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みなさん、こんばんは。 地球元気食堂の時間がやってまいりました。
僕の名前は、もおちゃりと申します。 薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしております。
僕は薬膳師ですので、一人一人の体調や心の具合に合ったお料理を提案したり、
森林活動ガイドとして、自然の中の案内、そして生態系についての発信をしているものでございます。
よろしくお願いいたします。 このラジオ番組は、
Cheering Earth is Cheering Myself! 地球を元気にすることは、自分自身を元気づけることなんだ、
ということをコンセプトに、日々日々プラネタリーアース、地球の健康を発信をしているものでございます。
それでは、今日も地球元気食堂やっていきましょう。
ということで、この地球元気食堂という名前に、タイトル、ラジオ名を変えてみました。
これまでプラネタリーヘルススタジオなんていう風に言ってたんですけれども、
もうちょっとキャッチーにしようかなと思いまして、地球元気食堂、まあいいでしょ。
薬膳師で森林活動ガイドの僕にとっては、ぴったりな名前が見つかったんじゃないかな、なんていうことを思っています。
地球元気食堂、よろしくお願いいたします。
さて、今日なんですけれど、僕は森林インストラクターの資格試験を受けてまいりました。
いやー、先ほどはですね、その間奏線の位置ということでですね、やってたんですけれども、途中で電車が来てしまいまして、電車の待ち時間にやってると、
なんとね、1時間電車を待たなきゃいけないということで、もう田舎なのでね、
その待ち時間にちょっと収録をしていたんですけれども、
やっぱりもう1回話をしたいなと思いまして、もう1回回させていただいております。
いやー、森林インストラクターのこの試験なんですけれども、一体どういうものかというと、
まあね、高度経済成長を終えたあたりぐらいからですかね、人が自然の中、森の中、山の中に入っていくなんていうことがあったんだそうです。
そのためですね、山が荒れていってしまったんですよね。
そして事故も起こっていきました。
そこで森をしっかりと案内をすることができるような人を育てたいということがありまして、この森林インストラクターというものが生まれたという話でございました。
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僕はですね、この森林インストラクターの試験のことをもう15年くらい前から知っていました。
当時大学時代でしたね、大学生でした。
その時にもこの森林インストラクターの勉強というものをしてみたんですが、どうしてもですね、わからないことがたくさんありました。
なんせ森林の中にあんまり入ったことがなかったんですよね。
それなのに僕はいつか森の中で生活をしてみたい、活動をしてみたいなんていうふうに憧れを抱いていました。
その時は森林インストラクターの試験はもう途中で断念をしてしまったんです。
なぜかというと難関すぎた感じです。
難しすぎたんですね。
で、今もう一度受けてみようということで勉強を進めていったら、わかるわかる。
確実に15年前の自分よりも少し良い視点で、良い視点というか広い視野でこの世界を眺めることができているんじゃないかななんていうことを思った次第です。
広い視野であり、そして動植物、主たちを観察するときは非常にミクロな視点にこだわってね、観察をしています。
さて、今日はですね、問題用紙は持ち帰ることはできなかったんですけれども、ファインプレイもいくつかありました。
まあ書いてみてですね、決していや違うかなとか言って、他のものを書いたら初めに書いたものがあってたみたいなね、そういうパターンもあって非常に悔しくて。
森林インストラクターの試験は4科目ありまして、森林という科目、林業という科目、そして野外活動という科目に安全と教育という科目の4パターンがありましてね。
それぞれの試験で、それぞれの科目で6割、60%の正当率で合格ができるというものなんですね。
だから、総合点ではなくて一つ一つの科目でということなので、さあどうだったかなと思います。
一つがクリアすれば、一つの科目クリアすれば、来年その科目は免除というような感じになります。
もうね年に一度しかなくって、しかもかなりのボリュームがあって難しくって、そんな試験なんですよね。
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だから最近のね、本当資格ブーム、資格商法のですね、乗っかったようなものとはもう全然違うようなものを僕は今挑戦をしてやりました。
で、まあ合格率はゴブゴブかなぁなんて思ってます。
で、ちょっと悔しいなーって思ったりもしてるんですけれども、結果は10月の末っていうことだったので、まだまだ1ヶ月ぐらいは待たなきゃいけないんですよね。
1ヶ月間ね、もやもやしながらやきもきしながら待つなんていうのもあれなので、僕はもともと別にこの資格が欲しかったわけではなかった。
ただ勉強がしたかった。そして自分の力を試したかった。だからこの資格試験に臨むことができたんですよ。
だからその合格してるかしてないかっていうこと、もちろん合格してたらとても嬉しいしハッピーなことなんですけれども、
まあね、合格をしたらですね、二次試験が東京なので東京に行けるということでね、ちょっとね、皆さんに会いたい人たちもいらっしゃるので、合格してたいものかなと思うんですけれども。
でも明日からね、今まで試験勉強をずっとやってきたわけなので、そういった毎日ではなくて、
自分自身の活動っていうものに打ち込めるような、そんな毎日にしていきたいなと思っています。
明日はね、山に登らせていただいて、そこでですね、樹木医、根木のお医者さんから話を聞きまくるっていうね、そういう1日になります。もう最高、めっちゃ楽しいよね。
そういう毎日をするんですけど、僕自身もやっぱりガイドをしたいなって思うし、それからやはりね、自然体験活動とか、あと今回ね、何度も何度も毎年毎年同じような問題が出るパートがあるんですけれども、
ネイチャークラフトっていう部分だったんですね。ネイチャークラフトっていうもののその問題を毎回解くにつれて、僕は工作あんま得意じゃないんだけども、ネイチャークラフトやってみたいなって、子供たちとやってみたいなって思う気持ちがどんどん出てきました。
ネイチャークラフトっていうのは、自然の材料、素材を使ってやるものでございます。その自然のものってね、一つ一つ全然形が違うわけですよね。個性があるんです。そんな個性のある自然のものを自分の五感を通してですね、観察をし、そしてそれを生かしながら工作をすることによって、その自然との一体感っていうものをね、感じることができるんですよね。
だからネイチャークラフトってめちゃくちゃ良くって、最近の子供たち、僕たちもそうかもしれませんけれども、デジタルデバイスでバーチャルリアリティの中でずっとずっと生活をしている、そういったものが多いと思うんですよ。そうすると、やっぱり生きる力とか、やっぱり直接体験っていうものがね、少なくなるんじゃないかっていうお話でした。
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このスタントFMとかに関してはですね、受け身になりすぎるわけではなくって、自分で発信をしているときは、とにかく自分自身のですね、主体的な、自発的な、自主的なものでやっていっていると思うんですよ。
でも、ゲームだとか、動画を見るとか、そういうものって与えられるものじゃないですか。何か遊ぶ範囲が決まってて、できる範囲が決まっててさ、それ以上のことはできないじゃないですか。間接体験なんですよね、すべてが。直接的なものではないんです。
そうなってくると、こんなことも書いてありました。日頃ね、子供たちが言われたことにだけ応えるとか、もうね、体力もなくなってゴロゴロしてるとか、ゲームをしてるとか、夜になって活動し始めるとか、そういうのってゾンビみたいだよねって。すごいよね、これね。
子供たちとか、そういう状況にある人のことをゾンビなんていうふうに例える人がいるんだということでした。それを僕は読んで、なるほどなーと思いました。それぞれのお子さんによってね、様子とか、境遇とか、そういうの全部違うんですよ。全然違う。
だから、一概にダメだとか、そんなことは言えない。僕にもですね、ずっと一緒にね、こう過ごしている、見ている子供がいるんですけれども、とてもね、そんなね、無責任に突き放すことはできません。やっぱり家で、外に出たくない理由があって、家に引きこもるっていうことはあるんだよなってことも思うんですね。
ただ、ね、そんな子供たちがいても、外に連れ出す、野外で活動する、そんなことが一緒にできたらね、とても楽しいんじゃないかなって思いました。
はい。で、今ね、僕の元には、外で遊ばせる、遊ばせる?遊び場を作るっていう、そんな仕事のオファーがですね、何件か来てるんですよね。2件、3件ぐらいは来てるんですよね。
ということでですね、僕はね、明日からですね、その、どんな遊びをしようかなっていうことをワクワクしながら考えてですね、子供たちと一緒に、いろんな活動を考えていきたいなって思ってます。
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さあ、森林インストラクター試験の完走戦を今日はね、しておりますけれども、いかがでしょうか。
他にどんな問題があったかなっていうとですね、うーん、そうだなあ、やっぱりね、あの、山の中の暮らしっていうものがありました。
はい。あの、今ね、その都市の人たちと、それから田舎の人たちの暮らしって、関係ないんじゃないかって思われている方々もいらっしゃいます。
来年度から環境税、環境森林税、ごめんなさい、森林環境税か、えーと言ってですね、一律で全国民、まあ住民税を払っている人たちが1000円税金がプラスされるっていうのをご存知でしょうか。
この1000円はですね、全国の森林の整備のために活用されるっていうことなんです。
ただ、都市に住んでいる人は、「はあ?」と言うんですよ。
僕たち住んでいるところに森なんかないぞと、なのになんで年に1000円も多くお金を税金を支払わなきゃいけないんだよって、そういうふうにですね、言う人もいるような気がします。
でも本当にそうでしょうか。
もともとこの森林の開発、森林の整備っていうのは都心の人は都心の人の住んでいる場所でやっていたんですよね。
田舎の人は田舎でやってたんですよね。
それがまあね、どんどんなくなっていくわけですよ。
じゃあなぜなくなったのかっていうことです。
なぜだと思います。
なぜ僕たちは森で生活しなくなったんでしょうか。
だって、もともと森の中で生活をして、食、住っていうものを賄ってたんですよ。
森の中で採れるものを使って服を作り、森の中で採れるものを食べて、森の中から木材を切り出してきて家を作って、
そういうような生活を僕たちのご先祖様はみんなみんなしてたはずなんですよ。
でも今全く変わってしまったこの生活の状況、一体何があったのかということはすごく大切で抑えておきたいところなんですよね。
一つはですね、戦争というものがありました。
戦争が終わった、戦争中はその軍事物資を作るためにですね、たくさんの木が切り出されました。
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そして戦後はですね、復興のためにやっぱりまた木を切り出していくんですね。
そしたらもう全国で木材が不足したんですって。
今山を見ると全部こう緑結晶じゃないですか、緑結晶ね。
でも本当はですね、もう50年60年ぐらい前はハゲ山だらけだったんですよね。
それを、いや木を植えようっていう風になったんです。
なぜならば植えた木をまた使うことができるからということなんですよね。
一説によるとですね、1960年代の木っていうのはだいたい1立方メートルで3万円くらいしたらしいです。
3万3000円ぐらいしたという風に言われています。
でも今木をね、1立方メートル切り出してきて、じゃあいくらですか、いくらだと思います?
なんとその10分の1の3000円くらいになっちゃってるんですって。
木材の価値がぐんぐんぐんと減ってしまっています。
だから林業をやろうなんていう人が少なくなってきてしまっているんですよね。
さてそんなこともあるんですけども、もっと抑えておきたい大切なことはですね、
エネルギー革命っていうものがありました。
1960年過ぎあたりでしたっけね。
エネルギー革命というものが起こるんですよ。
これは何かっていうと、今まで燃料として使ってたものはほとんど全てが薪だったんですよね。
森林から切り出してきた木材で使われていた、賄われていたんですよ。
でもエネルギー革命、なんとその木材の燃料にとって変わられたものが化石燃料だったんですよね。
石油とかそういうやつです。
これを使うことによって何が起こったかっていうと、
木材がもう使われていなかったんですよ。
何が起こったかっていうと、木材がもう使われなくなっちゃいました。
本当に使われなくなっちゃったんです。
切り出されなくなっちゃったんです。
当時ですね、電信柱ってまだまだ木製だったんですよ。
木だったんですよ。
だから木を切るってことは当然あったんです、仕事として。
そして電車を通す、鉄道を作る、線路を作るってなった時、枕木っていうのがあるでしょ。
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あの枕木っていうのは今コンクリートになっちゃってます、全国的に。
木じゃねえし、でも枕木っていうんだよね。
昔はそれを木がやってたんですね。
枕木っていうのは電車が走った後の振動を吸収することができるものだったりするわけですけども、
やっぱり木だったからこそですね、その柔らかく音や振動を吸収することができていたらしいんですね。
でももう枕木もコンクリートになってしまったので、木材の切り出しっていうのはなくなってしまったということでした。
さらに燃料ももう使われないっていうことだったので、ますます木を切ろうっていうことがなくなっていってしまったんですよね。
じゃあ今その森林を守ろうとしているのは誰なのか、守っているのは誰なのか。
これまでは人々が森林に住んでいる人たちが自分の生活とか経済活動のためにそれを整備していきたんですけれども、
今はですね、もう整備する人がいないという状況で、人が整備するっていうよりも行政が管理をするみたいな感じになってきていてですね、
非常に難しくなっているそうなんですね。
さて、そんなようなところでですね、山村の課題なんていうことも学んでいきましたけれども、いかがだったでしょうか。
今日はね、森林インストラクター試験の感想センスということでお話をさせていただいているんですけれども、
森林インストラクターのことをもっと知りたいよとか、もっと問題のことをお話ししてほしいよなんていうリクエストがございましたら、
ぜひぜひお気軽にレターとかコメントとかでそういうものを飛ばしていただけたらと思います。
ということで、僕はですね、今日本当にくったくたです。
1時間20分の1科目の試験、1時間19分ずっと手を動かしてですね、文字を書き続けてきました。
なんて言って、頭フル回転でちょっと今日はね、もう眠くなっちゃったなんていうところなので。
それにしても、日本代表バレーボール女子、ちょっと惜しかったな、残念だったなと思うんですけども、
それもまた人生であり、それもまた成長の糧であるということですね。
僕自身も今回のテスト、もしうまくいってたら嬉しいですけども、うまくいってなかったとしてもですね、
また日本代表と同じようにですね、明るい方を向いてやっていければなと思っております。
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ということで、本日は聞いてくださってありがとうございました。
お相手は薬禅師であり、森林活動ガイドであるもうちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。
聞いてくださってありがとうございました。