町ライブラリーの魅力
耳見えラジオ!
今回も始まりました、耳見えラジオパーソナリティの玉置ゆり子と、西川桃恵です。
この耳見えラジオなんですが、毎月4回、大体毎週金曜日にSpotify、Apple Podcast、YouTube Musicなど音声配信プラットフォームで最新の番組を配信しております。
今日は、紀北町、南伊勢から、今日は私30分くらいで来た。
今日は、私、三原町からは1時間くらいですかね。
去年、熊野大瀬道路が工事してるんですよ。
あそこ、結構ね、頻繁に割と工事するんですけども、ありがたい。安全のために工事してくださったんですけども。
まあ、ちょっと時間かかりますわね。
春丸。
春丸って言われても無いけど。
そう、すごいでも途中で海に寄ったりして、私は気持ちよく楽しく来ましたけれども。
紀北町に今回は来ていて、紀北町の町役場のほぼ目の前にある、ちょっと小さな事務所みたいな感じの建物の中を覗いたら、
壁一面が本棚になっている空間で、かと思えばレモンがいっぱいみかん箱に置いてあったりとか、
やたらデカいモニターのオシャレなオフィスみたいなところが一つの空間に同居しているという、
なんですかこれはという場所に来ております。
本を通じたつながり
今日は、ここの場の主であるお二人にお話を聞こうと思います。
本日のゲストのお二人、自己紹介お願いします。
はい、伊勢市レモン農園の宇治原と申します。
宇治原、下の名前は?
宇治原翔平です。
翔平君と一緒に町ライブラリーをしています。
妻のミサです。
ミサさん、よろしくお願いします。
翔平さんは大谷さんの?
大谷翔平です。
大谷翔平です。
よろしくお願いします。
翔平さんは大谷さんと同じ?
大谷翔平と一緒です。
漢字も一緒です。
すぐ覚えた。
翔平、翔平って入っておりましたけれども。
こんな面白い空間ですけれども。
私、まず聞きたい。
町ライブラリーって何ですか?
確かにね。
うちの周り、町ライブラリーとか見たことないんだけど、
町ライブラリーって県内にも何箇所かあるみたいで。
そうですね。
いったい何でだと?
ここの、まず説明しておくと、
この今いる私たちの場所が、
伊勢市レモン農園というレモン農園さんの事務所
兼、宇治原翔平さんのオフィスでもあり、
それプラス、町ライブラリーという名前の
施設図書館みたいなものですか?
を形容されているという。
でもその町ライブラリーっていうのは何なんですか?
っていうのをまず聞いてもいいですか?
町ライブラリーっていうのは、
翔平さんと美砂さんの紹介
本を返して人がつながる場所っていうもので、
図書館でも本屋さんでもなくて、
人がメインの本のある空間みたいな感じで言われていて、
結構全国にたくさんあるんですけど、
本屋県にも10箇所ぐらいあって、
東吉州にはここが初めてという形で
作らせてもらった感じになっています。
何かの元々あるカフェとか事務所とか、
そういうところに町ライブラリーを作るっていうイメージ。
そうですね、元々あるカフェとか病院とかの一角に
本を置いてされている方もいるし、
自宅の小さい場所を開放してされている方もいて、
すごく気がぐるに始められる取り組みです。
届出か何かをして、町ライブラリーですっていう届出をされるんですか?
一応町ライブラリーという団体があるので、
そこに申請して許可というか、
だいぶOKですよって軽くいただけると思うので、
そしたら町ライブラリーと名乗っていいみたいな。
面白い。
なんかそのルールとかはないんですか?
本は何冊以上なきゃダメとか。
全然全くなくて、条件も本当に少なくて、
一応なんかあるのが、メッセージを付けた本を持ち寄って、
その感想カードっていうのがあるんですけど、
持ち寄った人の感想があって、
次に読んだ人がまた次に感想を書いて、
また次に読んだ人が感想を書いて、
そうやって感想で人をつないでいくっていう風な取り組みがあって、
いろんな方の本を持ち寄って空間を作るっていうのがあるんですけど、
全然それも私たちもできてないんですけど、
一応そういうのはあったりします。
いつからマチライブラリーは持ち上げられたんですか?
お盆ぐらい。
ほんとまだ数ヶ月、3、4ヶ月くらい。
何がきっかけだったんですか?
もともと私がマチライブラリーっていうのは興味があって、
もともとカフェで本読んだりとか、
本のある空間が落ち着くなとか思ってたりして、
で、マチライブラリーっていう取り組みをなんか知って、
いつかやってみたいな、人と話したりとか、
人と交流する場とかも好きだったので、
なんかすごいいいなと思ってて、
で、この夏に結婚して紀福町にやってきたんですけど、
そしたら旦那さんの実家の下が空いていて、
もう本棚があって、並べられていて、
もうこれ始められちゃうなっていう。
すごい。
運命やんけ。
ここあったんですか?もともとこの今壁一面の本棚は。
もともとここが祖父の洋服直しをしてた場所で、
結構洋服がかかってたんですけど、
それを取って壁一面だけ変えて、
知り合いの大工さんに作ってもらって、
自分の本をただ置こうと思ってたところ。
じゃあこれ自分の本なんですか?
仕入れてきたとかじゃなくて。
大体は自分の本と奥さんの本と、
まだ親の本もあったり。
なんかいいですね。
その人の本棚を見ると、
その人の人生がわかるみたいな言葉あるじゃないですか。
面白いですよね。
結構ね、ビジネス賞がまず多いなと思った。
これは翔平さんセレクトですか?
そうですね。
すごいな。
リハビリとかさ。
そうですね。
それもしかしてミサさんの?
そうですね。
並びとかも別にバラバラで並べてるんですか?
一応雑誌系と、
ちょっと街作りとか地域系。
ビジネス系と仏教系とサッカー系のリハビリ。
お子様とか。
ちょっと難しそうなのは一番上にやってます。
これ何冊くらいあるんですかね?今。
ちょっと数えたことがないので。
たっと見、何段これ?
3冊くらいあるかな。
5段くらいの。
こっちにも小さな本棚があるから。
ここは実際、例えば地域の人とかが本を読みに来るようなことはあるんですか?
はい、あります。
ちょっと前から貸し出しも始めたんで、借りていってくれる人もいたりします。
ほんと図書館みたいな感じで。
どの本がおすすめ?みたいなのを聞かれたりするんですか?
どういう本好きかとか聞いたり、
こういうのが合うかもみたいなのは言ったりはしますけど。
これ多分ほぼ読んだことある本が、誰かしらは読んだことある本なの?
もうですね、読んだことない本も結構あるよね。
ツームブック的な。
ここに置いておいたら読むかなと思って。
ねえ、ぼもちゃんも今、自分の拠点を作ってるところだから、
好きな店で作って、みんなが集まれれば、
その場所の一ヶ国をこういう風にすればいいんですかね。
確かに本目的で来てくださる方も増えるやろうし。
来てくれた人とまた色んな話ができるし。
今、お二人にちょっと迷いながらも、この一冊を選びいただいたんですけど、
翔平さんの一冊は何ですか?
明日死ぬかもよっていう本ですね。
人生最後の日に笑って死ねる27の質問。
どんな本なんですか?
死を意識することで今をちゃんと生きていくみたいな。
めっちゃかいつまんですけど。
後悔しない生き方の話で、
最初の冒頭でアメリカの90歳以上のご老人に聞いた質問で、
90歳以上の、90年の人生を振り返って、
唯一後悔していることは何ですか?っていう答えに対して、
90%の人が同じ答えで、もっと冒険しておけばよかったっていう。
これすごい印象に残ってて、
自分が迷った時とかは、やりたいことをやろうっていう思える一冊で。
この一冊は図書館のこの広い棚じゃなくて、
翔平さんのステージの片側に置いてあった。
そこで認定してくれたんですよね。
本当座右の銘に近いような。
これは本でも読むんですけど、
Amazonオーディブって耳でも何十回も聞いてる一冊です。
明日死ぬかもよってことですね。
いいですね。
これでもここに来ても借りることもできるのかな?
言ってくれたら。
大事なことだけどね。
だって常にデスクに置いてあるのに。
借りるのは忍びない感じはするけれども。
貸してくれるんだね。
ありがとうございます。
みささんは?
私はこれわりと新しい本なんですけど、
吉竹信介さんっていう方がすごい好きで、
この方のメメントモリっていうかわいい。
かわいいけど、
メメントモリも何でしたっけ?
死を思えみたいな。
ちょっと似てますよね、翔平さんの。
死を意識することによって予期せよみたいな。
どんなのですか?
メメントモリっていう言葉があるんですけど、
それも面白く捉えてて、
メメントモリの話。
名前がついたメメントモリっていうキャラクターのお話で、
お姉ちゃんと弟の話なんですけど、
簡単に言ったら、
どう生きていってもいいんだよっていうか、
もっと人生自由に考えて生きていけばいいよ、
みたいなメッセージが込められてる。
中もあれなんですね。読みやすいっていうか。
そうなんです。絵が多くて。
文字が大きくてね。
すごい読みやすくてかわいい。
小学生くらいでも読めそうな感じだし、
大人が読んでもいいし、みたいな。
なんかちょっと共通するね。
面白いなと思って。
その中でもメメントモリって紹介されてる。
そこまで。
2人の共通する価値観がそこだったのかな。
シンクロです。
結婚指輪の裏にもメメントモリって入れた。
すごい。
なんかときめいちゃった。
なにそれ。
新婚さんいらっしゃるじゃないですか。
ひっくり返された。
これもだね。
そうですか。
そういう2人とも冒険心を大事にされてるところがあるからこその、
この今があるんじゃないですかね。
すごい。
ちょっと感動いね。
ちょっと時間以降、お2人の歩みとか、
冒険心の部分の生き方とか、
働き方とかはまた次回聞くとして、
もう少しこの場について今回は伺いたいと思うんですけど、
さっきちらっとおじいちゃまの仕事場?
隣が洋服屋さんで、ここが修理っていうか、直す所やったんですよね。
こっちが婦人服と紳士服売ってて、
こっちが洋服直しを専門にやってて。
デスクがね、すごい良いの。
広いデスクですよね。
それうまいことパソコンでやられてるけど。
服を広げて、ズボンとか広げて直すのにちょっと広く。
すごい使いやすそうなデスク。
電気入ってんの。
そうか。
これはもうこのおじいちゃんがここを使わなくなった時から、
ここ使おうというのは決めてた?
そうですね。
祖父は去年ぐらいに亡くなったんですけど、
その亡くなる前からここ使っていいって言ってくれてて、
このすごい良い机が使いたいなと思って使ってます。
おじいちゃんも喜ぶよ、これ。
本当にね。
おじいちゃんが使ってた頃は、
街の人が服を作ってもらいに来るとか、
そういう場所だったんですか?
そうですね。
ここの場所で打ち合わせして、
そこの作業場で洋服直しして。
すごく味のある事務所。
だから今も人が入ってこれる図書室として、
でも奥はお二人の作業スペースだったり、
レモンの出荷とかにも使っていらっしゃったり、
カゴいっぱい入ってたもんね。
今私たちは、
図書室側のドマみたいな所で喋ってるんですけど、
もう一歩靴脱いで奥入れば事務所スペースになってて、
そこがすごく手の届く場所に全部があるっていうか、
デスク、いわゆるパソコンと広いモニターと、
広い作業スペースと、
そのすぐ後ろに梱包紙材がいろいろ。
段ボールとかテープとか、
レモンそのものもみかん箱に入って積んであるし、
いい事務所よ。
そう、いい事務所。
ありがとうございます。
使ってて感じますか?
いいなって。
そうですね。やっぱ机が気に入ってたんで、
じいちゃん亡くなって取ろうかなって親も言っとったんですけど、
残しといてほしいって言って残してもらったんで。
すごくいいね、おじいさんのやつ使えてさ。
そのまま受け継いでまた別の形で。
ちょうどサイズ感もいいですもんね、この事務所の所管するのに。
本当に落ち着きますもんね、この空間。
ふっとしちゃって。
ぜひぜひ皆さん来てもらって。
あとイベントがあるんですって。
そうなんで、それを聞きたくて、
この12月にイベントを企画されてるとか。
2回あって、1回目が12月の19日、金曜日の夜7時から9時ぐらいで、
紅茶と本を楽しむようなイベントを企画してて、
紅茶、詳しい方が作ってくれて、
あとはつんどく、本読めてない本とかここで借りてもいいんですけど、
それを一冊持って、ちょっとなんでそれ選んだかって紹介と、
そこから1時間ぐらい本読んで、あと自由で解散っていうのと、
翌日土曜日は1時半から同じように本一冊読んで、
ブレイクタイム、おやつタイムで、今回はコーヒーとレモンのお菓子を食べて、
また本読むみたいな会を企画してます。
イベントと出会い
いいですね、読書会というか大人の読書会なのかな。
特に予約とかなしにフラッと現れてもいいんですか。
途中参加途中退出OKで、申し込めDMとかにしようか、
当日空いてたらフラッと来てもらってもいいかなと今思ってます。
これからちょっとイベント作ってもらおうかなと思ってます。
Instagramとかそういうので見てもらったら分かるんですね。
まちライブラリやドキホクっていうインスタがあるので、
そこでちょっと告知していこうかなと思ってます。
ぜひぜひみなさん。
今日ジラッと2人の一冊を聞いただけでも、やっぱ人柄が出るから面白い。
自分では絶対チョイスせえへん。
そこがまたそういう話で盛り上がる。
面白い人が繋がったり、この人そういうことに興味あるとか。
今自分が悩んでることがある人は、意外とその答えを本とともに持った人が
その場にいるかもしれないみたいな出会いがありますもんね。
それを提供されているイベントも開催されるということで楽しみでございます。
ぜひちょっとインスタチェックしていただいて。
というわけで、今回は藤原さんご夫妻、翔平さん美沙さんにお話を聞きました。
まだまだ気になることばかり。
これは続けましょう次に。
次回は死を考えることにより冒険に踏み出した2人。
面白い。
そこのあたりを掘り下げてまた次回聞きたいと思います。
死ぬと思ったら何でもできるもんね。
本当に本当に大事ですよ。
勉強になりましたんで。
また次回詳しく聞きましょう。
聞きたい聞きたい。
はい、ということでミミミエラジオここまでのお相手は
パーソナリティの玉置由里子と西川桃江と
内原翔平と
藤原美沙でした。
ありがとうございました。
またね。