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夕焼けひとりきり、始まりました。昭和、二桁生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話、ある北の国へのフライトの物語、
昭和の世代の皆様、現代に生きるリスナーの皆様、
エアプレーンやフライト、
それは観光であったり、ビジネスであったり、また規制であったり、
様々な人の生活のシーン、ステージになり、
それは、どんな思い出と記憶が皆様にはあるでしょう。
本日は私ミッキーが、そんなあるフライトの物語をご案内させていただきたいと思います。
どうぞお付き合いください。
時は昭和60年代から平成初頭。
ある空港のターミナルで、一人の青年がこれから北の国へ向かう。
北の大地だ。
そして、自分のテーブルで、その素晴らしい景色を撮ろうと。
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好きな写真、その準備にカメラを大事に手入れをして、
用具のチェックをしている。
これから乗り込む前の状態だ。
もちろん精神統一して、コーヒー、彼が大好きな試行品だ。
そして、まもなくラウンジを出て、
登場しようとしている、彼の名は北海道だ。
今日、彼への特別な記念となるかもしれない。
それは、この空という場所での出会いになるかもしれない。
ターミナルの中、これから観光に行く人、ビジネスに行く人、
会話が弾み、活気のある広場になっている。
その中を2列になって、
ある搭乗員、機長先頭にして、
キャビンアテンダント、2列になって活動していく。
その中に、ジャケット、ひざ丈スカート、黒いストッキングでパンプス。
1人の女性、彼女の名はアサヒナ・トキオ。
そうだ、そのターミナルに2人が出会わしている。
もちろん目で会ったけれども、微笑むだけだ。
そして、2人はソゼロの経路へ、
エアプレイに乗り込む。
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それは夕方の機体が反射してきれいに輝いている。
魅力が見事に銀に輝いている。
そして、オレンジと相まって。
そして滑走路。
ここは大阪以南の地。
ぐんぐん、徐々に徐々に、
加速して前方の岸を持ち上げて。
時速は300キロほど。
そこからは空のステージ。
上昇してベルトを外しても良いという水平移動の状態に入った。
そして、トキオはキャビンの中の、もちろん搭乗者。
自分の前方には1人の彼がいる。
ただ特別な接待はしてはいけない。
あくまで顧客の1人だ。
もちろんサービス要員として、広範要員としての任務が優先。
彼は膝上でまたカメラを触っている。
友人に、風の噂で、
西北の地層や、教員が幼馴染でいるというのを聞いた。
その友人にも会って。
そして、旭川方面。
彼は湖の写真を撮るのが好きだと言っていた。
そして、なんと青く光る湖があるのこと。
どこかで聞いたことがある。
それが目的だ。
トキオは声をかける。
お客様、窓の外をご覧ください。
その景色は雲海。
はい。そして、
わずかに月出る山の頂。
オレンジの絨毯だ。
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夕焼けの中はとても美しい。
2人が好きな夕焼け。
いつもと違う。
それは空の上のキャビン。
自分の幼馴染であるトキオが、夢を叶えて支援として。
北海道はいつもと違う。
自分の幼馴染の教員に会いに行くために、
写真撮影が主な目的の旅。
湖。
配線。
そんなコレクションがあると聞いた。
トキオは思う。
でも、自分の空のキャビンの中で、
様々な人たちがいる中で、
そこは、まさに劇場。
窓の外から見える景色は観光地でもあり、
カメラを手元に置いて自分が作業するのは、
自分の秘密基地でもあるかのようだ。
そして、ホライトの中で、
限りなくサービスに努めてくれるアテンダントの人たちとの
出会いは特別なもの。
新たなビジネスの素晴らしさを北海道も知ることとなった。
夕焼け一人きり。
本日は、空のキャビンの中で、
トキオと北海道が再会いたしました。
トキオは自分の姿を彼に見せることができて、
それまでの道のりを正しかった。
北海道も、そんな彼女がたくましく映りました。
自分も負けぬよ。
正しい道を行く。
そんなことを心に決めました。
久しぶりのトキオの登場です。
皆さん、お楽しみいただけましたでしょうか。
夕焼け一人きり、この辺りでお話を終わります。
お付き合いしていただき、ありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。