古田希美さんの活動紹介とキリンヤの成り立ち
みみみえラジオ
今回も始まりました。みみみえラジオ、パーソナリティの玉置ゆり子と、西川桃江です。よろしくお願いします。
今回も伊勢から熊野へ、耳から三重へ。みみみえラジオは毎月4回、だいたい毎週金曜日にスポティファイ、アップルポッドキャスト、YouTubeミュージックなど音声配信プラットフォームで最新の番組を配信しています。
前回に引き続き、熊野市の木下町にあります記念通り商店街の中にある、表はどら焼き屋さん、でもその実はいろんな若者たちの居場所になっているスペースであるキリンヤさんの2階にお邪魔して収録をしています。
じゃあ早速今回もゲストさんをお迎えしましょうか。お願いします。
手作りどら焼きのお店、キリンヤの古田希美です。
いきなりのフリでしたけれども。
先週ね、いろいろ古田さんのご活動のことをちょっと全般お聞きしたりとか、ももちゃんとの接点なんかも聞いてきましたけど。
ただのどら焼き屋さんじゃないねっていう話をさせてもらって。
居場所づくりという活動をされているという。
居場所づくりって結構ね、こういうことやってる人とかね、やりたいなって思ってる人結構いるのよ。
ももちゃんも結構私も一人ですよね。
そう、今からっていうかね、やっていきたいなって思ってて。
で、いろいろ古田さんにお話、どうやって作っていったのとか、どういうものがいるのとかっていう話とか聞きに来たことがあるんやけど。
なんかそういうのもね、今日お話ししてもらうと、もしラジオを聴いてる方で、
そういうスペースづくりしたいなって思われてる方って、
あ、そんな感じでできるんやとか、っていうのも思ってもらえるんじゃないかなって。
このプログラムは、コバダーマンとあなたによって作成されました。
でまぁ、
空き家になっとったんですね。
空き家になっとったところを、私がどれ空き屋さんをするのに、また空けたみたいな感じなんですけど。
だから少し階層とかそういうのもされてる。
お店屋さんをね、お店屋さんからお店屋さんやから、そんなに大きな階層はなかったんですか、厨房とか。
いや、でも結構ありました。
こっち?こっち?見えない。
裏側ね。裏手の方かな。
道路に面してない方。
両親が人から買った店舗やったもんで、後ろにも喫茶店みたいなのがあったんですよ。
それを崩して、ここまで綺麗にして、
あとトイレも水泉にしてとか、そういう改修はしました。
でもお店自体はそんなに改修はしてなくて、壁張り替えたりとか、
厨房も、厨房でもちょっと改修したかな。
そのドライ機をするためにってことですよね。
そうです。
ところ2階なんかはほとんど改修なし?
なしです。
ですよね。
この下が畳み合ったのが床になったぐらいですかね。
だから本当に普通のお家。見た目も2階なんか特に普通のお家じゃないですか。
そうですね、確かに。
で、あと本とか結構置いてらっしゃるけど、漫画とか。
これは言ったらみんな持ってきてくれて、そうなんです。
そうなんだ。
そうなんですよ。
だからすごく大げさなというか、すごい場所づくりするためにっていうことで、
古田さんの場合はドライ焼き屋さんがあったから、
ドライ焼き屋さんの店舗っていうところは改装はされてるけど、
他の場所づくりのところはそんなにものすごい回収とか、そういうの本当にいらないよなっていうのもあったし。
そうそう。
どっちが先だったんですか?ドライ焼き屋さんをやろうっていうのと、
そういう場所づくりの場所にしようっていうのは同時?
構想としては同時で、先にドライ焼き屋をやって落ち着いてきたんで、
じゃあ次こっちみたいな感じです。
なるほど、じゃあもう同時。
もともと古田さんの頭の中にはドライ焼き屋さんもやりながら、
それが利口になる居場所づくりまで考えて始めたような感じ。
居場所づくりというか、社会課題を解決するような何かをやろうと思っとって、
空き家改修と場所づくりのプロセス
それが何なんかはわからんけど、そのうちするぞみたいな。
5年目に入るから、もう大概せな、自分でちゃんとそういうふうに思って始めたんやから、ちゃんとせなと思って。
そうか、じゃあドライ焼き屋さん5年やって、そこから居場所づくりの部分も。
3年でやりたかったんですけど、寄せんかったです。
3年で、5年でステップアップしてきたかったんですけど、寄せんかった。
だいたい5年目でできたって感じです。
でもそれが形になって、今少しずつ人が来てくれるようになって、ということですね。
さっきも女性の方で、30歳ぐらいまでの方が来てくださるっておっしゃってましたけど、地域の方も来てくださるんですよね。
そうなんです。
そもそもサポートまでは行かへんけど、話し合いてみたいな感じで来てくれるんですか。
なんかやっぱドライ焼き屋さんに遊びに来て、私と話しに来て、そこでみんな知り合うじゃないですか。
ほんで話してくれるみたいな感じです。
すごい自然よね。何かこう、サポートでボランティアで来てますみたいなんじゃなくて、ドライ焼き屋さんに遊びに行って、話しに来てるついでにここにおる人と一緒に喋っとるっていう感じですよね。
そうなんです。
きっとみんな古田さんに会いたくなるんですよね。
そうやと思う。
そんな気がする。
ちょっと喋りに。
会って、ちょっと優しく抱きしめてもらうような、でもちょっと刺すところは刺してくれるようなみたいな。
きっとそうなんだろう。ももちゃんも場所作りをされようとしてますけど、やっぱこう、人に会いに行きたくなるというか、その人に会いたいからそこに行って、
そこにいた人とも新しいつながりができて、みたいな感じで広がっていくんでしょうね。
私もどういう経路をたどるかは全然分からないというか、本当にこないだ来てくれたお姉さま、私と話ししにおいって入ってきて、
その人が若い子と、あんたどうなんみたいな、おばちゃんも今ちょっといろいろ悩んどってみたいな話をしてくれて、すごいよかったって言って帰ってきました。
大人も完璧じゃないってすごい言ってくれて、今ちょっとこんな職場でこんなことがあって、今日はめっちゃ悩んどって、今それでここへ来て話ししようと思ってきたんやみたいな。
ちょっと愚痴聞いてもらおうかなぐらいの感じでね。
それどうなんとか言いながら。
それすごくいいですね。私今逆に大人でも若い子に相談したいかもって思っちゃいました。
それならではの視点ってすごいあるじゃないですか。大人は大人の社会で会社の中、組織の中で悩んでたりするけど、
似た悩みを持ってる子たちも、学校の中とか家庭の中とかで会ったりとかして、お互いヒントがもらえそうな感じしますよね。
一見悩んでなさそうな人も、結構意外とみんな大変なことあったりとか、それ聞くとまたみんな、あの人も大変なんやなって思いながら、
なんか天気に生きとるように見えてるけど、意外と苦労してるんやな、みたいな。
ちょっと勇気になってかね。
そうですよね。
なんか結構人の悩み聞いて、えーとか言いながら、よかったみたいな。
分かる。なんか自分だけがこんな悩み続けてるわけじゃなかったんだみたいな。
渡る世間は鬼ばかり。
ちょっとその世界観。
みんなのゴタゴタ聞きたいんやね、あのドラマは。
それはあれかもしれませんね。
ありとあらゆるゴタゴタね。
確かに。
家の中のさ。
それって逆に身近な人に話せなかったりすることって結構あるじゃないですか。
家族には言いづらいなとか、普段の友達には言いづらいこととかってあるじゃないですか。
それをこう、逆に全然関係ない人に喋れるみたいな場っていいですよね。
確かに確かに。
そっかーね。
その森田さんがもともとこの、そういう場所を作りたいと思ってたその理由というか、戦っていうのはどんなところなんですか?
戦?
もともと。
あ、もともとってか。
もともと福祉の仕事もされてるし。
でもここに焦点を当てたのが、今やっとる仕事が、ちょっと行きづらさを抱えてる子たちと割と向き合うような仕事なので、
こういうのを地域にないと、みんななかなか行きづらいよなと思って、
じゃあもうこれを、これでやっていこうじゃないですけど、
これをこのうちのお店を使ってやっていこうかなっていう、仕事からヒントを得たじゃないですけど、
仕事じゃなくて、地域の中でというかね。
これがないと、社会課題の一つかなと思って、これが。
だからこれをちゃんと解決するためにやろうかなと思って。
それは多分、該当する人にとってはすごい嬉しいことですよね。
地域における居場所の重要性と人々の繋がり
そういう場所があるって。
すごい、だってどこにも助けを求められなかったりとか、
例えば、すごく本当に悩んでるんだけど誰に相談したらいいかわかんないとかっていう子たちは絶対いますもんね。
特に人口がある意味少ない地域だからこそ、そういう窓口もある意味都会に比べたら少ないのかもしれないし。
だって家以外で行く場所とかね、っていうのがやっぱり少ないわけですもんね。
都会だったらさ、何もでもあるやん、そういうちょっとお店、気晴らしにお店行こうかなとかさ、
誰も知らん喫茶店に行こうかなとかじゃないけどさ、
でも、やっぱり田舎で店も限られとると、喫茶店行きゃ知っとる顔ばっかり。
確かに、そうだよな。町を歩けば、近所のおじさんにあたり。
そうね。
ってなってくるとさ、何も気にせずに、ちょっと心休まるじゃないけどさ、
ただちょっと家以外でおって、普通に話ができて、みたいな場所があったらね。
すごいなと思って。
最近は一緒に夜ご飯を食べようっていうので、月一回一緒にご飯を食べるを始めたんですけど、
そこらへんに今、水地場欲しいなと思っとって。
どら焼き屋さんの厨房を使ったら、やっぱり匂いとか汗とか、そういうのが嫌やもんで、
だから今、食器を使って、ここでガスコンロを使ってカレーとか炊いたりしてるんですけど、
でも結局、自宅へ全部それを持って帰って洗っとるんですよ。
大変だ。
ここの下のね、どら焼き屋。
流しちょっと別にしたいですよね。
そう。
確かに。
なんかこう油とかついたら嫌やし、匂いもついても嫌やしと思って。
なんかちっちゃいミニキッチンみたいなのがあればね。
あったらいいですね。
今、ミニキッチンはちょっと確保しとって、大工のおじちゃんに言っとって、
あとなんか水道管を引くだけなんですけど、それもちょっと補助金狙いでいこうかなと思ってるんですけど。
そうですね。
実現してほしい。
ねえ。
あとちょっとね、見積もりがあと何万ぐらいいるんかなっていう感じですかね。
ねえ。
だからね、実際にはそういうさ、お金もいるわけやんか、その場所づくりしてから。
ねえ。
だからそういうのも、この間もね、そういうみんなで集まったときにね、こういう補助金を使うとこういうことができるよって話もちょっとみんなで共有したりとか。
そういう情報共有も。
エアコンとかも入れたよとかっていうこともね、教えてもらったりとかね。
それも大事なことやなと思うし。
本当ですよね。なかなかだって、今までないサービスだったってことはそれだけやるのが大変だってことだし、やれる人がいなかったってことだし、
手を挙げる人もいないぐらいその大変なことをご自身の意思でね、やられてるっていう、それで救われる人がいるかもしれないっていうのがすごいことですよね。
なんかもう一人とか二人とかでもまあいいかなと思っとって。
そんなんね、何十人をとかじゃなくて。
そうね。
でもなんかこのこたつへ入れるぐらいがなんかいいかなと思って。
そうかもかね。
確かに。
だって何十人何十人って来たってさ、結局丁寧に聞けへんかったりとか。
そうそう。
なんか今もそんなにね、話は別に聞いたっとるってわけじゃないけど、やっぱこう一緒にね、ご飯食べたりとか、おやつ食べたりとか、そのぐらいでいいかなと思って。
だからそういう場所がたくさんできればいいわけですよ、地域の中にね。
活動における手応えと今後の展望
ふるたさんその活動をしてて、すごい嬉しいなというか、なんかちょっと手応えじゃないんですが、そういうのを感じるタイミングはどんな時ですか。
手応え?
手応え?
とかなんか、いいやんみたいな。
これすごい嬉しかったとかさ。
あーね、なんかこう、やっぱりその、いいことと悪いこと、なんか表裏一体というか。
なんか一回、もうほんとにこう、一回と二回、7、8人バッて集まったことがあって、それはもう地域の人もみんなっていう感じですよね。
なんか私はすっごい疲れたんですけど、多分でもなんかいいんやろうなと思って。
今、私はすごい疲れとるけど、多分これが理想的な形なんやろうなと思って。
そうなのかな。
わかります?なんか言いたいこと。
なんか、別にスタッフと来てくれる人とかじゃなくて、なんかなんとなく遊びに来た人、みんなで話しするみたいな。
はいはいはい、そういう場の方が広がりがあってっていうことなのかな?
なんかそうそう、なんかそういうのがいいのかなと思って。
確かに。なんか私勝手に思うんですけど、古田さんは疲れない方がいいと思っておった。
そう、私も思った。古田さんがあんまり疲れとるとね。
そう、でもなんか疲れとるから。
そう、どうしたらいいんだろうね。まあ陽気人って気も使うし。
いいんじゃないですか、その。
気使うよね。
うん、気使うよね。
古田さんがね。
なんか怪我とかしてもいかんしね、あまり。
そうそう、気使うわ、そりゃ。いっぱい人来たら。
なんか私はたぶん6時からどら焼きを焼いとって朝の。で、からの6時までのたぶん12時間とか。
結構疲れるわ。
そうそうそう、もう立ちっぱなし喋りっぱなしみたいな。
それは疲れますよ。
だからもう2時ぐらいからもうちょっとなんか結構ボーっとしとって。
はいはいはいはい。
あーって来てくれたんや、みたいな。ボソッて言いながらボーっとしとって。
うーん、そうか。
ちょっと魂抜けた感じで。
だからでもやっぱそれだけ大変なことなんですよ、そういう場を作るっていうのは。
やっぱ人を迎えるっていうのは簡単なことではないからこそやっぱね、やる古田さん本人も心地よく、なおかつ来る人にもなんか価値が提供できてみたいな。
そう、ウィンウィンになるといいですよね、本当に。
えー、なんかその居場所づくりやる中でそういう悩みとか壁に当たることも絶対あるはずで。
そういう時にまたこう相談できる相手が、たとえばももちゃんも場所作ろうとしてるから、そのさらに一段上のコミュニティーがあるのもいいですよね。
そうですね、本当ですね。
いろいろこんな大変なことあったとかさ、その話するだけでもね。
本当はなんかこうやって地域に表からは見えないネットワークができていく感じがありますよね。
そういう人たちがつながって、なんか優しい世界ができたらいいなみたいな。
この間もほら、紀北町。この間ね、紀北町のレモン農家さん行ってきたんやけど、そこは町ライブラリーって言ってね、本を置いてそこに来てもらうっていう。
あれもだから居場所づくりですよ。
そうですね。
そういうのもされとったしね。そういうのもあるしね、いろいろあるね。
なんか学習塾された方もいらっしゃったしね、紀北町の方の方は学習塾も一緒にされとって、居場所づくりされてましたし。
すごい、だからそういうのが増えていって、つながり合っていったら、きっと何か社会問題の解決っておっしゃってましたけど、何か一つ解決できそうな感じが、希望がありますよね。
話を聞いたところで、また来週も引き続き古田さんにお話を伺っていくんで。
あとここの建物もちょっといろいろ面白いことを使ったり。
そうですね、その辺話とかも聞きたい。
おかえり食堂とかも聞きたいし。
なので、今回はそろそろお開きですが、また次回もよろしくお願いします。
ということで、ここまでのお相手はパーソナリティの玉置由里子と西川桃江と古田紀美でした。
ありがとうございました。
またねー。
この番組はトリオ事務局がお送りしました。