1. もおちゃんの「なぜなに?」樹木図鑑📗
  2. 戻らぬ旅、廻る命、還る波に寄..
2025-06-12 40:33

戻らぬ旅、廻る命、還る波に寄せて-砂漠と森と海の世界線-

ぼくたちは、世界の稀少な森の民として、秘められた感性を解き放つときが近いと思うんだ。

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⏰タイムスタンプ⏰(AI作成)
 もおちゃんのはじまり──森と世界をつなぐ声
 社会科という地図──つながりが育むまなざし
 山、砂漠、海──地形が紡ぐそれぞれの文化
 森にこもるこころ──内向的世界観という知恵
 見たことのない世界観に触れるとき
 文化は出会い、影響し合いながら変わっていく
 経済では測れない豊かさを、もう一度問いなおす

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〈これまでのおはなし〉
ザックスレストランを営む主人公ユウは、
謎の少女の声を聞き、
森の中へと入っていった。

森には異変が起こっていた。
次々に倒れる樹。
襲ってくるかずら。

森の精霊、
エノキとイロハモミジに出会ったユウは、
自身が伝説の存在「杜人」の末裔であることを知り、森の奥へと歩みを進めた。

迫り来る怪異たちを振り払い、
見事、大精霊アカガシを救ったユウたち一行は、
旅の疲れを癒すため、「昴宿よこぐら」を目指すのであった・・・・・・。

これは、もしかしたらこれから人類が経験してしまうかもしれない
今からちょっと未来の話。

人は、自然から離れ、そして、自然もまた人から離れてしまった。
都市で起こっている異変、自然界で起こっている異変。
世界の秘密とは。

旅立ち。別れ。そして、森の精霊たちとの不思議な出会い。

自然界は人間を、人間は自然を取り戻すことができるのか。

近未来のオーガニックファンタジー冒険活劇。
森をめぐる冒険が今はじまる。

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サマリー

このエピソードでは、もおちゃんがファンタジー作家としての視点から、地理や気候が文化や歴史に与える影響について考察しています。日本、アメリカ、イギリス、中国などの国々を例に、山や海に囲まれた国々の特性を語り、社会の全体性を理解する重要性を強調します。また、海の民、森の民、砂漠の民という三つの文化がどのように独自の世界観を形成しているかを探ります。特に、それぞれの民の生活様式や自然との関係を通じて、異なる文化的背景が人間の価値観に与える影響について考察しています。さらに、森の民、砂漠の民、海の民の異なる世界観が論じられ、それぞれの理念が生まれ変わりや循環の概念にどのように影響を与えているかが探求されています。日本と他国の文化の違いや、その結果としての価値観の変化についても触れられています。そして、戻らぬ旅と廻る命、還る波を通じて、私たちの世界観や大地、気候の影響について探求しています。

もおちゃんの自己紹介と背景
おっすおっす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
今日は病院の付き添いに行っておりまして、この時間のライブ配信となりました。いかがお過ごしでしょうか。
もおちゃんのですね、住んでいる地域は本日も梅雨空、雨がしとしとと降っておりましてですね、
植物たちは本当に元気元気元気満タンというようなところでございますでしょうか。
もおちゃんはですね、雨が降るとお仕事がいろいろなくなるので、ちょっとホッとする感じがありまして、
本日は読書をしたり、そしてから病院の付き添いをさせていただいたり、また創作活動を打ち込んでいけたらなと思っているところでございます。
あなたはどんな1日を過ごしていらっしゃいますでしょうか。
さてさて、本日のタイトルはですね、戻らぬ旅、廻る命、還る波に寄せて、
いやーこんなタイトル、本当に再生数が伸びなさそうですね。
そんな中ですね、この配信を聞いてくださっているあなた、そしてアーカイブ配信を聞いてくださっているあなた、本当に物好きな方です。
というかですね、でもこんな話をね、させていただいているのって、もしかしたらこのチャンネルくらいなのかなぁなんて思ってですね、
もうちゃんはこの放送をさせていただくっていうような、なんか一つの使命感というか、自分自身が面白いからやっているんですけどね、そんな気がしております。
もうちゃんはですね、ファンタジー作家なんですよね。
話をさせて作らせていただいて、世界観を作らせていただくということをさせていただいております。
そんな中ですね、もうちゃん自身がいろいろ取材をさせていただいたり、また研究をさせていただいて、そしてファンタジーの世界の創作に役立てさせていただいております。
本日はですね、そんな世界のすごく奇想的な部分、僕たちが感じているこの世界の広がりとか、あと神様とか、宇宙とか、そういうものってどのようにして作られていったものなんだろうというのをですね、
学問的に学説を用いながらですね、裏付けながらお話をさせていただこうと、あくまで結構科学的なところがありますけども、
もうちゃん自身のこの経験科学というものも、ふんだんに盛り込まれておりますのでね、ぜひぜひ楽しんで聞いていただけたらなと思っております。
猫が喋ってますね。
ということで始めていきたいと思います。この番組は色鉛筆画家の松梨香さんを応援させていただいております。
松梨香さんは先日、松梨香の彩りというポストカードブックの作品集をですね、発売されまして、もう超大人気なんですね。
クリプト忍者という忍者のキャラクターをモチーフにした作品を作ってくださっております。
いつか小玉こまちプロジェクトの絵もですね、描いていただけたらなと思っているところでございます。
それくらい素敵な作品をね、作ってくださる方でございます。
松梨香さんとのですね、コラボ配信の日が決まりまして、6月20日に、
これはありがたいことに松梨香さんの方からお申し出をいただきまして、実現させていただくことになりました。
このチャンネルでやらせていただきますので、楽しみにしていてください。
はい、ということで始めていきましょう。本日のタイトルは、戻らぬ旅、回る命、帰る波に寄せてでございます。
社会科の授業におけるつながりの重要性
いやー、モーちゃんはですね、かつて小学校教員をしていたんです。
小学校教員って、一応全科目教えるというものなんですけれども、その中でね、モーちゃんの得意な教科っていうのがありました。
っていうか専門、それは社会科なんですよね。
ただ社会科っていうのはさ、小学校の中でも3年生から始まるんですよ。
1、2年生っていうのは生活科じゃないですか。だから3年生から始まっていく。
そしてさらにやっぱり専門的なもの、すごくこうマニアックなところってなっていくと、5年生や6年生なんですよね。
そうするとさ、小学校6年間あるうち社会科のクライマックスっていうのは、5年生と6年生のこの2年間になってくるんだっていうと、なかなか社会科を受け持つ機会も少なくてですね。
僕の教職のキャリアは11年あったんですけど、その中で何年間それに携わることができたかなというようなところではあるんですけども、そんなモーちゃんだからこそですね、さまざまな世界のこととかいろいろ話させていただくんですよ。
で、そんなモーちゃんがですね、一番この授業を作っていくにあたって大切にしていたことがあるんですね。
その授業を作っていくのに大切にしていたことは、社会科の授業においてですよ。
一つとして意味のないものとか、独立してある知識とかってことはなくて、全てがつながっているんだっていうことです。
特に社会科っていうのは歴史とか地理とかそういったものが分野がパツッと分かれてしまいますよね。
精密がありますよね。だから社会は地理は地理で学ぶ、政治は政治で学ぶ、経済は経済で学ぶ、歴史は歴史で学ぶ、みたいなふうにしっかりとカテゴリが分かれてしまっているんですけれど、実は全部が密接につながっているっていうのが社会科なんです。
もうちゃんが一番最初に伝えていくことは何なのかっていうと、その学んでいく対象となる国だったり地域の気候、それから気候と地理ですね。
どんな地理的な条件があるのか、例えば山が多いのかとか、それから海が広がっているのとか、川があるとか、はたまた砂漠なのかとか、そういうことを必ず抑えるんですね。
そうするとそこから影響を受けていろんな文化が作られていく、歴史が物語が紡ぎ出されていくっていうことが分かってきます。
そしてもうちゃんたち一人一人の作られている世界観ですね。
日本人はさ、仏教の国、神様の国なんていうふうに言われてるけど、なんでこの神様を信じるとか仏教とかあるのかとか、あとさらにキリストもありますけれども、さまざまな宗教信仰があってOKなんだっていうふうになったこのフードって一体なぜなのかだとかですね。
なんでキリスト教がアメリカではすごく広がったのかとか、そういうことがいろいろいろいろ出てきております。
ありがとうございます。ソラニャンこんばんは。今出先で音声聞けなくてまたアーカイブで配置しますね。ありがとうございます。
後でアーカイブでゆっくり聞いていただけたらと思います。ありがとうございます。いつもいつも。はい。
お気をつけて。ということでですね、続けますけれども、とにかくこういうね、さまざまな繋がりの中で私たちはいるんだっていうことですね。
言うなればですね、僕たちはこの気候とか地理というものの檻の中に入っている一人一人なんだっていうことを言うことができると思います。
日本のことを言うとですね、これは海に囲まれた島国ということはもう誰も否定ができないような事実じゃないですか。
そしてこの日本っていうのは地図で見るとすごいわかるけれども、ほとんどが山なんですよね。
もうちゃん昔ね、自転車で日本を縦断しようって言ってずっと自転車を越えてたことがあるんですけど、とにかく山だらけなんですよね。
ラッキーと思うのはトンネルなんですよね。トンネルがさ、こう走っていくと、ああ良かったって、山を越えなくて良かったなんていう風になっていくんですけれども。
とにかくですね、山が多くて山が多くて、はぁはぁはぁはぁ言いながら、その山をこうやってね、あの潜っ、山を、僕空に釣られちゃった。このまま潜ってますって言う。ありがとうございます。全然大丈夫ですよ。
山をトンネルにで潜れて良かったっていう風になるわけですけど、それくらい日本は山が多いということですね。
国々の地理的特徴と文化
さらにですね、こういうことを見ていくと、アメリカはどうなんだとか、中国はどうなんだとか、イギリスはどうなんだとか、様々に思いが馳せられるというかですね、分かってくることがあるんですね。
じゃあアメリカの方を見てみると、アメリカってどういう国なんでしょうかね。これね、実はですね、海洋国家っていうところに分類されるそうなんですね。
アメリカってアメリカ大陸なんていう風に言うから、大陸国家なんていう風に言われるかなと思うんですけど、実はこれ海洋国家に分類される。日本と同じ分類なんですよね。
日本も海の国、海で囲まれた海洋国家で、アメリカも実は海洋国家なんです。どこがやねんって感じなんですけど、それは太平洋と太西洋、この2つの海に挟まれているということで、アメリカは立派な海洋国家なんですよね。
それからね、イギリスももちろん島国なのでね、あれも海洋国家ですよね。じゃあ中国とか、あとモンゴルとか、あとロシアなんかはどうなのかなって言うとですね、あのあたりは大陸国家なんていう風に言ってもいいんじゃないかと思うんですね。
それはなぜかというと地続きでいろんな国々とつながっているよねというようなところがあってさ、こういう場所であって、しかも緯度がすごく高いので北の方にあったりもするので寒いとかそういうこともあるんですよね。
なんていうことを考えていくと、これで世界は大陸国家なのか、それとも海洋国家なのかっていうことでですね、分類をしていくことができて見ていけると。さらにそこの国の中をずっと見ていくとですよ、その地域の中が山が多いのかとか、あと平地なのかとか、そんなこともですね、見えていきます。
先ほど申し上げたように日本っていうのはとにかく山、山、山、森っていうのはこんもりとしているということなんですね。盛り上がってるから森というのであって、森はイコール山なんですよね。
ということもあって、日本は山の民ということができる。じゃあアメリカとかヨーロッパの方はどうなの?なんていうと、あそこら辺は海洋国家なところもあるにせよですね。砂漠の民というようなところもすごくあると。
それは日本のように木がいっぱいいっぱいあるというよりもですね、本当にダダピロい平原というか、平原でもないのかな、ずっと砂漠なんですよね。もう砂地だったりとか石がゴロゴロ転がっているっていうくらいで、もうだからですね、山があれば他国から攻められにくいとか守りやすいとかそういうことがあるんだけども、そうじゃない。
本当にどこまで行っても地平線の彼方までが見晴らせてしまうなんていうところがあって、もうこれはですね、砂漠の民の宿命でもあるような気がするんですけれども、どこまで行っても見晴らしがいいから、どこからでも攻められてしまうみたいなところがあると。
そうなってくると、この砂漠の民の人たちはですね、すごく防御をしていこうとか、この国を守っていこう、この自分の住んでいる場所を守る、守る、守るというして、兵を立てていくとか開拓をして、そこを自分たちの攻撃力を上げていってですね、軍事力を高めていってみたいなことだってあるというようなところになっていきます。
それからですね、フィリピンとかインドネシアとか、ああいう国々はですね、とにかくこの海洋国家の中でも本当にこう海の民と言ってもいいのではないかと思うんですね。
こういう海の民たちはどんなふうにして暮らしていたのかというと、とにかく魚を獲るということが一番大事な食料源じゃないですか。
だから海をですね、どこまでもどこまでも旅をしていかなきゃいけないということで、そういった方々はですね、とにかく外側に広がっていくんですよ。
森の民っていうのは逆反対に農耕をしていく、とにかく作物を作っていくんだって言って、内向き、内向き、内向きに盛り上げていくというか、そんな感じがあります。
毛ちゃんたち森の民はですね、日本人森の民は森とか山っていうのを中心にして、その麓に集落とか街をどんどん作っていってにぎわっていきました。
そして何かご飯を取りたいとか作物を取りたいと思ったら山の中に行って狩りをしたり、さまざまなものを採集して食べていたということなんですね。
だからですね、外に出かけると言っても内側に出かけていくんですよ。
とにかく内側、内側に出かけていくっていうのが、この日本人をはじめとする森の民の特徴なんだということです。
日本の中でもですね、この海の近くは日本の海民、海の民と書いても海民と言いますけども、そういった人たちもいます。
そういう人たちはですね、とにかく船を漕ぎ入れてですね、海に漕ぎ入れて、それでそういったところのですね、魚を取って帰ってくる、とにかく帰ってくるというようなところがあるということなんですね。
さてさて、ここまでですね、海の民と、それから森の民と、それから砂漠の民の、この3つの民を紹介をさせていただきました。
今日はですね、この海と森と、そして砂漠の民の人たちがどんな世界観を作っていったのかっていうお話を、ファンタジー作家のモーちゃんの視点から解説をしていきたいと思っております。
まあね、このタイトル、戻らぬ旅、回る命、帰る波に寄せて、全然再生数が伸びそうにないタイトルですよね。本当にね、色気がない。
もうこれを聞いてくださっている方々本当に感謝ですね。そしてこのマニアックな世界へようこそっていう感じですね。ありがとうございます。
さてさて、そんなですね、今この3つの民の話をさせていただきました。特徴を挙げさせていただきました。
まずね、海の民っていうのはね、すごく興味深いところがあるなと、日本人もわかるんですよ。この海の民の特徴っていうのは、なぜならば日本は海に囲まれているから、海の民の要素もあるということなんですよね。
で、この海の民はとにかく水平に移動していくということをやっていきます。とにかく水平なんですよ。とにかくどこまでも水平に移動していくんですよ。そうですよね。もう本当に、読んで文字のごとく水平平らにですよね。
そして魚をとって必ず帰ってくる。行って帰ってくる。行って帰ってくる。その旅の中では、いつでも海というものがそばにあります。だから境目がないんですよ。
自然の世界と人の世界のこの境目がなくて、行って帰ってくる。行って帰ってくるということで、一応その陸地というものはあるにせよ常に自然の中にいるというようなことを海の民の人たちはよくよく感じていたんだと思います。
さらにやはりこの行って帰ってくるというこの水平的な移動がすごくあってですね。そしてその中で外側に広がっていく好奇心もあって、冒険心というものもあった。それが海の民たちの特徴なんですよね。
だからさ海のさ近くの地域に行くと、うわ陽気だなぁとかさ明るいなぁなんていう感じしません?それっていうのはやっぱり海っていうのが外側に広がっているなんていうイメージがあるからなんですよね。
森の民の内向的世界観
そして自然とともにやっぱり生きているっていうことがあってさ、人の力でどうにもならんことっていっぱいあるよねっていうことを本当に身をもって感じてきているから、だから細かいことあんまり気にしないっていうようなところが大らかさがあるように思います。
もうちゃんも海の人たちと一緒に仕事をすることが結構ありましてですね、もう学生時代はライフセービングをさせていただいて漁業をやって、もう漁船に乗ったりとかして海を渡ったりとかしてきましたので、この辺はよくよくわかるところです。
そこで一方でですね、じゃあ森の民はどうだったのかというと、これがですねなかなかイメージがしづらいというか感じなんですけども、とにかく内側に入っていくものですよね。ただですね、この森の民だけが持っている特徴がある。それは木をいっぱい持っているんだっていうことです。
そして内側に入っていくというふうに言いましたが、山を駆け上っていくっていうことなんです。つまり森の民たちはですね、この垂直、上から下っていうこの世界観を色濃く持っているそんな民なんですよ。すごくないですか。
でね、この木一本見てもやっぱり根っこがどっしり張られている。この根っこっていうのは地面の下の世界じゃないですか。だからこの木と一緒に生きていくっていうことをやっていくと自然と地面の下の世界があるんだっていうことに気がついていくんですね。
そしてそれが私たちのこの陸地っていうものもあってさ、地面ですよね。地上ですよね。そこは幹があって、そして空高いところには枝、そして葉っぱ、そして花とか実が生い茂っていて、そういったところがやっぱり神様とつながっていくところなんだっていうところからあって。
だから毛ちゃんたちですね、心のどこかで神様に祈る時間があったりしません?天に祈る時間があったりしません?そういったものってどこから現れているのかっていうと、この木一本が示している、この森とか山が示している、この垂直的な世界観っていうところから登場をしているっていうことなんですよね。
宇宙からの宇宙というか、こんなこと言ったらなんかフワフワした話になるんですけど、僕たちはどこかで神様とつながっているっていうふうに思えているっていうのも、実はこの垂直的な宇宙観というか世界観というものを僕たちが持っているからなんですね。
リラさん、こんばんは。ゆっくりしていってくださいね。ありがとうございます。
そして3つ目の砂漠の民の人たちです。砂漠の民の人たちはどこまで行っても見渡すことができてしまう、そんな真っさらな砂地が都にいるんですね。
この自然環境の中で言うと、日本の森の民たちが経験をしているようなものではないんですね。
どちらかというと、この自然というものは人間たちに対しての敵対していくものなんだというような考え方すらもある。
前にもちょっとお話をさせていただきましたけれども、向こうの方々の自然観というのは、日本の持つ自然観とは全く違うんですね。
キリスト教的な考え方というのが、現在の経済とかっていうものを支えているんですけども、
キリスト教の一番最初のもともとの考え方っていうのは、この世界にある自然環境っていうのは全部人間のために作られたものであって、
そしてそれを人間は開発をしていいと、どんどん利用してっていいんだというような考え方がそこにはあってさ。
それで始まっているので、とにかく砂漠があったらその砂漠を開拓をして人が住めるようにしていくんだなんていうことが正当化されていくんですよね。
これ良いとか悪いとかじゃなくて、もうそれは気候とか地理的な環境がそういった力学が働いてきて、そうさせているんだというようなところがあるんだと。
だからもう全然森の民とは違う考え方がそこにはあるんだっていうことです。
そしてこのキリスト教的な考え方には、実はこういった考え方があって、終末論的な考え方があると言われています。
この終末論っていうのは、終わる、末の終末ですね。
つまりこの世界には終わりがあるっていう考え方なんですよ。
終わりがあるんです。
そうするとどうなるかっていうと、昔世界史とか倫理の時間にやったような気もするんですけど、免罪符なんていう話ってあったじゃないですか。
教会が発行する免罪符、罪を免れる切符、これを買うことによって僕たちは救われていくんだと。
どこで救われるのかというと、実は今こうやって生きている砂漠の中で生きている状況ってめちゃくちゃきついよね。
めちゃくちゃしんどいよね。
それから争いとかもいっぱい起こるよね。
お互いにお互いが攻められるんじゃないか、攻め込む必要があるんじゃないかっていろいろ疑心暗鬼にもなるし、いさかいとかも争いいっぱい起こっていくよね。きついよね。
本当大変だよね、生きているって。
でもね、この世界これからどんどんどんどん終わりに向かっていくから、終わりに向かった時に最後に審判があるから、最後の審判ってやつですね。
その最後の審判で、超簡単に言うと、良い人と悪い人に振り分けられると。
そして良い人っていうのは本当にもうこれから憎しみとか怒りとかがない、そういった幸せな世界に行くことができるんだよっていう風になると。
そして悪い人に振り分けられた人たちはですね、それから先はもう神様とつながることなんかできない愛のない世界に永遠にいることになるよという、このターニングポイントがこれからあるんだというような話になるんですね。
だから、生きている人たちはもうどうにかしてこの最後の審判に備えて、良い人の方に行けるようにということで様々なことで苦労を重ねていきます。
そんな中の一つで免罪符っていうのがあってさ、そんな人たちの心理を使って教会の方がですね、免罪符買ってくださいと。
どれぐらいの値段がしたのかっていうこともちょっと調べたんですけど。
現在のレートに直すと数千円から数十万円っていう感じですかね。
それでさらにやっぱりお金持ちの人たちにはもっと何百万とかっていうぐらいする、そういう免罪符を売っていたと。
それであなたは天国へ行くことができますよみたいな話をしていくんですけれども。
今お話をしていたことでハッと分かっていただけたら、気づいていただけたらすごく鋭いですね。
この終末論的な考え方っていうのは一方方向なんですよ。流れてる時間がもう一方向なんですよね。
異なる世界観の紹介
森の民の僕たちが持っている考え方はですよ、どこかで僕たちは生まれ変わるんだと。
輪廻転生するんだっていう考え方がどこかであるじゃないですか。どうですか。
ありませんか。どこかで生まれ変わっていくんだって。これって森の中を見ているとすごく分かりますよね。
種が落ちて、そして芽が出て、花が咲いて、またどんどん大きくなっていって、木がふわっと生い茂って、木が倒れてからまた新しい命に生まれ変わって、なんていうぐるぐるしたサイクルっていうものが見えていきます。
これが垂直にね、本当に垂直にあるこの宇宙感というか世界観を持っている僕たちの自然な、本当に自然に生まれた考え方なんだろうなと思います。
一方でこの砂漠の民たちもね、もう本当きついよっていう時に人たちはこの世界でぐるぐるぐるぐるいるわけにはいかないんですよね。
そうじゃない。それじゃ救われない。この世界がいつか終わる。終わった後からがスタートなんていうようなところもどこかにあってさ。
ということで、もう全然違う世界観というものがあります。さあ、ここまでいかがだったでしょうか。
海と森と砂漠の民のこの世界観というのをちょっとずつお話をさせていただきました。
本当に海の人たちっていうのはそう思うと、もう人の世界も自然の世界もあんまりこう分け隔てがない。
とにかく漂う波のようにある時はそこは人の世界になり得るし、ある時はそれは自然の世界にもなり得るし、はたまた自然の世界の中に僕たち人がいるしなんていうことも感じられるし、なんていう結構あやふやな世界なんですよね。
一方でこの砂漠の民っていうのはとにかく直線的な世界でということで、結構厳しいんだなということが分かっていきますよね。
そして森の民っていうのは海の民に比べて内向きなんだけど、その中でですね、どんどんこう輪廻転生、ぐるぐるぐるぐると循環をしていくんだなんていうことがそこに込められていましてね。
全然違う世界観や宇宙観ストーリーっていうものを僕たちは信仰の中に、そして僕たちの心の中のどこか奥底の潜在的なところに持ち続けているんだよっていうことなんですよ。
いかがでしょうか。これがですね、今日のタイトルの戻らぬ旅。戻らぬ旅っていうのは、行っても戻ってくることができないという砂漠の民の人生観というか世界観を表していて。
文化の交流と影響
回る命っていうのは森の民の世界観を表していて、そして帰る波ですね。行っては必ず帰ってくるっていうことをね、行っては帰ってくる、寄せては帰るということをですね、とにかくやっているのがこの海の民たちの特徴を得ているのかななんていうことを思っております。
今日の放送は一体何を言いたかったのかっていうと、もうちゃん今ファンタジー作家としてですね、様々にこうやって取材をさせていただいて、一人一人のですね、登場人物の背景とか、なんかいろんなことを考えていくんですよ。
でもこれだけさ、文化とか育ったところが違うと、全然違うキャラクターが生まれてくるなっていうことを、すごくがてんがいくんですよね。これは作家としてだけではなくてですよ。
一人一人何かこう僕たちが生きていく上でですよ。本当に何かこう対話というか、人とこう話し合っていくって大事なんだなっていうことを思います。
っていうのはですね、もうちゃん最近ちょっと紐解いている本の中に知性学という学問があるんですね。この知性学っていうのはまさにもうちゃんが小学校の教員として大事にしていたことだったんだなっていうのに最近気がついたんですけれども。
とにかくこの地理とか気候とかそういうものが与える僕たちへの影響、文化とかフードとかそういった影響というのがあるんだなっていうことを感じるんですよね。
例えばそうですね、中国という国とアメリカという国は実はすごく状況としては似ている。経済大国にもなったしさ、それから強い力も持っているしさ、なんていうところもあるんだけれども。
なんでこうアメリカはあれだけ代表的な国みたいな風にしても世界のナンバーワンダーみたいになっていて、中国をね今僕たち日本人が見ていてすごい大きな大国でもう日本よりももう経済的な成長をガーンと遂げたなというところだけども。
でもなんだかそのアメリカみたいな風な脅威というところ脅威というかですね大きさを感じない感じることができないのかなんていうことは実はその国が持っている気候とか場所っていうものにいろいろあるということなんですね。
中国は実はすごく大きな国であるけれども周りもですね強い国たちで本当に厳しい自然環境を乗り越えてきたそういう国たちでですね囲まれているんですよね。
一方でアメリカの方はですねさほど国に囲まれていないっていうことわかりますかね。むしろ海に囲まれていて海で守られているなんていうようなところがあるよねと全然こう状況が違うよねなんていうことがあります。
だからこそですねお互いに似たような感じで発展は遂げてはいる。人口とかそういうのもどんどん同じ両者が傾向するようになってきているとかね思うんですけれどもでもそれぞれ全く環境が違うよな文化や伝統が違うよなっていうのはどっから生まれてくるのかなんていうことがあってさ。
そうするとやっぱり僕たちって生まれた場所とか置かれている環境っていうのにすごく引っ張られるというかその中でのものの考え方とかそれから心の動きだとかをしているんだなっていうことを感じるわけですね。
僕たち一人一人がそれぞれの家族の中にいるとかさそれぞれの職場の中にいるとかさ全くもって環境とかが違って万人に通用する方法とか教えとかってないんだなということをよく感じます。
そしてこちらにとって都合のいいことが向こうにとっても都合のいいことだとは限らないということもあるなぁなんていうことを思うんですよね。
ある時代にルックイースト政策というものがありました。
アジアの方のですねシンガポールとかタイとかあの辺の国々がですねベトナムとかあった国々が昔ですねイーストつまり日本を見ろってねルックイーストだから日本を見て学ぼうっていう政策をしていたことがあったんですよ。
この時になんで日本を学ぼうっていうふうにしたのかというと日本が高度経済成長でグンと成長したからなんですよね。
ものづくりで発展をしていってすごく豊かでそして戦争とかそういったことで軍事的なもので発展をしているというわけでもない。
もう本当になんかそれが眩しく見えたですねそのアジアの国々東南アジアの国々にとってはです。そういった国々が日本を真似したい参考にしたいと言ってルックイーストなんていうふうにした時代がありました。
そういった時に日本の文化がどんどんどんどん持ち込まれたいったんですね。
もうちゃんがねタイに行った時だったかなベトナムに行った時だったかなすごく驚いたのがですね日本がで作られた車がいっぱいあっちにあったりとか日本でかつて走っていたバスかなみたいなのが向こうで使われていたりとか
あと鉄道とかもですね日本で使われていたの線路だとかそういった鉄道とかが向こうで使われていたりとかそうやって文化の貸し借り文化の輸出みたいなものがあったんだそうですねそれで瞬く間にとは言いませんけれどもそちらの東南アジアの国々も成長発展を遂げていった。
ですがここでですねちょっと歪みが起こってきたっていうのも事実だっていうことを聞いているんですね。
日本はさもともとこの垂直的な宇宙感世界観を持っていたんですよだからそこで輪廻転生をしていくっていうようなことがあったし向こうにどれだけ遠くに行くかっていうよりも内向き内向き自分の心をすごく大事にしていたっていう文化を持っていました。
でも西洋の波、欧米化とかああいうのがさ明治時代あたりからずんずんずんずん始まっていった江戸時代かなずんずんずんずん始まっていってさそしてだんだん追いつけ追い越せになっていったっていうこの歴史があってそうすると日本はねだんだん忘れていくんですねこの垂直的でそして循環していくそして自分の内面を磨いていくというか目を向けていくっていうその時代があったんですね。
目を向けていくっていうその時間が少しずつ失われていくんですねでそれよりもどこまで遠くに行けるかっていうあの砂漠の民たちが持っていたようなあの水平でそして一直線に進んでいくっていうあの時間感覚これを日本人は自分の心の中に自分の中に宿すようになっていきます。
経済成長と心の豊かさ
はいそうなっていくとなかなか難しいですよねそんな思想を実はルックイーストの中でですね輸出していっていったのではないかとそうするとこの東南アジアの国々はですね寄せては返すようなそういったあの海のね民の思想を持っていたりとかしていたわけだしなんかこう自然とともに生きていくとかそういったことがすごくあったんですね。
けれども経済発展とか一直線に流れていく時間の感覚っていうものを優先するようになっていってあるものはこう思ったに違いないと思うちゃんは思うんですねすごく心が豊かだったすごく今の生活で満足をしていたも最高だよあと何もいらないよと家族もいてそして食べるものもあってそして自然があって毎日毎日働かなきゃいけないと思っていたんですね。
でもそれもみんなで汗を流して自然の中で働いてそれでいいよねって言ってて満たされていた人たちがいたはずなんですよねそんな人たちが
あれこのお金のために働くっていう時間が増えてきたぞどういうことだ家族と一緒に過ごす時間が減ってきたぞお金が増えてきたけれどもなんだか満たされない心っていうものが生まれてきたぞっていうことにザワザワっとした違和感を感じながら
そのルックイースト政策以降のですね国の流れに身を委ねるしかなかったっていう人たちもいたんじゃないかと思うんですね
いやこれはですね実際にインタビュー記事でもいたというのをもうちゃんは実は見ていて話もしているところはあるんですけれどもね
でそういったことによって実はすごく精神的な心の豊かさを持っていた国々がその豊かさが少しずつこう失われていきその代わり経済的な物質的な豊かさっていうものが手に取れるようになっていったなんていうことがあって
何が良くて何が良くないのかなんてことは全くわからないんですけれどもでもどんな時代においてもやっぱりこう日本人がもともと持っていたこの垂直的な世界観そしてそこで培ってきたですね僕たちの中にある内向きを磨いていくっていうようなことだったりとか
循環させていくんだっていう思いだとかそういう優しいところっていうものは持ち続けていきたいなと思うんですよねそして今こそそういう世界観というものも持ち直してですね今あるものにプラスして持ち直してなんかバランスよく生きていくことができるのが僕たちなのかななんていうことも思っております
そんな感じで今日は話させていただきましたいかがだったでしょうか最後まで聞いてくださった方はぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね
今日はですね戻らぬ旅回る命帰る波に寄せてお話しさせていただきました僕たちの世界観っていうのは本当に様々でございますけれどもそれは何も突拍子もなく生まれてきたものでもなくて培われてきたものがある
何年経っても何百年経っても何千年何万年経っても変わらないそんな大地それから気候地理的な条件というものから育まれてきたんだよなんていうお話でございました
最後にもう一度だけお知らせをさせてください今僕が応援コールをさせていただいております色鉛筆画家のまつりかさんとの対談が6月20日6月20日の9時にこのチャンネルにて実現することが決まりました
まつりかさんからのお申し出をいただきまして決まりましたお互いにですね作家として何かを生み出すものとしてこういったお話し合いをねしていきたいねなんていう話がありまして実現させていただきます
よろしければ聞いていただけたら嬉しいですということでお時間が来たので今日はこの辺にしたいと思いますお相手はこだまこまちプロジェクトのもうちゃんでございましたまたお会いできることを楽しみにしております
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませあなたとあなたの大切な一人森の精霊の子が子が訪れますように
40:33

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