告白の意味
はい、じゃあ私からのお題は、あの前回、前々回が結構いい感じの話になったなぁと思ったので、今回はちょっとラフなものにしようかなと思うんですけど、ラフで、ちょっとなんだ、絞って。
えっと、なのですごくまあ個人的に男性のお二人に、私が聞いてみたいことなんですけど、
あの、告白されたことってありますか?
そのあれですね、交際の申し込みだったり、まあ行為を示すっていう意味の告白ですね。
えっと、これ最初に何で聞きたいか言っておくと、なんか最近になって、最近というか30代になって、男性と女性で経験していることが結構自分が思ってたよりも違うんやなっていうのが、なんか実感してきまして、
まあなんか仕事でもそうやし、でも恋愛は結構顕著で、なんか女性って相当拒んでない限り、誰か来るんですよ。その異性からのアプローチが何かしらあるんですよ。それは、えっと、痴漢とかも含めてですけど、ナンパとかも含めてだけど、そういうのあるんですけど、なんか男性はまたちょっと違うらしいみたいな、っていうのを聞いて、
でも自分の中ではモテ屋さんと藤野さんはモテそうっていう認識があって、え、そうですよ。じゃなかったらそんな仲良くできないかなと思うんですけど、特に藤野さんは私の中でものすごくこう、ビジュアルがいい人っていう認識があって、すごくかっこいいなと思うし、
あとあの、私の友達でね、藤野さんのこと大好きだった子がいるじゃないですか、藤野さん超かっこいいみたいな、こういう子がいたので、藤野さんってやっぱりなんかすごくモテるんだなって思ってたんですけど、
すっごい、すっごい今変な汗かいてます。背中がびちょびちょになってきて、別にプレッシャーをかけたわけじゃないんですけど、でもなんか実情はどうなのかなっていうのを聞いてみたいなって思いました。
これは、チリ取り方が難しいですね。
そうですか。
あんまり具体的にしゃべると、その人個人に対しての話みたいになるかもしれない。
そうですね。その人をね、傷つけないように。単純に回数とかだけでもいいですけど、何回みたいな。
じゃあ僕からいきますか。
いいんですか。
えっと、なんかまず、その自己認識としてモテると思ったことは一回もなくて、でもなんかね、ひもてがすごくコンプレックスな男性とかもいるけど、
あのヤマちゃんみたいなね、昔のヤマちゃんみたいなことでね。
まあ典型的に言うとそんな感じ。
なんかああいうほどではないというか、まあやっぱり多分一人で過ごせちゃうタイプなので、あんまりその何かそれが何て言うかな、何か危機感にはなってなかったというか。
なるほどね。
別にまあいいかみたいな。
じゃあその逆にすごくひもてなことをコンプレックスに感じている人っていうのは、本来こう人が好きで一緒にいたいみたいな人が多いんですかね。
まあそれは人それぞれなんだろうけどね。
自分も別に人が嫌いなわけではないから、嫌いなわけではないけど、まあでもその何て言うかな、だから自分、えーと、なんか好意を寄せてくる人がいなければまあ一人でもいいかなみたいな感じかな。
ああなるほど。
あとね、もちろんその自分が好意のある人がそれを返してくれたら嬉しいけれども、返してくれなかったらまあしょうがないよなっていうぐらいの感じかな。
わかります。
そうそうそう。だからまあ少なくともこう男性の全体の中でモテる方ではないんだろうなという認識はあって、だからなんかそんなに特にそこに何か期待もしてないしっていうような感じで、まあ10代、20代前半ぐらい。
期待してなかったんですね。
期待は。
そういうこう妄想とかなかったんですか。
いや、もしかしたら僕バレンタインチョコもらえるんじゃないかなとか。
どうだったかな。
いや、ちょっとそんなもとやさんはないんですけどね。
告白された経験
どうだったんだろう。そうだね、あんまり覚えてないから、たぶんそこまでこだわってはいなかったんだと思うけど。
そうですね、バレンタインが記憶にないぐらいの感じですね。今の返答は。
そうですね。チョコレートは好きなので、もらえたら嬉しいっていう。
それは記憶にない。
物として嬉しい。
そうそうそう。っていうのはあったけど。
で、その質問ですよね。告白されたことがあるかどうかっていうので言えば、まあ1回はあります。
1回はあります。
私以外からですね。
そうですね。
してないよね。
たぶんしてなかったと思う。
どっちがどっちがこちらかなって伝えたり。
1回はあって、それが、ただなんか、これは自分の完全に後からの解釈だけど、
本当に好かれていてというよりは、たぶんその時にその人がやっぱり寂しかった。
で、一番返してくれそうだったっていう。
なるほどね。
そういうポジションに自分がいたっていうことだろうなと思った。
だから別にそれがなんかね、その後は別にこじれたりはしなくて、それまでと変わりなく。
じゃあその交際に至ったりとかするわけじゃなく、普通にそのままの距離感で続いたってことですかね。
そうそうそうそう。
離れるでもなくて。
そこを確認されて、それはちょっと違うかなっていう返事をして、じゃあまあしょうがないかっていうぐらいの。
だからまあ相手も、なんていうか、いけるのかどうなのかみたいな。
もう一歩進めるのかどうか。
それでいいのかどうかみたいな確認がしたかったという感じなんじゃないかなと思って。
いい関係ですね。
いい?
いい関係。
いい経験でしょ、告白の。
そう、そう思いました。
まあまあでもそうだよね。
特に嫌な思い出にはなってないですね。
それは。
いやあ、敵じゃないですか。
確かにね、告白、割とこう独りよがりな告白になりがちですからね。
そうですよね。
しかもなんかね、お互い割と誠実というか、そういう印象を受けました。
まあ確かに、そこでなんか変に曖昧には答えたくないなとは思ったんで。
優しい。
優しい。
優しい。
優しい。
それが良かったっていうのはあるんだろうね、多分ね。
そこで微妙な態度を取ってたら、ちょっとなんかややこしいことになってたかもしれないですね。
そうですね。
こいつって急にね、反転しちゃったかもしれないですね、その行為がね。
なんか実は、もつれさんの告白された回数は知ってたんですけど。
でもなんか、1回なんだ、みたいな感じでしたね。
そんなもんですか、みたいな。
でも私からしたら、イケてるメンタル、イケメンだっていう認識だったので。
イケメン1回か。
それ良いですね。
イケてるメンタル。
イケてるメンタルがイケメンの略です。
なるほど。
1回なんですね。
そうですね。
でもなんかすごく良い回ですね。
まあそうですね、確かに。
うん。
そんな感じです。
あーちょっと、もつれさんが頑張って自己開示してくれました。
自己開示して。
いや、良いお話でしたね、本当に。
うちのさんも話せる範囲で全然いいので。
いやいや。
どの切り口が。
私はですね、ちょっと本当にもう人に怒れる恋愛を、残念してきてないんですけど。
急に自信満々になってますね。
恋愛はだいたい誇れるもんではないですよね。
まあまあ、まあまあ。
もう本当失敗の歴史。
初めての告白経験
まあでも告白されたかっていうと、まず一番最初に思い出したのが、
僕中学校2年生の時に、その1個下の後輩の話したこともない女の子からですね、告白されたことがありました。
へー、それびっくりしますね。
で、それが、なんかあの、僕の地元の裕富院の帰り道の田んぼの、本当にこう、あぜ道の中心で、その女の子に。
田舎の思い出。
そうそう、呼び止められて。
へー。
しかもちょっと離れた距離から、その子が思いをですね、叫んでくれたんですよね。
え、すごいですね。
青春ドラマ。
強烈、青春ドラマですよね。田舎の田んぼのあぜ道。
で、そのなんていうか、そのまっすぐな彼女の告白に対してですね、私はそういう免疫が全然なかった。
私は、なんか怖くなって走って逃げちゃったんです。
もうなんか、ジブリ、かんた、かんたばり、かんたばりの。
いや、めっちゃ愛おしいじゃないですか。
うわーってなって、もう大パニックというか、なんかこれ、友達同級生とかに見られてたらどうしようとか、その彼女のね、そんな言ってくれた彼女の気持ちを考えずに。
本当にね、悪いことしたなと思うんですけど、もうちょっと慣れてなさすぎて、走って逃げちゃったんですよね。
でもやっぱりなんか、すごいそれは、なんか残ってますね。
なんかこう、その次の日とか学校行くとやっぱり気まずいんですけど、で、その気まずさでその彼女もその返答を待たずして悟るというか。
そんな感じだったんでしょうね、きっと。
カフェでの恋愛観
で、それでなんか、うわーみたいな。
でもなんかすごくないですか、平成初頭でその、そのトレンディードラマのような。
そうですね。
ドラマのワンシーンみたいなね。
本当に映像浮かびましたよ、やっぱりちょっと小さな富士山が走って逃げてるところが。
走ってね。
僕は身長伸びんの遅かったんで、親が大きめに買ったあのガクラン、ダボダボのガクラン。
あれで走って逃げてました。
最高じゃないですか、100点ですね。
でもなんかそれはこの年齢になったからこそ本当に甘酸っぱい思い出としてもらえられる感じですね。
いやでもすごい、あれができる、あの告白ができる、あの子はすごいなと思いますね、未だに。
そうですね、すごいですね。私は今でもできないです。
なんか人間としてすごい、でかい。
何かこう影響を藤野さんに与えるために現れたパーソンだったんでしょうね、キーパーソンだったんだと思います。
でも本当その後はなんかモテ、さっきねモテみたいな話出たんですけど、僕はあのやっぱり基本家業がサービス業なので、
なんかこうやっぱり人に喜んでもらったり、人がこう言われて嬉しそうなこととかをなんかこう考えるみたいなのは結構癖づいてたんですよね。
でその、でただ別にこうそんなに花々しい学生生活を送ってたわけでもないので恋愛的な意味で、
なんかそのいわゆるこうキラキラした大学生とかそういう人たちを割とこう遠目に見ていたんだけども、
なんかこうちょっとこじれた感じで僕も大人になったんで、
前のそのカフェの時に結構その、
カフェで働いてた時ですね、店長を。
そうカフェで働いた時ですね、そうですそうです。
その時っていうのがやっぱりその僕のなんていうんですか、お店の売り上げと生活が本当直結してたんで、
なんかやっぱりこのモテないとしょうがないんですよね。
モテで、
そっか、そうですよね、カフェの店長ってそうですよね。
で、すっごくストイックにモテるよう、どうやったらモテるかを考えていました。
えー、努力されたんですね、そこで。
そう。
えー面白い。
でまぁ、ただその結果どうなったかというと本当に精神、精神遠征に良くなくってですね。
あ、そうなんだ、ダメなんですね。
そう、やっぱり売り上げが上がれば、言ったら誰でもいいので。
好き、そうそう、本当に売ってしまえば。
確かに、お金払いが良ければみたいになっちゃうんですよね。
売り上げが上がれば誰でも好かれたかったっていう感じだったんで、
なんかその本当にかなりややこしい方に好かれたりとか、
そうですかね。
なんかそういうのもたくさんありましたね。
それは自己開示せずに、僕という人間を何も出さない上で相手の喜びそうなとかなんだろう、
なんか言ったことを覚えててとか、誕生日とか覚えててとか、
次にその人が来た時に好きだっていうお酒が置いてあるとか、
そういう細かなこととかを、その営業、普通の接客ですよ。
普通の接客なんだけど、どうやったら喜んでもらえるかなをやって、売り上げを立てようとしてたんですよね。
嬉しいですよね、でもお客さんからしたら。