新年の抱負
ミシマ
みなさん、こんにちは。ミシマ社ラジオです。出版社ミシマ社がお届けする、本のこれからとミシマ社の今、本日も三島邦弘と藤本里佳がゆるゆるとお伝えしていきます。
みなさん、明けましておめでとうございます。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
はい、明けましておめでとうと申しましたけれども、1月も半ばですね。もうあっという間で、今年が始まって半月以上が経っておりますけれども、いかがお過ごしでしょうか。
フジモトさんはいかがお過ごしですか。
フジモト
ちょっと年明けに風邪になってしまって、ちょっと体調管理気をつけようと思います。
ミシマ
なるほど、ちょっとあれですね、鼻声というか、気をつけてください。なんかね、インフルエンザが猛威を奮っておりますんでね。
フジモト
ミシマさんはどんな。
ミシマ
はい、ありがとうございます。
毎日できるだけ走ってました。鴨川をですね、
走ってるっていう風に、いわゆる走ってる人たちから言えないような距離とスピードと時間なんですけども、それでも全くほぼ動いてなかった僕が動いてるっていう意味ではかなり大きな変化がありまして。
実は昨日の晩もですね、夜の9時半ぐらいからですね、本当に10分15分ぐらいですけども、今日はちょっとあんまり動いてないと思ったんで、お風呂入る前に走ろうと思って、きっと真っ暗闇の中で走っておりました。
フジモト
すごいいいですね。
ミシマ
いいです。めちゃめちゃ気持ちいいですね、体が。
フジモト
そうなんですね。
前、『謎の症状』が出たときに走られてるってお聞きしてたんですけど。
ミシマ
あれがですね、実は中断をしておったんですね。長い中断がですね。
結局、去年の猛暑の真っ只中の中で、やっぱちょっとこれは健康のためには走らない方がいいだろうって判断をして、秋になって涼しくなってからもですね、きっかけを失ったまま走ってなかったんですが。
ですから約4、5ヶ月ぶりにもう一度走る生活になりつつあるかなというぐらいですね。
フジモト
いいですね、初め。
ミシマ
それは今年の大きな、自分にとっては大きな変化ですね。
フジモトさん、そんなありますか?
フジモト
そうですね、習い事を始めたいなと思って、デッサンの体験教室に申し込みました。
ミシマ
申し込んだの?
フジモト
はい、申し込みました。
新春会の様子
ミシマ
それなんでデッサン?
フジモト
今までデザインをやってたんですけど、あんまり自分で描くということをしてなくて、ミシマ社に入ってからちょっと手描きのこととか増えて、手描きだから伝えられる温かさがあるなって改めて感じて、ちょっと絵を始めてみたいなと思いました。
ミシマ
ミシマ社は仕掛けチームというのがあって、ハセガワさんが手描きでミシマ社の世界をいろいろと体現してくれていて、フジモトさん、そのアシスタントも実はやってくださっているんですけども、ちょっと手描きでというふうに火がつきましたか。
そういう教室って結構あるもんなんですか?
フジモト
そう、調べたら結構あって、コースがいろいろガチガチのデッサンのところとちょっとゆるく始められるところなどあったので。
ミシマ
どのあたりのコースを選ばれているんですか?
フジモト
ゆるくお茶会もついている。
ミシマ
楽しみな延長でね。
それで思い出しましたけど、僕もね、十何年前にデッサン教室に行こうかなと思ったことがあったんですよ。
フジモト
え、そうなんですか?
ミシマ
何を血迷ったかと思いますけども、僕も調べたことがあって、近所にちょっとそういうのもあったから、一瞬申し込もうかなと思ったんですけども、結論から言うと全く申し込んでもいず、行かなくてよかったんじゃないかなと思ってます。
いろいろ、僕の一緒に仕事させてもらっている著者の方々、画家さんやイラストレーターさんもいますけども、僕をよく知っている人は、ミシマさんは向いてないと思う。
フジモト
はっきり。
ミシマ
僕の自分の自己認識では、子どもの頃絵が得意だったんですよ。
小学校6年間絵画教室を通っていて、僕は絵の道に進もうかっていう、自分では思ってたんですけどね。
自分ではいい絵が描けてるっていうふうに、小学生の僕は思ったまま大人に。
小5か小6で辞めたんですけども、その時の上手かったっていう記憶のまま、このまま大人になっているもんですから、そろそろあれを保存していた、自分の絵が上手いっていう、封印していたこの箱をですね、開けてもいいんじゃないかみたいなふうに思ったことがあったんですけどもね。
いや、まあちょっとやっぱり無理だったと思います。
いやいや、フジモトさんのそのデッサン教室での成果を期待しております。
きっとラジオの何かにもね、アイコンとか何かとかにもね、されるんじゃないかなと思って、皆さんもお楽しみください。
新春ですね、ミシマ社は、始まってまだ10日とは思えないぐらいの濃度で実は動いておりまして。
なんか最初の1週間だけで僕はもう1ヶ月分ぐらいなんか働いたんじゃないかなって感じの動きを、動きというか、僕だけじゃなくてみんなしてくれていて。
新年会から始まるんですね、ミシマ社は。実はこっそりとしているんですけれども、今年も行いまして。
今年は、釈徹宗先生、そして仲野徹先生、そして平尾剛さん、3方が来てくださって、京都オフィスで。
自由が丘オフィスメンバーも集まって、本当にゆるいゆるい会を3時間ぐらいですね、開いて、では今年もよろしくお願いしますというふうに始まったんですけども。
毎年そういうどなたかの先生が来てくださって、そういう新年会をして始めるっていう、そういうスタートが、いわゆる暦上の仕事始めの前日にいつもやっていて。
やっぱりあれが結構効いてるというか、今年休み長かったじゃないですか、9日間あって。あれみんな結構、体がというか心もですけども、ほわってなったと思うんですよ。
フジモト
そうですね、ちょっとお休みモードに。
ミシマ
やっぱりそれで風邪ひく人たちもすごい多かったというか、やっぱり緊張をグーッとあれぐらいほどいくと、なかなか抑えてたもの、だから風邪ひくっていうのは整うっていう意味でいいと思うんですけども、
もう一回エンジンかけるときに結構、バッテリー下がりすぎた車みたいなものにかかんないですよね。
だから結構、そこでまた体痛めやすかったりすると思うんですけども、なんか1日ゆるーくお酒飲みながらダラダラと喋るみたいな時間を、ですけどこう、著者の方々もいてっていう、その仕事の手前みたいな、仕事の別にその打ち合わせとかね、実際の企画の話なんかその場ではしないんで、
だからそういうこう、ちょっとこう、前哨戦みたいな、そんな時間があってスタート切れてるっていうのが、なんかその後この1週間、この10日ぐらいぶわーっと走れてるのも、実はあの新年会が大きいんじゃないかなっていうふうに僕は思っています。
新しい流れの開始
フジモト
いいですね、今年の抱負とかも話したりして、高め合えそうな感じがしますね。
ミシマ
ちょうどだからフジモトさんその日風邪で来れなくてね、本当にそれは残念だったんですけど、先生方が来る前に一人ずつ抱負を言ったりとかしたりとかして、そんな時間もね、普段実際に走り出すと、なんかちょっとした時間だけど、持てそうで持てなかったりするので、
なんかそういうのもなんかまだお正月モードの延長の中だから、抱負もみんなも自然と言うしっていう、なんかそういうのは季節の変化というか、季節そのものを感じるのもいい時間かなというふうに思っています。
フジモトさんなんかそんな時間は今年ありましたか。
フジモト
そんな時間という?
ミシマ
正月らしい時間。
フジモト
そうですね、祖父母の家に行ったり、久しぶりにいとこにあったりして、毎年そういう時しかなかなか会えないので、久しぶりに会えてよかったです。
ミシマ
そうですね、親戚って本当にね。
フジモト家は結構、なんかそんな集まりありそうなイメージなんですけども。
フジモト
そうですね、家族としては結構よく、姉が富山にいるんですけどしょっちゅう帰ってきて、みんなで楽しんで、イベントを楽しんでるんですけど、いとことかははい久しぶりに。
ミシマ
そうですか、いいんですね。なかなかね、僕も本当に集まらなくなってきましたね。
父方も母方も本当にもう集まらなくなりました。
なんというかですね、ハブとなってた方が亡くなると。
フジモト
確かにそれはありますね。
ミシマ
途中になんかこう、僕でいったら母方で石川県の方なんですけども、おじが2,3年前亡くなって。
そうするとやっぱり、いとこたちと僕仲良かったはずなんですけども、本当に会う機会がなくなってみたいな。
そういうのって、いなくなられて初めて気づくその方の存在っていうのをね、逆に会わないことで思ったりもする。
そういう正月でもあったなっていうのを今フジモトさんのお話聞いて、逆にその不在からいろいろ思ったりもしましたね。
今年ちょっとラジオの方での抱負などございましたか。
フジモト
そうですね、もう少し話を盛り上げていきたいなと思っています。
ミシマ
ありがとうございます。
今日もうすでにお気づきの方いらっしゃるかもしれませんが、フジモトさんから質問をしてくれていてですね。
これちょっとミシマ社ラジオの今年の新しい流れにならないかなというふうに思って。
実はですね、今年新年第一冊目が、万城目学さんの『新版 ザ・万字固め』というエッセイ集を2013年に出してもらっていたんですけども。
それの新版をちょっと新しいエッセイを加えて発刊するということになっているんですけども。
万城目さんと新年会ちょっとしたんですけどね。
なぜかラジオを聴いてくださっていて、その中でミシマさん聞き役じゃなくて、もう一人の女性の方の方がいいんじゃないですかみたいな。
何回か前のラジオで寄藤文平さんが、僕のこの司会パーソナリティについてかなりのダメ出しをいただいて。
いっぱい改善を施したつもりでいたんですけども。
万城目さんからは結構真逆のアドバイスをもらったりとかですね。
いろいろとこうね。
フジモト
聞いてくださってご意見くださるの嬉しいです。
ミシマ
結構著者の方々聞いてくださってて、皆さんもう全員違うこと言うんですね。
早速今日は万城目さんの意見をアドバイスを取り入れて、フジモトさんに質問役をしていただくというような収録をここから数回したいなと思っているんですけども。
そんな風に非常に揺れ動きながら進んでいくというミシマ社ラジオ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
フジモト
よろしくお願いいたします。
ミシマ
では今日もありがとうございました。
フジモト
ありがとうございました。