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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は8月15日、終戦記念日の特別な日となります。
昭和の世代の皆様、現代に生きるリスナーの皆様、
終戦記念日にどんな思い出、記憶をお持ちでしょうか。
私たちは、我が国日本において人口の9割は戦後生まれ。
戦争の体験も知らない。
自分なりにそんな戦争の悲惨な体験。
悲しくも戦地でまた御本位な形で命を落とされて、
そんな人たちのしずえによって平和を築かせてもらって、
土台となって我々の今の生活があると思います。
悲しさを知つつ、思いつつ、どこに過去の反省があって、
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そんな教訓で現代の平和をつないでくれた先人の人たちに
思いをはすって考えてみたいと思います。
昭和20年8月15日をもって、
昭和20年8月15日をもって、我が国日本は漁港放送によって敗戦国となって、
今年で1579年、来年は1580年、昭和の元号で昭和100年となります。
私、ミッキーもこの番組でタイムスリップして、
昭和のあの頃に自分の生きるヒントを探しに、
時代に考えることがあります。
ただ、それがもし戦前、戦中、そんな時代にタイムスリップしてみたら、
ふと考えてしまいました。
自分が若かった頃、それこそ10代の若者として、
あの頃の戦前、戦中の若者は、自分の思い、それが正直に言えたかどうかもわからない。
お国のため、ある女学生は学部と勤労動員として、
学校で授業を学ぶ代わりに兵器の製造に携わることも不本意としてあって、
ある日突然、学びの最中に疎開する運命となる人もいて、
また、学徒出身、戦地に兵士として送り込まれる人も多くあった。
時代が変わったら、私たちも当事者になった。
その時の気持ちは、どうなんだろう。
令和に生きる今、自分たちの青春時代、思春期。
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当然、戦時代の若者にも思春期があって、大事な家族がいたり、恋人、恋愛も当然あったろうし、
今よりも純粋に考えていた重たいものでもあったろうと思う。
でも、自分が抗うこともできずに戦地に赴いた人。
そんな人に別れを告げなければならず、見送らなければいけない人も。
でも、国旗を振って、それこそ駅のホームで万歳をしたり。
自分が戦争の体験は、とてもとても知らないことばかり。
特攻隊、神風特攻隊、人間魚雷回転、またオウカ。
それこそ魚雷や爆弾に羽根やスクリューのエンジンで片道切符のような。
ぶつかって自爆して相手に損害を与える。
お国の名誉のため。
そんな子供を真剣に誉めとして讃えられて、神になったと。
本土で待つ人たちには石ころ一つ届けられたり。
どんな心境だったんだろうって考える。
また沖縄での治療船。
広島長崎の原爆に遭われた被害の人。
全国各地での空襲による被害。
また南太平洋の島々、満州。
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朝鮮半島からの引き上げで、過酷な運命として。
やっとの思い出に日本に戻ってこれた時には、どんな厳しい状況だったろう。
子供が邪魔だっていうことで、売り飛ばしたり殺したり。
また避難している洞窟の中で兵士によって、子供がうるさいっていうことで真っ先に命を落とすことになったり。
それは想像を絶する悲惨な戦争だ。
僕たちは今、そんな断片的な話を聞くことについて思いを寄せてみるけれども、
こんなことはあってはいけないっていうことを必死に思うぐらいがやっと。
当然次世代に語り継ぐ。何とか平和活動にその責任を果たさなければいけない。
ふとそんなことを考えてしまいました。
皆さんは終戦記念日、どんな思いで過ごされましたでしょうか。
また平和を考えてみたいですね。
夕焼け一人きり、この辺りでお話し終わりたいと思います。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。