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  2. #77 「粘り気」をつかさどる..
2023-10-18 24:50

#77 「粘り気」をつかさどる海藻。寒天&心太の奇跡と食のテクノロジー〜海藻編④【ミモリラジオ】

【海藻編④】脳にとって大事なヨウ素という栄養 / 生物は「身の回りのモノ」から出来る / 「必須栄養のヨウ素が内陸にない」ということは...? / ヒト祖先が海辺で暮らしていた可能性 / 青魚の頭に良い成分「DHA」も海のもの / 「ワカメという海藻」について / 岩手と宮城の養殖がほとんど!/ メカブはワカメの生殖器官 / 花粉じゃなく精子と卵子を作る / コケの造卵器・海藻の製卵器 / 精子は海を必死に泳ぐ! / 陸上の植物が成長するのは「枝先」 / 海藻が成長するのは「根本」 / 和布刈神社という海藻をまつる神社 / 2月の海の海藻を供える / 神功皇后の伝説 / アルギン酸という「増粘剤」 / 海藻から「粘りけ・安定剤・増粘剤」が作られる! / お菓子に制汗剤にソバのつなぎまで / 粘り気を司る海藻 / 「寒天・ところてん」について / ようかんの材料でもある / テングサという海藻 / テングサをとかして固めたところてん→加工した寒天 / 「心太」と書いて「ところてん」 / 凝る(こごる)が由来 / 日本特産物だった寒天 / 誕生も製造も日本 / 偶然と商売っ気で出来た寒天 / 長野県茅野市で作られていた寒天 / 諏訪湖や御神渡りの地域 / わざわざ運んで作られた贅沢品 / 「天城越え」にある「寒天橋」 / 伊豆の海藻を長野にまで運ぶ苦労 / 「寒天」が何億人も救っている / 致命的な菌類の研究で使われた / 病気の原因は細菌だ!という発見と証明と寒天 / 菌類の培養に使えた寒天 / 特定の菌を育てるための場所 / スープはダメ。ジャガイモもダメ。コラーゲンもダメ。 / 料理の中から生まれたアドバイス / 当時の寒天は、やっぱり日本からきてたのか? / 次回「日本史を動かしたコンブ」

 

  【今回の写真】

海藻

海藻には浮袋を持つものがいます

海の中で浮力を使ってまっすぐ立って、できるだけ光合成。

美しいなぁ...。

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。

00:00
ミモリラジオ、このポッドキャストは自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深堀るトーク番組です。
パーソナリティを務めます、ミモリのアンディーです。
はい、ミモリの野高月です。
海藻編第4回でございます。
前回は、海藻が世界を激変させたよという話で、石油も作ったし、鉄も島上鉄鉱層ですね、作っちゃいましたし、
要素が人間の脳に対処ってとても大事であるっていうのが、本当に大事だったんだなっていう歴史的なちょっと軽いお話から、
あとはやっぱシャジクモ藻類、海に暮らしていた海藻と、それから陸上の植物の橋渡しになった
ターニングポイントですね、生物の。
そのお話を聞いてきました。続きでございます。
はい、じゃああと、前回要素が人類にとってすごく大事で、僕たちの日本人みたいな海辺の近い人たちはいいんだけど、
内陸の人たちは要素不足で、知的障害だったりとか、
甲状腺の病気になってたりとか、
そういう話をしてきたんだけど、
僕たちは海藻とかも要素たくさん入っているし、海藻を食べる生き物、
そうだね、ポタテとか、
ウニとかね、
ああいうものもいい意味で生態濃縮してるんですよ。
要素の優れた貯蔵庫になってます。魚もですね。
普通の生活をしていたら、だしだってあるし、要素が普通に取れちゃってるって感じだよね、十分。
当たり前なんだけど、世界の人たちは要素不足で苦しんでた歴史があります。
じゃあここでですね、海藻と脳の進化に関するものを紹介しておきます。
人類は海藻によって脳の機能を作ってきたんじゃないかっていう仮説ですね。
生物は身の回りにあるもので体を作って進化していくじゃないですか。
面白い考え方だなって思った。
例えば僕たちは酸素を使って呼吸をしてるじゃないですか。
深海に生息する羽織虫。
ガラパゴス羽織虫とか、深海の海の底のマグマみたいな熱水噴出孔っていうけど、めちゃくちゃ熱い有毒ガスが大量に出てるところに暮らしている生き物だよね。
有毒ガスって言ってるのは僕たち酸素を使う人たちの視点なんですよね。
彼らにとっては有毒ガスの硫化水素っていうものを僕たちの酸素ぐらいの感じで使ってるのね。
栄養として使ってるんだもんね。
なので生物はあるもので何とかやっていって、それに合わせて体を進化させていくんですよ。
確かに。
だから残りもので華麗を作るっていうのと、生物の進化っていうのは割と同じ考え方ですね。
ミノムシのミノみたいなもんだよね、それとか。
あるもので。
あるもので作られるっていう。
あるものでやっていくっていう。
この進化の考え方を抑えましょう、まず。
それは一個の考え方って感じ?
考え方。私それ以外の方法できないからね。
まあまあそうだね。
ないものを使って進化するっていうのは。
この考え方のもとに2つファクト、事実を抑えると。
1つ目、内陸は脳の重要な栄養素である要素がない。
2つ目、要素がないと甲状腺の病気や乳児の発達に悪影響がある。
03:04
っていうのを踏まえると人間の先祖っていうのは要素が多い海辺で育って脳を進化させて。
確かに。
要素を取ることで現在の脳の形、機能を獲得したんじゃないかっていうふうに言われてます。
なるほど、確かに。そういう考え方は確かにできるね。
だから森で暮らしている人間の祖先、森で暮らしてるみたいなイメージがあるんだけど、
多分この要素がないと病気になってしまう。
確かに確かに。
僕たちを見ると海辺とか古藩で暮らしてた霊長類の方が今の僕たちの先祖になり得る可能性が高いですよね。
先祖として体を成り立たせていた材料に要素が含まれていたから今も要素が必要であるっていう考え方ね。
あと海産物っていうのは要素以外にもDHAって聞いたことあるかな。
ドコサヘキサエン酸ですか。
青魚にたくさん含まれてたりするやつだよね。
魚の種、魚を食べるとみたいなやつ。
頭が良くなるみたいな。
あれもDHAが実は不足すると脳が萎縮します。
視覚障害があったりするんだよね。
それも日常的な生活をしていれば、普通の生活していれば大丈夫っていうぐらいだけど。
そしてこの普通の生活っていうのが日本。
海に近い人たちは普通の生活をしていればいいんですよ。
沿岸部に暮らしている人たちは。
問題は内陸ってことになるね。
そうなんですよ。
なのでこういう事実を踏まえていくと、
僕たちホモサピエンスの脳の進化が
藻類の濃縮された要素とDHAが豊富に含まれる場所。
そこを材料にして成り立ったものなんじゃないか。
海岸で脳が進化してきたんじゃないかって言われたりします。
確かにそうかもしれない。
そんな感じで話してきました。
次は具体的な海藻の話をしますね。
何から話しますか。
わかめから話しますね。
海藻のそれぞれがどんなものなのかみたいな感じだね。
わかめも昆布と同じく滑走類に入りますね。
褐色の藻類の滑走類ってことだね。
結構わかめの分布って広くて。
北海道南部から、一応日本は九州にかけて広範囲に分布してます。
今僕たちが食べているわかめっていうのは9割養殖ですね。
そうなんだ。
全然わかめって少ないんだね。
少ない。岩手県、宮城県、徳島県で養殖してます。
徳島でも。
岩手と宮城で9割以上生産してます。
そうなんだ。
基本的にちょっと寒い海で育てられているってことになるね。
っていう感じかな。
あとわかめとめかぶ一緒です。
一緒ですか。
めかぶはわかめの一部分みたいな感じなのかな。
めかぶっていうのはわかめの生殖器官ですね。
そこなんだ。生殖器官なんだ。
ここで海藻の生殖のお話をしておくと、
海藻っていうのは、ほんとに苔片を聞いてもらった人はわかると思うんだけど、
06:01
基本的に胞子で増えていきます。
花とかじゃないよっていう、種とかじゃないよっていう。
で、苔と似ていて精子を作る造成器。
卵子を作る、卵を作る。
造卵器。
造卵器は苔に対する呼び方らしくて、
海藻の場合は生卵の器って書いて精卵器と言います。
生卵の、あ、精卵器。
そう。で、なんで違うかっていうと、
卵を保護する組織があると造卵器になって。
ちょっと発達してるんだね、造卵器のほうが。
たぶん陸用に発達してるんだと思う。
物理的な、なんかありそうじゃん、ダメージが。
そうね、そうね。
呼び方は違うんだけど、大体そういう感じですね。
なので造成器から精子が泳いでいって。
海の中をね。
よくたどり着けるなって。
これね、そうなんですよ。
すごく思う。
しかも、人間の精子とかだったらさ、
泳ぐのが早い精子がたどり着くとかあるじゃん。
あそこで競争が起きるみたいな。
海の中とかさ、ランダムなぐるんぐるん波になってるからね。
どこをどう泳げばいいのかわからないというか、
考えられないよね。
そう。っていうのが、この生殖ですね。海藻の生殖。
なんとか、精卵器に造成器を飛び出した精子がたどり着いて、
やっと樹勢に至るっていう。
で、胞子ができて。
そこからまた海藻が生まれるっていう繰り返しですね。
その新芽が芽吹くのが冬。
そう。
この芽株っていうのは、若芽の胞子が飛ばす部分ですね。
なので生殖器ですよね。
っていうのが若芽の茎の下の方に付くんですよ。
そうなんだ。
この芽株から冬から春にかけて胞子が出て、発芽してっていう感じですね。
なるほど。芽株と若芽は同じ海藻ですっていうことですね。
あとこれ海藻とまた植物の比較なんだけど、すごく違うのが、
陸上の植物っていうのはどこが成長していくかっていうと枝先なんですよね。
成長点って言葉があったりするよね。
そうそう。枝先が成長していくんだけど、若芽とか昆布、海藻の場合は根元に成長点があります。
そうなんだ。
だから海辺に行くと先端の方がボロボロなんですよね。
そっかそっか。っていうのは先っぽが伸びていくんじゃなくて根元が伸びていくからってことだね。
そう。っていうのは台風の時とかって昆布とか若芽が死ぬほど打ち上がってるんですよ。特にこっちの海岸とかだったら。
拾い放題。拾っちゃダメな地域もあるけどっていう感じだよね。
なんかすごい違和感があったけど、それはそういうことらしいです。
なるほど。
あとね、これなんでも日本人本当にすごいなと思うんだけど、若芽は神社の儀式にも使われてますね。
ほー。見たことないわ。
北九州市に、これやばい漢字読めないわ。和風の和に布に刈る神社。
へー。
メカウガリ神社っていうのかな。
あーそうなんだ。
ここに神事があるんですけど、これは若芽を刈り取ってこの元日に。
1月1日。
09:00
そう1月1日に、でも旧歴だねごめん。
あーそっかそっか。
太陽歴で言うと2月の頭らしいですね。
はいはいはいはい。
でこれを神主さんが海に入って若芽をめっちゃ自分たちで取るんですよ。
へー。
で五感の海の中で取ってそれを備え物するっていう。
2月の海で。
そう。
すごいね。
っていうふうなあったりしますね。
へー。なぜとかわかるかな。
いやわかーこれちょっとね難しいなって僕思ってちょっとスルーしてるんだけど、一応4世紀。
うん。古い。
古いでしょ。
うん。
これアンディ君知ってるかな。神に鉱石の鉱に神鉱、鉱鉱っていうのかな。
神に?
鉱石の鉱に鉱鉱。
あーわかんないわ。
が。
でも古墳時代だよね4世紀は。
多分ね。
もっと前だわ。
3つの感に成抜って書いてある3感成抜っていうのかな。
へーいや知らないです。
この時の凱旋を祝して若芽を神棚に捧げたんだって。
いやそれがわかんないよね。
なぜっていう。
そうだよね。ちなみにあの凱旋めちゃめちゃ神社に使われてたりしてます他のやつも。
あーそうなんだ。
へー昆布とか。
昆布とかもそうだしあといろいろ捧げられたりしてますね。
そうなんだね。
はい。であのちなみにこの芽株ネバネバしてるじゃないですか。若芽も。
そうですね。
昆布もそうだと思うんだけど。
この主要なのめり成分っていうのがアルギン酸っていう成分で。
はいはいはいはい。
これがやばい。
これがなんか美容にいいんだっけ。
美容にいい。
そうだよね。
シャンプーとか作られてますね。
あーそうだよねそうだよね。
なんだけどあの食品添加物で死ぬほど使われてて。
あーそうなんだ。
あの増粘剤とか見たことない。
あー粘り系を出すっていうやつね。
そう安定剤とか。
あーあー見たことある。
だからピュレグミとかシリキックスとかにも入ってるし。
へーあ、それで第一回の時にあのお菓子に入ってるよって言ったんだ。
そう、お菓子に入ってるし食品に大体入ってますよね。
ネルネルネルネとかにも入ってるんだろうね。
あれアルギン酸ですんだからね。
改造度がすごく上がってるね。
あれアルギン酸。
あとあのシャンプーも入ってるしね。
練り歯磨きの粘性があるやつ。
確かに増粘剤みたいな文字を見たことがある気がしますね。
とかもうなんでも使われてますよ。
人工イクラの飛沫。
へー。
あと大体の炭酸飲料に入ってる安定剤ですね。
あーそうなんだ。
安定剤っていうのもよくわかんないなって思うけど。
まあ確かにあの説明できないですこれは。
うんうん。
安定するやなって感じだけどね。
そうだね。
あとはあのーあのー吸管パウダー。
8-4とかわかる?
あの汗かいた時にさ。
あーあの匂い消しみたいな。
そうそう匂い消し。
精管スプレーって言ったらいいのかな。
そう精管スプレーとかもこのアルギン酸が入ってます。
へー。
あと蕎麦のつなぎもそうですね。
要するにちょっとでも粘らせて匂い成分だとか色々な成分を
まあ安定させたりあるいはピタッと動きを止めてしまったり
みたいなそんな使われ方をするってことなのかな。
そうそうそうそう。
なのでまあなんでも割とこの多分市場めっちゃでかいですよだから。
粘り系を司るんだもんね。
そうそうそう。
粘り系を司るものが大体入ってる。
バンジーガムみたいな感じだね。
まじでバンジーガムバンジーガム。
そうだねそうだね。
はいっていう感じで話してきました。
12:00
ほー。
粘り系を司るっていうワードを自分で言ってるんだけどめちゃくちゃ好きです。
これねわかめの話ですね。
はい。
じゃあ次もう何の海藻がいいかな。
身近な海藻。
まあ昆布とかはみんな身近かなと思うけど。
そうだよね。
先に寒天の話をしておきますね。
あーはいはいはい。
寒天ところ天の原料とか。
まあでも今ところ天ってあんまみんな食べない。
いやそうだよね。
イメージできない気がするけどね。
洋菓とかね。
あーうんうんうん。
あれは寒天とかゼリーとかもそうですね。
はい。
あれは寒天が入ってるんだけどこれどういう風に作るかっていうと
紅草ですね赤い草類の天草から作られます。
はい。
でこれいろんな天草何でもいいらしいんだけど
マクサとかオバクサヒラクサとか天草類の仲間。
そこにもいろいろいるんだね。
いっぱいいますね。
でこれを溶かして固めたのがところ天。
はい。
でこれを冷凍乾燥したのが寒天ですね。
うんうんうんうん。
でアンディ君ところ天の漢字僕知らなかったんだけど。
心が太いでしょ。
意味わかんなくない?
全然わかんないけど。
そうだよね。
そうあのこれ調べたんですよ。
はい。
由来はわかんないです。
それはねあの凝る固まるのっていうのは凝脂の凝ですね。
ん?ちょっとどういうこと?
肩が凝るとか。
あーはいはいはい。
煮水に疑う。
凝結の凝だね。
これなんか凍るって読むらしいんですよ。
あー煮凍りの凍りだね。
あーそうそうそう煮凍りの凍り。
はいはいはい。
これが生ってなんやかんや心天になったらしいんですよ。
凍るから。
あーなるほど。
これからところ天に変化したっていう風に言われて。
だいぶ生ったね。
いやそうだよね。
生りがさらに生ったんだね。
そうまあ風に言ってところ天の語源ですね。
うんうんうんうん。
で実はあの寒天っていうのはこれ日本の特産物だったらしくて。
はい。
第2次世界大戦前は世界の寒天の生産量日本100%です。
あ他の国は作ってなかったんだ。
そう作ってなかったんですね。
ちなみに寒天の発見も日本ですね。
うんうんうんうん。
これ寒天の誕生なんだけどこれも偶然の産物ですね。
うんいつだろう。
1658年。
江戸時代ですね。
にあの京都の伏見の宿。
おーおーおー。
でこの美濃屋太郎在門っていう宿屋の主人がいたんだって。
おーおーおーはい。
で海藻スープを外に捨てたらしいんだよね残りを。
はい。
で一晩寝たらこの所天が凍ってて。
あーそっか。
日の光に当たって穴が開いて寒物になってたっていうことを発見してます。
あいいねなんかヨーグルトができた時の話についてのものがあるね。
あーそうだね偶然のね。
偶然。
でこの太郎在門と他の料理人たちがスープを捨てるんじゃなくてそれを使って所天の寒物を使ったらいいんじゃないかっていうので。
いいね伏見ってことは関西でしょ。
関西。
すごいなんか商売騙しを感じるね。
確かにね。
これね食品とかデザート。
へー。
だから寒い空の下で所天が生まれ変わったっていうことで。
寒天。
寒天寒い所天ですね。
あーちょっとそれも確かにちょっと風流の名前だもんね。
確かにみやびだよね。
うん。
でまあこの寒天っていうのができました。
へー。
でこれ一個すごく寒天っていうのは寒さが必要じゃないですか。
15:01
そうですね。
所天を冷やして初めてできるものだから。
そう。
で一応寒天の名産のところが長野県の茅野市なんですよね。
え?っていうと内陸だね。
ね。海藻原料とする寒天の産地が山っていうのはすごい不思議じゃないですか。
確かにただあの一回行ったことあるんですよ。
確かにこれ茅野市っていうのは読み方がもしかしたらだけど千野市っていう読み方かもしれない。
これ千野だわ。
そうだよね。
カットで。
あーオッケーですオッケー。
いやまあもう流します。
そこは近くに諏訪湖があったりして、
あの尾身渡りっていう湖が完全に凍ってしかもそれが盛り上がるっていう現象がもう何百年も観測され続けたり。
まさにこの凍って溶けて凍って溶けてっていうのが所天が寒天になる過程と一緒なんだよね。
運ばれてくるんだだからそこまで。
山の寒いとこじゃないとできないんだろうね。
そうだね。
なのであの天草っていうのはこの原料ですね。
海から山に運ばれて寒天に加工されてます。
手間がすごいね。
そうだからさこれ昔だとさ地産地消って当たり前じゃないですか。
そうですね。
珍しい例です。
地産地消じゃない。
それはそして贅沢なことだね。
そうなんだよね。
ちなみに伊豆半島この天草いっぱい取れるんだけど、
天城峠っていう。
はい。
円川である。
天城越えのとこですね。
そこですか。
これ標高700メートルくらいの山を越えていくんだけど。
そうなんだ結構高い。
ここに寒天橋っていうのがあるんですよ。
運んでたんだ。
そう伊豆の海で取れた天草を取って、
で諏訪地方、長野ですね。
長野とかに持ってった通り道ですね。
そこまで運ぶの?
やばくない?
めちゃくちゃ運んでるね。
だから天草を大量に背負って峠越え山越えても作る価値があったんだろう。
天木も越えて。
天木も越えて。
そうなんだそんな作り方してたんだ。
伊豆だからちょっと変わってますよ。
桜編でさ大島桜の災害も伊豆だったし、
わさびも有名ですよね。
そうなんだ。
知らないです。
わさび伊豆達飽きて全然公開できてないんだけど。
伊豆はこうやって海に潜って、
寒天っていうか天草を取って、
海藻をね。
で山越えて天木越えて、
長野まで。
長野まで行ってそこで寒いとこで凍らせて溶かして作ったっていうのが寒天ですね。
しかも正直な話、食べないと死ぬような食べ物じゃないじゃないですか。
はい。
それにそこまでのコストをかけているのは本当の贅沢だなって思うんですね。
であの実はそうなんだよ食べ物としての寒天とか所天っていうのはそんな食べなくてもいいじゃんと思うじゃん。
炭水化物とかタンパク質とかの方が大事なんじゃないかって思いますよビタミンとか。
寒天の別の一面があるんですよ。
何ですか?
何だと思いますか?質問質問で返すという。
そうですね何だろうね。
なんかこれを今から話すことを聞くと、正直寒天馬鹿にしてるでしょ。
18:04
言ってもいいかな。馬鹿にしてます。
でしょ。実はでもこの寒天、天草から作る寒天ですね。何億人もの命を救ってます。
どういうことですか?
人類の救世主っていう風によく言われたりするんだけど、
もうなんか何だろうな薬を包むカプセルに使われたみたいなすごい変なのしか浮かんでる。
これねあのまさに寒天をヒーローに変えた人がいますね。
じゃあやっぱ途中までいらない子だったんだ。
いらない子。めちゃめちゃいらない子。
いらない子っていうか贅沢だったね。
細菌学の父ですね。パスツールとかロベルトコッホっていうお医者さんがいるんだけど。
その人もね何だっけ何か発見してる人だよね。
パスツールは天然痘のワクチンとか狂犬病のワクチンの開発をしてますね。
ロベルトコッホは炭素菌。
炭素菌っていうのは皮膚に感染した場合は致死率20%で胃房ができるんだって。
一時それによるテロもあったりしましたアメリカとかで。
手紙に炭素菌を忍ばせて送りつけるっていう凄まじいテロがあったりしたんだけど。
肺に感染した場合は致死率90%らしいですね。
血核を引き起こす細菌とかをロベルトコッホは見つけてます。
血核菌。
ちなみにこのパスツールが生きていた時代っていうのは1800年代ですね。
病気っていうものは正気。
ウイルスとか細菌っていう概念がなかったんですよ。
だからこうなんと言ったらいいのかちょっとファンタジーな世界のすごい良くない
なんと言ったらいいのか雰囲気というか魔力というかそういうものだよね正気って。
っていうのをこのパスツールは病気っていうのは正気ではなくて
微生物が引き起こすんだっていうのを証明した人なんですよね。
革命だよね。
ただこの微生物が病気を引き起こすっていうのは分かってたんだけど
どの微生物がどの特定の病気を引き起こすかってのは分かってなかったんですよ。
確かに。
どう証明すればいいのか分かんないね。
分かんないですね。
ここに出てくるのが寒天なんですよね。
バイチってこと?
そうです。
なるほど。
この炭素病に例えばどの微生物がどの病気を引き起こすかっていうのは
最初やられてた実験は炭素病に感染した牛の血液をマウスに移植しますと。
マウスは炭素病になるんだよね。
なんだけどこれは血液に炭素菌以外の細菌が含まれてる可能性もあるじゃない。
確かに。
なので炭素菌は炭素病を引き起こすっていう証明にはならなかったんだよね。
牛の血液の中に何らかの悪いものがいるっていうことまでは分かるけど
それがイコール炭素菌であるってことの証明ができないってことだよね。
どの微生物がどの病気を引き起こすかの証明は
病原菌を純粋培養してその病原菌のみを動物に移植して病気になったら
21:01
その病原菌がこの病気だよっていうのが分かる。
だから理想的には純度100%のこの菌のリストを作っていかなきゃいけないよね。
そうです。
サンプルを。
当時は純粋培養の技術がなくて
どうやったら純粋培養できるのかっていうのが科学者たちの課題だったんですよ。
ここで登場するのが観点ですね。
今でも微生物の培養に使ってますよね。
そうですね。
だからその培地っていうのは特定の菌を育てるための
まあ言ったらフィールドというか
餌になりながら家にもなるようなものっていう感じだよね。
そう。
この観点を使う前のトライアンドエラーを紹介しておくと
液体のスープで菌を培養したりします。
だから特定の菌を何とかしてスープで育てようっていう。
ただ菌が液体の中で分散してどこに行ったか分かんない。
溶けちゃうんだ。
だから観察できない。
薄切りのジャガイモのスライスの上で菌を培養してたそうですね。
なんとなくカビとかだったらそれで育てられそうな気がするね。
これねジャガイモが透明じゃないので
顕微鏡で観察しにくいっていう欠点があったりしますね。
そっかそっか。
顕微鏡で見てもジャガイモが映り込んじゃうんだ。
そうそうそう。
あと他は動物の骨とか皮膚からコラーゲン
これ透明だからいいじゃん。
良さそう。
っていうのでやったんだけど
なんか35度になるとコラーゲン個体から液体になってしまうらしくて
溶けるね確かにね。
であの今回病気っていうのは人間の体温
あーそっか。
動物の体温が35度以上じゃないですか。
そうですね。
なのでこのコラーゲンとかだと菌類の培養の実験すらできないっていう。
惜しいねでも。
そうでこの問題を解決したのが
このロバートコホと同じ微生物の研究をしていた
ベルターヘッセって人がいるんだけど
この人の奥さんです。
え奥さん?
奥さんがデザートで寒天ゼリー作ってたんだって。
また偶然ですか。
で常温でも溶けないし透明だからいいんじゃねって言ったらしいので。
すごいすごいアドバイスだ。
知的だよね。
そうだね。
それでこのベルターヘッセが同じ微生物の研究をしてたから
ロバートコホに教えるんですよね。
寒天いいんじゃない?
寒天いいんじゃないって。
これによって細菌の純粋培養が可能になります。
おーすごい。
ここからロバートコホは1881年に
炭素菌血格これらの細菌の分離に成功してますね。
それだけ単体で分離させてそれを増やすってことが
そして観察するってこともできるようになった。
そう。
だからこの偶然の産物として
寒い夜を越えてできた寒天っていうのは
また偶然によって
食卓から人類を救う
ヒーローになったって話ですね。
一個疑問いいですか。
その当時ヨーロッパの寒天というものは
日本から来てたの?
そうなんじゃないかな。
どこから来てたんだろうなっていうのが気になるし
それでデザートを作るぐらいまで普及してたっていうのが
すごいなって思って。
確かにね。
これでも僕が得た情報
第二次世界大戦前は100%寒天を作ってた
っていう情報とすり合わせると
多分輸出してた可能性高いですよね。
24:01
贅沢品としての輸出だった可能性が
考えられるなって感じだよね。
そうですね。
っていう感じになります。
面白いな。
アマンダは。
ということで寒天
というか海藻が病気の部分でも
化学を前進させてくれたっていう
そういう側面も明らかになってきたところで
だいぶお腹いっぱいになってきました。
そうだね。まだ続くんで。
初めて出てくる概念今回多いので
僕もリアクションとして
すごいですって私は言えないっていうことも
できてきたりしてるんだけれども
次回は日本酒を動かした昆布っていうテーマで
全部動かしてるね。
すげーダイナミックなんですよ。
そうだねそうだね。
じゃあ次ちょっと昆布の話からしていきたいと思います。
ありがとうございます。
楽しみです。ありがとうございます。
24:50

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