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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがお話します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景、心をもままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は昭和レトロのお話、テーマはツーリング。
北海道さんは、オートバイが好きです。
休みの時に少し遠乗りしたり、長い時には北海道へツーリングを行ったことがございます。
ツルが日本海を渡ってフェリーで北海道の小樽へ入港したりして、北海道を一周。
そんな彼にとっては、冒険したことがちょっとした自慢話です。
ある夏休みを使った時にも、ある村での宿泊施設でアルバイトをしたり、その間無料で泊めていただいて、そこを拠点に一周したり。
そんな素敵な思い出をいただいたことがあります。
そんな当時の状況、私ミッキーがご案内します。
どうぞお付き合いください。
今日は昭和60年代、男の北海道ツーリングの物語。
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あだ名で北海道って呼ばれることになる。
その彼は昔からの夢であった、憧れでもあった北海道一周旅行、ツーリング。
念願かなってフェリーで日本海から小樽に入港して、時計回りで一周する、そんなプランを遂行している。
最初はあまりにも本州とは違う光景に、彼は良い意味で開放感がありすぎて、スピード出ないように、スピード出ないように、そんな風に慎重に運転。
慎重に運転。あ、ドライブインがあった。自販機コーナーが建設されている。ちょっと寄ってみよう。そんな風に北海道さん、入ります。
ブルブルブル。お、懐かしい自販機がいっぱいある。ガムの自販機があったり。
わ、うどんの自販機があるよ。よーし、食べてみよう。
お金を入れて、マスコットに。あ、出てきた出てきた。プラスチックの容器に熱々のおうどん。
わーい。やった、横から割り箸を取り出して。いただきます。平成のベンチに座って、つるつる食べます。
あ、おいしい。どれどれ。彼は食べながら見渡しますと、何やらゲームもある。バスケットボール。ゴールがあって、レバーを押すとボールがぴょんぴょんって飛び跳ねて、バスケットボールのゴールに吸い込まれる形で点を競い合うもんだ。
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わー、懐かしいな。え、ジュークボックスもある。すごいな。
ピンキーとキラーズ。尾崎清彦さん。伏瀬明さん。わー、なんかすごい現役なんだ。よーし、かけてみよう。
バンバンのイチゴ拍手をもう一度。うわ、動いた。懐かしいフレーズだ。
北海道さん、目を閉じて紙カップのコーヒーを飲みながらしみじみと聞いてる。
そして、外にはかつての民家だろうか。空気はとってもおいしい。
でも、お店も閉まってるところがあったり、これも当時の夢のあと、ちょっぴり寂しい気持ちになったりする。
ここでは自販機も新しい文化なのだろうか。
北海道さん、休憩終わって、次の場所へ。
北海道さんは、実は廃線、廃駅、これは旧国鉄とか、今は現役ではない駅や線路、そういった場所へ行くのが好き。
僕は、その駅や線路が現役の頃をイメージしたり、
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その時に人がどんな暮らしをしていたかとか、どんな夢を追っていたとか、
その人の気持ちになって今と結びつける、そんな感覚が好きなんだよね。
そんな風にミッキーに話していたのを思い出す。
北海道さんは、ゆるやかなポーズを決めて走って行きます。
次の町はどこへ行くんだろう。
目的地に向かって、安全運転。
今日は夕焼け一人きり。
北海道さんが後にあだ名にされる、そんな舞台の北海道を初めてまた一つのワンシーン、ツーリングの情景を話してみました。
今日は夕焼け一人きり、この辺りでお話しを終わりたいと思います。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。