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夕焼けひとりきり、始まりました。昭和2桁生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
暖かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和夕焼け文化館から、青春の小さな指導室、また心の博物館と称した昭和レトログッズ、ミニカー、レコード、
昭和の玩具、人間品を収集した指導室からの昭和レトロ入門、お届けします。
今日のテーマは、お裾分けと恩返し。
昭和の世代の皆さんは、馴染みのある響きの言葉かもしれませんね。
それこそ、幼い頃からの住まいは、人によっては集合住宅で、ご近所さんとの濃密な関係、団地でも同じ階段、そんな近所づきや、
何かお土産があったり、たくさんいただいたことがあれば、その利益になるものを、他の方にお裾分け。
みんなで、その利益を分け合うこと。楽しんでいただくこと。
そして、自分がしてもらったことに対して、受けた恩は覚えていて、忘れずに何倍もの気持ちを持って恩返しをした。
先に受けたなら、そんな人の恩は忘れずに大切にしていた。
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そんな時代のお裾分けと恩返し、私ミッキーがご案内したいと思います。どうぞ付き合いください。
懐かしい千尋の出来事として、人々との濃密な関係がございました。
今の世の中とは対照的かもしれません。それは深く入り込んでいると言えばそれまでだし、
逆に今の平成令和と流れたこの時代においては、自分のことは自分で解決する。
これも大事な思想ではあると思いますけれども、やはり当時のあの頃の僕たちは、
そして親御さんから、そして年の子というか人生の先輩からは、
してもらったことは忘れるな。お返しはする。恩を忘れてはいけない。
仮に自分が誰かから受けた恩にしても、
その行為そのものを直接受けた人ではない人にお渡しすることがあるならば、
それがめぐりめぐっていいこととなって自分に返ってくる。そんなことを教えられました。
また反対として、誰かが見てないからって言って、
自分がそれこそ心のずるさからか、隠して少しすまないようなことをした時には、
やはり何倍にもなって自分に悪いことをはねかってくる。そんなふうに教えてもらいました。
というより、叱られていい教訓とするようにアドバイスを受けましたね。
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実践できているかどうかはその後の、自分にはわかってはいても、
勤めてそんな見本となるような生き様は自分の中には不自分だったかもしれませんけど、
現代において多分なスケジュールの中、やはり自分だけのこと、今だけのこと、
お金だけのことに人々は自分も含めて追われている。そんな状況だと思います。
やはり世の中の仕組みというのは、そんな人たちの塊が社会を作り上げているのであって、
みんなそんな人になってしまうことは、やはり何かが壊れていくような気がしていく。
自分も不自分なんですけどね。どうでしょうか。
やはり良いことは人にしたら何倍にもなって自分に返ってくる。
悪いことはしてしまったら何倍にもなって神様が罰を与えてくる。
これは抽象的な話になりますけれども、それぞれが自分も含めてそういう意識を持つことが、
やはり社会を形成していく中で大事なことのような気がします。
やはり当然、人の領域に必要以上に踏み込んでしまうのは良いことだとは思いません。
傷つけるようなこともあってはいけないと思いますし、自分も傷つけられることは回避したいと思います。
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ただ、やはり人が喜んでもらえることは事前に除外してしまうことよりも、
共有できる資産という部分は、喜ばしいことは享受できると思います。
シェアすることですね。逆に悪い部分はシェアしてはいけないと思います。
いろいろ考えるところはありますけれども、自分が気がついたときには、
昭和のあの頃のような形で、さほど人々が傷つき合っているというイメージよりも支え合っているような記憶があります。
またそんな日が続けばいいなと考えます。話は変わります。
今日は昭和レトロ入門ということで、ありきたりな話題かもしれません。
既に実践されている方も多いかもしれませんが、お裾分けと恩返しについて考えてみました。
皆さんも生活の中で、そして明日への教訓となる部分があれば、一度検討してみてはいかがでしょう。
今日は夕焼け一人きり、この辺りでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。