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2023-09-24 34:42

投資って何ですか、Shimoyamaさん 後編

投資って何ですか、○○○さん」の第5回です。


ポッドキャスト「投資って何ですか、○○○さん」は、投資家さんへのインタビューを収録してお届けしています。


今回は、投資家 Shimoyama Shunichiさんにお話をお聞きしました。


Shimoyamaさんのブログです。


セルフ・リライアンスという生き方


収録したのは 東中野の雑談 さんです。


前編(⁠こちら⁠)に続く後編のメニューです。


「大事にしている、譲れない基準ってありますか」 

「その基準、時間とともに変化してますか、どんな変化ですか」

「投資のスタイル、姿勢に影響を与えた本(マンガ、アニメ、映画、音楽etc)」

「投資家としての目標は何ですか」 

「投資先をどのように探していますか」


最後に

「投資って何ですか」


をお聞きしました。


Summary

清山さんの投資基準は産業の付加価値と競争優位性です。また、投資信託の場合、コミュニケーションや情報発信力が重要とされています。株主還元を増やす行動や株主に報いることが株価上昇に繋がるとしても、価値を生み出し、各ステークホルダーと配分しない会社は株価が下がり、ROEも下がることになります。そのため、投資家は利益を上げ続けることが重要であり、付加価値を生み出せる会社を選ぶべきです。投資とはお金を通じた社会参加であり、未来の選択や意思表示です。投資はお金の循環を通じて新しいものを生み出し、自分の人生に対する価値観を表現するものです。

個別企業への投資基準
ポッドキャスト、投資って何ですか、Shimoyamaさん。前編編の30分に続いて、後編に入りたいと思います。後編もよろしくお願いします、Shimoyamaさん。
前編ではですね、Shimoyamaさんのこれまでの投資で、なかなか様々なリスク高い投資から始まって、いろんなお話をお聞きしたんですけれども、
そういうふうな投資をされていく中で、当初は資産を形成されるというような目的で、今ももちろんそうだと思うんですけれども、
それぞれでどういうふうな基準を満たせば投資をするかというようなことが、各々のステージであったと思うんですけれども、
今現在、投資をする市内、新しく資産を買う場合、あるいは売る場合というようなことで、大事にしているというか、譲れない基準のようなものってお持ちですか。
はい。これは個別株と投資進捗にちょっと分かれるんですが、個別企業でいくと、これはNBICの奥野さんの受け売りになってしまいますけれども、産業の付加価値と競争優位性という、
構造的に強靭かどうかという。
そうですね。この考え方はかなりシンプルかつ大事だなと思っているので、こういう視点で見て確信が持てるかどうかと。
それをおそらく示すのが多分高い営業利益率とか、高いROEとか、それが持続的であるかどうか。
それが多分産業消費につながると思うんですけれども、その辺りは企業を見るときは見るようにしています。
そういう意味で、そういう基準を満たす会社に投資されているということなんだろうと思うんですけれども、今どのくらいの個別の会社に投資されているんですか。
今は15、6社ぐらいだと思います。
その15、6社というのを投資しようというふうにされるまでに調べたりするのに時間がかかると思いますし、
あとは買いましたり、量を増やしていくとかそういうようなところってあると思うんですけど、そういうのってどうなんですか。一旦買ったら。
そうですね、ここは結構難しくて、そこまでこれを厳密に実践できているかといえば、もちろん頑張ってはいるんですけど、仕事もありますし、
まあ勢い的に、この会社は面白そうだなと思ってちょっとずつ買っていっているような会社もありますね。もちろん調べた上でですけど。
ちょっとずつ買っていくというのでいくと、例えば一旦買ってさらに株価が魅力的とかっていうこともあったりするんであるでしょうけれども、
そういうのがあれば割にいいなと思っている会社だったら買い増していくような感じなんですか。
まあそうですね、自分が許容できるリスクの範囲で、ある程度株価みたいなのをそれなりに出していった上で、決算とかを見て売られたらちょっと買ってみようかなとか。
まあそういうのはしてますが、そんなに結構一旦買ったのがそのまま持っている状態だったり。
じゃあ逆に違うなとかっていうことを感じられて、売却とかっていうようなこともあるんですか。
それもあります。そこはだから自分の調べたことがちょっと違ったのか、イメージしているものとやっぱり、
まあそこまで、奥野さんの例えばファンドがやっているレベルでそもそもできてないっていうのはありますけど、
自分がイメージしたストーリーのような会社ではやっぱりないのかなと思ったら、ちょっとこれはやめておこうかなっていうのはありますね。
そういう意味で最初にこうだろうなとかっていうか、こういうふうな、今まさしくおっしゃったストーリーみたいなものを持ちになっていて、
そこがちょっと思っていたストーリーではないなとかっていうのになると、撤退というか売却とかということもされるってことですね。
あんまり決算が悪くて売られたから売るとかそういうのはしないですけども。
むしろ思っていた絵と違うかもしれない。
もうちょっとそうですね、長い目線で。
絵ってどうなんですか?業績面ももちろんあるでしょうけども、それ以外の要素もあったりするんですかね。
業績面、そうですね。あとちょっと株主総会とか私もそんなすごく言ってるわけじゃないんですけど、
実際経営者の人の話とか聞くとちょっと大丈夫かなみたいな、結構会社によるレベルの差っていうのが結構如実に総会だとやっぱり出れ、
この会社やっぱすごいなとか、ちょっとやっぱり質問に対する答えが心もとないなとか。
結構じゃあ株主総会で大丈夫かっていうようなこともあったりしますね。
なんか思ったほど信頼に足る経営人ではないのかもみたいな。
意外とこの回答大丈夫みたいなのとかもあったりしますね。
その意味で株主総会に出席されたケースって質疑とかっていうので質問の内容にもよるんでしょうけど、
それにどう経営人が応じられるかっていうのをご覧になっているってことですね。
結構株主のレベルも高かったりしますよね、強い会社とかいい会社っていうのは。
質問のレベルが高い上に回答もしっかりしてたりとか。
そうですね、僕は個別の会社あんまり投資してないんで、株主総会っていうのは、
それこそこのシリーズで出ていただいたロックスケさんのお話を聞いて、
そうなんですかっていうような話が多いんですけど、
確かにコミュニケーションというかどういうやりとりしているのかっていうのは、
投資先に対する信頼度を支えるところはあるんでしょうね。
そうですね、なかなか直接対話できる機会っていうのは、
中小型とか小さい会社さんは結構ね、
SNSやったりノートやったりとか説明会やったり頑張ってますけど、
大企業でいうとなかなか個人が直接話を聞ける機会っていうのは少ないので、
その雰囲気が分かるっていう意味では重要だと思いますね。
もちろん私もそんなに頻繁には行けませんけど、
行ける機会があれば今後も行きたいなと思います。
今の質問の続きで、
個別企業だとそういう記事を持ちたいということなんですけど、
投資信託の基準
その投資信託の場合はどうなんですか。
投資はこれはレニーさんとかなり近いと思うんですけど、
やっぱ質の高いアクティブファンド。
具体的にはその投資先を長期的な視点でちゃんと分析して選別して、
その内容を私たち受益者にちゃんと伝えてくれるとか、
投資先と対話してるとか、
その顔が見えるとか、
レポートが充実してるとか、
そういう要素は欠かせないと思います。
そうですね。
どうですか、開示の姿勢であるとか、
どう言ったらいいんですかね、
受益者との信頼関係をつくるとかっていう意味では、
どの辺の会社が一番島山さんのおめがねにかなう感じですか。
やっぱりエヌビックさんとか、
コモンズ投資員、鎌倉投資員、
そこら辺り。
今の中ではその3社ですかね。
かなり抜けて違うかなっていうところはありますよね。
情報発信という意味ではレオスはすごい規模なんで、
お金のかけ方とか、
情報量はすごいですけども、
量と資料というか。
ターゲットがちょっと違うというか、
もっと一般の人に広く、
投資のことを学んでもらうっていうコンテンツはすごいと思いますけども、
私の場合はちょっとそこは、
今の3社とはちょっと違うかなと思います。
前編の方でお話ありましたけど、
島山さんにとって、
投資とほぼ同じというか近いということで、
寄附っていうこともお話しまして、
寄附の場合、大事にしている基準というか、
譲れない基準ってどんなものを置かれてますか。
これはアクティブファンドと結構似てると思いますけど、
やっぱり、
受益者に対して、
受益者じゃないですね。
受益者はNPOの場合はちょっと分かりにくいんですけど、
寄附者に対して、
資金の出し手ですよね。
寄附者に対してちゃんとコミュニケーションを取っているとか、
あとは団体のトップの人の発信力とか、
そこがちゃんと伝わるかとか、
そうですね。
そういう意味で開示というか、
コミュニケーションで優れているというか、
このNPOは非常にいい発信をしているなとか、
というような名詞ってあります?
こういう名詞でいくと、
例えば鴨の橋プロジェクトという団体がありますね。
どんな点で優れているなという感じになってますか。
年次報告書の充実度とか、
1年に1回の報告会とか、
日々やっているセミナーというか、
講演会とか、
そういう場での発信力、
伝える力というのは結構すごいと思いますね。
そこは結構皆さん頑張っていると思います。
逆にそういうのがないと。
寄付の場合はリターンというのはないので、
そこが肝というか、
何をもってその団体に寄付しているのかというと、
そのお金がどういうふうに使われて、
どういうふうに役に立っているかというのが見えないと、
単にお金をあげているだけとなってしまうので、
そこはやっぱりリターンのある、
東信拓とかとは根本的に違いますので、
むしろそっちに学ぶこともあるかもしれないですね。
東信拓とかの会社は。
そうですね、発信という意味で、
NPOの人たちがいかにこう、
何て言うんですかね、
継続的に資金を提供してもらうために、
どういう発信をしているかというようなところというのは、
もしかしたらあるのかもしれないですね。
今、株式投資個別の会社、東信拓、寄付で基準のことをお聞きしたんですけれども、
寄付の基準
個別の会社について基準として、
今、重視されているのは、
エネビックさんの付加価値であるとか、
競争優位制とかというようなことを挙げられていたんですけれども、
エネビックさんの基準とか、
そういうようなことに触れられるのも、
そんなに時間が長く経っていないと思うんですけれども、
そこら辺の基準ってどういうふうに変化してきていますか。
ここはちょっと難しいんですが、
利益とかリターンに対する考え方が結構変わってきたなと思いまして、
それはどういうふうに変わってきたんですか。
以前はどっちかというと、
ROE重視とかというのはあんまりいいことじゃないと思っていたんですね。
それはちょっと短絡的なんですが、
資本化、株主の論理だみたいな。
要は社会的なリターンが大事だと、
寄付にもつながるんですけど、
経済的なリターンと社会的なリターンというのは両立が難しくて、
言い換えればステークホルダーの利益と、
今よく言われている株主利益というのは対立するものだと思っていたんですね。
極端に言うと。
社会を良くするためにある意味株主の利益とか、
株主がある程度泣かないといけない。
そういうのを犠牲にしてでも社会を良くすることが大事なんだみたいな、
ちょっと青臭いというか、
そういう方向こそあるべきだと思っていたんですが、
実はそうじゃないということを、
ここ数年理解したというか、
つまり持続的に利益を上げて成長している会社というのは必然的に、
社員の人とか取引先とか顧客とか、
当然ステークホルダーにバランスよく配分して、
その結果として株主の価値も高めていると。
株主還元の増加と株価上昇
当然その過程で社会の問題を解決して良くしているんだと。
だからそういう会社を純粋に選べば、
結果としてそれは社会豊かなことにつながるということを、
それでいいんじゃないかということが実は、
そこにたどり着いたというかですね。
ただ一方で、
最近の議論とかで出てくるので、
例えばPBR一倍割れの話とかの中で、
それの解決策的に株主還元を増やすとか、
そういうような動きというか行動みたいなのがあると思うんですけれども、
今下山さんがお話しされた文脈でいくと、
株主還元で、
どっちかというとバランスを若干株主に寄せてまで、
PBR一倍を解消しようみたいな話があったりするんですが、
そこらへんってどんなふうに思われますか。
それは多分短期的には上がったとしても、長期的には持続できないというか、
単に株価を上げて株主に報いたとしても、
その過程でちゃんと価値を生み出して、各ステークホルダーに分配していけていない会社は、
また株価が下がることになる。
結局ROEも下がっていくということになると思うので、
投資家の思考変化
別にそういう会社で投資して短期の利益を取りに行くのは悪いことではないと思うし、
それはそれでそういう人がいっぱいいてもいいと思うんですけれども、
本質的にはそうじゃないのか。
投資するというか、長く持っていく先かどうかというのはちょっと気も付きますよね。
だからこういう変化が自分の中で変わっていたのは結構ファイナンスとか、
企業価値とかちゃんと一応それなりに勉強したのが大きかったですね。
イメージで語っていたところがあって、
ちゃんと数字の裏付けを持って、
ファイナンスの本とか読むとこういうステークホルダーの話が出てきますので、
どうお金を使うかというところですよね。
その結果として価値を生む会社というのは、
ちゃんとバランスよく配分できているはずだということで、
もちろんそれだけで語れないすごい気候変動の問題とか、人権の問題とか、
ESGが大事にしているところは確かにそれだけで語れない面もあるんですけれども、
ただやっぱり利益を上げ続けることが大事。
利益を上げ続けるような会社を選んでいくことが、
投資家としては実は大事なのかなと。
利益をしっかりと出せるだけの付加価値を実現しているというか、
他では提供できないようなものをその会社が作れているかというところなんでしょうね。
今ファイナンスの勉強というか、そういうようなことをされたというようなこと、
もともと大学の専攻とかも経済とかいうお話だったんですけれども、
そういうふうな知識面であるとか、あるいはスタンスというか方針というかですね、
そういうスタイルに影響を与えたというか、
この本を読んでとか、こういうコンテンツに出会って、
大きく自分の投資の考え方が変わったなとかというような、
そういう本とかそういうものってどんなものがありますか。
そうですね。
これもお世話になった結構ファンドマネージャーの方の本なんですけど、
鎌田さんの外資金融では出会えなかった日本で一番投資したい会社。
これは結構バイブル、鎌倉投資のバイブルだと思うんですけど、
あの本とか。
あの本今もう絶版になってますよね。
そうですね。そのベースになっている日本で一番大切にしたいじゃなくて。
坂本先生の。
そうですね、あのシリーズ。あれは非常上の会社もいっぱい出てきますけど、
あれは会社とは何なのかっていう、やっぱり人を幸せにする存在じゃなくちゃいけないということですよね。
奥野さんの投資家の思考法。
これは結構かなり本質的だと思うんで、ここあたりとか。
そうですね。
例えば今挙げられた本ってどれも日本の実際の現場で投資をされている方の本だと思うんですけど、
世間的には結構海外のランダムウォーカーであるとか、あるいは歯医者のゲームとかそういうような本とかは読まれたんですか。
読みましたね。当時は読みました。
そこら辺のものって今やられている投資からいくとあまり影響というようなことにはならないのかとは思うんですけど、
そこら辺の本をお読みになったのと、今挙げられた奥野さんであるとか鎌田さんの本とかってどういうふうに違うというか、
どういうふうに違いというか、もちろん読んだ時の状況とかどういうふうに考えているかにもよると思うんですけども、
何がお聞きしたいかというと、例えばランダムウォーカーとか歯医者のゲームを読んでた人が、
例えばトシカの思考法とか鎌田さんの本とかってなかなかこう、そういうふうに本の方向に行くというのはなかなか難しいのかなとか思ったり、
何かそこに触媒みたいなものがないとその反応が起きないのかなと思うんですけど、その辺でどう思われますか。
そこは難しいかもしれないですね。私は自分の場合は、実際にそういうファンドとの出会いとかがあって変わったというのはありますけど、
なかなかその歯医者のゲーム、あれ自体は別にマクロとしては正しいと思うので、そこを別に否定するものではないので、
その世界で良ければそこで完結しちゃうのもやむを得ないのかなというか、別にそれがダメだというものでもないので。
投資教育とビジネスへの興味
僕自身もそういうところの転換をしているから余計に思うんですけれども、転換する人としない人がいるじゃないですか。
これなんで転換するのかなというのがすごく個人的には。
でもこの間フォローしているある投資家の人のツイートを見ていたら、今までで大事だと思った本ベスト3みたいな中に個別株の人なのに歯医者のゲームをあげている人がいたんですね。
だからそれは市場の構造とか仕組みを知るために必要だと。それは知っておく必要があるということで。
別に両立しえないわけではないというか、そのマクロの仕組みの中でアクティブとか自分で会社を選んでいくっていうのはなかなか難しいかもしれませんけどね。
ポッドキャストを一緒にやらせていただいている吉田さんなんかはほぼ最初から個別株投資で、ほぼインデックスファンドとかパッシブとかに触れられていなくて、今に至るみたいな人はわかるんです。
一方で下山さんとか例えば僕みたいに、パッシブから入ったんだけど、気がついたらパッシブは減らしたいなというか、それこそ無くしちゃった方がいい、自分のポートフォリオから無くすぐらいの方がスッキリするとかっていうのは何がそうさせるのかというか。
それはやっぱり、それこそ質問にはなかったですけど、投資教育?あるいは会社に対する関心とか、ビジネスに対する興味とか、そこが仕事とかを通じて得られるかとか。
それをきっかけに、投資家の志向じゃないんですけど、労働者2.0みたいな仕事の中でもっと成長したいとか、世の中のビジネスのことを知りたいという思いがあったりする人は、もしかしたらこうなってるんだってことは、こういう会社がこういう事業をしていて、そこで投資するってことがあるんだってことに気づいて、自分もやってみようかなってなることもあるかもしれませんね。
そうですね、そういうのがあるかもしれないですね。
なかなかただ、最初にそこで固まってしまうと、そこから抜けるのは難しいかもしれないです。
教育の話とかもしてくださったんですけれども、ちょっとそれとは若干離れるのかもしれないけど、投資家として今、投資をされているわけですけれども、目標みたいなものって何かお持ちですか?
そうですね、まずはシンプルに投資を純粋に楽しめるようになることというか。
今楽しめてるんですか?
もちろん20年やってきて、やっと株式投資とか企業にお金を託すとか、価値の創造に参加するっていうか、そういうことの意義とかやりがいが分かってきた。
なんですけど、結局株価を売ってしまう面ってあると思うんで、それはそれとして、ありつつも、純粋に楽しむっていうか、そこは一つありますよね。
今株価が気になるっておっしゃったんですけれども、どういう頻度でというか。
そこはそんなに頻繁には見ないですけど、記録をつけての月1回だけなんで。
あとその意味でちょっとお尋ねしたいのは、よくアクティブファンドのお話が出てくるときに、要はベンチマークに勝たなきゃいけないとか、勝てないファンドに存在意義がないとかですね。
そういうようなことをSNSとかで見たりするんですけれども、ベンチマークというか市場全体に対しての優劣というか、勝つ必要というか、勝つとか負けないとか、そういうようなことについてはどんなふうにお感じになってますか。
それは長期的には何か当然あって然るべきというかと思います。
その長期ってどれぐらいの時間?
5年10年。
5年10年ですよね、やっぱりね。
半年経って負けてるからダメだとか、今年インデックスに負けてるからダメだとか、そういうのはもうちょっとダメだと思いますね。
5年10年見たときに、ここから若干意地悪な質問になるのかもしれないですけど、うまくいってなかったなとかっていうふうなこともまあまああると思うんですよ。
あります。
でもそれでも、この投手をやっててよかったなとかっていうふうに思えるっていうのであれば。
それはもちろんそうです。
そういうふうなとこはありますよね。
そういう意味ではそうですね。
勝たなきゃいけないとかっていうのが、勝つ負けるって結局結果論でしかなくて、途中でそれこそ勝つためにやってますっていうか、
これはあんまりちょっとこういう言い方するのかどうかと思うんですけど、例えば毎月運営報告をされてるようなファンドの動画とか見てると、まず最初に今月のパフォーマンスはとかってやってるじゃないですか。
あれもう別にいらんのちゃうかなとかっても、もちろん必要は必要だと思うんですけれども、なんかあの辺ももうちょっとロングレンジで、それこそ5年とか見て、あるいは設定当初から持ってたらこうでしたとかっていうぐらいでいいんじゃないかなとかって思ったりするんですけどね。
それだと本当に毎日基準科学でつぶやいてるのもいらないですよね。
トピックスがプラスで、エッジがプラス、バンパーみたいな。
もう一つ個人の投資家の人で、要はそこで勝った負けたっていうのは大事なことではあると思うんですけど、
それもすごく一瞬のことだったりするし、期間でそれこそね、極端なことで言ったらトピックスっていうか市場偏見に勝たなきゃいけないとかって言ったら、日時で全勝制って言ってるのかなと思ったりするところもあるんで。
だからなんかね、それで下山さんさっきの話なんですけど、投資を純粋に楽しむっていうのは、それが楽しいっていう人もいるのかもしれないですけれども、投資家として楽しむのはそこじゃない?
そうですね。そこは企業の活動を知ったりとか、いろんな学びもあるし、得られるものも大きいし、そういうのをトータルで考えないといけないと思いますけどね。
投資の本質とお金の循環
話が若干、方法論みたいなところに戻っちゃうんですけれども、今、下山さん、いろいろ新しい投資、特に個別の会社とかそうなのかもしれないですけれども、投資先を、東信拓でもそうなんですけれども、新しく探してたりとかって常にされているとか。
知ってはいます。そんなにものすごく情報、アンテナを張ってるというわけではないですけれども、一応できる範囲では知ってますね。
そういう意味では投資機会というか、いいものがあれば投資しようかなとかっていう感じですか。やっぱりどういうふうにっていうか、どういう、howっていう意味では、情報源というか。
これはそんなに特別なものじゃないですけど、東信の投資先とか、四季報を見たりとか、普通にメディアの情報とか、あとその投資している会社の関連、取引先とか川上、川下とか、関連業界とか、そういう広がっていく感じですかね。
今そういう分野的には何か、この分野というのは特に決められているわけですか。
ないですけど、どっちかというと私はニッチで、小さくてもキラリと光る会社みたいな、そういうビジネスモデルを持ってたりとか、グローバルニッチトップとか、そういうのが結構好きですね。ただまあ実際違う会社もありますが。
でもそういう意味では、その付加価値と競争優位性とか。
そうですね、そうなってくると、どうしてもそっちになってくる目はあります。
時間がだいぶ過ぎてきたんでですね、ちょっとまとめの方に入りたいと思うんですけれども、今までちょっとずっと島山さんのこれまでの投資とか、投資の基準とかをお聞きしてきたんですけれども、
最後にお尋ねしたいのは、このポッドキャストのタイトルにもなっているんですけれども、島山さんにとって投資って何ですかというような質問にお答えいただきたいんですが。
投資とはですね、お金を通じた社会参加だと思いますね。もう一つは未来への選択であり意思表示かなと思いますね。
それは何ですかね。
社会に参加するという一つの方法だということなんですけれども、それってやっぱり個別の会社に投資されていることで余計に参画感というのが強まったみたいなところってありますか。
それもありますけれども、それはもう当心に投資しているときからそれはありましたね。
それはやっぱり鎌倉投資員さんとかコモンズ投資員さんの投資。
そうですね。その辺は実は変わっていないかもしれませんね。
あとは未来への選択、未来の選択で意思表示という。
そうですね。やっぱりどんな会社にお金を我々が回すかによってやっぱり世の中というのはちょっとずつ変わっていくと思いますし、
企業は我々のお金をもとでにして事業をして製品を作ってそれが社員、お客さんに還元されて世の中に還元されて豊かになっていくというその循環がありますので、
そこに主体的に参加していくというんですか。
仕事とは別のルートでそういうお金の循環に参加すること。
そうですね。
そこがやっぱり投資の本質じゃないかなと思っています。
お金の循環が結局お金ではないものになって新しいものを作るというか、
例えば証券会社の口座を見て今の時価がいくらですとかという風なのが現金相当に見えるか、それはその時の評価であって、
本当は違うものなんだという風に見えてくるかというので結構変わってくるんじゃないかなと自信を持っていたりするんですけれども、
その意味でお金ではあるんだけれども資産ではあるんだけれどもそこで未来がどうなるのかというかそこに選択というか表示をしているというのが投資だということですか。
そうですね。
まあそういう意味では本当に寄付も保護投資ということになりますよね。
投資と価値観の表現
そうですね。だからその人がどんな、大きく言っちゃえばどんな未来にしたいのかをお金で表現するのが投資だったり寄付ということで大げさに言うとですね。
大げさに言うとそうかもしれないですけど、例えば話ですけれども、どんなポートフォリオですかというか、どんな資産をお持ちですかという風なお聞きすると、
なんかその人が何を考えているのかというのがそこに現れてくるのが面白いですね。
神又さんなんかは確かお金の使い方にはその人の生き様が現れるみたいな。
だからその人のお金を使い方といえばその人の人生に対する価値観を表しているということなんで、
まあ投資っていうのはそういうものなのかなって思いますね。
ある種その価値観の表明みたいなものでしょうね。
そうですね。
下山さんどうもありがとうございました。
ポッドキャスト、投資とは何ですか?今回は投資家の下山さんにお話をお聞きしました。
下山さんどうもありがとうございました。
ありがとうございます。
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