今回は、心学研究科の小林正観さんの教えから、私たちの人生をより豊かに、そして心から楽しむための二つの知恵についてお話ししたいと思います。
一つ目は、私たちがつい見失いがちな人生の目的について、そして二つ目は、お金も苦労もかからずに人生を好転させる笑いの力についてです。
この二つの話を知れば、あなたの人生観はきっと大きく変わり、毎日がより輝いて見えるようになるでしょう。
このチャンネルでは、人生が楽になるヒントを日々発信しています。小林正観さんの哲学を一緒に学び、人生を豊かにしたい方は、見逃さないためにもチャンネル登録をしておいてください。
人生の目的とは、私たちは人生の目的や生きる意味についてつい難しく考えてしまいがちです。立派な人間になること、お金持ちになること、それが人生のゴールだと思っていませんか?
しかし、小林正観さんによると、人生の目的はもっとシンプルで、もっと素晴らしいものだと言います。それは人生を心から楽しむこと。そんなことは当たり前だと思うかもしれません。
ですが、正観三流の真の人生の楽しみ方は、一般的なそれとは少し違います。
真の人生の楽しみ方。真の人生の楽しみ方とは、人に喜ばれることを実践し、自分の存在が喜ばれているという喜びを実感しながら生きていくことなのだそうです。
人に喜ばれる行動は、何も特別なことである必要はありません。笑顔を向ける。温かい言葉をかける。頼まれ事を心よく引き受ける。場の空気を和ませる。掃除をして場をきれいにする。困っている人に優しさを投げかける。
これらはすべて人に喜ばれる行動です。なぜ人を喜ばせることが一番楽しいのか。正観さんは、人に喜ばれること、人を喜ばせることが人生の一番楽しい過ごし方だと言いました。
思い出してみてください。子供の頃、親を喜ばせて嬉しかった経験はありませんか?大人になってから子供や友人、大切な人を喜ばせて幸せな気持ちになったことは?
あなたがこの世にいてくれて嬉しいと思ってもらえること。人に喜ばれる存在になる喜びは、人間にとって最大の喜びであり、自分だけで得られる喜びとは比べ物にならないと正観さんは語りました。
人生は楽しいだけではない、という疑問。人生は楽しむためにあると聞いても、病気や災害、トラブルなど、つらい出来事もあるではないか、という疑問を持つ人もいるでしょう。正観さんは、このことについても独自の視点から説明しています。
人間は肉体を持っているからこそ、様々な経験ができると言います。
痛みや苦しみ、喜び、悲しみ、これらの経験は、魂を成長させるために必要なものなのです。
そして、生まれ変わりを繰り返すうちに、つらい出来事は、魂を進化させるための修行だと捉えることができるようになります。
さらに最終的には、病気やトラブルさえも、自分の人生を楽しく、面白くするためのアトラクションだったと悟る境地に到達するそうです。
この境地に到達した人は、何があっても最終的には、楽しくて面白い人生だったな、と喜べるようになるのです。
これは、魂を喜びに消化させるために、人生のつらい出来事が存在していたことに気づいたからでしょう。
人生を変える笑いのパワー
心学研究家の小林誠観さんは、とにかく笑うことを推奨していました。
ここからは、その理由がわかる、笑いに隠された秘密をご紹介します。
笑わない人の共通点
誠観さんの講演会は、笑いが多く、とても盛り上がります。
しかし、ごく稀に、一度も笑わない人がいるそうです。
そして、その人たちは、講演会後、30年間、乳まちで痛い、20年間、神経痛で苦しんでいる、など、体の痛みに関する質問をすることが多かったといいます。
彼らは、医者にかかっても痛みが取れず、苦しんでいました。
笑わないから痛いんですよ。
誠観さんは、そのような人たちに対し、いつも、こう言っていたそうです。
笑わないから痛いんですよ、と。
すると、痛いから笑えないんです、と、反論されるのが常でした。
しかし、実は、笑いには、科学的にも証明された、素晴らしい効果があるのです。
βエンドルフィンの効果
笑うと、脳内物質であるβエンドルフィンが形成されます。
このβエンドルフィンには、強い鎮痛効果があると言われており、
なんと、モルヒネなどの鎮痛薬の6倍以上の効果があるそうです。
他にも、βエンドルフィンには、次のような効果があります。
免疫機能の強化
病気にかかりにくくなったり、治りが早くなったりします。
血液をサラサラにする、血圧を下げてくれる効果もあります。
このように、笑うことは、健康にとっていいことばかりなのです。
痛くなくなった人たちの報告
生患さんのもとには、実際に痛くなくなった、という報告がたくさん寄せられました。
医者が、「この状態なら痛いはずなのに、なぜ痛がらないんだろう?」と不信合っている、という話も多かったそうです。
また、生患さんの講演を聞いた人たちが、その話を家族に伝え、笑顔でありがとうを言い続けた結果、
病気を抱えていたにもかかわらず、ほとんど痛みを感じることなく、亡くなった、という話もありました。
笑うことは一番の得
笑うことには、お金も労力も必要としません。
健康面から考えても、笑っている人は、とにかく自分が一番得をするのです。
ぜひ、これからの人生、たくさん笑って過ごしてください。
もし、笑えない状況が続いている場合でも、生患さんの言うものの見方を変えることで、感謝の気持ちが湧き、笑顔になれるかもしれません。
人生とは、楽しむために存在します。
そして、つらい出来事は、その人生をより豊かにするためのアトラクションなのです。
このことがわかってしまえば、人生に不平不満、泣き言、悪口文句を言うことは、あまり意味がないことに気がつくはずです。
残りの人生を悔しさを感じながら生きるよりも、世の中に幸せを一つでも多く見つけながら生きる方が、ずっと素敵な人生だと思いませんか?