1. ミモリラジオ-自然の面白さを聴く
  2. #94 やせた土地でもお構いなし..
2024-01-27 26:31

#94 やせた土地でもお構いなし!菌とタッグを組むマメ植物〜マメ編②【ミモリラジオ】

【マメ編②】東中野「雑談」での公開収録その2です、クラフトビールバーでもある「雑談」ぜひ行ってみてください! 【番組へのご感想はこちら】 Twitter, Instagramにてハッシュタグ「#ミモリラジオ」と共にシェア頂けたら嬉しいです。 【出演】 ・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家) Twitter: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@mimori_noda⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@yasou_king_ode⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ・Andy(MIMORI共同代表, Producer )

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サマリー

このエピソードでは、マメ科植物の驚くべき能力である窒素固定と、栽培化による変化について深掘りします。マメ科植物は空気中の窒素を自ら固定し、土壌を豊かにする能力を持ち、これは根に共生する根粒菌という細菌の働きによるものです。この共生関係は、植物と菌が互いに栄養を分け合うことで成り立っており、非常に巧妙な仕組みです。熱帯のような栄養が乏しい土壌でもマメ科植物が多く見られるのは、この窒素固定能力のおかげです。 さらに、栽培化の過程でマメ科植物がどのように変化してきたかについても解説されます。具体的には、豆の粒が大きくなる、発芽のタイミングが揃う、花が咲く時期が変化して栽培範囲が広がる、種が落ちにくくなり収穫しやすくなる、栄養価がアップする、そして美的要素が増すといった変化が挙げられます。これらの変化は、人間がマメ科植物をパートナーとして選び、共に進化してきた証と言えるでしょう。次回は、特に身近な存在である大豆と人間の歴史について掘り下げていく予定です。

マメ科植物の驚異的な能力:窒素固定とは
このポッドキャストは自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深堀るトーク番組です。
パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。
はい、ミモリの小田和樹です。
東京は東中野の雑談にて公開収録をしております。
マメ編第2回でございます。
はーい。
前回はそもそもマメってなんだっていうことと、
ナッツの違いとかね。
そうだよね。
それからピーナッツ、落花生が果実というかナッツ部分を地中に潜って植えてる。
あれめっちゃ不思議だわマジで。
動画とか載ってるので、皆さんよかったら見てほしいです。
花を地面に落としたら、地中の中でナッツができてくってことなのね。
そう、だから花の終わった軸みたいなやつが、地中の中にどんどんどんどん潜り込んでって。
しかもそれもたまに大雨が降る地域だから、豪雨で土砂崩れが起きたり濁流が起きて、
それで浮かんで運ばれるための戦略だっていうことで、
はい。
めちゃめちゃまた見え方が変わるマメ編になる予感がすごいあるんですけれども、
今回は何について喋っていきましょうか。
今回はね、窒素固定ですね。
はい。
マメ科のスーパー能力なんだけど、ちょっと難しい言葉な印象もあるけれども、
どういうものなんでしょう?
えーとね、窒素固定とは、なんだけど、空気中の窒素。
はい。
植物にとって、すごい大事な要素が、窒素とカリウムとリンなんですよね。
この3つだよね。
そう、そのうち窒素っていうのを、マメ科植物は人間に肥料を撒いてもらわなくても、
自分で自活できるんですよ。
なるほど。
だからその肥料の中には窒素が含まれていて、
それをあげることで植物を大きくなったりすることができるし、
あと空気中の窒素ってなかなか使いにくいんだよね。
そう、めっちゃ使いにくい。
っていうのが普通なんだけれども、マメは謎にそれを技術でクリアしてしまっているっていう。
そう、なのであのマメ科植物は、土壌中の窒素栄養が、
過ごしい環境でも生きていくことができるんだよね。
そういうことになるよね。
そう。
注意がね、やばい。
痩せてる場所で生えるんだ、っていうことは。
育てられるんだ。
例えばなんだけど、マメ植物の分布?
地球の分布みたいなのがあるんだけど、
熱帯はね、マメ科植物の割合が多いんですよ。
まあまあまあ、そうだろうなって思うけど。
熱帯は気温が高いので、土の中の有機物、栄養がすぐ分解されちゃって、
かつゲリラ豪雨が降ると、窒素肥料全部流されちゃうんですよ。
土の中の窒素分が。
南は痩せてる土なんだ、っていうことは。
そう。
そうなの?だからイメージと逆だった。
そう、あのね、土壌は南は痩せてるんだけど、
代わりに植物が蓄えてるんだよね。
なるほど。
で、火の光が強くって、雨も多かったりするから、
植物にとってはいい環境なのかなってイメージを勝手に持ってることが多かったんだけれども、
栄養が土の中にあんまりないんだね、熱帯は。
そう。なので熱帯はマメ科植物が優先になります。
なるほどなるほど。
栄養を自分で作り出すことができる技術を持ってるからなんですね。
なるほどね。
僕今回、マメ作ってる農家さんに取材立ってもらったんだけど、
このマメ科植物の窒素固定、要は土を耕すっていうのを、やっぱこれすごくて、
有機農家さんに聞いたんですけど、
冬に土を肥やすために、冬にマメをまくんだって。
へー。
春になるとマメが出てきて、土の中の栄養は増えるのね。
そして5月くらいから夏野菜のピーマンとかトマトを植えるって言ってた。
そっか、だからマメをまくこと自体が肥料をまくのに等しいんだ。
そうそうそう。
へー。
昔の本を読むと、中国の農村を訪ねた人の文章を見つけたんだけど、
中国の農村はとにかく隙間が空いてるところにはマメが植えてたらしい。
そうなんだ。
勝手に耕してくれるからね、土をね。
まあそうだよね。
そう。
とはいえそれをやってるのがすごいね。
そう、でこれ結構昔から知られてたみたいで、
ギリシャ・ローマ時代、デオフラストスも言ってたよ。
哲学者とか植物学やってた人だっけ?
なんか前出てきたよね。
アリスト・テルソンの弟子ですね。
もちろん植物学をやってた人で、きのこ編で多分出てきたんだけど、
懐かしいね。
この人がきのこを植物であるっていうふうに分けたんだよね。
うんうんうん。
動いてないからってことですね。
そう、でも正しいのかなみたいな感じで分けたんだけど、
この人がマメ化植物は土壌を再び力づけるものであるっていうふうに言ってたりしてて、
あーもうその時代から分かってたんだ。
そう、ギリシャでは空豆を緑肥、
要は土を耕す用の作物として植えてたりするのが多かったんですよ。
へー。
そこに目をつけて活用までやってたんだね。
そう。
なぜマメ化の多くが地層を自分で固定できるのかの仕組みをちょっと話しますね。
ちょっと難しそうだね。
めっちゃ簡単だから。
そうなんだ。
マメ化植物を掘ってみると、大豆とかでもいいし、
その辺に生えてる白爪草。
これ絶対みんな見たことあると思うんですけど。
クローバーって呼ばれたりしてるよね。
そうそうそうそう。四ツ葉のクローバーってやつですね。
うんうんうん。そうだよね。
あれ掘ってみたら、根っこに丸いコブがついてるんですよ。
コブっていうのはちょっと丸い芋みたいなそんな感覚で捉えたらいいの?
そうそう。ちっちゃい芋が根っこについてて。
あー。
これ本当にやってみてほしい。
うん。
みんなこの昆竜菌の話を聞いたことある人もいると思うんだけど、
うん。
でも実際に見たことある人すごい少ないんだよね。
そうだね。
実際にこのマメ化植物を掘ってみると、
根っこに丸い菌が作ったコブみたいなのがあるのね。
あ、そのコブは菌が作り出したもの。
そう。
なんだね。
この菌のことを、窒素固定細菌とか、
はい。
昆竜菌ってまあ専門用語で言ったりしますね。
昆竜菌ってのはあの、根っこの粒の菌で昆竜菌だったよね。
そう。
そうだよねそうだよね。
この子たちが空気中の窒素を植物が利用できる形に変換してくれてます。
だからその点植物と菌が共生してるってことでしょ?
たぶん。
そうそうそう。
そうだよね。
なので根っこにいる昆竜菌が、窒素を栄養にして、
はい。
豆のために養分を作ってるんですよ。
いや、すごいよね。
で、一方豆は、自分が光合成で作った栄養を、
うんうん。
昆竜菌にあげてるのね。
そうやって共生してるんだ。
そう、こうやってグルグルグルグルサイクルが回ってるんだよね。
めちゃめちゃいい関係だね。
超いい共生ってやつだね。
そう。で、昆竜菌はね、この普段豆化植物とくっつく前、
うんうんうん。
は、土の中に普通にいるんだけど、
うん。
自分が共生できる植物と会うと、
はい。
植物の根っこに侵入します。
へー。
で、肥料にできるようにニトロゲナーゼっていう酵素を作るんですよね。
ほうほうほう。
これが空気の中の窒素をアンモニアに変えて、
へー、あ、そこでもやっぱりアンモニアに変えるんだ。
一回アンモニアに変える。
へー、人と一緒だね。
そう、幅防止のね。
うん。
そして昆竜菌がこの窒素を豆が使える形にして提供してるんですよ。
なるほど。
なんか人が空気中の窒素を植物の栄養として、
まあだから要するに肥料に加工していく上でも、
一回空気中の窒素をアンモニアに変えるんだもんね。
そう、アンモニアに変えるんですよね。
一緒のことやってんだね。
まったく一緒のことやってる。
おどろいわ、それは。
で、これ昆竜菌っていうと、まあすごい一袋になっちゃうんだけど、
2003年時点の論文で僕が見たのは、
はい。
44種類いるらしい。
あ、結構多いんだね。
そう、で、豆によって昆竜菌が違います。
ああ、なんかそれはイメージできる。
大豆は大豆昆竜菌と共生してんだよね。
うんうん。
で、エンドウとかインゲン豆はちょっと学名なんだけど、
はい。
エゾビウム。
エゾビウム。
うん、学名ですね。
と呼ばれる昆竜菌と共生してます。
うんうん。
なので、どの豆をパートナーに選ぶかっていうのは、
もう昆竜菌と豆の豆次第みたいなところがあるんだよね。
そうだね。
なんかキノコも似たところがあるね。
ああ、そうだね。
まったく一緒ですね、種類が。
キノコの種類も変わってくるから。
そう、で、この共生がめちゃめちゃ絶妙なバランスなんですよ。
うんうん。
豆は高剛性でできた栄養を上げすぎちゃうと、
枯れちゃうよね。
そう、自分の分無くなっちゃうじゃない。
うん。
そしたら昆竜菌の数を適切に調整する必要があるわけよね。
リストラがあるってこと?昆竜菌の。
あのね、すげえ飯食う昆竜菌と共生やめたりします。
へー、あ、わかるんだそれも。
なんでわかるのかも、論文に書いてた仕組みが。
ほうほう。
だから僕のちょっと生物科学の知識だと、
全然わかんなかったんだけど、
っていうのもあったりしますね。
へー。
あとは、逆もあって、昆竜菌いっぱいいるじゃない。
はい。
一番働く昆竜菌に一番栄養をあげる。
あーすごいね。
あのマジ、隕石っていう設計がやばい。
めちゃめちゃ会社っぽいね。
ほんと会社。
出力主義が。
会社だと思って見ちゃったね、これは。
そうなんだ。
植物の根っこでそういうことが繰り広げられてるんだ。
そう、でこれ共生ってね、やっぱ素晴らしいねっていう文脈で、
うん。
語られがちなんだけど。
ね、クマオオミとイソギイチャクとか絶対似たことあるよね。
これ利害が一致しない瞬間ってのがやっぱりあって。
契約破棄ですか、そうなったら。
そう、こうなるとね、あの惰性でね、やんないんすよ彼ら。
そうだよね。
惰性でやったら死んじゃうもんね、自然界。
これ面白かった。
だから助け合うんだけど共存しているみたいな。
そうだね。
なんかどっちかでしか僕らって語んないじゃないですか。
そうだねそうだね。
っていうのがすごく面白かったね。
どっちも怒りゆるし、自然界だったら、
まあなんかの拍子にすぐ起きたりするんだね。
そう。
環境変わったら。
そうなんですよ。
へー面白い。
非常に時短深いですよね。
そうですね。
プロジェクトベルト的なことがある。
確かに確かに。
はい、じゃあこのいつから豆川は昆竜巾と共生しているのか。
うん。
この技術を獲得したのか。
それはその豆が誕生した時にはすでにやってたっていうわけではないんだ。
うん。
あ、そうなの?
これね、マジで分かってない。
あ、へー。
あのー、いろんな論文を読んでたんだけど、
分かってないんすよね、まず。
そうなんだ。
そう、でこっくんこれは激アツトピックらしくて。
分かってない扱いっていうのが面白いね。
そんなの豆ができた時には始まってたに決まってるでしょ。
でもないんだね。
そうだ、始まりが、豆がない前はどうしてたのかって話もあるね。
そうだねそうだね。
今は豆しかこの実素固定っていう技術を使わないんだけど、
その他の豆化植物でも使ってたかもしれないじゃん。
そうだねそうだね。
そのルーツはどこなんだって話だね。
そう、これはね、分かってなかったんすね。
分からないんだ。
そう、っていうのでこれはミモリラジオぜひ専門家の人に来てもらって、
これはすごい喋ってほしいなと思った。
聞いてみたいね。
うん。
っていう感じですね。
栽培化によるマメ科植物の変化
はい。
じゃあ、豆化の実素固定がいつ発見されたのか。
これ人類がですね。
これね、1888年。
結構古いね。
ハーバーウォッシュの発見は1900年ちょっとですね。
あ、そっかそっか。
だからもう明治時代かな。
うん、そのくらいだね。
一番最初っていう段階になると。
で、この1888年この豆化の実素固定の細菌が見つかってるのが分かったんだけど、
あの、回想編で観点で細菌を培養するっていう話を。
あ、やりましたね。
あれ1880年くらいなんだけど、
この頃は多分見えない世界があるんだっていう認識が一気に変わったんだと思う。
そうだね、微生物の培養とかが本格的にスタートしたっていう認識だよね。
多分今後またこういう細菌系扱うんだけど、
ここのね、1881年のパス2以降がすごい面白い。
顕微鏡で細菌を見て観点を使った媒知。
要するに細菌を培養するためのものを使ったりするようになって、
ブレイクスルーが起きてんだ。
そう、この時の世界観を想像しながら僕はちょっと考えたんだけど、
混流菌ね。
そうそうそう。
で、このマメ科の窒素固定を発見したのは、
これドイツ人の人ですね。
はい。
この人がね、1881年に、
クローバーとかエンドウマメとかのマメ科植物は、
窒素を空気中に集めてるんじゃないかっていうのを考えだしたんですよ。
めちゃめちゃすごいね。正確すぎるね、仮説が。
なんでかっていうと、マメ科植物が空気中の窒素を土に戻してないと、
なんで土壌の窒素が増えてるのか説明できなかったんだって。
あー、そっか。土壌の窒素量が増えてることは観測できてたんだ。
そういう実験とかあるいは観察を通して分かってたんだね。
そう、そっちが先だね。
あー。
そこから土壌中の微生物、
マメの根っこの中に丸い粒々があるっていうのがだんだん分かってくるんだよね。
はいはいはい。
で、また同じくドイツ人の人が、
この人が根っこに共生する窒素固定細菌ですよね。
はい。
これが、この子たちが窒素を土の中に供給するっていうのを明らかにしてます。
へー、そこも研究できたんだね。
めっちゃ、そう、6年ぐらいで見つかってるからね、この季節から。
なんか、当時の研究水準がどれぐらいなのか全然想像ができなくてさ。
いや、もうそうだよね。
そうだよね。
なんか顕微鏡がどれぐらいの精度で、人間器具は何があってっていうのが全然想像できないんだけど、
できるんだね、そういう研究が。
そう。
で、その後、今も根流菌の研究すごい続けられてて、
論文が結構新しかったのが面白かったですね。
へー、やっぱりホットなんだね、今でも。
そう。
しかも、その研究が国によって全く違うんですよ。
どういうこと?
要は、根流菌っていうのはどの豆か植物に根流を作るか違うんだね。
まあ、そうだよね、種類によって。
そう。アメリカ、すげー大豆作ってるんですよ。
あー、確かに確かに。
大豆の根流菌の研究が進んでます。
へー、まあ、そっか。産業に紐づいてたりもする。
そうそう。
オーストラリアとかは家畜が多いので、クローバーを草に混ぜたりするんですよね。
なるほど。
あー、そっかそっか。
そうだね。
やっぱり豆の使い方でみんな見てるんだね。
そうそうそうそう。
だから、前回の料理においてどんな風に使うかでカテゴリー分けするみたいなのとちょっと近い感覚だね。
そうだね、目的のために何を研究するかが分かれてるっていうのが面白かったですね。
面白いね。
あと、根流菌を作るのは実は豆か植物だけじゃないです。
うん、見たことはありますよ。
ハンの木っていう木の根っこに根流菌が粒作ってるのを見たことがあります。
ハンの木とかポプラとかヤナギ。
うん。
カビの材料になるよね、ポプラは。
分かんないわ。
それパルプだわ。
あははは。
イジミスだね。
そう、音一緒だから。
ああ、そうだね。
くっ磨いただけだから。
そうそうそう。
ポプラとかヤナギっていうのを根流菌を作るんだけど、これらの共通点が植物が生えにくい川沿いなんですよ。
まあまあ、そうですね。ヤナギなんて特にね。
栄養が流されやすいところに生えてるのね。
なので根流菌を作って、彼らが特性状態になってますね。
そっかそっか。
豆が好きな環境も一緒だもんね。
そうそうそうそう。
実は豆か植物以外にも、これすげえ。
2018年とかに、コーヒーとかサトウキビとかも根流菌がいることが見つかったりします。
へえ、意外と他の植物にもいるの?
いや、これはね、研究が進んでないだけで、意外と全部の植物にいるのかもしれないと思ったりした。
うんうんうん。
全く何とも矯正してないっていう図の方がイメージしにくいなって。
そう、やっぱり矯正してない生物って効率が悪いんだよね。
いや、そうでしょ。
うん。
っていうのをすごい感じましたね。
そうだよね。
何か言ってもおかしくはないので、他にも絶対いるんじゃないかなって思いますね。
はい、じゃあちょっと窒素固定菌の話をしてきたんだけども、
はい。
ここで、なんで豆がタンパク質が多いのか。
うんうんうん。
畑の肉って呼ばれるくらい。
そう、っていうのが分かると思います。
種から大豆とかが芽を出すときって、まだ窒素固定できてないんですよ。
あー、そこではまだ始まらないんだ。
そう。
なので、親としては子供に先に窒素を渡しておくんですよ。
あー。
タンパク質の形で。
まあ、まず最初芽吹いて育つことができるだけのエネルギーは渡しておくよね。
そう。
なので、窒素が多いです。
タンパク質が多いです。
そういうことなんだ、そういうことなんだ。
だから大豆とかで僕たちがタンパク質を取ろうみたいな。
豆腐とかそうですよね。
はい。
あれはもともと大豆の親の子供のためのプレゼントを僕らが勝手に取ってるんで。
スタートダッシュ分ってことだね。
そうそう、スタートダッシュ分を勝手に取ってる。
大量にね。
そう、これが大豆の趣旨がタンパク質を含む理由の一つですね。
なるほど、なるほど。
分かりやすいなって思った。
卵とかと近いよね。
うん。
あー、そうだね。
卵の卵黄に栄養がたくさんあって、それを新しく生まれる魚とか。
ひよこだとかにあげてるっていう、そんな感覚だよね。
そうだね。
っていう感じですね。
なるほど。
はい、じゃあ、次なんだけど。
はい。
このね、栽培植物について話しておきます。
はい。
要は農作物だよね。
まあ、豆はそうだよね。
豆もそうですね。豆そうですね。
で、これいろんな見方があるんだけど、すごいやっぱ僕が面白いなと思う見方が、
栽培植物は人間をパートナーにしてやっぱり生息地を。
広げますよね。
そう、伸ばしてる感があって。
そうだよね。
よく僕、アンディ君に前から言ってるんだけど、
みかんのUX、UIやばいって話を。
知ってますね。
あんな持ちやすいのないもん。
うーん。バナナもそうでしょ。
バナナやばい。
バナナのUI、UXすげえなってツイートしちゃったの、こないだ。
いや、まじでやばい。
そうだよね。
あのね、パイナップルもうちょっとツルツルしてたら、
今全員パイナップル食ってると思う。
パイナップルはもうちょっとアップデートかけた方がいいかもしれない。
まあ、ただね、おいしいからね。
そうだね。
そう、っていうのが残ってるんだけど、
そう、なのでこの栽培植物っていうのは人間をパートナーにして生息地を伸ばしている。
ま、かつその過程で人にとって相撲がいい形に変わってきているよね。
そう、っていう見方ができますよね。
そういう視点で豆化植物を見ていくと、
世界各地で古くから食用にされていた豆、
だいたい2万種類の中で80種類くらいです。
あ、そこまで絞られちゃうんだ。
少ないよね。
ほんとごく一部だね。
そう、この中で色々品種改良していくんだけど、
大豆の中に青大豆があったりとか。
へえ、知らない。
大豆めっちゃある。
あ、あるんだ。
やばい。
見た目一緒だけどね。
あ、そうなんだ。
そう。
で、この栽培種の豆、だいたい80種類くらいですね。
食用に昔からされてきたやつが。
はい。
で、これ栽培化することによって、
栽培する前と後で、
すごいやっぱ性質が変わるんですよ。
なるほど。
うん。
逆に何が変わるのもいくつか紹介するんだけど。
だからちょっとした家畜化みたいなことが起こるって、
だからイノシシが豚になるようなものだよなって、
あ、そうそうそう。
思っているんだけれども、
例えばそうだな、
枝豆のサヤってちょっと毛があるじゃん。
あ、そうだね。
細かい毛が。
あれ野生根拠だったらもっと長かったりするのかな。
あ、そこはね、わからん。
あ、わかんないか。
なんだろう。
もっとわかりやすい。
もっとわかりやすいです。
変化は?
もっとわかりやすい。
あ、豆の形が大きくなる。
正解ですね。
サイズが正解になります。
栽培すると大きくなるよね。
そう、野生の豆めっちゃ実はちっちゃいんですよ。
うんうんうん。
これを少し大きいものをずっと交配させていくことで、
だんだん大きくなっていくんだよね。
そうだよね。
野生のバナナとか、
僕いろいろ食べたんだけど、
種がゴロゴロしている上に固いしちっちゃいよね。
食えるとこないんだよね。
そうだよね。
うん。
なので、豆は交配させていくことで、
だんだん大きくなっていくんだよね。
なるほどね。
あと、農業をするという行為、
土深く耕したら、
土を深く耕すことが、
大粒性の遺伝子を選ぶんじゃないかと言われてて、
おお、どういうことでしょう。
要はね、小粒の種っていうのは、
ああ、そっか。
選ばれないんだ、人に。
そう、浅いところだと弱いんだよね。
ああ、そういうことか。
深く耕してしまうと、
小粒の種って、深いところで芽出せないんですよ。
エネルギー不足?
そう。
地上まで出ることができなかったりね。
そうそう。
深く人間が耕すことによって、
深いところから生える豆が出てくるんだよね。
はあ、選別できるんだね。
そうそう。
そしたら、そこで栄養がたくさんある豆とか、
大きい豆っていうのが自動的に選別されていくんだよ。
あとは、それを何世帯も繰り返していったら、
強い豆の出来上がりっていうことになるんだね。
そう。だから、深く耕すっていう行為が、
はあ。
すげえ意味ある、やっぱり。
なるほど。
もう一個が、
休眠性っていうのがなくなります。
どういうこと?
初めてのワードだね。
趣旨の休眠っていうのは、
発芽に適した環境が与えられても、
みんな一斉に発芽しないわけよ。
うーん。
休眠して眠ってるやつがいいのね。
へえ。
環境が用意されても、
まだ休眠するっていうのが意外だね。
みんな頑張れないじゃん。
クラスとかで一斉に受験って言われても。
まあ、そうだね。
頑張れないやつがいなくなっていくんだよね。
俺は頑張ったよ。
僕たちはあんま頑張ってないんで。
そうだよね。
で、自然界って休眠性があることによって、
みんな一斉に目を出さないので、
なるほど。
災害があった時とかに、
やっぱりそういうサボる個体みたいなのが、
生き残ってくるんだよね。
そうだよね。
その多様性を持っておくってことだよね。
鮭編で話したけど、
帰ってこない鮭っていうのに意味があるのね。
そうだよね。
それで分布域を広げたりすることができるっていう話だね。
できるし、川が全部ダメになった時に、
放浪してる帰ってこない鮭の方が生き残るのね。
なので一定以上そういう、
常に一定のタイミングで発芽しないっていう種がいるんだけど、
それにも意味があるんだと。
そう。
これが栽培化をしていくことによって、
発芽が揃うことが求められるんですよ。
まあまあそうだよね。
なのでこの強い休眠性。
なくなってくんだね。
発芽条件が揃うとすぐ出るってことになるのね。
へー。
っていうのがだんだんなくなっていきます。
逆に人をパートナーとして生きることを選んだら、
その瞬間まっすぐ出てる方が、
人にとってありがたいからってことですね。
なので人をパートナーに選ばれると、
多様性がなくなる。
面白いね。
これすごい視察的。
めちゃめちゃ視察的だわ。
そうなんですよ。
多くは語らないですけど。
そうですね。
あと安易な応用も禁物だけれども、
なんか視察的だね。
これね、視察的ですよ。
そうですね。
はい、3つ目。
花が咲く時期が変わります。
えー、どういう、全くイメージできない。
要はね、夏大豆とか秋大豆って聞いたことあるかな。
初めて聞きました。
夏に収穫する大豆と秋に収穫する大豆があるんですよ。
へー。
つまりこれは夏に花が咲く大豆と、
秋に花が咲く大豆の2つ類があるってことね。
まあそうだよね。
これ、花が咲くってのは何によって左右されるかっていうと、
夜の長さだったりとか、
温度の刺激。
まあそれはイメージしやすいね。
っていうのによって変わるんだけど、
要は早く咲く豆をばっかり収穫して、
荒廃させていくと、
本来秋に咲くのは夏に咲くようなので。
あー、そこも揃ってくんだね。
企画化されていくっていう感じ?
企画化されていく。
工場の部品みたいな感じになっていくね。
いつ花が咲くかっていうのも、
こうやって遺伝子を荒廃させていくことで、
季節は変わるでしょ。
そうですね。
もう1個分かるんですよ。栽培範囲が変わるんですよ。
栽培範囲?
要は北海道ってもともと、
大豆育てにくい環境なんだけど、
そっか。生きていける範囲が広くなっていくんだ。
そうそう。温度とかで、
北海道に合う温度で咲く大豆を取っていくと、
なるほど。
北海道で育てられるようになりますよ。
もともとだって、豆って温かいところが好きっていう話だったもんね。
温帯の方が多い。
それが赤んたい、ちょっと寒いエリアの北海道で、
どんどん栽培されてるっていうことは、
これ米と一緒だよね。
寒い地方に強い比率がどんどん増えていくっていうことなんだね。
そう。米も同じ方法でやってるもんね。
なるほど。
っていうのが3つ目ですね。
花を咲く時期が変化する。
はい。
3つ目。
花が咲く時期が揃って、
豆の粒の大きさは大きくなっていって、
あと全体的に均一化されていくみたいなニュアンスだよね。
そうだね。
分布が広がっていくと。
はい。
4個目が種が落ちやすくなります。
種が落ちやすくなるっていうのは、
収穫しやすくなるっていうこと?
そう。人間にとって収穫しやすくなります。
へー。
野生の豆っていうのは、
広い範囲に散歩しないといけないので、
すぐ落としたいんですよ、種を。
あー、そうだね。
ただ、栽培品種っていうのは、
地面に落ちたら困るわけじゃない?人間が。
そうだね。
なので、さやが割れにくい。
はい。
さやが割れないものを人間は選んでいってるんですよ、豆でいうと。
あー、そっかそっか。
収穫の時まで地面に種を落とさない豆が優秀なんだ。
そう。
優秀なので。
なるほど。
豆でいうと、さやが割れにくくなります。
はいはいはい。
自然の図鑑とかに載ってる豆か植物って、
すぐさやがねじれて、すぐ種を落とすんですよ。
昨日もね、野生の豆の中まで見かけたよね。
さやがはじけて、種をばら撒いてるっていうやつを。
あれが栽培物だと、なかなか落ちにくくなるんですよ。
確かに。
その方が都合がいいわ、人にとって。
要は人間にとって、
すごい収穫してくださいって言ってる感じになるんですよ。
そうだね。
撒かれたらすぐ芽生えます。
ちゃんと大きい種つけます。
収穫されるまで地面に落とさないですっていう。
なんか、大変だね。
野生の稲か、ススキとかってすぐ稲穂が落ちるんだけど、
米とかって触っても落ちないじゃない、そんなに。
そうだね。
これは多分、全部の栽培植物に見えますみたいな。
いやー、プロダクトになってくんだね。
そうです。
もう一個、ごめん。
栄養価がアップするね。
それは種が大きくなっていくわけだし、
そうだよなって、自然だね。
やっぱり栽培っていうのは、
広い土地を使ったら仕事が大変になるじゃん。
そうですね。収穫も大変だし、
手入れも大変になるよね。
なので、収穫量が少なかったとしても、
栄養が多いものを取った方が効率がいいわけよね。
ブドマリンはできるだけよくしたいよね。
そう。っていうので、昔の人は、
成分分析とかできないんだけど、
美味しいものを単純に残してたんだと思う。
っていう結果、栄養価がアップしたりしますね。
なるほど。
ひよこ豆っていうと、
トリプトファンっていうのがよく入ってるんだけど、
栄養ってことなのかな、それは。
そう、栄養。
これ、セロトニンとかアドレナリンとか、
本質に大事な栄養素なんだけど、
これが平均0.33ミリグラムだったのが、
栽培品種だと1.1グラムとかになってる。
3倍になってるんだ。
すごいですよね。
最後の仮説が、すごく僕は感動した仮説なんだけど、
美的要素って言われてます。豆は特に。
美しくなっていく。
豆は明らかに美しいんですよね。
栽培されることでさらに美しくなっていくってことなのかな。
世界にアクセサリーとして使われてたりとか、
してるんだよね。
6個目の美的要素っていうのは、
人間が多様で美しい豆を栽培したのは、
人間が美的センスがあったからじゃないかっていうのが書いてて、
ちょっとエモかったですね。
なるほどね。
美しいからそういうものがさらに増えてったりしたっていうこと。
それこそアクセサリーとしてだったら、
ナタ豆とかもアクセサリーになったりしてるよね。
描いたら綺麗になるでかい豆があったりするしね。
なるほど。
栽培で変わるポイントを振り返ると、
サイズがでかくなる。
分かりやすい。
趣旨の、
求民性の豆田っていうんだけど、
要は発芽が揃う。
タイミングが揃っていく。
花がすぐ生える。
3つ目が花が咲く時期が変わる。
それも揃っていく。
みんな一斉に花を咲かせるように変化していく。
夏と秋で別れるね。
いつでも作れるようになるし、
範囲も広がる。
暮らしている範囲も、
北海道でも生きていけるようになったりしていく。
4番目、種が落ちにくくなるんですね。
だから収穫のタイミングまで待つことができるようになる。
5個目が栄養素がアップする。
分かりやすい。
最後が美しかったからじゃないかっていう。
美しくなっていくと。
っていう話がありましたね。
次回予告:大豆と人間の歴史
大豆編、間違えた、豆編、
2回話してきました。
窒素固定の話と栽培物についてですね。
どうなっていくのか。
次回は何について喋っていきましょうか。
次回は僕たちが一番食ってるだろう。
大豆ですか?
大豆と人間の歴史について。
これね、食卓ヤバいよ。
どこだ?
いつからだ?
どっちも分かんないね。
分かんないでしょ。
分かんないです。
僕ヤバいですね、今。
売ってるスーパーに売ってる納豆とか、
豆腐とか、まじ異形の年齢で売ってる。
気軽にスーパー行けないじゃん。
納豆って呼ぶね。
なんて呼ぶの?
納豆さん。
継承がつくんだ。
そう、っていうぐらいすごいなと思う。
人類の歴史もすごいし、
大豆自体の性質としても、
すごい生き物だなと思います。
次回は大豆の奥深さについて迫って参ります。
次回に続きます。
ありがとうございました。
26:31

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