1. ミモリラジオ-自然の面白さを聴く
  2. #13 その木はお寺にも戦闘機に..
2022-12-28 13:13

#13 その木はお寺にも戦闘機にもなった。橅-ブナの使い道〜ブナ帯文化論・後編【ミモリラジオ】

【ブナ帯文化論・後編】 そもそもブナって何なのか? / 「木」で「無い」のが「橅」 / ブナは役に立たない木? / Bookの語源でもある / 食べ物としてのブナ / カロリー高くおつまみにも / 「ブナの実モヤシ」も美味 / 燃料としてのブナ / 1つで何役もこなす囲炉裏 / 2〜3年水に浸すと狂わないブナ材 / 合掌造りやお寺もブナで作られる / 「使えない」という捉え方は現代っぽい / ブナが注目された戦時中 / 戦闘機のプロペラもブナ製! / 森の最終段階はブナだらけになる / 「木」に「有」でブナと呼ぶ運動 / 僕たちはいつからブナを食べなくなった? / 寒さに強いコメの開発は大きい / ブナ所がコメ所に変わっていく / ブナ帯文化論編の振り返り / 楮(現金)の森としての都市 / 僕らは植生の影響から逃れられない   【今回の写真】 ブナの新しい葉。 光沢のある毛と、柔らかな光が神々しい。   撮影:ノダカズキ   【番組へのご感想はこちら】

Twitter, Instagramにてハッシュタグ「#ミモリラジオ」と共にシェア頂けたら嬉しいです。

【出演】

・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家)

Twitter: ⁠⁠⁠⁠@mimori_noda⁠⁠⁠⁠

Instagram: ⁠⁠⁠⁠@yasou_king_ode⁠⁠⁠⁠

 

・Andy(MIMORI, アーバニスト)

Twitter: ⁠⁠⁠⁠@andy_mimori⁠⁠⁠⁠

Instagram: ⁠⁠⁠⁠@andy_mimori⁠⁠⁠⁠

 

【観森】

Instagram▶ ⁠⁠⁠⁠@mimori_yasou ⁠⁠⁠⁠

Twitter▶ ⁠⁠⁠⁠@mimori_yasou ⁠⁠⁠⁠

website▶ https://mimori.life

※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。


00:00
MIMORIラジオ、MIMORIのアンディです。
MIMORIの岡田敦です。
ブナ帯文化論編第3回、最終回ということで、始めていきましょう。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
前半と終盤で、だいぶ日本の森の見方が変わったんじゃない?
いろんな物事に関するね。
僕たちの心のOSがいつできたのかっていうね、まさに源流に遡っていくようなお話だったけれど。
北海道でね、今お米が作れているのは、きゅうぞうさんの水田に寝ずにお湯を足してたっていう。
もっと言うなら、僕たちは米を食べる人たちだっていう。
南から、南西の方から始まった人間としての感覚、育ててきたもの、その執念の結晶になっているということで。
すごいよね。日本人の努力もめちゃめちゃすごいよね。
当たり前と思っている感覚ですごいなって思います。
ちょっと、松葉樹林とブナタイについて話してきたんだけど、
ブナタイっていう言葉ってすごくなじみないし、
ブナについてちょっとだけみんなにお知識を持ってもらうと、
それこそ白神山地とか、北海道に来るときすごく面白くなるんですよ。
これは食べ物としてのブナっていう捉え方をすることができるよね。
稲作みたいな感覚で、比叡の栽培みたいな感覚で、
ブナっていうものを食べる文化がたくさん広がっていた地域があるよっていう、
そういう話にもなってる。
そういう話もあるし、結局人間ってあるものしか使えないよね。
竹が生えているところで、竹で家を作るんだけど、
ブナが生えているところでブナで家を作るんだよね。
ブナの漢字、みなさんもちょっと紹介しておくと、
木に無いって書いてブナなのね。
木で無いっていうのでブナなんですよ。
ブナってどういうことですか?
一応言われているのは、ナメコめっちゃ生えるのね、ブナ林って。
いろんなキノコ生えるんだけど、やっぱり腐りやすいね。
キンがブナに適応しているキノコがすごく多くて、
腐りやすいっていうのが一個。
と、狂いが出やすい。
歪みやすい。
時間が経つと結構曲がっちゃうんだって、乾燥とかで。
っていう風に言われていて。
なんか建築には向いてなさそうだなって思うけどね、それを聞いたら。
でも役に立たない木っていう風に日本では言われてるんだけど、
実はブナは英語のBookの語源です。
本?
本。
昔ね、ドイツ語ではね、ブッチャンって言うのかな?
ブッチャンの本、ブックっていうのはこのブッチャンっていう言葉から来てるんだって、語源が。
昔、西洋ではブナの木に木漢だね。
ブナの木に文字を書いてたんだって。
薄くスライスしたり。
うん、薄くスライスしてね。
日本だったら杉日の木、竹ら辺なんだけど、西洋だったらブナの木に書いたって言われてますね。
03:03
なので結構、ヨーロッパでは役に立たない木っていう感じの雰囲気はない。
そうだね。
ブナがどういう風に使われてきたのかっていう話をするんだけど、
まず1個、木の実を食べたことあるかな?
これはまだないかな?
めっちゃ脂多い。
あ、そうなんだ。
クルミみたい。
マジでクルミ。本当にクルミみたいな感じ。
食用油も昔日本でもとってたし、
フランスでは香水の原料になるっていう風に。
香料もちょっと含まれてる。
食べ方としてはどうやって?
いって。
殻のまんま。
殻剥いて、そしたら中にナッツみたいなやつが入ってて、
結構これはニッチな、コアラ自然の楽しみ方なんだけど、
僕の周りの人たち、今年ブナの実が豊作だったんですよ。
めっちゃ食ってた。
ブナの実、普通につまみどうするみたいな。
ブナの実あるからいいかみたいな。
ちょっといって塩振って。
塩振ってね。っていう感じだったよ。
味もすごく美味しいですね。
アク抜きもいらないみたいな。
あとブナの実は芽生えはもやしにして食べるっていうのも結構。
それ美味しそうだね。
美味しそうだよね。シャキシャキしてね。
ちょっとそれやってみたいな。
食べるっていう利用法が1個。
もう1個、ブラタイって寒いのよ。
そうだよね。そりゃそうでしょ。
ブラタイめちゃめちゃ寒いので、巻きとして当然利用してました。
ただこれね、意味合いがちょっと違います。
僕たちの巻きに対する認識と。
わーあったかいなーみたいな。
キャンプとかで使う巻きじゃないよね。
昔、いろりだったんだけど。
お家の真ん中にね。
白川豪とかの合唱作りを想像してほしいんだけど、
かやぶきの屋根っていうのは、
家の中でこのブナの巻きを燃やすことによって、
煙でいぶされるのね。
そうだよね。
煙でいぶすことによって、
かやぶき屋根そのものは2倍ほど長持ちするらしいです。
へー、乾燥させてあげるんだ。
そう、乾燥させてあげる。
かつ、この屋根裏、合唱作りの屋根裏では、
木の実などの保存色を想像していて、
特にブナとかヒエとかも想像してたんだけど、
これも乾燥させて長持ちさせるので、
今のと巻きのイメージが違うかも。
そうだね。いろいろな目的を兼ねてるもんね。
一つのことで2つの意味合いがあるっていう。
あと湯罠とか山芽の燻製も、
同時に家を温めるのと一緒に使ってたみたいで、
これは貴重な現金収入っていう風になってたみたいだね。
アイヌの昔の家もそんな形の使われ方をしているよね。
地製っていうんだけど。
地製もすごいいぶすからね。
いぶすね、すっごくいぶす。
昔はもうちょっと一つのことで何個か役割を持たせてたっていうのは、
06:02
限られたエネルギーを何とか効率よく使おうとしてたっていう努力が見られる。
建築材もちろん、あるものを人間は使うので、
さっきブナは狂いが出やすいっていう風に言ったんだけど、
実はこれね、2,3年水の中に浸しておくと、
それを乾かすとブナ剤狂わないんだって。
へー、そりゃすごいね。
だから昔の人知ってたんだろうね。
なんで白川豪の合唱作りの民間はだいたいブナ剤。
はー、そうなんだ。
山形岐阜のお寺とかもブナの木としてブナの木が使われてますね。
合唱作りやお寺なんてすごい長持ちする木使ってるイメージがあるから。
こういうね、昔の人の知恵みたいのはあって、
だから現代っぽいよね、この使えないっていう表現は多分、
資本主義ってさ、とにかく時間が大事なので、
こう長く置いて使うみたいなすると使えないので。
手元に身の回りに材料がなかったとしても供給してもらうとかできるもんね。
なんでこういう昔の使い方としては、
知恵を振り絞ると割とブナ剤もしっかりした感じで使えたっていう風に言われてますね。
でね、すごい人間を磨ってる中で木でないっていう風に言ってるんだけど、
ブナがすごい脚光浴びる時代があります。
いつですか?
戦時中です。
そっかそっかそっか。
食料がとにかくない時代だね。
ないし、剤もないんだよね。
死ぬほどブナ切られてます。
白神さんはバンバン切られてるんだよね。
北海道ののもすごい切られてて。
これ何作ってたかっていうと、
戦闘機のプロペラとかで北海道はブナで作ったっていう風に。
あれ木製だったの?
木製らしいよ。
あとね、パチンコ台の板。
それはイメージは?
これもブナ剤でやってるし、
体育館のフローリングとかもほぼブナ剤だったみたいだね。
大量に生えてて供給できたんだね。
近代になってくると、
ブナめっちゃ使ってるからね、木がないから。
今の使い道は全部大量生産品っていうイメージがある。
だから軍製というか、
俺の最終段階ってブナになるんですよ。
局総理って言ったりするんだけど、
取りやすいんだろうね。
まとまって取れるんだね、一つの森で。
実はブナも気変にないっていうことじゃなくて、
めっちゃ使ってるから、
ブナ愛好家たちが木にあるって書いて、
ブナで行こうぜっていうちょっと活動を
人がもうちょっとあったりしてるぐらい。
でも今木にないんだけどね。
そういう感じでちょっとブナはいろいろな
昔の人の知恵とか組み合わせると
いろいろ使ってたっていうのがちょっと分かったり。
なるほど。
本当に本当最近戦後の早い時代までは
食べてたっていうのがすごく意外だったんだよね。
2割のカロリーをね。
ブナタイの木の実でまはらっていた。
それがいつから減ってったかってわかるのかな?
09:02
減ってったのは
まあ多分シンプルに市場経済と
米の開発だろうね。
米の開発は確かに影響大きいだろうね。
米どころを豪雪地帯に集中してるじゃない。
全部豪雪地帯ブナタイだからね。
ブナどころだったばっか。
ブナどころがいつの間にか最も向いていない、
最も危機を引き起こした場所が
米どころになっているっていうのは。
なるほど。その過程で多分ブナの森も
切られて水田になったんだろうね。
水田になったっていうのはちょっと
容易に想像できるんじゃないかなと思ったりします。
植物のがまからしたら
そういう人の栄枯生水や
心のOSによって
勢力圏が広がったり減ったりしていくから
これちょっとまた面白いなって思ったよね。
今回のブナはこんな感じですね。
そしたら振り返っていきましょうか。
そうだね。振り返ってみると
まず松葉樹林。
なぜか納豆をラオスタイ
ヒマラヤで作っている
日本だけじゃない。
これを発見したのが中尾さすけさん。
植物学者の方でしたね。
これで日本文化っていうのは
この松葉樹林に心のOSがあるんじゃないかと
話をしていて
僕たちは生えているものの影響を受けるんだと。
受けるんだと。
日本文化はね
そんなここ2000年の稲作で語るなと。
もともとはブナタイの
主張最初のが長かったし人口も多かった。
で、ブナタイ文化が出てきますと。
その指摘ってすごいよね。
OSに組み込まれている状態からの
その指摘が出るって本当に素晴らしい。
ミノミヤ尊徳だね。
そうだね。
近代のね。
という風に
言った人がいて
途中は
松葉樹林文化論の
心のOSがどうやって
東北北海道まで僕たちは
伸ばしていったのか
っていうのを比喩
稲作っていうところから見てきたね。
大量に備蓄ができるということと
摂取カロリーの爆増
っていう二つの要因が
稲作を始めた地域で起こって
遠征できるようになっちゃった。
そう。源氏VS平氏。
うん。平氏。
欧州藤原は実は比喩文化だった。
比喩文化でした。
それもまた意外でした。
で、北海道は
稲作を何度もやろうとしたけど
やるなって言ってるんだよね。
そうだね。
でも、何とかしてても
やるっていうクレイジーな
人たちがいた結果
稲作が今は
行われるようになってる。
はい。そういう感じですね。
うん。
いや、面白かったです。
本当にね、心のOSっていう言葉は
すごくいいなって思った。
これね、今
米とか
だけの話をするんだけど
他にもめちゃめちゃあると思うんだよね。
僕たちは森から受けていること?
うん。
12:01
東京っていうのも
僕は新しい森だと思っていて
めっちゃお金使うじゃん。なんか分かんないけど。
そうだね。
使いたくないんだけどさ、一旦使っちゃうんだよね。
回ってるリソースがお金だからって
言うのかと思うんだよね。
だからすごいそれは思うよね。
逆に東京でさ、すごく散財してた人が
田舎に入住してきて
なぜかお金とか
物が欲しいのがなくなったっていうのは
すごく新しい
都市という森にさ
僕たちが生活を規定される
規定されてるって人もいるよね。
そうだね。現代の
今はキャッシュレス化も進んできてはいるけどさ
現代の都市はお金がたくさん
集まってるから言ったら
構造の森って言えるよね。
あれはね、森。
あれはマジで森だわ。
っていう風にこの文化論
っていうのはちょっと見えるかもしれないですね。
確かに確かに。
どこまで行っても植生の影響を
生えてる植物の影響を僕らは受けちゃうよね。
絶対受けると思う。
さ、ということで
3編にわたって
トークしてまいりました。
ブナタイ文化論編、以上になります。
はい。面白かったです。ありがとうございました。
13:13

コメント

スクロール