奨学金の実態
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商品の販売に関わらないアドバイザーが、バカママ目線でお金に関するたまざまな気になることをお話しする番組です。
ちょっと学べて、ちょっと読みする情報をお届けします。
パーソナリティは、個人向けに株式や不動産などで参考作品をしている方と、子供向けの金融教育を行っているキャサリンとナンシーの3人でお届けしております。
はい、では今日もよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
今日は私が、つい先日なんですけど、SNSで広告って流れてるでしょ?
うん。
その時にパーッと出てきて、え、なんや?って指が止まった記事があって、
で、そしたらそれは、その写真は学生が会見してるみたいな写真なんですけど、
そのタイトルが、「小学金超消しプロジェクト」って書いてあったんですよ。
広告だったの?
広告やったんかな、あれ。なんか分からんねんけど。
なんか、あれこれ小学金っていう目にパッと指がスクロールでビャーって流れてたところで、
なんや?ってパッて止まったのがそこやったんですよ。
で、その写真は学生がなんかこう、よくあるでしょ?
あの、裁判とか分からんけど、そういう時になんか訴えるような感じ。
テーブルで。
そんな感じで、若い子らがこう、
無くしてほしい。返してない。みたいな感じの、
プラ、なんていうかな?プラカードみたいなのを持って、
写真撮ってる感じだったんですけどね。
で、これどうなんだと。
私は小学金借りて卒業して、
えーと、もう結構経つんかな?
5年以上経ってるけど、一応返済し終わったので。
どんぐらいの期間で返すの?
あのね、大体20年ぐらいなんですよ。
みんな20年ぐらいになってると思う、話聞いてるところによると、
大学卒業後、借りた金額を大体20年ぐらいで返すような感じ。
40代の時に、借りた金額で上下するんでしょうけど、
40代ぐらいの時に返済し終わるよねっていう予定になるような金額で設定されて、
大体均等なんだ?毎月?
毎月均等です。元利均等。
私は理想変わるタイプで借りているので、元利均等で借りてますよね。
まあじゃあ、20年ローンみたいなイメージだった。
そうそうそうそう。私の当時の話をすると、312万円を借りていて、
そうするといくらぐらいになったの?
その時の私の金利でいくと、これはっきり調べておくと0.7ぐらいだったと思うんだけど、
15,632円を22年やったかな、ぐらい返す。
年間18万ぐらいだね。
そうそう、まさにまさに。年間18万円を、
奨学金を引き落としされる口座に、毎年3月になったら20万入れといて、
もう自動で引き落とされるみたいな。
普通に働けば返せそうだよね、という金額。
多分それはだから、設定されると、これぐらいだったら何とか返せるでしょうっていう金額。
2万までとかそういうの決まりがおそらくあるんでしょうけど、
そういう決まりで、3万までとかそういう感じで決まってんじゃうかなっていうのは思う。
で、ネットのそのサイトがあったんですよ。
結局、奨学金帳消しプロジェクトっていう。
教育と人的資本
あまりに気になったから。
調べてみたら、世の中には返せないと。
新卒で入った会社で手取りが安すぎて返済できなかった。
職費を削って心身ともに壊れてしまったとか、
返済がなければ大学院の進学も考えていたのに、
そういう勉強を続けたかったのに、できなかったとか。
あと、お子さんができた後に、
なかなかお子さんに発達障害があって、自由に働けなくなって返せなくなったとか。
いろんなコメントがいっぱい入ってるんだけど、
そうやなって共感できる部分もありながら、
今日は私が議題にしたのは、借りたものは返すっていうのが、
FP的にというか、お金は借りたものを返すっていうのが当然ですよね。
っていうのが、私最初思ったの。
ルール的な。
それを帳消しにするっていうのは、
どういう困難があって思っているのかなって、
すごい疑問に思ったっていう話なんです。
なんか小屋さん、あれあるんですよね。
金融的な話で言えば、
奨学金っていうのも借金だと考えれば、
ファイナンスとか金融的に言えば、
お金を借りることによって、
自分が大学に行くとか教育を受ける機会を自分で作れるわけですよね。
借りなければ大学に行かなかった、
高卒で働かなきゃいけなかったって話。
借りて大学教育を受けて、
それは何なのかっていうと、
自分の付加価値とか人的資本が上がって、
先行きそれで返せるようになるから、
借りてもメリットがあるよねっていう、
そういう理屈なわけですよ。
だから多分返せないっていう話で言うと、
お金を借りて大学に行ったんだけど、
実はそんなに自分の人的資本が上がらなかったっていう話であったり、
あとは先ほど言った、
別に勉強とは関係ないところで病気してしまったとか、
体壊したとか、精神的に鬱になっちゃったとかで、
自分の人的資本が崩れちゃった、壊れちゃったみたいな形で、
それによってお金が返せないよねっていうことなんだと思うんだよね。
でもそれでいくと、
自分の心身が返せない状態になったら、
年金とかの仕組みと一緒で、
その遠帯、遠隔制度とかちょっと待ってよねっていう制度は、
もちろんあるんですよ返済制度の中で。
だからそれを利用すればいいじゃない、それは権利なんだから。
でもそもそも借りたっていうことは、
小谷さんが最初にお話しされたけど、
借りるリスク、お金を人から借りて人的資本を上げるっていうことを、
お金を借りるリスクをとって、
それを自分は選択したわけだから、別に高卒で働いたってよかったのに、
そっちの選択をしたからには返す覚悟はある程度いるんちゃうっていうのは、
私のすごい冷たいんやろうなと思いながらも、
返した身分の私としてはすごいそれを見ながら思ったっていうことなんですよね。
実際は28%が遠帯を経験したことがあって、
そのうちの10%が事故破産を検討したことがあるって。
いうデータがあるらしいんですよ。
で、中には私は知らんかったんやけど、
大体300万から400万ぐらいが普通なんちゃうって思ってたんやけど、
あれって奨学金で高校から借りることもできるし、
もちろん大学に行った時も借りようと思ったら借りれるから、
すごい金額の人が中にもいらっしゃって、
900万ぐらい借りてる人いるんですよ。
だからその900万借りるとはどういうことやっていうことを、
そもそも借りる前に話しするっていうせなあかんとか、
考えさせるっていう教育をやっぱいるんかなっていうのは見てて思った。
900万借りて人的資本がどんだけ上がるかって、
返済の重要性
そういう教育、借りる前にほんまにその教育をしたかっていうのは、
それは確かに思う。
まさにそこやなって思ったわ。
その教育したんかっていうのは親とも喋ったかっていうか、
なんか親が借りてじゃないけど、
あれ子供の名前で借りるんやんな。
あれは子供の名義で借りて、
連帯責任、連帯債務者が親になるのね。
で、返すんだったら親に行くんやけど。
なんかその時にやっぱりしっかり進路のこととか、
返すつもりでが大学行くよね的なそういう話し合い、
金融教育の中に入るんちゃうかなって。
目的がなんか大学行くになってて、
その中身よりも行ったけどちょっとみたいな、
軽い感じで返せなくなっちゃった、やめるみたいな、
短絡的な結果になっちゃってる人が多いかなって予想すると、
話し合いとか教育的なところがちょっと薄いかな。
それで言ったらナミちゃんのところも結構話した?
話して借りることになったんやな。
うちの私が大学のお金を借りるのは、
父親がバブル崩壊でボーナスが突然ゼロになって、
計画してたお金が全然入ってこなくなって、
それが私の大学費用だった。
残り下に子供2人、弟と妹がいるから、
弟と妹に学費を置いとくことを考えると、
お姉ちゃんは高校は卒業してるから、
大学続けるのはちょっと厳しいかなってなって、
その時に初めて緊急採用っていうのがあって、
普通は奨学金って結構前に事前に申請とかしていろいろ踏んでいくんやけど、
緊急採用っていう仕組みもあって、
家庭の経済状況の大きな変化があってって出せば、
緊急採用をしてもらえるんですよね。
それを出して、当時は月10万が最高額なんですけど、
その最高額10万借りていってたんですよね。
だから年間120万借りて、
だから3年借りてるから312万になってるんやと思うんやけど、
だからそういう感じ。
それを目の当たりにして、
もうこれしゃあないなっていう、
自分が学校の先生の免許は絶対取りたいって思ったっていうその気持ち、
それをたぶん天秤にかけて、
お金借りって取った方がいいよなって腹落ちさせて、
だから返せる気持ちがあるというか、
それはすごい大事なことなんかもんね。
だから月10万入ってくるから半期で60万入ってくるわけでしょ?
で、それをずっと貯めとかんとはあかんわけですよ、私は。
1円も使ったら学費が払えんくなるから、60万円貯まってくるじゃないですか。
で、私あれすごい覚えてる。
自分でATMで60万出して、
で、自分で窓口で。
当時大学の費用って窓口でしか受けてくれへんかったと思うんだよね。
ATM振り込みとかじゃなくて、
大学が用意した払い込み用紙みたいなのを窓口に出さなあかんくて、
結構分厚いやつ。
指定された銀行に払い込み用紙を持って行って払ったら、
300円ぐらいしか返ってこんかった。
60万払ったのに300円ぐらいしかお釣りがなくて、
その時にすごい学ぶってむっちゃお金かかってんねんやって強烈にすごい思ったのがすごい覚えてるね。
すごい経験。
そういう経験って、今から思えば良かった経験ないと思うんだけど、
そういうのをした方がいいかもねって長岸プロジェクトのやつ呼んでたら、
気持ちは分からんくないよって言ってることも、
共感はしてあげたいっていうのはちょっと思ってんねんけど、
でもまあ、返済がなければ大学院の進学も考えていたのにって言ったら、
それはまあ、その人の環境の問題であって、
それはそう思う人いっぱいいたし、だから長岸にしようっていうのは、
じゃあ返した人はどうなるんですかねってすごい謎やなって。
そこまで切羽詰まってんのかな。
そうなるまでだから話してなくて軽く借りちゃったんかなって思ったよね。
やっぱそうなんかな。
どうなんやろう。ちょっと想像が難しいんやけど。
まあでもさっき言った通り、借りて大学に行くとか教育受けるっていうのは、
こういう意味があるんだっていうのは絶対分かってないよね。
借りるってことは分かってると思うけど、
借りたものを返すために、
自分のさっきも言った付加価値を上げに行くんだっていうことについては考えてないでしょうね。
だからそういうことは事前に金額的な話の制度の話はしてると思うねんけど、
さっきにそっちの話をしてあげた方が本当はいいかもしれないですよね。
本質的にはそういうことだと。
奨学金の利点とリスク
だからまあ高卒で働けば大学の4年間の間も働くわけだから、
4年分給料稼げるわけですよ。
本来ね。
それを捨てて、さらに大学の費用を払っていくってことは、
高卒の4年分稼げたものと大学の費用をかけたものを、
その残りの人生でもっと取り返さなきゃいけない。
そうやね。回収回収。
そういうことを教えないとダメなんだよね。
だからそうすると4年分の学校の給料、
もらえる給料と4年分の学費合わせると、
多分1,000万弱になるんだと思うんだよ。
1,000万弱ロスして、それをその後ろで取り返すっていう。
そうそうそうですよね。
構造だっていうのを伝えなきゃいけないよね、借りるときにね。
アメリカと日本の教育費の違い
あともう一個思ってたのはね、いろんなコメントが載ってるので、
ホームページをちらっともし興味があれば見たらいいと思うんですけど、
返還せえへんかったら当然ですけど、
滞納したら職場とかにも電話かかってくる可能性ももちろんあるんですよね。
そりゃそうだね。
それはクモコが回収しないといけないから。
で、そういう脅しを受けましたとかいうのがあったり、
非正規だったので返還する余裕がなくてずっと死ぬしかないと思っていたとかね。
まあいろいろあるんですけど、
これでもそこに年収がいくら稼いでて、借り入れがいくらかってことも載ってるんですけど、
結構ちゃんと稼いでる人もたくさんいらっしゃって、
その金額で返せへんっていうのはそもそも普段のお金の使い方にちょっと課題があるんじゃうかっていうのもちょっと思う。
返すのは詐欺ですよって。
家計管理したらこれ返せんことないでって。
それなのに返せなくてすごい苦しい生活ですって言う。
いや、こんだけの年収あったら多少返せると思うねとか言う感じ。
そもそも家計もちょっと見せてほしいなーみたいなのはちょっとある。
ただあれだよね、ここ数年アメリカの方で、トランプの前は誰だった?バイデンだっけ?
バイデンが大統領の時に、アメリカも奨学金返せない人が多いから、
奨学金をある程度免除するみたいな法案を実際やったんだと思うんですよ。
それは多分今の背景と同じなんだけど、アメリカの場合は学費が高いわけです。
多分毎年1,000万から2,000万とか、大学ちゃんと行ったら、大学出ただけで3,000万4,000万ぐらい奨学金で借り入れがあるみたいな。
家1軒買ったぐらいなわけですよ。
その割には大卒の付加価値が高くなくなっちゃったみたいな。
昔は大卒と高卒で結構差があったけど、
特別に今はいい大学行ったからといっていい仕事、いい給料につけるとも限らなくなってきたみたいな社会感があって、
思ってたのと違ったみたいな感じで返せないっていう。
地方企業の就職支援
それは実際あったんだと思うんだよね。
だけど、それに比べたら日本の教育費ってまだまだ安いなと思う。
そういう考え方もあるか。
私たちが借りてる、私よりもちょっと前の世代の時っていうのは公務員になったらタダやったんですよ。
帳消しになってたんですよ。
国に使えるっていうことやから、
学校の先生とかは僕は借りていったけど返してないよって言った先生も結構いらっしゃったし、
ちょうど私ら世代の時にそれはおかしいじゃないってなって、
みんな国に使えるか社会に使えてるかの違いだけであって、
働くということは一緒じゃないということで、結局全員返すことになっているんですけど、
今ちょっと出てきてるのは何かあれですよね、
企業とか公務員がちょっと何かその流れを戻すんじゃないけど、
ちょっとだけ奨学金代わりに返してあげるからうちに就職してよみたいな制度がちょっと出てきてはいますよね。
僕が最近目にしたので言うと、面白いなと思ったのは、
四国の銀行がですね、アライアンス組んで、
その四国の会社に就職してくれたら若い人が、
その奨学金の肩代わりを四国の銀行グループがやりますよっていうのを目にして、
面白いなと思って、多分どういうことかっていうと、
多分四国の銀行は四国の会社さんに賃金とか資金であれば、
そのお金貸して儲けさせてもらってます、金利で。
だけど地元の四国の会社が多分人手不足とか若者不足で、
なかなか立ち行かなくなっていく現状っていうのがあるんだと思うんですよ。
だから危機感感じて四国に若い人来てもらわないと、
自分たちがお金を貸す先がなくなっちゃうと、儲け先がなくなっちゃうと。
だから我々が店に来てでも学生、若い人に四国で働いてもらえたらお金支援するから、
どうぞ四国で働いて、四国の会社強くして我々そこで儲けさせてもらおうみたいな。
なるほど。ちょっと時間かかるけど事業として成り立つやろうということも考えて、
おそらく給与振込をうちの銀行にしてとかそういうことなんですかね。
指定してよね、みたいなそういうこともやるのかな。
そうしたら結果的にはお金入ってきますもんね。
いずれにしてもそういうことでもしないと、やっぱりローカルな地方会社に就職する人がいないってことだと思う。
そうですよね。東京に吸い取られちゃうと。中小で一生懸命育てたと思ったら、
いいとこから大きな企業からヘッドハンディングみたいなのを受けて吸い取られて、
すごい中小は苦しんでます、みたいなのをどっかで聞いたな。
東京でも同じで中小企業の、例えば建設とか若者が好まなそうな事業をやっているところは、
東京でも同じことをやっている。奨学金を会社が片側にします。
さっきのナンシーの話で言えば月2万ぐらいだったら、月2万払って若い人が来てくれるんだったら、
もう俺払うよっていう。
なるほど、確かにそうやって考えたらそうか。月2万の投資で勤めてくれるんやったら、
ほんならってなるか。
そういうのは割合東京でも見ますよ。
そっち狙ったらいいね。
だから奨学金借りた時に、そういう教育もしてほしい。
そういう就職先を考える時に、そういう支援先もあるよね、みたいなことを。
だから消滅プロジェクトはそういう会社探しをしたらいいんじゃないですか。
そうですよね。
そこで働いてもらうとみんな。
そうそう。なんかまあ稼働してるのかちょっと分からないんですけど、
もしよかったらサイトまた皆さん見てみて。
奨学金借りてる人って結構2人に1人ですからね、今の世の中。
どう思うかちょっとまたコメントをいただけるとすごく嬉しいです。
はい。
フィーバープレゼンツマネーマネーマネーフォーゲル。
この番組ではリスナーの皆様からのご質問コメントなどをお待ちしております。
概要欄にリンクを貼っておりますので、質問箱の方からどしどしお寄せください。
いただいたご質問コメントについては番組の中でご紹介していきます。
また番組のフォローもぜひよろしくお願いいたします。
ということでパーソナリティには、
サンコーサルタントの小役、
ササリンと、
ナンシーの3人でお届けしました。
ではまた来週。
さようなら。