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夕焼けひとりきり、始まりました。昭和。
二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ。今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。
心をもままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は昭和レトロのお話。
テーマは、子どもの日。
昭和の世代の僕たちは、ずいぶん前の記憶になります。
子どもの日が近づくとワクワクして、
立ち始める、また飾られる小木登りに目をやって、
ワクワクして、何か特別な日。
お正月、女の子の雛祭りもそうなんですけれど、
何か大切にされていた。
そんな記憶がよみがえります。
私ミッキーも家には兜、親が盛りして、
小さいものではありますけれど、買って飾ってありました。
かぶったりして、その当時の子どもの時でも
かぶりきれないほどの小ぶりのものです。
皆さんはどんな記憶がございますでしょうか。
現在でも子どもの日にちなんだイベントも行われています。
当時もデパートとか、団地の広場とか、
いろんな子どもを大切にしてくれるような、
そんな盛り上がりもありましたよね。
昭和50年代のある情景、私ミッキーがご案内します。
どうぞお付き合いください。
時は昭和50年代、ある団地に囲まれた広場。
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ショッピングセンターの閉鎖されたイベントに、
中学生くらいまででしょうか、多くの子どもたちが集まっています。
そんな情景の物語。
お好み焼きそば屋さんも出展して、
バザーのようないろんなクラフトも売られている。
ステージも設けられて、団地と団地を結ぶアーケードにもアーチにも、
こぎのぼりが飾られている。
今日は子どもの日。
たくさんの子どもが血まきも食べさせてもらって、振る舞われて、
そして、広場では駒回し、竹馬の体験、
ヨーヨー、剣玉、そんな用具の貸し出しも行っている。
Jさんが神柴へも近くで終えて、
ホープさんがその係だ。
二人ともJさんはカイロ、
ホープさんは黄色のバナナを頭に巻いて歩ききっている。
子どもたちが小さいお子さんに手ほどきして、
できるようになったらハイタッチして。
中学生のグループは、
本当は友人同士が出会えたり、
ちょっぴり異性の子を出会えるのを期待して遊んでいる。
二人とも一緒に住まってきたんだろうか。
とっても幸せな情景だ。
おほえましい。
ステージで誰かが演技している。
あれは北海道さんだ。
映画俳優のブルースリーさんのモノマネだろうか。
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剣法の使い手。
上半身裸。
下には黒いズボンでステップ踏んで、
剣法の蹴り。
ぬんちゃくをブンブン回したりしてパフォーマンスをしている。
こたつの足で作ったようなぬんちゃくでブンブン回しているけど、
北海道さん、頭や体にガチッゴチッってやってて、
みんなから笑いを誘っている。
観客には秋和くん、TOKIOちゃん、
転校生の秋ちゃんもいる。
なんか目が点状態。
今度は北海道さん、テーブルに大きなやかんを持ってきた。
金色のやかんだ。
後ろではぁーって言って。
やかんに触った。
あちゃっ!ぺたっ!ぺたっ!ってステップ踏みながら触る。
あちゃっ!あちっ!あちちっ!あちゃっ!
今度は両手で挟んでしばらく持ってる。
うぅー。
あっ!あっちー!
みんなゲラゲラ笑ってる。
北海道さん、秋和くん、TOKIOちゃん見つめてニッとするけど、
秋和くん、TOKIOちゃん、秋ちゃんも知り合いが。
北海道さんってことを悟られないように、
みんなから顔向けられても手振って知らない人だ。
そんなようなフリしてる。
いよいよ演技の終盤。
ぺたっ!あちゃっ!
蹴りのパフォーマンスでまた。
ぺたっ!あちっ!あち!あちゃちゃ!
うぅー。
ずっと持ってる。
うぅー。
あっちー!
最後にポーズで両手前に突き出して。
缶のお茶持ってる。
お茶!
みんなゲラゲラ笑ってる。
これはパフォーマンスというよりただのギャグだ。
北海道さん一人ご満越。
秋和くん、TOKIOちゃん、天王星の秋ちゃん、
目が天井たい。
北海道さんは一歩進んで二歩下がり、
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二歩進んで一歩下がる。
訳のわからないステップでステージから去っていきました。
これは子供の日に喜んでもらうと思って。
喜んでもらうと思ってショッピングセンターと広場で
イベントを行っていたある日の情景。
じいさん、ほうきさん、
こままわしや、けん玉、ようひょん、
どれも得意な演技。
そんな庄場の玩具、子供たちはできるようになって
ご満越。
喜んでじいさん、ほうきさんも膝をついて
子供たちの目線の高さでハイタッチ。
今日は昭和レトロのお話として
子供の日々を取り上げてみました。
その文化は昭和以前からも続いていて現在まで。
素敵なこの光景を子供たちが次の成長にまた次世代につなげて
いつまでも続くことを願っています。
今日は夕焼け一人きり。
このあたりでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。