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アメリカ建国250年・トランプ大統領の演説
2026-07-07 09:37

アメリカ建国250年・トランプ大統領の演説

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授で国際政治学者の三牧聖子さんによるニュース解説です。日々の国際情勢を分かりやすくお伝えします。

※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で毎週火曜日に放送したものです。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

国際政治学者の三牧聖子氏が、アメリカ建国250周年の祝賀演説と、それに伴うトランプ大統領の言動について解説。演説は団結を謳うどころか野党批判に終始し、アメリカの偉大さを戦争や軍事力に限定した内容であったと指摘。また、サッカーワールドカップでの判定介入疑惑にも触れ、政治権力がスポーツに介入することの危険性と、FIFA会長との関係性から政治介入の可能性が高いと分析している。

00:02
日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up.
毎週火曜日は国際政治学者の三牧聖子さんです。
三牧さん、おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
建国250周年演説とトランプ大統領の意気込み
まずはアメリカが7月4日、現地時間7月4日に建国記念250年を迎えましたけども、
その時の祝賀演説の方にスポット当てましょうか。
そうですね。トランプ大統領の演説を2回ですね。
その当日とその前日にはサウスダクタにある観光名所で、
その4人の建国の父はシントンをはじめ、4人の大統領が岩に刻まれているラシュモア山というところがあるんですが、
そこでも演説を行って、つまりトランプ大統領としてはこの4人の大統領に匹敵するリン・カーンとかですね、
自分は偉大な大統領になるんだという意気込みを見せて当日を迎えたんですが、
演説の内容ですね、さまざまな評価がありますが、
演説内容への評価:分断と政治色
一つはですね、今アメリカの政治を悩ませているのは分断。
いつも民主党と共和党、トランプ支持者、支持しない人争っていて、
この日くらいはですね、大統領が力強く団結や融和を謳ってほしいというやはり期待はあったんですが、
ちょっと中間選挙の前哨戦のようなですね、民主党は共産主義なんだみたいな冷戦時代のような言い方をして、
野党民主党を批判するような局面もあって、ちょっと団結の演説とはほど遠い内容になったという評価が一般的のようですね。
そうですね、国を称えるだけに終わらず、ちょっと政治色が入ったというのは残念でしたよね。
アメリカの偉大さ:戦争と軍事力への偏重
あとトランプ大統領といえばですね、アメリカを偉大にと、
今回の演説内容でアメリカの歴史を振り返ったんですが、戦争に関する言及がとても多かったんですね。
実は日本に関しても真珠湾攻撃とか、広島の戦闘とかですね、日本に関する言及もかなり多くて、
今までアメリカはこれだけの戦争を勝ってきた強い国なんだと確かにそれ事実なんですが、
アメリカの偉大さ強さってそんな戦争とか軍事力だけにあるのかどうかというところですよね。
世界に向かって価値を掲げるところとかですね、いろいろ国際機関を作ったり国際人道支援をして世界の人たちの福利に貢献してきたりとか、
いろんな偉大さがあったと思うんですが、とても軍事力、戦争を勝ったということに特化されたような、
そういうような内容だったこともいろいろ波紋を呼んでますね。
トランプ政権下の国際関係と強みの変化
トランプ大統領としてはそのアメリカの強さっていうところ、しかもその強さも武力による強さってところを皆さんに国民に示したかったんですかね。
そうですね、ただトランプ政権が発足して以来国際法とか国連とかが一番アメリカが背を向けるようになってしまって、
今までのアメリカっていうのは国際機関もある種上手く使ったりとか、
あと同盟国とこれだけ仲いいんですよと、これはロシアや中国にはない強みですよねということで、
そしたら世界の国と友好関係にあることとか、強力な同盟国がいることをアメリカの強みと見てきたわけですね。
でもトランプ大統領は結構同盟国との関係に亀裂を入れるような言動、ホルムズ海峡に感染を送って、
来ないんだったら同盟国じゃないみたいなことを言ったりですね。
いろいろ本当はアメリカの偉大さの厳選であるはずのものが、
トランプ政権でどんどんどんどんなくなってきていると感じている国民も多いと思いますね。
そうですね。
中間選挙と対照的なアメリカ像:ムダニ氏
その中間選挙を意識したというところで言うと、
あと共産主義だみたいなことを言ったのは、
無駄にしさんのことを意識してってことなんですかね。
まさにそうで、無駄にしさんは本当に最大都市の市長としてなんですが、
民主党の一番顔になりつつあると。
このトランプ大統領を演説の前に、演説を行ってですね、
無駄にしさんはそこで非常に対照的なアメリカの偉大さを打ち出したんですね。
トランプ大統領といえば、移民制限、移民を入れない政策を取っていますけども、
どんどんどんどん新しいアメリカ人が生まれてきたこと、
そういう非常に異なるアメリカ感を持つ。
ちょっと音声が乱れてしまって聞き取りづらかったところがありまして、
無駄にしさんのことについてもう一回お願いできますか。
無駄にしさんはトランプ大統領が前日に演説を行って、
アメリカという国は世界に対して開かれていて、移民がどんどん新しい人が入ってくる。
これはアメリカの強みなんだと。
さらに政権が間違ったことをした時には、不正義がある時には市民が立ち上がって、
政権ですら異議を申し立てすることがアメリカの強みなんだと。
かなりトランプ大統領とは対照的なアメリカ図を打ち出して、
今やこの2人が異なるアメリカを体現していて、今後アメリカはどっちに向かうんだろうと。
そういう関心からこの2人が非常に注目されていますね。
なるほど。
サッカーワールドカップでの判定介入疑惑
そしてトランプ大統領の行動として注目したいことがありまして、
今まさにアメリカで開催されているサッカーワールドカップですけども、
FIFAが下した最低に対してトランプ氏が介入して、
アメリカの選手にレッドカードが出てたんですけども、
次の試合にも出られるような、そういう運びになった。
これはどういうことですかね。
現代未聞ですね。
この判定は1960年代以降であり得ないと批判が今殺到している状況で、
トランプ大統領自身はですね、まずこのバログン選手はエースストライカーで、
トランプ大統領もこんな素晴らしい選手がレッドカードで出られないのはおかしいと、
そう感じて不公平だとFIFAのインファンティの会長に電話をかけて、
直接この判定に関して審査するように求めたことまでは認めているんですね。
ただ私が影響を与えたわけではないと。
インファンティのFIFA会長も私はトランプ大統領の発言を聞いて、
そうした判定を下したわけじゃないと。
双方独立性を、FIFAも独立性を主張してるんですが、
しかし客観的に見ればですね、ありえない、そうしたレッドカードが覆るってこれ、
この試合だけじゃなくて、今後の試合への影響甚大で、
じゃあこのカード取り消せないかっていう、
そういうアメリカ批判も含めた動きも出てきていると。
政治介入の危険性とFIFAの独立性
いろんなサッカー団体等もですね、
やっぱりこんなことが行われてまかり通ってしまっては、
フェアプレーの原則が保障されないと、
その時の政治権力は自分のお気に入りの選手を出して、
自国の選手を勝たせるために介入してくるということが前例になってしまいますので、
今ものすごい批判がFIFAに集まっていて、
明らかにFIFAは主政ですが、
FIFAも向かえられないですよね。
トランプ大統領の影響で判定変えましたとは言えないので、
多分このままこのバログン選手のレッドカードは取り消されたまま、
そしてこの選手も試合に出るということになるのではないか。
次ベルギー戦ですね。
まもなく9時キックオフの予定でアメリカ対ベルギーの試合が行われるんですけどね。
バログン選手がどうやら出そうだということですよね。
ただちょっとこういうスポーツの分野に政治がこんなに介入して、
そしてまたスポーツはスポーツ、
FIFAの会長は会長で、
これをそのまま受けるなんてことがあったとしたら、
本当にこれはね、許されないことですよね。
あり得ないことがあり得るのか、
このインファンティの会長ってとってもトランプ大統領と親しいんですね。
映画賞を送ったりもそうですよね。
ですのであり得ないことがこのインファンティの会長の下ではあり得るんじゃないかと、
やはり政治介入があったと見る向きの方が多数ですね。
その会長としての資質ってところも問われるような展開に今後なっていくんじゃないかなと思います。
解説者紹介
この時間は国際政治学者の美牧聖子さんに解説をしていただきました。
美牧さんありがとうございました。
ありがとうございました。
09:37

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