1. もんざえもんの最近
  2. #55 人生に悩んでいる人に対す..
2024-07-20 17:09

#55 人生に悩んでいる人に対するアプローチ/ゲスト:杉本渓さん

前回に引き続き、アーティスト杉本さんとの対話会です。

今回は他者からの人生の悩みをどう受け止めてるのか、杉本さんに話を聞いてみました。

このお話で出てくる杉本さんでネイルを施すユーザーへの想い、とても共感できました。

▽杉本さんの個展について
Kei Sugimoto/杉本渓 
個展「暈-casa-」

7/19(金)〜8/4(日)10-17時 : 入場無料

▽詳細はこちら
https://www.instagram.com/p/C8zQEbovd6t/

#コーチング #アート
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6652f982316143a771e7793f
00:06
みなさんこんにちは、もんざえもんです。今回は前回に引き続き、杉本渓さんとの対話会の第3回目になります。
今回は人生に悩んでいる人に対する考えについてお話を伺ってきました。ぜひお楽しみください。どうぞ。
でもさ、ふと思ったんやけどさ、そうやって、例えば俺とかはコーチングというツールというか手法を使って、人の悩みとかを相談したりとかしてアプローチするみたいなことをやってるんだけど、
例えばけいちゃんは、絵を通してっていう話さっきしてたような気もする、置いていくかもみたいなことを言いつつも、
今そういう人生に悩んでる人とか、迷っている人がけっこうけいちゃんの絵を見て感動してる人もいると思っていてて、
たらればみたいな話になっちゃうけど、もし相談とかされたりとかしたら、けいちゃんは今なんて答えるんやろうね、人生の悩みを持ってる人に。
あーそうだね、なんて声をかける。
なんかさ、なんでこんな話だか、昔やったらけいちゃんけっこう臆病でさ、こんな感じじゃないイメージやったんよ。
そうだね。
昔の話して、なんか申し訳ないんだけど、どっちかっていうと、物事、仕事を辞めるタイプでもないし、危ない橋を渡れないタイプ。
だから、絵一本で生きていきますみたいなことを、生きていきたいとかっていう気持ちがあったにしても、たぶん口に出すのもはばかれるような、当時だったような気がしていて、
その変化をちょっと見させてもらってたからこそ、余計にそれを聞いてみたくなったので、今ならなんてそういう人生に悩んでる人たちに声掛けするのかなって。
今日もね、ネイルの新しい新規のお客様に入ったんだけど、色を決めたりとかするときにね、癒されたいなーって言ったのね、その人が。
癒されたいってことは、今癒されてないってことじゃん。
どうしたんですかーってちょっとずつちょっとずつ時間をかけてさ、紐解いていくわけ。何がどこで癒されてないとこの人は感じているのかっていう。
03:04
で、そのときに直感だったりとか、伝えたほうがいいんだろうなみたいな言葉がなんとなくわかるからさ。
それはきっと、もんさんがコーチングで質問を投げかけて、クライアントさんがしゃべる言葉、雰囲気とか。
で、こういうふうな質問をするといいなって思うのと同じ感覚なんだけど、なんだろうけど。
私はその人の話を聞くとか、なんかね、なんとなくキャッチした感覚で、今こうなんじゃないですかーとか、こういうことで苦しいんじゃないですかーとか、もっと器用はなくていいし、気楽でいいですよーって。
でも、その焦ってる自分をダメだって思うのも、手放したらいいんじゃないですかーって声をかけたんですよ、今日。
そしたら、その人帰る頃には目が少しキラキラになっていて、声をかけられてよかったなって思ったし、向こうも出会えてよかったって言ってくれてさ、そんな感じかんね。
何分ぐらいの話する?
1時間、2時間かかってないかな、みたいなやりとりをできる人にはするのね。
っていうようなことを、自分がもがき苦しみ、苦しみに自ら飛び込み、わーって渦の中に入り込み、そしてそこから抜けた経験があるからこそ、もっともっと、そんなに闇ばかり見つめなくてもいいし、
その闇は今あなたに必要な経験かもね、とも言えるだろうし、私が闇に向かうときに、自分から闇に向かってるくせにしんどいって、苦しい、こんなの嫌だって結構言うタイプだから、
それを友達にヘルプって言うと、すごく柔らかい言葉で、柔らかい布で包み込んでくれるような感覚にしてくれる友人が多いのでさ、そういった経験を私も渡したいです。
06:08
ありがとう。なんかさ、最初の方に癒されたいなーって今日のネイルのお客さんが言ったときにさ、ってことは、今癒されてないってわけじゃんって言ったやん。
人が発する言葉以外の情報のことをやっぱりキャッチするっていうので、コーチングの技術ではあんまりそこは実はあんまり関係ないと僕は思ってはいる。
もちろん汲み取る必要性はコミュニケーション上あるんだけど、基本的には情報をキャッチボーリーすることの方が多分コーチングにおいてはきっと大事だと思っていてて、だけど人が言わないこと、本当は言いたいことをキャッチするって結構難しいよね。
今となっては自然に汲み取ろうとしてるから、アンテナも張ってるからキャッチできてるような気もするんだけど、それがあるから、まずそういうところを感じながらも、少しずつ歩み寄るけいちゃんは素晴らしいよね、それ。
いきなりガッと癒されてないんでしょうとは言わないわけであってさ、少しずつ自分の波長に合う、波長を合わせていく感覚っていうのはいいなと思った。
その人の距離感にも、人間関係の距離感だけじゃなくてさ、その人の心が受け入れられるかどうか確かめてるのかなって聞こえたわ、なんとなく。
そうそうそうだね。
そこがやっぱり、昔からけいちゃんはできてたのかもしれないけど、でも圧倒的にそういうコミュニケーション、もしかしたらネイルで培ってきたものなのかもしれないけど、けいちゃんはそういう感じで結構踏み込むコミュニケーションになってきてるなっていうのはなんかふと今感じましたわ。
そうなんだよね。結構我慢してたんだよ、今まで。
この人に今こういうことを伝えるのは、必要なことだなって、自分の中でわかってたとしても、いや求められてないかもしれないとか、いちネイリストがでしゃばったまねはしてはいけないとか、それで全然エネルギーの循環が起こってなくて、
09:04
まるで自分に重たいお布団が積み重なるみたいな感覚だったの、それが。
抜け出したいのに抜け出せない。
重たそうだね。
うん。一体これはどうしたらいいんだって、それが2年前ぐらいにあって。
なるほどね。
徐々に徐々にモンさんとの対話もそうだし、周りの友人たちとの対話をしたときに、私の口から出る言葉を求めてる人がいるんだって知った。
私があなたをこう見てるよって伝えると、喜ぶ人がいるんだって知ったのね。
いいね、俺もコーチングでそれ気づいたかも。結構近しい感覚かもしれない。
それを私は映像で見たりするから、ビジョンでね。
映像で見る?
うん、なんだろうな、本来いるべき場所というか、例えば闇に落ちてたりするときだったとしても、本来のあなたの膝の高さはここだよっていうビジョンがなんか見えたりするのね。
それは本当に高い高い雲の上、すごく素晴らしい美しい景色の中から、あなたは物事を見てるんだよ、いつもって伝えたいから、それをネイルのデザインに落としたりとかするんですよ、言葉を添えて。
そうすると、私から渡されたものを受け取った人は、けいちゃんがこうやって見てるんだったら、じゃあ大丈夫だねって言うんだよね。
そんな私が見えたビジョンなんてないかもしれないのに、嘘かもしれない。
そっかそっか。
その人には見えてないから。
確かに確かに。
嘘つかれてるかもしれない。ちょっと悪い言い方になったけど今。
決してもちろんそうではないってのはわかってはいるんだけど。
それはそういうこと起こるよな。
でも確かに、私はクライアントから受けた言葉から質問を投げかけるっていうスタイルではあるけど、けいちゃんの場合は逆やもんね。その人がそう見えてるから投げかけるっていうコミュニケーションもね。
12:14
あーそうだね、確かに。
そこはでも違うなーって。
それはいろんな方法とかその人のやり方がもちろんあるから、どれがいいとかっていう話はもちろんないんだけど、そこは大きな差があるな、差というか違いがあるなとは思った。
私は言葉でキャッチしたりその人の雰囲気でキャッチしてからじゃないと、そういう提案とか質問とか対話っていうのができないから。
なかなか難しいんだけど。
けいちゃんの場合は確かに感じてくれて、コミュニケーションしてくれてることは結構気づかされることが多いからさ。
それはすごいな。昨日も背中が重たそうだよとか言われることもドキッとするもん。
実際あんま寝てなかったし。
自分が傷ついてないところを見てもらえるってありがたいけどね、それをフィードバックもらえるっていうのはすごい嬉しい。助かることが多い。
こういう話は誰でも彼でも渡したいわけじゃないとも思う。
あ、そうなんや。
もちろん、そういうサービスを受けるってなったときには渡さなくちゃいけないのかもしれないんだけど。
普通にサービスやっておきちゃうもんな。
だから、よく私は人のまとってるカラーが見えたりするとか言うじゃん。
私が心を開いてる人とか、もしくは相手が自分の心に本当に100%素直になって本音を語ってるときとかにしか見えないのね、それって。
だから、「私ってデニールですか?」って言うやつは絶対に見えないし、見たくない。
デニールですか?見えるのすごい!みたいな人には絶対に渡さないこの力をって思ってる。
そうだしさ、信頼関係のすごい分かりやすい例えをたまに言ったりするんだけど、
じゃあすごく仲良いというか、親身になって話そうとしている、親身になって悩みを伝えてくれてる人と、
電車の横に座ってるおっさんにアドバイスされても、別に同じこと言われても全然信頼なんかできへんもんな。
お前誰やねんやもんな。
15:03
それはやっぱり、距離感みたいなのは年重ねたらあんま気にせえへんかなと思ったけど、
年重ねれば年重ねるほど距離感はめっちゃ大切にしてるわ。
踏み込まないことがすごく増えた、私もそういう意味では。
昔の方がガンガン踏み込んでたと思う。デリカシーなやつだったと思う、そういう意味では。
本当にさ、誰から言われるかが一番大事だと思う。
そうだね。しかもその誰かっていうのはさ、ちゃんと親身になって言ってくれてる人、
その人がもちろん波長が合うことも大事だけど、それをちゃんと受け止められるように、
受け止められるお皿がいるよね、その人にも。
最初はなかったとしてもね。
受け入れる勇気みたいなのは確かに必要だよな。
受け入れる勇気と、受け取らない勇気と。
受け取らない勇気な。受け取らない勇気の人はそれ結局は受け止めてるような気もするんだけど。
確かに。
潜在的にさ、この話もよくするやん。
なんかとりあえず今は理解してもらおうと思わへんけど、
とりあえず全部預けとくねみたいなこと、けいちゃんも俺もよく言うやん、それ。
うんうん。
タイミングってあるよね、その人も。
うんうんうん。
それは本当に不思議よ。
今やればいいのにして、思いつつもあんまり許容できないっていう不思議さはいつも感じている。
前わからなかったことが今わかるとか。
うんうんうんうんうん。
そういったことだよね。
そうそう、自分自身もあるからね、その体験は。
うん。
17:09

コメント

スクロール