1. たねと暮らす Living with Seeds
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2020-11-07 43:31

第四回(後半)「たねと暮らす」立冬の巻!・植木屋、スケッチを語る・今日の種「どんぐり」・次回予告

後半はこんな内容です↓


・「アートを語ろう」のコーナー:絵を描くと木が見えてくる!?植木屋とスケッチの素敵なカンケイ

 →なんで描くのか?・野菜と木を描くことの違い・植木屋さんがスケッチするといい理由

・今日の種のコーナー:「どんぐり」いろいろ集めてきました
どんぐりはブナ科。くぬぎ、こなら、すだじい、アラカシ、シラカシ、イチイガシが登場。

たねの図書館インスタグラムで写真をチェックしてみよう↓
https://www.instagram.com/tanenotoshukan/

最初は真面目にどんぐりの話をしていたはずが、

カリメロ、山猫、鹿、アフロが出てくるあたりから、ウチダ家の暴走が始まる!??!?

・次回予告

よろしければ、感想や質問を、たねの図種館instagramにお寄せください♪ 間違いの指摘などは、優し〜くお願いします♪

<参考リンク>
奈良県立民俗博物館

http://www.pref.nara.jp/1508.htm

どんぐりの堅果(けんか)・穀斗(かくと)

http://acorn.hiroimon.com/newpage1.htm
どんぐりと山猫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43752_17657.html

鹿寄せ
https://naradeer.com/event/shikayose.html

00:05
前回のポッドキャストで、 次は、アートの話もしましょうよっていうことを言ってたんですよね。
こういうアクション美術館行ったりとか、 何にもしてない。全然してない。
稲刈りずっと忙しかったし。 稲刈り終わりましたね。
僕らずっと絵描いたりとかして。 そうやな、絵を描いて。
だから、あんまり外アートに触れてない我々として、 常に触れているアート、
内田スケッチについて、今日は伺います。 どうぞ。
どんな絵を描いてるんですか?
最近は、木をちょっと描いてます。 植木屋さんってのもあるんですけどね。
特に、松の手入れをしてるってことで、 松の木を描いたりとか、
ちょっと楽用紙、もみじを描いたりとか、 時間あるときにやってるんですけど。
水彩ですね。
最初に下描きというか。
そう、鉛筆で下描きをして、 鉛筆の上から水性ペンでペンが入って、
鉛筆の部分を消してしまって、 そこに色彩、着色していくことをやってます。
これは、もともとは何で絵を描き始めたんですか?
うちの先生が主催している、 植木屋さんの勉強会っていうものがあるんですけど、
もう月に1回。
2年前くらいから、その勉強会で、
絵を教えてもらっているの。
なぜ絵を描いたほうがいいのかっていうのを言うと、
一つはね、まずお客さんに、 お客さんがいるとして、お客さんに例えば庭の提案、
こういう庭を作りましょう、 そういう提案するときに、イメージスケッチとして、
コンピューターというかキャドとかを使わず、 手描きのイメージスケッチを
描くことによって、 その庭のイメージを伝えたりとか、プレゼンテーションのツールということで、
手描き本来の力強さとか、
03:04
そのイマジネーションを描きやすいとか。
あと、こういう絵が描けるってことは、
庭が作れるっていうことかなとかね。 なんかそういういろんな創造効果のもとで、
そういうふうに絵を描いてみましょうというか、 絵を描くことを覚えましょうっていうところ。
一つはそれ。で、二つは、
二つ目は、
木を切るっていうこと。 その絵を描くってことは、
やっぱりそのもの自体を
すごく細部まで見るっていうことなのかなと思ってて。
僕たちの木を切る手法っていうのが、できる限りその自然の樹形にする、自然の形状っていうのをお手本にして、
それに伴って木を切っていくってことなので、 その自然の木の形状っていうのをちゃんと理解してないと切れない。
その理解するために、 絵を描くっていうことをしていくんだけども、
例えば松に関しては、あ、例えば上、てっぺんのところが平らなんだな。
で、頭が小さくて、枝がどんどん広がっていく。 その広がっていった枝の先っていうのは、下に垂れ下がってるとか。
で、塊が何個も、その枝葉の塊があるとかさ。
で、 幹が透けて見えるとか。
そういうことを理解するために、 実際に絵を描いてたりとか。
っていうための勉強会のスケッチっていうか、その水彩画講座でもやってて。
で、最近ここ1年ぐらいからは、 ちょっとプライベートでも、
ちょっと野菜の絵を描いたりもしてます。 そういうところかな、絵を描くって。
野菜と木って違う感じ? 描いてみると、なんか全然違う感じ?
スケールが違うからなぁ。 そうだなぁ、近くで手に取れそうな感じで見るのと、
葉って見上げながらとかね。 見上げながらとかさ、細かい葉っぱがたくさんあったりとか、
全部描くわけじゃないんだけど、あの辺の 木の雰囲気っていうのを、絵に描くってのは難しい。
野菜より木は、なんか捉えるのが難しいなって。
木って、外にもちろん生えてるもので、
風にそよいだりとか、光が当たったりとかして、 やっぱり見え方も全然違ったりするしね。
06:01
刈り取った野菜っていうわけにはいかないっていうか。
その辺では、木を表現するっていうのは、 建物運用よりもすごく難しい気がする。
動きがあるからということ? なんか、だけじゃなくて。
木って言っても、いろんな種類があるわけでしょ。 針葉樹、紅葉樹とか、落葉樹とか、常緑樹とか、
それぞれ違うっていうか、それぞれ木の雰囲気みたいなのが 全然違ったりとかしてて、
それをうまいこと捉えて、絵に表現するっていうのは、 これはなかなか難しいよね。
なんか最近描いたので難しかったって言ってたね。 あ、これモミジ? モミジね。
ちょっとそれを見ながら。 何が難しかったの?
本来は、やっぱり前に来ている枝と、後ろに行っている枝とか、
これ1本じゃなくて、例えば2本木が並んでたりしてたりして、 すごく重なりがあったりとかするわけ。
これはちょっと日陰あったりとかするし、風がすごいそよいでたりとかして、 枝がすごくさらさらと揺れ動いてる。
その揺れ動く感じとか、木陰の中とかさ、
光と影みたいなところとか、奥行き感とか、 そういうものを1枚の紙の中に収めてしまうっていうのは、
ちょっとやっぱりテクニックがないと無理なんじゃないかとか。 なくてもいいんやけど、そういうことって。
ほんまにそういうふうに描こうと思ったら、なかなか大変だなっていうところで、 ただ特徴を掴もうとはそんなに、
ある程度見える力があればいけるのかなっていうところもある。
でもモミジをモミジらしく描くとかっていうのも、
自分でやってるつもりでもなかなかできないっていうか、 そういうところはあるかな。
でも、
絵を描いてて思うのは、
やっぱり自分自身がさらけ出される感じがするなっていうのがあって、 表現っていうか。
別に人の真似をしようと思ってやっても、 結局やっぱり自分の絵になってしまう。
09:02
自分らしさっていうか、自分にしか描けない絵にしかならない。 不思議だねー、素朴だねーとかさ。
素朴だよねー、素朴。
素朴なものになってしまうっていうか。
なんか最初、私はそれを見て、何の木でしょうって言われてわからへんかったんやけど、
だから、モミジかどうかっていうのは、
ね、なんか、わからんかったけど、
素朴さは伝わってくる。
素朴な人柄は伝わってくる。
そうなの。
多分ね、人となりみたいなのがどうしても出てしまうのかなーとかさ。
うんうん。
な感じがするなって。
でも面白いのは、見てると変わってくるっていうのもある。
あ、そうか。
なんかその時々で、
それはね、この絵に限らずかもしれない。
なんか、アート全般にやっぱりこう見ようとして見ていくと、
見え方が変わってくるとか、
なんか違うものを受け取れるようになるっていう感じはあるかもしれない。
確かにね。
で、さらにその言葉が加わって、
あ、モミジなんだと思って見ようとするっていうのは。
すり込まれる。
だから言葉とそのスケッチの相乗効果っていうか、
だからその松のね、今変えて松の絵見してくれたけど、
松を見て、
その植木屋さんの見てるところを聞くやん。
その上の方は平べったくて、
で、幹が透けて見えて、
で、その枝がこう下向きにこうバーって降りてくるみたいなことを聞くと、
またその自分がパッと見て受けた印象と、
違うふうに見えてくるっていう。
さらに動きを持って生き物として、
ちゃんとなんか命が吹き込まれる感じあって、
面白いよね。
確かにね。
日本庭園っていうのは自然の写しだと思うんだよね。
自然をモチーフにしたものの作り方。
そこに生えてるものも、時代ごとにもよるけども作られた庭の。
やっぱり自然の木を意識しながら、
手入れしてあげるってすごく大切なのっていうのがあって、
お手本にするっていうのかな。
12:00
いろんな美というか、見せ方みたいなのがあるからね。
一概にそれだけじゃないかなと思うけども、
なんかそういう部分で、
絵を描くっていうのは、実際に木を切るのに近い行為なのかもしれないし、
なかなかちゃんと理解してないと描けない。
描けないというか、見たものを描くのではないんだけどね。
そういう意味、仕事上ではね、
なんかそういうところが、すごく絵を描くことって大切。
植木屋さんと絵を描くって、何が繋がるの?みたいなところがあるんやけど、
すごく大切なことがたくさんあって、
重要だなあっていうか、こういうことを教えてもらってるのがありがたいかなと思ってる。
あとそれとは別でね、プライベートのところで、
最近一緒にやってる、「桃だより」っていうね、
桃の家っていうコミュニティスペースの開放誌の原稿。
僕が絵を描いて、洋ちゃんが文章とか。
その先言ってた文章と絵の創造方法というか。
なんかそういうところは、自己表現っていうかね、
人と人との対話みたいなところを感じてて、
それはすごくコミュニケーションだなっていうか、
絵を描くことでコミュニケーションしていくっていうか、
逆にその文章をサポートするっていう部分もあるかもしれないし、
そこがすごく楽しい、最近。
だから今回もう一度カレンダーの絵をね、描きますけども、
ちょっとどういう絵を描くかは、どういう絵でも描き溜めてるんだけど、
まだちょっと描き足さないこともたくさんあるもん。
そうね。
楽しみながら描いていきましょう。
そうですね。
いきましょう。
いつかまたね、それをお披露目できるときが来たらいいかな。
ちょっと気長に待っておいてもらえたらいいかなと思うんですけど、ぜひ。
絵を描こうのコーナーでした。
絵を描こう。
パフパフ今日の種のコーナー。
今日の種は何ですか?
えっと、今日はビッド冬の始まりってことで、
秋と言えば、秋というか冬と言えば、どんぐり。
15:02
なんか今間違ってる。今こう、枕間違ってるよね。
どうやら秋になってる。
まあいいやね。
なんかそんな、どんぐりを用意しました。
用意しました?どこで?
これは、どこだったっけ?
大和民族博物館っていう郡山市、また郡山市にある。
なんかご民家があったりとかしてたね。
あと広い公園、とても広い公園って。
県立なのかな?
県立かな?
県立ちゃうかな?
ね、県立大和民族博物館だと思いますよ。
で、こう、だから八田山の山の中に公園があって、
その公園の中にその博物館と、
ご民家集落園。
ご民家のね、そう、展示、市区展示をしている公園があるんですよね。
市区公開してるとかやな。
そうです。
中を見せてくれるんだったっけ?
そうです。
この間はね、行く時間が遅すぎて、もう足回りかけなもんで、
夕暮れ時だったね。
公園を一周して、どんぐり拾って帰ってきたんですけども。
とても気持ちのいい公園で、ほんとに。
あそこいいよね。
すごく広い。さて山の風景だし、周りは。
どんぐりをね、今回紹介しようかなと思ってて。
どんぐりってのは、みんなもご存知だと思うんですけども。
どんぐりを?どんぐりは知ってるよ。
知ってるでしょ。
知ってる。
ブナカっていう、木の種類のブナカっていうのは。
ブナね、いいですね。
ブナとか見たことある?
もう毎日触ってますよ、仕事で。
それは木でしょ。
そういうことじゃないんだけど、材木じゃなくて。
木としてってこと?
そうそう。
木としてはね、見てるんだと思う。
だって清里とか行ってたんじゃん。
なかったっけ?
えっとね、清里はブナの森じゃないんですね。
白樺とかですね、結構。
だいぶ標高が高いので。
この近く、西日本で有名なところは、
滋賀県、あれかな、高島市の口木村、
阿修厳生林、阿修、追い過ぎかな、厳生林かな。
あと有名なとこで言ったら白上産地。
18:01
阿修の厳生林はすごく気持ちよくて、
僕初めて行ったときがあったんだけども。
こんなに明るい森があるんだ、みたいな感じのね。
いいですね。
その、言うたらブナか、
日本で実生するのはだいたい22種類の木があるんだけど、
それ一応すべてそういうどんぐりという実がなります。
例えば、奈良、小奈良とか水奈良とか奈良系と、
あと栗。栗もあるもん。どんぐりの一つ。
あと菓子やね。粗菓子、白菓子。
あと、くぬぎ、あべ巻きとか。
で、えっと、
シイ。
シイ。
須田寺か、須だね。
シイの仲間。
どんぐり食べたことある?
うん、あるよ。
種を食べる会っていうの昔やってまして、
そこにどんぐり持ってきてくれた素敵なおばさまがいて、
すごい、え、何どんぐり?
須田寺だったと思う、お兄さんのときは。
シイはね。
普通のどんぐりはちょっと開くがきついからね。
なかなかちょっと開くのきついのも大変やけど。
シイの仲間。
マテバシーか。
マテバシーと須田寺、津倉寺ってのは、そのまま食べれるからね。
クッキーにしたりとかって言うし。
で、これって、どんぐりって実はこう、種子ではないって言うんだよ。
まあ、厳密に言ったらいいけどね、それは。
ケンカって言われてる。果実の一つやん。
ケンってどんな味?
硬いって言うし。
あ、硬い。ケンカ。
まあ、この言ったら、こう、からんところが硬、ケンカって呼ばれると。
まあ、その中に種が入ってるんやけどね。
確かに、むけてるやつ結構あるもんね、割れててね。
栗とかもそうだし、くるみとかもなんかな、ナッツ類とかも。
で、この帽子って呼ばれるもの。
これはカイトって言うものなんだね。
カイト。
これが、栗の以外が生まれるカイトって言う。
ままってるってこと?
そうそう。
で、このどんぐりの、なんて言うかな、芽吹き方、地に下ろし方って何?
21:04
どうやって、たとえばさ、種って風で飛んでいくとかさ、鳥に運ばれるとかさ、
あと、足にくっつくとか、
なんか、そのいろいろ勢力を広げていくと思うけどね。
どんぐりは何かと。
どんぐりは、リスが埋めます。
リスとは限らないね。
間違いじゃない。
結構、勝手に芽吹いてるのもよく見かけたけど、
虫に食べられたりとか、いろんなことしてるけど、
リスが、よっぽど一生懸命埋めて、
掘り出すの忘れたぜっていう、
あの子に埋めたっけ?みたいなのが出てきて、
うまく生き残ったら、木になれるっていう感じ?
それ、もう一つ。
もう一つ。
歌でさ、どんぐりコロコロってあるでしょ?
その、どんぐりコロコロのコロコロっていうのはすごく特徴的。
転がる。
転がるっていうことが、このどんぐりってすごく特徴。
たとえば、山から川に流れていくとかさ、
転がっていくことによって、いろんなとこに運ばれていくっていう。
転がるためにこういう丸くなってる。
丸かったり細長かったりとか。
必ずこう、転がりやすい形状であるっていうところってすごく特徴的で。
これ勢力拡大。
あと、その言ってた獣。
獣が運んでもらう、くれるっていう。
そう、だからこの時期にたくさんどんぐりは鳴るって、
その、落としていく。
木からどんどん落ちていく。
それを餌となる動物たち。
たとえばクマ、その言ってたリス、あとイノシシ、シカ。
うーん、そうだね。
その獣たちが、その、冬のためのね、
冬ごもりのための貯蔵というか、その準備としてね、こういうどんぐりを食べる。
食べることで脂肪分を増やしていく。
すごくこう、野生の生き物にとっては大切な、
餌となるものなんだよね。
人間もね、だって昔はどんぐりをたくさん集めて、
食べてたっていうね。
縄文自体の遺跡の中ではどんぐりが出てきたりとか言ってるし、
なんかもうすでにそのときに悪を抜く何かがあったよね、手法というか、技が。
なんかね、あの、末期とかさ、そういう土器と一緒に見つかることがあるよね。
なんかすごいことがあってる。
24:00
だからその場で、自立しない土器、保管しとくんじゃなくて、調理用の土器とかと一緒に出てくる。
あー、なるほどね。
だから、茹でたりとかしてたんじゃないの?っていう。
すごく栄養源になってたんだろうなと思うからね。
で、その、どんぐりの年、年によってね、その出来っていうのが違かったりとかするって言ってて、
その出来が悪いときは、人里にやっぱりクマが降りてきたりとかするっていう。
まあ、餌が少ない。
今年もまあ、よう効くけどね。
効くでしょ。
その、うちの事務所がその、ヤタヤマっていうかね、山べりにあるって、
ここを一、二年、イノシシがたくさん出たと思うけど、畑っていうか、その土場を荒らされる。
よくよく考えると、4、5年前ぐらいかな、4、5年前ぐらいにその山の奈良枯れがすごくひどくて、
その事務所の近くにも生えてた奈良っていうのはほとんど枯れてしまって。
このあらかな。
で、どんぐりはたぶん確かに少なくなってんなと思うな。
今まで餌場となってたものと。
で、最近出てきたイノシシとかは菓子の木の下におったりとかする。
あと栗の木の下におったりするっていう話を聞いてて、
すごくこう、どんぐりというのは生動物との関係性っていうのがあるんだろうなって。
食べる餌がないから置いてくる。確かにそうなのかなって。
ブナは、なんか他にも使い道があるんですか?
ブナはね、記事誌って知ってるかな?
お椀作る人?
そうそう、お椀、塗り椀っていうかさ、
言ったら、漆を塗る前の器だけを作る技術者集団っていうのかな。
見たよ。民営権のすごい映画。
ドキュメンタリー映画。器、すごい、くり抜くんだよね。
木を切り倒して、それをくり抜いて、器状に形を作り上げ、
それをろくろで回して、実際にお椀の形にして仕上げてしまう。
それを塗る前の形。
それを生地って言うんだけど、それを主にブナを材料として使ってた。
27:01
いい材料を求めて、旅をしながら回っていくっていうね。
山々回りながら、そこで家を建て、小屋を建てして、
その生地を作り、売り手っていうのをずっと、流れながらやるっていう、
生地の材料としてもブナが使われてた。
あの、もうまさしく民営権の映像が頭に浮かんでるわけですけども、今。
あの木を、斧っていうかさ、すごい、
あの、くわじゃなくて斧だよね。
あの斧で削り出して、ポイって取れたやつが、すでにお椀の形しとったからね。
切り倒した木からその斧でくり抜いてっていうのが、あれ自体すごいよね。
ここでもすでに器に仕上げられてるみたいな、形状として。
もうあと中抜けばいいだけぐらいの、すごい素晴らしき技術だよね。
さらにそれの、キジシの足でろくろを回してる映像があったけど、
あれとか小屋の中の様子を、国名に真似ようとしたのが、かぐや姫。
スタジオジブリのね、かぐや姫の物語の一番面であったね。
あの男の人がね、かぐやがこうちょっと恋しちゃうみたいな、
お兄様のお家はキジシの家系だったね。
確かに、キジシの集落作ってたもんね。
あれがブナだったんだね。
そうやろうね。あの辺がブナ林やったのかなぁとか思うんだけど。
しかもそれがこうてんてんとしたってことは、結構各地にブナが、
当時はあったんちゃうかな。
結構あったのかもしれないね。
いいじゃないですか。
そういう風にね、ブナも使われたっていうことですね。
わかりました。
ということで、
今日は、えっと、なんやったっけこれ。くぬぎやろ?
あ、これくぬぎ。
くぬぎね。
これが、こなあら。
こなあら。
これが、今日取ってきたやつかな。
いちいがし。
いちいがし。
し。
すだじ。
30:00
はい。
いわゆる、しのみ。
はい。
えっと、ちっちゃいあらかしとしらかし。
うん。
お、これたくさん。6種類ぐらいのどんぐりを用意しました。
食べてみんの?
食べてみんの?
ちょっと見てみよう。
はい。
あんまりね、どんぐりそんなマジマジ見ることもないと思う。
わたし割とね、昔仕事柄見てましたよ。
どんぐり工作みたいなとこは結構やってたよ。
そしてここから虫がわいたりとかひどいことに。
ひどい目にもいろいろあったり。
コマ作ったりとかしたもんな。
そうそう。
あ、どんぐりコマあったね。
爪楊枝みたいなの刺してね。
そうそう、これくらいみたいなのあった。
でも、見かけなくなったよね、なんかあんまりどんぐり。
そうでもないのかな。
行くとこ行けばあるのか。
行くとこ行けばあるけどね。
でもこの大和民族博物館のあの公園はかなりいっぱいあったよね。
そんな。
あったよ、いっぱい。
ね、楽しい。
小なら。
さっきね、八ヶ岳にブナかあんまりって言ったけど、小なら、水ならはあったわ。
あった?
うん。
ブナは見かけなかったと思うけど、あまり。
ブナってね、群生するからね。
ブナはブナ林。
林みたいな。
ブナだけの林みたいなのあるから、ある程度特定されたとこじゃないと、生育してないかもしれない。
カシはよく見かけるな、どこにでも。
カシは強いね、どこでも。
これイチイカシいいね。
イチイカシかわいいね。
かわいいね、このどんぶりすごく。
まんまる。
まんまる。
ちっちゃくて、で、縦になんかちょっとシマシマが。
この縦のシマシマが美しいね。
そして帽子は横のシマシマだもんね。
あ、そうね。
なかなかおしゃれなやつだね、これ。
こいつおしゃれ小僧だね。
絵になる。
絵になる種コーナーだったからね、結局。
あ、そうか、そうかも。
テーマはね、裏テーマ。
それ何だったっけ?
アラカシちゃうの?
アラカシとシラカシはどっちがちっちゃいの?
うーん、シラカシ?
なんとなくシラカシのほうが白くてちっちゃいの。
そう、シラカシのほうがなんか細み?
種、葉っぱもやけど。
スダジーか、これツブラジー?
やっぱツブラジーかな、どうなんだろう。
へー、スダジーだよ、それだって。
33:02
ツブラジーはそんなやろ。
まあでも、帽子が特徴的だよね、シイは。
そうね。
ミノムシみたいな、こう、
ずっと閉じてる時はミノムシっぽい帽子だよね。
なんていうの、あのカリメロの頭の。
懐かしい。
あれ卵やろ?
そう、卵の殻かぶってる。
ちょっとあれ深くない?あのカリメロの頭のか。
ギザギザなってなってる。
ちょっとそれっぽくない?
まあまあそうやけど。
まあまあ、よかった。
ちょっと似てる気がしてて、ほんのり。
そう。
ねえ、やっぱりなんかすごくかわいい。
このまあ見た目といいね、絵本とか。
宮沢賢治の童話にもあったかもしれないね。
どんぐりが出てくるっていう話が。
どんぐりとヤマネコ?
ああ、それ、うんうん。
知ってんの?知ってんの?
なんとか裁判やったっけ。
ああ、何だっけ、血跡裁判じゃなくて、あったな。
あったやろ。
あったわ。
あかん。調べときます。
めっちゃ面白い設定だね、裁判の。
なんかヤマネコは裁判官として呼ばれてやったっけ?
そんな話しなかったかな。
あ、裁判官?
で、どんぐり同士がこう争い合うみたいな話やったんだ。
まあどんぐりの性比べじゃないけど。
そう。
そういう話やった気がしてんけど、全然違くなったら。
めっちゃ忘れてる。めっちゃよかったわ、わらけんなんだけど。
違いますよって言っちゃう。
違いますよって言われたら。
でもとにかくそういうね、やっぱり童話とか絵本とかになるようなね。
すごく森の神分みたいなところもあるし。
言ってたように、野生動物にとってはすごく大切な食料。
鹿とか、奈良の鹿も知ってる?
鹿追いとかって言ったら、どんぐりバラってバラまくるんだよ。
知ってる。
だって。
行ったっけ?
違うね、一緒の奈良公園の鹿にあげるための。
鹿寄せ。鹿追いじゃない?
どっち?
鹿寄せ。
反対やん。
僕今ひどいこと言ったよね。
鹿追いはバーン投げつけとったよね。
反対やん。
鹿寄せ。
こいこいってやる、餌なん?
そうそう、餌。
びっくりした。
だから、それでどんぐり集めてる人もおるしな。
ちゃんだかやってんて、それ。
やったって何?
どんぐり集めしてん。
奈良の鹿のためのどんぐりを拾いましょうっていうのやって。
36:00
あ、違うわね。
奈良の鹿のためじゃなかった。
どっかのクマさんのためやった。
クマの餌になるってやつ?
そう、どっかのクマさんの。
それはでも、それもあるよね、確か。
なんか、動物園のクマかな?
何このなんか。
どうでもいい話になってきた。
いやでも、ひどいのは鹿寄せと鹿追いを間違える方やと思うで。
おかしいやろ。
いじめとる。
鹿寄せ、鹿寄せ。
寄せやん。
よかった。
スマイル、スマイル。
知らんし。
意外とね、奈良公園の鹿にもう少し親しんでいかなあかんかもしれんね。
親しむ何が?
なんかこう、小鹿公開とかやってるやん。
やってんの?
なんかこう、微妙にこう、県内しかも近くから、
ああいうのに行くのがさ、観光客ぶってて恥ずかしいみたいな、そういうのない?
ある。
今さらなんか、君なんか10年近く出てやで。
なんで鹿のこと見に行かなあかんの?
こんだけの毎日見てるのにさ。
わざわざ行って、小鹿が、小鹿そこらへんいっぱいおるやんみたいな。
ひねくれてしまうよね、ちょっとね。
なんで鹿公園に行くねんみたいな。
でも、よう考えたら感動的らしいで。
どういうこと?
鹿さ、山ん中で鹿とか見ても大騒ぎやん。
私、八ヶ岳おったときもさ、鹿の角とかさ、宝物やし、
宝物。
もう子供らに鹿に会えるかもよ、今日はみたいなことをさ、
言うとみんな、え、鹿みたいみたいになるわけやん。
ほんで見れなくて、それで残念とか言って帰ってくわけやん。
もう奈良公園とかすっごい、めっちゃおるでみたいな。
もうねって言うからおるでみたいな。
あれは奇跡的なことだしね。
だって外国人もあんなそこまで見たいかっていうぐらい、
どこに行けば鹿見れますか?みたいになってるけど、
そこらじゅうおるしっていう。
だってメキシコでもすごい凶暴で、近寄れないぐらいの鹿っていう話を
そうなん?
鹿って。
誰?誰?
凶悪みたいな。
まさかこんな穏やかな鹿がいるなんて、みたいな。
せんべいちょうだい、せんべいちょうだい、みたいな。
誰?
そんなん。
そうか、まあちょっと、
まあ鹿話になってしまったけど。
結局鹿にやられる。
鹿寄せやろ、だから。
鹿寄せやけど。
寄せんでいいっていう話やろ?
違う。
違う。
39:00
まあまあ、どんぐりです、お話。
はい、どんぐりのテーマでしたよ、はい。
ね、まあね、またちょっと歩いてたらどんぐり落ちてると思うんでね、みなさんちょっと。
よくよく見てもらったら変わったどんぐりはたくさんいます。
あなたの一番お気に入りは?
そうね。
食べれるやつやろ?
どうせ。
どうせ食べれるやつ。
エサか?
鹿と一緒やで。
いやいや、おいしいよ。すだじおいしいよ、確かに。
おいしい?
普通に、ナッティ、ナッティやな。
ナッツだもん。
なんで言うとん?
すだじ?
いやいや、僕はこれやっぱりこう、すだでくぬぎの。
くぬぎなの?なんで?
この受け皿じゃないけど、このカイトと呼ばれる。
カイト、萌え?
こういうくぬぎあべ巻きの帽子がアフロっぽくていいやん。
ふーん。
わさわさしてて。
わかるよ。
私、あべ巻き好きやもん。
言ってた、聞いた?それ。
そんなんくぬぎとあべ巻きの違いなんかよう言わんやろ、だってそんなに。
わからんな。
よりアフロが激しいのがあべ巻きやもん。
まかいな、それ。
今ちょっとちらっとその資料見ているんだけど、
よりアフロがかぶさっている、カリメロよりも深くかぶさっているのがあべ巻き。
それだけちゃうちゅうに。
なんなんじゃ?
いやわかんない、幹とか葉っぱとか見ても全然わかんないから。
じゃあどんぐりを見分けようの話やろ、今。
むり。
オッケー、オッケー。
これがすごく絵になるなと思って。
絵になるの、どんぐりらしさっていうかね。
かわいい。これも写真でアップしといて、なんちゃう?
わかりました。
アフロ。
オッケー。
まあちょっとね、冬ってことでどんぐりを。
秋のどんぐりをね。
またかぶせる。
また。
よっしゃ、3回目やったね、猫。
冬のね、食べ物をね。
みなさんよくいっぱい集めていただいて、どんぐり、冬をおこしましょう。
今日の種でした。
ありがとうございました。
というわけで、第4回終わり?
42:05
次は?
次は11月22日日曜日、小雪、小さい雪って書いて小雪です。
小雪って字のごとくかな。
まあそうだね、でも今は降らないよね。
雪ね。
雪は降りませんけれども。
まあそういう気温、雪が降るぐらいの冷え込みが。
ピリッと寒くなってくるっていうね。
そういう時期かな。
次回はどんな内容ですか。
これがですね、またまた味をしめてゲストを呼んでこようじゃないかと。
ちょっと危うくレギュラーになりそうなあの人。
噂のあの人。
噂の我々の愛すべき隣人。
半分というかね、ほぼ家族のような人が。
来てくれたらいいなって、ちょっとね脱信はしてるんですけど。
読んでみちゃいましょうということで。
次回もね、お楽しみに。
お楽しみに。また会いましょう。さよなら。
またねー。
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