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2024-07-20 32:38

投資家の日常は、いとをかし。 #14 2024年7月 後編

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個別企業の株式投資を中心に投資歴20年超の投資家 吉田喜貴さん、と、投資信託を中心に投資歴20年超の投資家 renny。


二人の日常で「いとをかし」と好奇心を刺激されたコト、モノを題材に、投資と絡めて語らっています。


このエピソードでは


  • 円安が人材の移動をふやしてる?
  • 『コーヒーが廻り世界史が廻る』
  • 食文化と地学の関係
  • 投資で成功するための8つのカギから「予測」


投資で成功するための8つのカギ は、鎌倉投信・鎌田恭幸さんのnoteの記事をご覧ください。



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サマリー

2024年7月の後編のエピソードでは、吉田さんの日常と食に関する興味深い話が織り交ぜられております。レストランの移籍やコーヒーの起源などが取り上げられ、水の種類が料理に与える影響や、投資における予測の重要性についてお話されました。投資家の成功の鍵として、投資観を持つことが挙げられ、投資に期限を設けないことを重要視されており、お金の活用方法やクラウドファンディングについても話されています。

吉田さんのレストランの移籍
はい、ポッドキャスト、投資家の日常は、いとをかし。こちらの2024年7月の後編のエピソードをお届けします。
投資家の日常は、いとをかしは、投資・信託を20年ぐらいずっと続けてます。
僕、レニーと個別の株式中心に投資をずっと続けてらっしゃる吉田さんで、普段の日常から、いとをかし、興味深いと思ったことをお話しています。
吉田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前編ではですね、Jリーグのお話であるとか、今というか、これを配信した時にもしかしたら終わってるかもしれないんですけれども、
ユーロ2024のお話なんかをさせていただいたんですけれども、後編ではですね、ちょっと違う切り口のお話をしていこうかと思ってます。
吉田さんから事前にいただいたお話ではあったんですけれども、行きつけの、吉田さんは美食ということで、美味しいレストランにあちこち通われてるんですけれども、
その、よく行きつけにされているレストランで、人の遺跡みたいなことがあったというお話をお聞きしたんですけれども。
そうなんですよ。表参道のイタリア料理のジンボーさんというお店があるんですけど、
そこのサービスマネージャーですごいいい人が、オープンの頃から、オープンって言ってもまだ2、3年かな、その頃からずっといてくれたんですけど、
今月末で退職されて、アザプザイヒルズにできたホテルに移籍するっていう話を伺って、
いい人材は外資系に取られてしまうんだなっていうのをつくづくと感じましたね。やっぱり円安の影響なのかな。
ホテルに移籍されたっていうのは、ホテルの中のレストランに移籍されるってことですか。
そうですね、ホテル内のレストランに。
なるほどね、そういうような移動っていうのは、だから外資、その辺のレストランとかっていうのの、
キャプターン化とかって外国の旅行の人であるとか、ビジネスの人もそうなのかもしれないですけれども、
まあまあその高い値段が、価格が設定できるとかっていうような感じになってたりするんですかね。
そうですね、外資系のホテルに入っているお店、正直日本人の感覚だと割高だなみたいなところなんで。
まあでもそのサービス面で海外から言葉の問題とかあったりする人なんかは、
まあむしろその街中にあるレストランなんかよりも、ホテル内のそのレストランを選ばれるとかっていうような傾向はあるでしょうね。
そうですね、海外から来るとまあそのホテル内のレストランに行くか、ミッシュランガイドに乗っているような店に行くかっていうような形らしいですね。
結構まあそういうその人材の移動というか、そういうようなものっていうのは、サービス業みたいなところではもうかなり活発になっていくようなところはありそうですよね。
そうですね、日本料理の料理人なんかも海外からの引き合いがすごいらしくて、大して経歴がなくても日本円にすると簡単に年収1000万ぐらいで気に抜かれていくっていう話も聞きますね。
なんか以前にそのお寿司が握れるようになったら、これからの世界を考えると食いパクれないみたいな話があるとかって聞いたことがある。
そういう話もあったりするので。
だからその手につけるべき職なのかもしれないですよね。そこの部分でAIは絶対やってこれないような世界だと思うんで。
だから何がどうなるかわからないですよね、そういうのでいくと。
そうですよね。
前編にもお話ししましたけど、親知らずを抜かれるというような予定があるから、美食の方も少しおとなしめとか控えめにされるような感じなんですかね。
そうなんです。今晩最後にしょっちゅう行っている十賀丘のイタリア料理店で、シェフのお父さんがアユを釣って送ってくれるっていうお店でアユのフルコースを食べて、もうしばらく夢中状態に入るっていう感じですね。
なるほど、そういうことなんですね。じゃあ今日はかなり重要なお食事が待っているというような感じなんですね。
コーヒーの起源と広まり
そういう食のところで、今お話してて、食と夜中との関わりみたいなお話で、文化との関わりみたいなことで、読書のお話が最近読まれた本の話とかってお聞きしたいなと思うんですけれども、
最近、食と文化についての本を読まれたとお聞きしたんですが、
最近というよりこっちの方が面白いかなっていうのが、コーヒーのお話なんですけど、
うすい竜一郎さんのコーヒーが回り世界史が回るっていう本は、これはぜひ公私関係の人には読んでほしいなって思うんで、
それはどうして興味深いというか、読んでもらったら面白いなと思われたところってどんなところなんですか?
最初に飲んだのはイスラム教の人たちだったんですけど、
コーヒーを飲んだ人がっていうことですか?
だいたいイスラム教の人たちが飲んで、原始的なイスラム教なのかな、
彼らの教えっていうのは、眠っちゃいけないみたいな感じがあって、
眠らないで祈り続けるのがすごいみたいな教団があったりして、
そこでコーヒーが便利だっていうのに気づいて飲み始めたっていうのが原点。
そういうルーツがあるんですか、コーヒーには。
諸説ありますの中の一つなのかもしれないですけど。
なんか食事や安眠で人生を貪ってはならないみたいな、そういう教えがあったらしい。
それはあれですか、眠らずに祈り続けなさいっていうような解律みたいなものがあったっていうことなんですね。
そうなんですよね。
それってセッションやな。
そこからイスラム世界でだんだん広まっていって、
オスマントルコから地中海貿易を通じてヨーロッパに入ってくるんですよね。
それまではヨーロッパの人たちはコーヒーってそんなに飲んでなかったっていうことなんですかね。
そうですね、それまではヨーロッパの人たちの朝ごはんって、朝ごはんの時の飲み物ってビールかワインだったらしいんですよ。
すごいですね。
だから朝っぱらから酔っぱらってるよりもコーヒーを飲むっていうのは、
大体産業革命の時期とかも合わさってくるので、ちゃんと目を覚まして働かないといけないみたいなのも関わっていたり、
あとは大航海時代にもかかるので、コーヒーショップっていうのかな、コーヒーを飲む喫茶店みたいなのがどんどん広まる中で、
そこで政治家とか思想家とか、あと船乗りの人とかいろんな人がやってきて、情報交換をする場になっていったらしいんですね、コーヒー店が。
コーヒーショップでそういう人たちが集まってくる場になって、情報交換をしてたってことですかね。
コーヒー店に行けば様々な専門家の生の情報が手に入るみたいな場になっていって、
そういう場になったわけですね。
その集まりの中から新聞っていうものができたりとか、船乗りの情報を得て保険業っていうのができたりとか、
あとは当時株式市場ってあったので、株価の配信情報とか株式売買の仲介とかもコーヒーのお店の中でやられていたっていう。
すごい場所だったんですね。今でいうちょっと思い切り違うかもしれないですけど、コンビニじゃなくてインターネットなのかもしれないですよね。
そうなんですよね。情報を繋いでたんで、大航海時代のグーグルみたいなイメージですね。
そういうことだったんですね。それを媒介してたのがコーヒーだったっていうことなんですね。
そうなんですね。経済史から見ると、新聞社、保険会社、証券会社みたいなのが生まれたのはコーヒーが引き寄せた情報元に始まっているっていう。
そういうのが学べる本で、これは面白いなって結構古い本なんですけどね。
今だから結局どうなんですかね。今もネットとかを見てるとまさにそういうことがやり取りされてるんでしょうけど、そういうのに近いってことなんですよね。
食と情報交換の関係
さっきグーグルっておっしゃいましたけれども、ある種SNS的なような感じだったんでしょうね。
そうですね。そういう場ができて何かが生まれていくっていうのは、日本史で見ると結構あったりして、
室町時代とかにも茶道とかあの辺のお花とかいろんなものができるのも、室町幕府の足利将軍が趣味でいろんな人を集めて一堂に会して話し合ってたっていうところからできたし、
あとは明治大正時代にも岩崎八太郎とかああいう人たちで茶道とかでみんなで経営者のトップが集まってお茶を飲みながら情報交換したりしてたっていうのがあったりするんで、
そういうのに現代に当たるものって何なのかなっていうのがあんまり思いつかないんですよね。
そうですね。現代はどうなんだろう。
経団連じゃないだろうしみたいな。
そこでお茶にせよコーヒーにせよ、お酒でもいいような気がするんですけど、眠っちゃいかんっていうのが本当に疲れる。
お酒だと眠くなっちゃうからな。
それはあれですね、コーヒーでそういうふうに何か新しいものが生まれてたとかっていう発想というかそういう結びつきは考えたことがなかったんで、面白いなと思いましたね。
他にその食との関わりで何か、いろいろ最近そういう食と何かを絡めたっていう本をお読みになったっていうようなことをお聞きしたんですけど、他に何か面白い?
他に面白いのは、高校時代の理科で地学が好きだった人は読んだらいいかなと思うのが、
辰巳義之さんの和食はなぜ美味しいかっていう。
和食はなぜ美味しいかと地学が関係してるんですか?
そうですね、日本列島の成り立ちと関係しているっていうような本になっていて、一番聞いたことあるかもしれない話だと、
日本の水の水質って、高水、軟水って柔らかい水って言われてて、それは何でかっていうと、山から一気に川に水が流れてきて、
水の種類と料理
あんまり地面を水を伝ってる時間が短いから鉱物とかが混ざらなくて柔らかい水になって、
その水っていうのは昆布とか鰹越しで出汁を取るために必須の条件。
ヨーロッパの方とかに行くと、なだらかにずっと川が流れてるんで、やっぱり硬い鉱物とかがいっぱい入った水になっちゃって、出汁が引きづらいから、
日本の出汁を使った料理っていうのは日本の地形が生み出したものだっていうような、そういう話とかがありますね。
それはでも、そんなこと考えたこともなかったですね。
でもまあ、実際そんなに違うものなんですが、高水と軟水で出汁を取ったら、高水で取ると全く違うものになってしまうってことなんですよね。
全く違うらしくて、日本国内でも京都の周辺は特に柔らかい水らしくて、
東京で料理店出してる京都のお店とか、わざわざ京都から水を持ってきて、それで料理してるっていうところもあるぐらいなんですね。
それ本当に違いがあるんですかね。違いがわかるぐらいの、舌が敏感な人だったらわかるんでしょうけど、そんなに違うものなのかっていうのは興味ありません。
そこはね、京都の人だからこだわってるだけなのかな。
まあ、確かに京都から水まで運んでますっていうふうに言われると、そうなのか、これこそ京料理とかって思うのかもしれないですけど、
まあでも京都のことはそういうことしそうだな。
まあでも、なんとなく今のお話とかをお聞きしてると、確かにね、お料理なんて水が決める要素ってかなり大きいのかなと思うんで、
逆になんて言うんでしょう、まあそうか、やっぱりヨーロッパの方の料理って味が濃いめというか、
そういうようなのには別に水の種類って柔らかくなくてもいいのかなとかっていうようなことになるんですかね。
そうですね、ヨーロッパの出汁の代わりはV4とかになるんだと思うんですけど、いろんなものを足してって作るので、いろんな食材が混ざっちゃうからそんなに水の影響ってないんでしょうね。
日本料理、和食の場合はかつおと昆布ぐらいしか、そういうのがメインになってあんまりいろんなもの混ぜないから水の違いが際立つというか出てくるというようなことなんですかね。
和食は引き算で、あいがいは足し算の料理みたいなことも言われたりしますし。
いや結構その料理、僕もそんなにいいものいっぱい食ってるわけじゃないからなんともわからないんで。
でもそういう、やっぱりその地理というかその立地で料理というか食っていうのも変わってくるっていうことがそういう地学みたいなアプローチからでもわかるってことなんですよね。
そうですね。
興味深いお話ですね。
和食、最近だからあんまり、まだこの年で言うのもあれなんですけど、どっちかというとアサリした味の方を食べた方がいいかなというか、
体的にもそうだというか、健康を考えるとそうなのかなというようなところもあったりするんで、そういうおいしいものを食べたいなというふうに思いました。
予測と投資
それでちょっと残りの時間で少しお話したいなと思うのは、
昨日鎌倉投資の鎌田さんのノートで新しい記事が出て、投資で成功するための8つの鍵ということで、先日出版された本の中から取られた内容の一つであるんですけれども、
投資を成功するには8つほど鍵がありますと。
1つ目に先入観を解くっていうようなのから始まって、8つ目最後に投資観を持つっていうようなことが成功するための鍵ですよというふうなことを説明されているんですけれども、
こちら吉田さんご覧になりました。
はい、これって確か2021年の正月か何かに鎌田さんが話した内容が元になっているんじゃないか。
なんかそういうのがあったかもしれないですね、そういえばね。
正月じゃないかな。
過去にされたものを再編集というかブラッシュアップされたというかアップデートされたというようなことだと思うんですけれども。
なんかコロナの時でみんなが不安になっているからこういう話をしたみたいな時に出てきたような印象があって、
長い目で投資をするために必要な観点みたいなのが入っているなっていう感じですね。
この辺で僕は大体違和感ないんですけれども、どうしても自分自身あんまりできていないなって思うことが予測しないっていうことがあってですね。
予測ってどうなのかなって思ったりするんですけれども、他の投資家さんともお話していても、
特に川瀬とかあるいは株式市長の特に短期の値動きなのかっていうのはわかんないよねっていうようなことで予測しても仕方ないっていうようなのはこれは僕もよくわかるんですけれども、
ただ全体としてなんか世の中こういうふうになるんじゃないかなってほしいなとかっていうような予測は投資家であれば誰しもするのかなと思うんですけれども、
もちろんその蒲田さんの予測しないっておっしゃってる文脈も短期でっていうことなのかもしれないんですけれども、
吉田さんその予測とかっていうかですね、短期では特にされないと思うんですけれども、長期で予測とか長期で見た場合にどういう視界というか視点というか想定をもって投資を考えられているのかみたいなことをちょっとお聞きしたいなと思うんですけれども、
あんまり短くは見てないですよね、結構長い目で見てっていうのはある最近の一例としてはインド株みたいなのが流行ってるけど、
インドの人口がピークを迎える頃にインドの平均気温って何度になってるのかなみたいな感じで無理だよねみたいなところはあったりはしますよね、
インドの人口がいくら増えて経済が良くなるって予測しても住めないぐらいの暑さの状態になってるところはダメだなみたいなそういう予測はあるかな、
まあそういう意味で気候変動とかっていうのはなんとなくここ数年というか日本もすごく今これから夏に向けて暑くなりそうな感じではあるんですけど、
海外の様子を聞いててもちょっと温暖化っていうところを超えても完全にすごい気温になってるような話が何でしたっけ、ヒートドーム現象でしたっけ、
ああいうのを見てると経済の活発化とかそれによって環境に負荷をかけてることがこういう現象を引き起こしてるんじゃないかなというふうなことを思うと、
確かにインドとか結構今人気を集めてるようなことは僕も聞いてて、別にインドがダメだとかそういうふうなことは思わないんですけれども、
そういう長い目で見た時に今こうなって盛り上がってても長い間ずっとそういうふうに続けられるのかっていうようなそういう心配というか疑問は持っちゃいますよね。
そうですよね。予測っていうのかな。今後起こるリスクを考えておくみたいなやつですかね。最近もポッドキャストでお話しした太陽フレアで大抵出てくるかもしれないとか、
ああいうのは将来起こるリスクを頭に入れとくっていうのが大事なのかなっていうのは。
そうですね。予測という意味ではリスク要因というかこういう困ったことという言い方をするとちょっとあまりにも漠然としてるんですけれども、
何かこういうシナリオがあるんじゃないかというふうな想定を持っておく予測っていうのは必要なのかなと思うんですけどね。
そうですね。予測っていうよりなんか漠然とした未来像みたいなところですかね。それに自分の投資が合ってないとよろしくないなっていうのはあって、
例えば今は全世界まるごと投資しちゃうっていうのが一番流行りなんだけれども、それは資本主義社会がずっと続いて永遠に経済成長していくっていうのに欠けてるんだよっていうのを理解して投資しているのかどうか、
そこは結構重要かなっていうのはですね。
投資における成功の鍵
ただね、確かにおっしゃる通りだし、僕もそれはすごく投資を続けていくというか、投資をするにあたってすごく大前提として重要だと思うんですけれども、
とは言いつつ、仮個別の会社であるとか、会社を選別して投資をしていく場合でも、やっぱりある程度その前提として、
基本その永続的に経済っていうのは成長しているっていうようなところは、どこかしらもうその所有というか前提として持っているのかなっていうふうに思ったりもするんですけれども、
その辺ってどうバランスというか理解というか見ておくのがいいのかなとかって思ったりはするんですけどね。
そうですね、難しいですよね。だからなんかこれはダメだと思った時にすぐ手放すぐらいのことしかできないですかね。
ただまあね、これはダメだっていうふうなことになるっていうふうなことっていうのって、これはダメだって株価とかでもないと思いますし、短期の業績とかでもないような気もするんですよね。
なんかそのこれはダメだっていうふうにその手放した方がいいっていうのは何でしょう、それはその今僕がお話したようなものではなくて、やっぱりその持っている会社というか投資している会社と自分のその価値観との違いというか、そういうようなところの方が大きくなってくるんですかね。
そうですね、だから結局自分の価値観みたいなのがちゃんとしてないと難しいですよね。急な相場の変動っていうんですか、大きく下がったりとかそういう時にバタバタしないために価値観っていうのが必要ですよね。
その鎌田さんのやつの中に投資観を持つっていうのはそういうことなのかなっていうことですね。
そういうことになるんでしょうね、その投資観を持つっていうのは、だから投資観を照らし合わせてどうかっていうようなところで自分が付き合うというか関わるかどうかっていうようなことを決めていけるようになれば、
鎌田さんのこの8つの鍵を生かして成功するっていうことになるのかもしれないですね。
例えばこの8つ上がっている中で吉田さん的にどれが一番大事というか、どれも大事というような気がするんですけれども、例えば7つ目とか投資に期限を設けないとかっていうふうなことが書かれているんですけれども。
まあそれが理想ですけど、20代の頃は何にも考えなくてもよかったけど、40過ぎてくるとそろそろんーってなるのはありますね、あと20年ぐらいで考えないといけないかなとかってそこは結構難しくなってくるかな。
なるほど、そういうことって吉田さん考えられることってあるんですか、ちょっと考えなきゃいけないなっていうふうな意識をお持ちになることがあったりするってことなんですね。
ありますね、子供がいたら考えなくていいんですけど、うちはいないので、期限も考えてどうやって増やしたお金を使って遊ぶかみたいなのを考えますね。
なるほど、それはある種のダイウィズゼロみたいな考え方みたいなやつですか。
まあそれもありますよね、ここから20年間考えて投資でお金を増やしたとしても、20年後そのお金嬉しいかなみたいなところもあったりするので。
まあだからその資産をたくさん持っててもそれだけではどうにもならんっていう。
そうですね。
どうにもならんというか、だから何なのっていうふうになってしまうのももったいないなっていう、もったいないかどうかわかんないですけれども、そのうまく使いながらというか活かしながらどうやって活かせてるのかなとかそういうようなことになるんですかね。
お金の活用方法とクラウドファンディング
そうですね、なんかクラウドファンディングとかもいいのがあればお金出したいと思いますし、なんかあんまりないんですよね。
こないだそうだ、結婚式やったとこがクラウドファンディングしてたからお金を出したりとかしたかな。
なるほどね。
まあ多分そういうお金の使い方っていうのが、あとクラウドファンディングとかそういうようなものでお金を使うことで結局また新しいものが生まれたりするっていうこともなきにしもあらずだと思うんでね。
単純に出したら出しっぱなしっていうことでもないと思うんで、その意思を持って使われたらまたそこから次のものが資産としてできるのかもしれないなと思ったりはしますね。
そうですね、なかなか難しいですね。クラウドファンディングも結局文化財系にしか出したことがないんで、これから新しいものを生み出すっていうのはなかなか見つからないですね。
まあちょっとその辺はね、これからいろんなファイナンスというか、まずお金っていうのは資本、お金としての資本ってかなりそれこそ日本の家計を含めて持ってるんですけど、
まあこの何十年もそれをうまく使いこなせなかったから、こういうというかいろいろ問題も起こりつつあったりっていうのもあるんで、ただお金だけあっても仕方ないし、それを使って何か新しいものを作ろうっていう人が生まれてこないといけないのかなっていうのは感じますよね。
そうですね、アウチマナブさんとかも何か書かれてたと思うんですけど、ニーサーとか言ってみんなそればっかりやってるけど、本当は若い人は投資をされる側になってくれなきゃ困るんだよねっていうのは確かにそういう人たちが増えて投資したいなみたいな人が増える世の中にならないと本来いけないんですよね。
結構そのテーマって息が長いというか、ただ手をこまねいていて今のようにあんまり何も手つかずになるとずっとまたそれが続いちゃうということもあるんで、そこは何かちょっとずつでも解決策というか新しいことが生まれるようになったらいいななんていうのも僕は常々思ってたりします。
そうですね。
はい、ということでですね、投資家の日常はいとおかし、2024年7月の後編のエピソードはそろそろお時間になりました。吉田さん、本日もどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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