1. 未来をつなぐものづくり
  2. #33ゴッホ展にて
2026-01-05 06:27

#33ゴッホ展にて

新年早々にゴッホ展へ足を運んできました。いろいろと感じるところがありますね!

サマリー

今回のエピソードは、ゴッホ展に焦点を当て、ゴッホの作品と彼を支えた弟テオとの関係について深く掘り下げています。また、展覧会の経験を通じて、評価や支援の重要性について考察しています。

ゴッホ展の魅力
こんにちは。岐阜県の工業高校で教員をしているすみです。
この番組、未来をつなぐものづくりでは、日本の製造業を支える企業の技術や、
そこで働く人たちの思い、そして工業高校の教育の魅力をお届けします。
新年明けましておめでとうございます。今年も始まりましたね。
皆さんはどんな年末年始でしたか?また今年どんな年にしたいですか?
私は家族と過ごしたり、初詣に行ったり、ゆっくりとした時間を楽しんでいます。
その中の一つのイベントとして、愛知県立美術館で始まったゴッホ展に足を運びました。
その話をしたいと思います。
きっかけは、ポッドキャスト番組、古典ラジオでゴッホの生涯を聞いたことです。
古典ラジオって聞いてますか?
人の人生を功績だけでなく、人としての葛藤や背景まで丁寧に描いてくれる番組で、
そのゴッホの会が強く心に残りました。
正直言うと、私はこれまで芸術に深く触れてきた人生ではありません。
運動や読書は好きなんですけどね。
毎朝ジムまで走って行き、自転車を漕いでまた走って帰ってくる。
そんなことを最近続けてますけどね。
昨年は清流マラソンといって、高橋尚子の名前もついているマラソン大会が岐阜であるんですけども、
それにも走ったりですね。運動は好きなんです。
だから自分なりに時間は有意義に使っているつもりなんですけどね。
ただ息子が東京芸術大学の彫刻科に進学したっていうこともあって、
今2年生なんですけども、
芸術にも触れてみたいなと思っていたところもあったので、
ちょうどこの名古屋にゴッホ展が来るというのはタイミングが良かったですね。
早速ネットで申し込みをして、ゴッホ展は初日ということで、
人を支える重要性
入場までおよそ2時間も待つと。
長打の列でした。本当に会場は多くの人で溢れていました。
私、普通にすっと入ってすっと見れるもんだと思ってましたけども、
やはり初日ということもあるのか、ものすごい人でしたね。
ゴッホっていう人物についてはまたコテンラジオを聞いてください。
簡単に話しますと、ゴッホはせいぜいほとんど評価されてませんでした。
将来はコテンを開きたいと願っていたにもかかわらず、
生きている間に売れた絵はたったの一枚なんです。
誰にも認められないままこの世を去ったんですよね。
よく才能あれば評価されると言われますが、
ゴッホの人生を見るとそれが必ずしも真実ではないということがわかります。
歴史を振り返ると、時代や環境が揃ったことで評価された人物もいれば、
時代が合わず後になって評価された人物もいます。
例えばスティーブ・ジョブズ、アップルの創業者ですよね。
彼の発想や美意識は、もし10年早かったら変わり者で終わっていたかもしれませんよね。
個人向けコンピューターが広がり、デザインやストーリーが価値を持つ時代になったからこそ、
彼は評価されたっていう背景があります。
みんな大好き大谷翔平も同じじゃないですか。
あの圧倒的な才能があっても、
もし一昔の野球界だったら、二刀流なんて無理だ、どっちかに絞れ、
とか言われて潰されてたかもしれませんよね。
二刀流を受け入れる環境とか、データ分析の進化や合理的なトレーニング、
そして世界が同時で注目できる時代であるからこそ、
今の評価があるということもありますよね。
つまり評価というのは能力だけで決まるものではないということです。
ゴッホの場合、その時代と環境が最後まで噛み合いませんでした。
ただしここで忘れていけない存在がいます。
それが弟のテオなんですよね。
テオは生涯にわたって兄ゴッホを支え続けました。
絶対に兄さんは素晴らしい才能を持っているから、
みんなに認められるという信念を持って経済的にも精神的にも、
誰にも認められない兄の才能を信じて応援し続けたんですよね。
もしテオがいなければゴッホは書き続けることすらできなかったかもしれません。
つまりゴッホの作品の裏側には常に支える人がいたということです。
会場で目に入ったポスターの言葉があります。
背景、星になった兄さん。
その言葉を見た時、もしゴッホが今の日本でこれほど多くの人が集まり、
自分の作品に心を動かされている光景を知ったら、
どんな気持ちになるだろうかと考えました。
そして同時にテオはどれほど喜んでいるだろうとも思いました。
ここで私が一番伝えたいことがあります。
人の心を動かすのは結局人なのだということです。
作品や結果の裏側には必ず人の思いと人との関係性があります。
誰かに思いを馳せ、支え、そして誰かに支えられながら前に進む。
その人間ドラマがあること自体が人生の素晴らしさなのではないでしょうか。
これは人材育成にもそのまま当てはまります。
今評価されていない人、結果が出ていない人、伸び悩んでいる若者。
それは能力がないのではなく、まだ時代が合っていない、環境が整っていない、
支援者がいないだけかもしれません。
だからこそ必要なのは評価する人よりも支える人なんです。
合法にとってテオのような存在が私たちの身近な現場にも必要なのだと思います。
新しい一年の始まりに、合法展は評価とは何か、
支えるとは何か、そして人を育てるとは何か、
そんなことを改めて考えさせてくれました。
今年も人に思いを馳せながら、人の可能性を信じながら、
日々を大切に積み重ねていきたいと思います。
余談ながら、本日1月5日は私の誕生日なんですよね。
50歳になりました。早いですね。
50歳ってもっとおじいちゃんかと思いましたけど、
まだまだ元気ですから、頑張っていきたいと思います。
ではまた来週お会いしましょう。さようなら。
06:27

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