昭和の商店街と大衆食堂
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。今日は、昭和レトロのお話。
テーマは、大衆食堂。
懐かしい響きですね。昭和の世代の皆さん、 現代に生きるリスナーの皆さん、大衆食堂。
その数は、今では見かけることも少なくはなりましたけれども、
その当時の思い出と記憶は誰しも、
ぬくもりのある、
その好きなメニューは、皆様の心の中にいつまでも息づいていることでしょう。
そして多くの方がその記憶をもとに、今でも定食をオーダーする。
そんな人も多いことでしょう。私ミキがエピソードを交えてお話し進めてまいります。
お付き合いください。時は、昭和50年代。
ある昭和の駅のロータリーに隣接する。
その商店街の入り口には、
円盤のような蛍光灯の伝統が備え付けられている。
カラフルな飾り付け。
そしてそのボールを繋げるかのように、アーチ状の看板。
そこには、夕焼け商店街。
文字が書かれてある。画期のある光景だ。
自転車で近くから乗りつける人。
駐輪場に停めて。
そして思いの店に向かう買い物客。
そして駅からの通勤。通学帰るのサラリーマンや学生たち。
買い物。
籠には、夕焼けの支度の材料。
そして喫茶店では、アフターヌーンタイムを楽しんだ。
コーヒーブレイクの後の人々。
そしてこれから銭湯に向かう人。
学生たちが放課後だろうか。
木のベンチでお団子やソフトクリームを頬張っている。
そしてやや商店街の中央の位置にする人気は目立つノレンが。
紺色で大きなひらがなの模子。
名刺。
その右側には大衆食堂。
縦書きで書かれてある。
そのノレン。
引き戸を開けて。
もう既に夕食よりも早い。
時間だけれども。
奥の人が食している。
入口には少し年季の入ったレジ。
奥にかけて集合のLの字型。
そこには揚げ物。
麺類。
丼物。
様々な調理をしている。
柿がある。
カツ丼一丁。
うどん一丁。
そして中には持ち帰りの人の揚げ物オーダーをあげている人。
フライヤーに付け切った。
そしてコロッケ、メンチカツ。
店の外にも香りが漂ってくる。
また引き継いでられて。
今晩のおかずはコロッケにしよう。
そんな人も多い。
そして店の中央にはテーブルで思い思いの定食を自分で仕上げた人。
焼き魚の人。
煮魚の人。
そしてメンテーション。
人気を目指すのが食べ盛りの学生だろうか。
いかにもフードファイターというそんな人たちもいる。
運動部系の人かな。
壁には様々な縦書きの品書き。
学生定食。
学生ラーメン。
サラリーマン定食。
いずれも今の時代とは違う500円前後で。
麺類とおかずの小鉢、サラダ、漬物。
共通して言えるのは、おかずだけでも結構お腹が膨れて、野菜炒め食べてるだけでもボリューミーで、その焦がし具合がちょうどいいんだよね。
塩加減も。
そして白米を平らげたと思ったら、小鉢と漬物が合うのに気が付く。
そして天使さんにおかわり。
そのおかわりが山盛り状態。
食べ盛りの学生にはちょうどいいのかな。
そして中には、天使さんに聞く人がいる。
こんなんで商売成り立つの?
大すぎじゃない?
そんな言葉に天使さんは一言。
だってかわいそうじゃない?少ないと。
そんな言葉もにこやかに切り替えしている。
なんと、生姜焼き定食には、横に目玉焼きが2つもある。
それは、大出した人も嬉しくなるよね。
そして、そのサラダも。
また、漬物もボリューミー。
必ず手を加えている。マカロニも卵で和えてあるし。
そして、漬物もランゲンレンに、ものすごく煮加す状態だ。
漬物と白米だけで日記もいけるんだけどね。
そして、ビールを、瓶ビールを置いている人もいるけども、決して
酔っている人はいない。店に迷惑は必ずかけないのはもちろんのこと。
そして、次のお客様が来たら、席を譲る。
暗黙の了解。それが、夕焼け商店街の大衆食堂だ。
懐かしいメニューと食文化
来る。秋の来ない店なんだろう。
話は変わります。
夕焼け商店街。
今日は、大衆食堂を語ってみました。
いずれのオーダーも、あの頃に食べたメニューというのは、今、
現代、
その記憶を蘇らして、
注文したくなるものが多いです。
例えば、コロッケ定食だったり、
塩鯖定食だったり、
そして、炭水化物が2つと言われようが、麺類と白米、
そして、漬物で食べたくなる時も時折あります。
あの時の記憶が、そう思いを呼び起こしてくれるのがことでしょう。
皆様も、今も様々な和食あります。
洋食もしっかり、ただひっくるめて昭和の定食。
いつまでも記憶の中に留めておきたいですね。
これからも、楽しく食を、
そんな文化を残していきましょう。
夕焼けひとりきり、この辺りでお話し終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、ありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。