昭和の学校給食の思い出
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和。二桁生まれのパーソナリティ。
ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ。
今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。
心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロの話。
テーマは、学校給食。
懐かしい響きですね。
昭和の世代の皆さん。
現代に来るリスナーの皆さん。
おそらくリスナーの多くの皆さんは、
大人になってその学校給食には親しく遠ざかっていて、
そして今でも、
当時の自分の好きな麺に思い出すことが多いかもしれません。
そして今も変わらず、その食事は好きかもしれませんね。
そして、今巡り会うことができなくなったようなメニューもあります。
こちらのタスタ揚げ。揚げパン。
そしておなじみの牛乳瓶も数を減らして。
ソフト麺。
カレーを使用したソフト麺のインディアンスパゲティ。
たくさん思い出がありますね。
私ミキがエピソードを交えてお話ししたいと思います。
どうぞお付き合いください。
学校給食。素晴らしい学校給食。
実は日本のこの体型は世界でも優れたモデルケースとして考えられているようです。
例えば、西洋の先進国でもビュッフェスタイルが多くて、
好きなメニューを選んでトレイに取っていく。
当然、カロリーもついつい高くなってしまって、
そして、ご本意ながら肥満度も高く、
そして糖尿病の一つの要因になっているとも考えられます。
日本の給食。
それは多くの自治体で管理栄養士が、
こんだての栄養価を計算して、
そしてバランスよくメニューも考案されている。
そしてその子どもたちにとっても成長期、
その体づくりとして必要なものを計算して出されています。
一方、難しい問題も同時に現代ではあります。
例えば昭和の、私の時代には好き嫌いはあってはいけない。
残さず全部食べなさいというような教育がなされていました。
今思うと問題がある部分も多々あって、
アレルギーも考慮せず、
精神的なものの側面として強制された部分もあったような気がしますし、
一方、現代では、もちろん卵のアレルギーの方もいれば、
様々な食品に関してのアレルギーもある。
そして管理粒子の方が考案されたバランスのいいビタミン、カロリー、
そういったものがどうしても食品のアレルギーの取り入れられないような、
やむを得ない状況とも並行して進めなくてはいけません。
そして体づくり、成長期における重要なものとして、
理想の部分としては自分が食すことができる中でそれを両立すれば良いのですけれども、
人によって食べれるもの、好き嫌いもあって当然だと思いますし、
その量的なものも違いがあります。
ゆえに現代では行動ロス、その考え方も考慮しなくてはいけない部分で、
必要な分だけ最初に取る。
あの頃の昭和の私ミッキーの時代とは様相が変わってきていますけれども、
言えることというのは、そのいろんな関わる人が、
学校の先生方も同時に、その子どもたちがどんなアレルギーがある、
そして食べれるような部分も考慮しつつ、
誰にとっても本来食事、給食は美味しく楽しく、
決して負のイメージをつけてはいけないかと思います。
そんな中で、例えば私ごとで給食ではありますけれども、
子どもの時に苦手なものだったのが、
自分が年齢を重ねると逆に好きなものが変わってくる場合もあります。
そして当時当たり前に自分が大粗末なものだというふうに感じていたものが、
実は非常にありがたく手のかかるこんだてであったり、
そして今では食べたくても食べれないようなもの。
実際、フジラのタスタ揚げは缶詰でも非常に高いです。
それを当時は給食のメニューで普通に出されていた。
そしてソフト麺もそう。
現代の栄養と給食の課題
子どもたちに飽き残させないように。
最初はショバの時代パンメニューが主流だったのが、
米のこんだてを週1から徐々に増やして、
混ぜご飯の日もあったり、
そして短い時間で様々なバリューエーションを考案できるソフト麺。
それはナポリタンであったり、ミートソースをかけたり、
ひき肉の多いカレーを混ぜていいんです。
あの当時の自分がしていたことが今は懐かしくも、
非常に欲しいメニューでありますけれども、
実際大人になった今、店を回っても食べれるものっていうのは非常に少ないです。
学校給食。
器にしても思い出せますね。
当時は金属の皿だったのが途中から、
金属は今はもっと高価なものなのに傷が入って嫌だなとか、
そしてプラスチックの容器になった時はカラフルな色で、
清潔感があって嬉しくなったような気もしますし、
そしていつの頃か牛乳瓶がなくなって三角のテトラパックになった時は、
それは新鮮で、
そんな当時はいつも子どもたち、私たちが成長している時に、
当時の提供してくれる他の方、栄養士さんが、
私たちに飽きが来ないように、なおかつ栄養価も高くバランスよく、
そんな目に考えてくれていたということが今大人になって感じています。
話は変わります。
学校給食。
実は私の住む名古屋市では中学校では、
学校給食の募集がされていません。
今後どうなるか分かりませんけれども、
より多くの人にその学校給食が提供されることを望んでやりません。
夕焼け一人きりこんなあたりでお話し終わりたいと思います。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組お楽しみに。