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FIWAスプレゼンツマネーマネーマネー for you、商品の販売に関わらないアドバイザーが、赤間目線で、金に関する様々な気になることをお話しする番組です。
ちょっと学べて、ちょっと得する情報をお届けします。パーソナリティは、
個人向けに株式や不動産などの資産コンサルティングをしている子や、
子ども向けの金融教育を行っているキャサリンと、ナンシーの3人でお届けしております。
はい、ということで、今回もお願いします。
年金の財政検証の結果
今回はですね、年金の正式名称って何なんですかね。
財政検証だと思う。将来の公的年金の財政見通し、財政検証と書いている厚生労働省のページが発表されたということで、
新聞とかね、いろんなメディアで出てるんですけど、今日はそのことについてお話しできたらなと思うんですけど、
これね、まだ見てない人もいると思うから、親さんからどんな感じだったのかとか、ちょっとお話ししてもらう感じから始めてみる?
私とかは、もうファイナンシャルプランナーって名乗ってる限り、財政検証って5年に1回ね、
年金についてきちんとできてるか確認するみたいな、それぐらいのざっくりな認識はあるんですけど、
なんかそれが今回5年点検してどうやったのかっていうのをちょっと見てみたけど、
これぶっちゃけて、なんかちょっと資料めっちゃ難しいなって思ったので、
それは何?ちゃんとした文章の方見てるの?
両方見た。新聞も見たし、4パターン計算してるとかも知ってるけど、
なんかさ、文章バーって書いてあるパターンと、スライドみたいな感じで横バージョンの概要みたいなのを今私はちょっと見てるんですけど、
図表と、どっちも?
どっちも見たけど、見出しとかも見て頑張ったけど、もう資料もめちゃくちゃ多いし、
なんかいろいろやってる、資産をやってるのはわかるけど、結局どういう結論になったんやっていうのが、
いまいちちょっとわからんくて、ちょっと教えてほしいなって思ってたので、
ちょうどありがたい回です、これ。
小谷さん印象どうでしたか?
そうですね、一応財政検証について話しておくと、
多分だから2000年前後に、皆さんも知ってるかもしれないですけど、
年金の持続性を担保するために、厚生年金の保険料率を毎年ちょっとずつ上げてって、
このぐらい上限で上げてきますよって言って、
皆さんも昔、要は2000年代前半よりも今の方がだいぶ厚生年金の保険料高くなってるんですよね。
そういう制度改正をした時に、確か自民党だと思うんだけど、
そのキャッチフレーズは、これで年金は100年安心みたいなことを打ち出したわけですよ。
その時の法案の中で、5年ごとにきっちり年金財政について検証をしていきますと、
だからチェックをしますと。
チェックをして、持続性に問題がありそうであれば、
その時その時で考えて、手を打ちますよっていうのがその時の法案だったわけですよ。
だから2004年に財政検証をして、
9年にあって、14年にあって、19年にあって、
5年ごとの、今回が5年に1回の財政検証の年だっていうのが、まずそもそもの作り。
今回は5年に1回のその検証がありまして、
その結果が発表されましたっていうのが、
今収録している7月の頭の話ですと。
年金財政の改善要因
僕はやっぱり2004年の時から多分資料自体はずっと全部見てますけど、
今回見た中での印象とか感想で言うと、
まずその2000年代前半ですから、もう20年前なんだけど、
20年前に100年後こうなりますよっていう議論の中に、
当然20年後、2024年ぐらいにはこうなってますよっていう話が描かれてるわけですけど、
今回の票にもあったんだけど、
当時20年前描いた20年後の2024年の姿よりも、
今の24年の姿の方が年金財政的には良くなってるんですね。
これは何かっていうと、
一つは制度改正の中で、
厚生年金のカバー範囲を増やしたっていうことがありまして、
いわゆるパートの人でも、
今は継続中ですもんね。
厚生年金に入ってなかったんだけど、
ちょっと僕細かいことは知らんけど、
週何時間以上働いてるパートアルバイトの人は厚生年金に入ってくださいねみたいな。
途中でやりましたよね。
それが確か最初は大企業だけで、
今は中規模ぐらいまで降りてきて、
ゆくゆくは小規模の会社でバイトしてる人をカバーしたいよねっていうようになってると思うんですけど、
こういうふうに厚生年金に入る人を増やしてきたってことは、
当たり前ですけど払う側が増えて、
払う側はまだ払う側の人はもらわないから、
払う側が増えてきてる手を打ってるんで、
財政はもちろん良くなるよね。
この人たちがもらうときにどうなるかっていうのは分かんないけど、
当たり前払う人を増やしてるから、
財政は良くなってるわけですよ。
そういうふうにちゃんと改革をしてるんで、
財政良くなってるっていうのは一つと、
もう一つは運用のところの改革で、
昔はGPIFのいわゆる年金の運用って言ったら、
国内債券が6、7割だったわけですよね。
6、7割国内債券で、3割から4割に関して、
日本株とか外国株とか外国債券買いますよっていうのが、
いわゆる保守的な年金の運用スタイルだったんだけど、
それがちょっと何年か忘れたけど、
結構前にガラッと変わって、
今皆さんがよく目にするのはGPIFっていうのは、
日本株と日本債券と外国株と外国債券と、
4等分で25%ずつ持ちますよねみたいな、
昔に比べたら積極的な運用のポートフォリオを組むようになって、
それがやっぱり20年経って、
今グローバルに株が非常に調子いいんで、
年金の積立金の運用も予想以上に上手くなっています。
こういう年金財政の収入が上振れで良くなっているのと、
積立金の運用もしっかり昔より上手くできているので、
財政自体は20年前に想定していた2024年よりも、
ずっと良くなっています。
というのが今までの振り返りですよね。
この先どうなんだって言ったら、
結局年金の財政っていうのは、
皆さんが給料をもらった中から保険料払うんで、
みなさんの給料が上がるかどうかっていうのが大事なんですよ。
給料が上がれば保険料も増えるんですよね。
給料に連動しているから。
給料が上がるシナリオだと財政は良くなる。
経済が良くなると、やっぱり良いってことですよね。
経済というか、みなさんの収入、給料が増えれば良くなるっていう話。
あとは高齢者だね。
高齢者がどのくらい長生きするのかとか、
あと人口、若い人が増えないと払う人が増えていかないんで、
出生率、子供がどのくらい生まれるのかとか、
そういった要素をいくつか、
良いパターン、普通のパターン、悪いパターンみたいなもので分類してパターン分けして。
それすごい有名やな。
今回4つ何でしたっけ?
4つ、5つか。年金別の年金額。
でも4つ4つ。
高成長ケース、成長ケース、横ばいケース、マイナス成長ケース。
景気で言えばね。
それに対して出生率が高いとか中位とか低いとか、
高齢者の寿命が長いとか長くないとか短いとか、
いくつかパターン分けがあるんで、掛け算になるんで、
より難しいわけです。
複雑だね、結構ね。
今回見てて思ったのは、
全般的な話としては、
国民年金の方が財政としては悪いです、大変ですと。
そうですね、見出しに私、
最近これよく見る、65歳までの不安っていうのが、
今ね、60歳までですけど、
65歳まで年金払わなあかんくなったら結構変わるよなって思ってて、
それどうなるんかなって思ってたから、
この案が見送りになったけど、
見送られたけど、またいつかはでも、
なるんちゃうかなって思ってたから、
それも感じですかね。
要するに、みんな65まで働くでしょって話なわけですよね。
会える側からするとね。
働いて給料もらうわけだから、
65まで納付してもいいんじゃないのっていうことですよね。
じゃあそれ、もう一回見送ったってことは、
5年後ってこと?
5年後でもう一回考えるわってこと?
その可能性は高いよね。
今やらないんであればね。
いずれにしてもみんな65まで働くのに、
年金を納めるのが60までだったら、
もちろんもらえるものも減るんだけど、
働いてるんだったら払ってもらった方が、
財政的には当然良くなりますよっていうことですよね。
それはもちろんそうで、
ただ今までは60までで計算するじゃないですか、
年金払うのとかも。
だけど65まで年金を払うって言ったら、
そうやってライフプラン変わるなって思って。
もちろん働かれてる方も増えてるからあれなんですけど、
やっぱりすごい時代とともに、
ライフプランの立て方っていうのも変わってきそうやなって思いました。
パートナー方が入るとかも。
今までなかったことやから。
そこは今まで支出に出えへんかったけど、
給与面積を見たら変わったりとかってなるから。
金融の知識もつくかもしれない。
そうだよね。
そういう仕組みなんやっていう、
社会の仕組みみたいなことを感じることができるからいいかなって思うんやけど、
私これ新聞しか実はまだ読んでなくて、
何日読んでるやつある?
昨日。
これ収録7月5日なんですけど、7月4日。
これトップやもんね。
出てたやつを見てたら、
私はちょっと苦しくなるなって思いましたね。
どの部分?どこが?
結局、加入者が増える、増やすことを目指すってことは、
要は女性収集率が低いわけだから、
女性活躍することによって今回増えてるみたいなのがどっかちょこっと書いてあったってことね。
女性の働き方と年金財政
そうだね。働いてる方。
女性が加入者増やすことで財政もすごく良くなります。
まだちゃんと読んでないか。
そういう感じのことが書いてあるなっていうのはちょっと読んでて、
今の時代的に言ったら女性活躍って言われて、
女性が専業主婦っていうのは基本的には考えられへんっていうか、
基本的には働いてくださいみたいな仕組みになってる。
これでもモデルケースまた専業主婦やん。
そうやな。やってんな、私も思った。
なおかつ自分は妻の立ち位置にいて、
自由な仕事の仕方をさせてもらってるんですけど、
もっと働いてください。働いて厚生免許を収めてくださいって言われたら、
いや私結構今忙しいねんけどって、
子育てとかもっと本当は力入れたいのに、
家族のことももっとちゃんとしたいと思ってるのに、
もっと国は働いて厚生免許を収めてくださいって
おっしゃるんですねって。
私はそれはもしかしたら、私のウェルビングとはイコールではないですって
ちょっと思ったっていう。
まだしっかり読んでないからわからんけどね。
でもそういう風に私は印象的なそう。
生き方はそういうことない?
いやでも女性の働き方はもう変わるやろうなって、
私とかはさだか同じように、
自分の好きな時間に、
自分の好きなだけ働いてっていうのが許される環境やけど、
もう娘、今高2ですけど、
働く時はもう同じぐらいやっぱり、
男性女性関係なくそれこそ。
今はもう働いてるから、
こういう働き方って難しいんやろうなって、
そういう時代になってるなっていうのは思う。
そうあれは時代やねって言ったら確かにその通りで、
すぐ片付くかなって思うけど、
何て言うかな、女性男性って言ってるんじゃなくて、
家庭のことをしっかりする人が家にいるやろっていつも思う。
だからそれが男女同じ比率で家事していくってなると思う。
私はでも普段やってて半々難しくないって思う。
どっちかが主導権握らないと無理やんって。
効率的かなっていうのは思う。
どっちかが主導権握るって、
年金財政に関する議論
その分業っていうスタイルで取らないとやっぱ難しいやんって。
それはむちゃくちゃわかる。
そうでしょ?
それはむちゃくちゃわかる。
そのお金の歴史からいったって全部自分でやってたらよかったんだけど、
結局何て言うかな、分業して発達していくわけじゃない。
一つずつ借りるより二人で一つ借りた方がもちろんいいよねっていうね。
得意なことをやっていくから、
得意なことをやっていきましょうよっていうことで進んでいくわけじゃない。
だからそれが全部同じ働いて半分やって半分家事やりなさいって言われたら、
私できるかなーっていうのがすごい。
そういうのになっていくんちゃう?って思う。
もう私とかはそういう時代やから。
頭がそうなってんのか。
シェアの、それこそそういうのがわかりやすくできるみたいな。
とか家電がめっちゃ便利とか、
シッターさんとかがめっちゃ安いとか、
になっていくんかなとか思って。
どうですか小屋さんめっちゃ。
家事についてとか。
良いか悪いかは別にしても、
共働きが一般的な社会を見ると、
家事はやらないってことですよね。
あ、どういうこと?
要するに共働きが一般的な家庭っていうのを見てると、海外でね。
朝ごはんもみんなで外で食べるんですよ。
だから朝ごはん作るとかいう家事がないんですよ。
そういうふうに家事は別の人がやるというか、
働く2人はなるべく家事しないような流れになってんすよね。
共働きが当たり前の社会っていうのは。
日本人はお弁当も綺麗に作るけど、
そうですよね。
共働きの家庭はりんごを持たせて、
そういうことになってるわけですよ。
確かにオーストラリアの時に、
短い領がこれを言った時に、
お弁当って言って養成渡されたの、そこを思ってる。
そういう感じ。
だから、そこじゃなくて、
ん?って言って養成?って言って、これ弁当なん?ってすごい思ってる。
そこもガラッと変わっていく可能性あるってことですか?
それがいい社会なのかとか、
そうですね。
別にしても、そういうふうに家事負担は割合あるから、
それを減らさないと両立っていうか、
共働きはできないよねっていう。
家事もだし、子育てもそうだと思うんですよ。
私、本当それはすごい思ってて、
外部に子育てを任せる風になってきてるんちゃうかなって思ってるんですね。
地域で見るって、もちろんむっちゃくちゃいいと思うんですけど、
そうしたら産むだけでも全然いいっていうか、
ごめんなさい、ご意見があったあれなんですけど、
産むだけ産んで、後を任せみたいな風に、
究極を言ったら、
それができるのが幸せな社会なのかって問われてる感じがして、
家事もしなくて、子育ても外注して仕事するっていう。
言ってるほどわかる。
でも専業主婦で金資源の換算化されてなかったことは、
外注によってしっかり換算されて、
経済が回るっていうことなんやなっていうのは、
2人の話聞いてて思ったけど、
でもそのキャサが言ってるようなことも、
一応母親みたいな感覚が残ってて、
家、家族が気分よく過ごせるように家を整えるのが自分の仕事で、
ちょっと頭の中でどっか残ってるから、
そこがちょっと…
それが人材癖やって私も思うんやん。
すごい、だからすごい尊い仕事やと思うねん。
子供を育てるって別に…
そう、私も家帰ってきて、
ここに置きっぱなしのなって言って、
靴下とかなって言って、
パンとかな、食べ終わったパンとかなって、
帰ってきたら綺麗に片付いてるのは魔法ちゃうぞって言って。
そんなにそれむちゃくちゃ思う。
メガネのテーブルに置きっぱなしで行くとかね、
これいつもちゃんと定時に戻ってるでしょ。
これはほんまに魔法で勝手に戻ってるんじゃないよって。
これ私やってるんですけど、分かってますって言ってるけど、
なんかそういうのが…
でもそういうのもすごい重要な別に、
面白かおかしくめっちゃ文句家で言うけど、
別にそれが嫌いやから言ってるわけではなくて、
そういう人もいるやろって、
ホテルで部屋のメイキングする人がいるのと同じで、
いや、ほんまそうそうそうそう。
それやし、この綺麗な家にいるっていうことは、
精神的にむちゃくちゃ衛生やのに、
それって分かりづらい?
めっちゃ汚い家にいるのと、めっちゃ綺麗な家にいるやんって、
パフォーマンス変わると思うんですよ、子供も大人も。
私は持論で。
だからそのクリーンの状態を綺麗にキープしてるって、
すごい影響を与えてるんやと思うねん。
人材育成に。
年金財政から話がちょっとずれてちゃうけど、
分かる、働き方ね。
どうなんかなって言って、
日本の目指す社会の年金は分かりました、
確かにこうしたほうがいいよなとか、
プラス、成長シナリオやったらいいかな、
成長ケースを目指すとか書いてあったかな、
成長ケースやったらいいなとか思うんやけど、
働き方と家庭の在り方の見直し
未来の私らの子供らが、
ちょうど40代の子供らが、
結婚した時の暮らしって、
ほんまどんなのやろうなって、
どういうのを国はイメージして、
1日その夫婦が、
私らの子供が夫婦とか大人になった時に、
どういうモデルケース、
どんなモデルになってるのかなって、
動画みたいなのがあったら作ってほしいな、
こういうのをイメージしています。
みんな外食行って、
ランチはリンゴも出して、
外の人と一緒にワイワイって、
それだったら家に寝に帰るだけやんって、
私思うんですよ。
それって家族なん?それでいい?とか。
すごいね、
すごい哲学的な話に入ってくる。
議論プロセスと次のプロジェクトについて
最近何があった?みたいな感じなんですけど、
ほんまだから別に、
ホリエも私結構好きやからあれやけど、
家族ってなんなん?って思う時ありますよね。
なくてもいいことないけど、
なんやろうな、これは。
じゃあその哲学的な話は、
またどこか別の。
小谷さんそれまとめてもらっていいですか?
なるほどね、
でもあれだよね、
今の話からすると年金財政は、
やっぱり働き方とか家庭の在り方とかを
ベースに考えないと、
財政試算してるのは数字だけの話だから、
それを本当にやっていこうと思ったら、
社会の制度とか働き方とか、
家庭の在り方とかを見直さないと、
実現できないんで、
やっぱりそういうのも含めて、
議論はもちろんされてると思うけど、
僕らにもね、
見えるかってことですね。
議論のプロセスを示してほしいな、
みたいなとこですよね。
でも働き方は働き方で、
また別のプロジェクトがあるみたいで、
そういうのも参考に乗ってたりはしたんで、
一緒に見てもらうといいかなとは思いますね。
じゃあまた小谷さん共有してください。
はい。
いい感じだったんじゃないでしょうか。
フィーバープレゼント マネーマネーマネー for you
この番組では、
リスナーの皆様からのご質問、
コメントなどをお待ちしております。
概要欄にリンクを貼っておりますので、
質問箱の方からどしどしお寄せください。
いただいたご質問、コメントについては、
番組の中でご紹介していきます。
ということで、パーソナリズムは、
三コンサルタントの小谷と、
三人と、
ナンシーの三人でお届けしました。
ではまた来週。
さようなら。