1. オランダ発 MONO 語り
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2023-04-12 12:18

#005 MONO JAPAN 出展者さまの特徴について話してみた

たいがいの出展者さんには我々から打診/来場者やマーケットを知るMJがセレクト/ちょっと待って!このお店・・!の職業病/商材は日本らしいものではなく日常に良いものを使って欲しいとの思いから/最近の欧州は日本ブーム/昨今来場者や市場のトレンドに合わせて「日本」らしさを感じる商材が増している/伝統工芸からアパレル、ライフスタイル、陶磁器など/オープンな姿勢/海外の販路を開拓したい/エンドユーザーに出会いターゲットを学びたい/オランダ人来場者はコメント好き/マーケティングやEコマース

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#オランダ発MONO語り


モノジャパン出展者の特徴
はい、こんにちは。オランダに日本のものを紹介する、MONO JAPAN ポッドキャスト、オランダ発物語、パーソナリティーの駐場恵美子とソージョンスンです。
この番組は、MONO JAPAN ディレクターの駐場恵美子と新米スタッフのスニが、欧州市場における日本のデザインプロダクトやものづくりなどについてさまざまに語る番組で、私たちが住んでいるオランダから毎週一度配信していきます。
はい、ということでですね、駐場さん。前回は、MONO JAPANが特別な展示会である理由というところでお話をしていたわけなんですけどね。
今日は、どういった人たちが欧州市場を狙って出展されるのか、というその出展者様の特徴なんかについてね、駐場さんからお話をお伺いできたらなと思っております。いかがでしょう?
そうですね。出展者さんは、まず基本的に大半の出展者さんが、MONO JAPANの方から、私たちの方からお声掛けして出ませんか?と言って、ピンと来ていただいて、出展していただいている方々が多い。
そうなんですね。そっか。というのも、私たちはどういう方々が、私たちの展示会の商材であるとか雰囲気であるとか目指すものとかに合意して来てくださるかっていう、来場者を知っている。
マーケットも知っているので、すごく合わないなぁと思う方は、出展していただいてもお互いに不幸ですよね。私たちのファン層とはタイプが違うから売れないとかで残念な結果になってしまうのでもあらかじめお断りする。
中には私たちのことをどなたかから聞いて、来てくださる方々とか、見つけて来ていただいて来てくださる方々とかもおりますので、そういう方々にもご説明して、私たちの商品とか見させていただいた上で、一緒に頑張りましょう!みたいな形でやらせていただいています。
ある程度、こういう方々がこのブランドさんのことを好きなんじゃないかなという想定ができる方々じゃないかと思いますので、そのあたりを考えながらセレクトさせていただいています。
モノジャパンがセレクトしているわけですよね。独自の世界観を持ったブランドさん。
そうですね、100%セレクトしてますみたいなセレクトショップじゃないんで、それを威張ることでもないかと思いますけれども、どういう日本のバラエティーのある、どういう商品を見せたいかっていうことは一応求励書をかけている。
私は比率的に50%50%ぐらいなのかなと思ってたんですよ。出展されている皆様のうちの50%にこちらからアプローチしていて、それ以外の50%ぐらいの方々が何らかの形でモノジャパンを見つけて、ご自身から来られていて、結果的に50%50%なのかなと思ってたんだけれども、
さっきお話を伺って、どちらかというと30%70%ぐらいでモノジャパンがキュレーションして選んでるんだっていうのをちょっと感じましたね。
私日本に帰ったらね、お店で素敵なものを見かけたら、いきなりセールスとか始める。
でしょうね。市民と仕事が一緒になるというか、そうなっちゃうでしょうね。
そう、何これみたいな。ちょっと待ってみたいな。
そう、ちょっと待ってになりますよね、きっとね。
ちょっと親といて、ちょっと待って、このお店に入るからと言って止めてしまうとか。
面白い。職業病ですね。
そう、もうね、ヨーロッパでこういうことやってます。中城と申します。いきなり営業始まるみたいな。
私もやっぱり日本での展示会とかに行かせていただいて、これはすごいヨーロッパで紹介したいと思う出展者さんがいましたら、ヨーロッパにも来ませんかと声掛けをさせていただいたりとか。
そこから非常に付き合いが長くなっているブランドさんもたくさんいますし。
もうちょっと多分ね、詳細的な話とかもした方がいいなかなと思ったんですけど、出展者さんはすごい日本日本した世界観ですね、みたいなことを言われることもあって。
でも、もともとそういうのを目指していなかって、むしろ日本らしいではない、もっと日常にいいものを使っている日本のスタイリッシュなものだったりとかね。
そういうものを紹介したい展示会だなと思ってたんですけれども、最近とりあえず日本ブームがヨーロッパですごくありますので。
欧州市場での日本ブーム
だから京都音さんのような、すごく日本の伝統的なことをモチーフとしたパッチ。
刺繍のパッチを作られているっていう面白いメーカーさんのような日本の切り取り方であったり。
または本当に伝統工芸、伝統的な絆行のね、また原田さんの話なんですけど、そういうものが受けたりとか。
そういうちょっとやっぱり日本を意識した展示会には若干なってるかもしれないんですが、それは多分来場者とか市場のトレンドに合わせてそうなっているかなというのはありますね。
なので、今はやっぱりちょっとある程度日本ですっていうことは何らかブランドとして出した方がいいのかなという報酬市場になってる気がしますね。
で、また日本にはあるけれどもヨーロッパにはない。しかしヨーロッパのライフスタイルにはこれはあった方がいいんじゃないかと思うものもやっぱり生活者として見つけられるじゃないですか。
そういうものを見つけたらやっぱり紹介したいなと思いますし。
出展所さんは伝統工芸の方々からアパレルの方々からライフスタイルの方々、家具の方々、当時期というかね。
いろいろなものがあります。
当時期はこうだとか、やっぱり所在ごとに欧州市場ってどうなのって話はね、このシリーズで私はぜひやりたいと思ってるんですけど。
そうですね。
なんですけど、ここでね、モノジャパンに出展する方々はどんな方々というと、この辺りの方々になると思います。
やっぱりオープンな姿勢のあるメーカーさんとかブランドさんの海外の販路っていうものを開拓したいっていうので、発表の場として私たちをもちろん選んでくださる方々。
またエンドユーザーに出会いたい。エンドユーザーに出会って自分たちの商品がどういう方々に好まれるのかっていうターゲットを学びたい。
なるほど。面白いですね。
なんかね、モノジャパンで今まで出展いただいた方々から感想とかをアンケートで伺ってるんですけど、非常に多いのが来場者に対しての評価の高さっていうのがすごくて。
はいはいはい。前回もね、ちらっとお話に出ましたけど。
そうなんですよね。オランダの方々のおせっかいというか、意見を言いたいっていう方々が多いので。
出展者の特徴
来場者の方々が素人さんなんだけど、すごいコメントをしてくださると思う。
なので出展したメーカーさんはそれを大いに利用してですね。
確かに。
この色とこの色どっちがいいですかとか、サイズ的にはどうですかとか、特にアパレルの方々はサイズっていうのはね、すっごい大事な部分なんで。
そういう好み的なところとか、あと価格的なところ、どのあたりの金額のものが買いやすいんだなっていうこととか、そういうのをリサーチしていただく機会っていうのにはね、すごく価値があるのかなと思います。
本当そうですね。実際の、だからエンドユーザーとなる方と直でお話しすることで、マーケティングができつつ、モノも売っていけれるっていうことですよね。
そうですね。ちっちゃい本当にニッチな展示会であるからこそ、わざわざ来られる方って、絶対何かをゲットしたい方が多いんですよ。
本当。
そうね。
そういう方でも。だからシーはね、あんだけたくさん買い物しますし。
実際欲しくなるものだらけですよね。ちょっとね。
私のお付き合いのあるデザイナーさんとか、オランダ人の方々がブワーってみんなポルスさんのお揃いの服を着てる。
何かのチームみたいですよね。
そうですよね。
みんなポルスさん着てるみたいな。
ほんまよね。私も相当無理して去年買い物したからね。
お似合いでした。私が欲しかった緑のドレスを。でもね、スニさんはすごく美人さんなんで。
いえいえいえ。とんでもないです。
お譲りしました。
いえいえ。もう化粧お化けですいません。
いえいえいえ。お似合いでした。
はい。ということで、そうすると今回出展者さんの特徴というのは、非常にやっぱりこだわり派であると。
独自の世界観を持った方々。持った商材を扱っていらっしゃる方々。作品を作っていらっしゃる方々ということがまず挙げられますし。
で、現在のトレンドだとか、それから来場者を意識した結果になるのかもしれないんですけれども、非常に日本っていうものを意識したプロダクトである。
みんなじゃないですけどね。
という傾向が強いかなと。
最近はしてる。
で、あとはやはりその出展者方が伝統工芸の新たな販路開拓を目指していたりとか、もちろんそのオープンマインドの持ち主であって、自身の作品を売ると同時にリサーチをかけて今後の新たなプロダクト作りに生かしていくというふうなチャレンジ精神でいらっしゃる方が多いかなというふうに言えるってことですね。
そうですね。
なるほど。よくわかりました。ありがとうございます。
日本ブランドの海外展開
コロナの時期に結構英語のeコマースのウェブサイトを立ち上げられた日本のブランドさんって非常に多いんで、やはり一度海外に出てブランドを紹介されて、そのeコマースのサイトを紹介されたら、あと何らか続いていくっていうことをみんなしたいと思うんですよね。
そうですよね。
そういう場としても、もちろんバイヤーさんにもそれは言えるかと思うんですけど、バイヤーさんがeコマースのショップでっていうよりはCの方々が利用されると思うので。
Cの方々っていうのは実際のコンシューマー、消費者ってことですよね。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。今日もとても興味深いお話でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
モノジャパンにお問い合わせなんかがある方は、ぜひこのポッドキャスト概要欄のオフィシャルサイトからご確認くださいませ。
お問い合わせはinfo.monojapan.nlまでお願いいたします。
また番組の感想などはいつでも大歓迎ですので、概要欄のメールアドレスmonojapanradio.gmail.comまでお気軽にお寄せください。
それでは本日もお聞きくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
12:18

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