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
今日はこれから僕は玉ねぎを150個植えていくという作業をいたします。
森のコカゴがありますように。