声の分析の導入
声を武器にするラジオへようこそ。このチャンネルでは、ボイストレーナー歴20年の声マニアの私が、声の分析をしたり、声の質問にお答えしたり、声に役立つ配信なんかをしております。
さて、それでは前回はですね、まとめて3人の声の分析を紹介しようと思ったけれど、全然全然足りなくて、結局1人1本撮ろうということに急遽なりましたので、今回は2人目の声の分析させていただきます。
今日はですね、その3名様の中のお一人、林裕太さんの声の分析させていただきます。
この3名というのは、北村拓美さん、そしてこの林裕太さん、で、綾野剛さん、この3人の声の分析をさせていただいております。
なんでこの3人かっていうと、映画がありまして、映画の内容は私言えないわ。言葉ではちょっと言えないので、ぜひみんな見ましょう。
映画のタイトルは、愚か者の身分という3人主演になるのかな?でもメインはこの林さんになるのかな?ちょっとこれも3人がそれぞれ、私の中では3人ともメインです。
そういう映画がありまして、この3人がね、ザベストアクターアワード、最優秀、俳優賞っていうのを3人揃って受賞されたんですね。
それもあって、この3人の分析を一気にさせていただいたんですけど、声で説明してたら全然3人まとめて言えなかったので、
お一人ずつ分析させて、分析の結果のさらなる深掘りをお話しさせていただいているという、そういう流れになっております。
さあさて、林裕太さん、私ね実は不勉強ですね。今回この映画のことで初めて知ったんです。
すいません、林裕太さんファン、ごめんなさい。今回はね、この映画のインタビューみたいなものの音声で分析させてもらったんですけど、
皆さんの声、3人ともの声を聞いていて、綾野剛さんの声も知ってる。で、北村匠さんの声も知ってる。
林裕太さんの声の特徴
で、林裕太さんの声は知らなかったんで、どんな声かなーなんて思って、喋り声聞いてたら、めっちゃええ声なんですよ。
めっちゃええ声。顔はね、結構可愛らしい感じの顔をしていて、若いのもありますけど、
あのね、おばちゃんから見たら可愛い顔だなと思うんです。もうね、42か3になるおばちゃんなんでね、可愛らしい顔やなと思って見てたんですけど、
その顔にしては、よくなる声をしているったら変なんですけど、もっと可愛らしい声かなと思いきや、いやいやいやいや、
えええ、声なんですよ。あのね、声で言うと、中間帯というかな、低いとこ高いとこ真ん中とあった、その真ん中の響きが強めなんですね。
で、結構ね、安定感がある声の持ち主で、低音、体の土台、声の土台となるところもすごくしっかりしています。
なんですけど、この硬いとか重いってことはなくて、結構穏やかな印象を受ける、そんな声をされていました。
映画の中の音声とはまた全然違うので、あれなんですけど、普段の喋りなのか、インタビューの時の喋りのことをメインでお話しさせていただきますと、
結構ね、落ち着くっていう印象を持たれる方って、低めの音を鳴らしている方が多いんですけど、彼はね、そうではないというか、低い要素もなってるんですけど、
低音ボイスかって言われたら別にそんなことはないんですよね。さっきも言ったように、その中間がわりと強くなっているので、中間ボイスなんだけれど、なんか安心するっていう。
だから、声の高さだけで声の印象が変わるわけじゃないっていうのは、彼が証明してくれているような感じなんですけど、ずっと安心して聞いていられる、そんな声をされていました。
多分ね、普段友達とキャッキャしている時とかはもうちょっと高い声になったりすると思うんですけど、ああいうインタビューのしっかりした開始をする時には、それに見合った声を出されているなという、そんな印象でしたね。
でも、北村匠さんの時もそうだったんですけど、時折見せる素の声というか、普段友達と喋っている時はこんな感じなのかなと思わせる声の要素もちょろちょろっとなったりしていて、それがね、すごい感情の起伏というか、抑揚というか、そういうものもやっぱりこう見せてくれていて、聞かせてくれていて、なんかね、すごい奥深いというか、
なんかこの子、すっごいいろんなことできる人だなっていう、この子とか言ってごめんなさい。この方、すっごいいろんな表現ができる人だなっていうのをひしひし感じる声でした。
昨日ご紹介した北村匠さんの声と同じように、口の中、口腔内の響きが結構しっかりされているんですけど、北村さんと比べると胸の方、胸腔というんですけど、胸の方の響きも良くなっているので、多分声だけ聞くと北村さんよりも低く感じるのかなという感じですね。
音の高さがあってよりは印象の話ですけどね。ちょっとどっしりした印象とか、安心するっていうのは、この胸の響きが良くなっているっていうのも強いのかなというふうに思いました。すごい落ち着いて聞こえるんですよね。そういう要素を持っているのは、この胸の響きです。
ちなみに胸の響きというのは、鎖骨の下に手のひらを置いてみてください。そのままちょっと低めの声で、あーとか、おーとか言ってみると、手のひら震えませんか。置いてみてください。あー、おー、ビリビリビリと振動きます。これが結構わかりやすいかなと思うんですけど、これが胸の響き、胸口の共鳴です。
で、ゆーたさんはこの響きが結構しっかり、普段の喋り声からもなっているなという感じですね。
声の重要性とまとめ
安心した声とか、落ち着いた声を出したいなと思う方は、この胸の響きを使っておくと良いです。
さっきも言いましたけど、ただ声が低ければ良いのかというと、そういうわけではなくて、中間の高さの声でもちょこちょこ胸を鳴らすことができるんですね。
今私も結構胸を鳴らしたり、鳴らさなかったりしていますが、今は結構ずっと多めに鳴らしています。胸を多めに鳴らして喋っています。
鳴らさないと、こんな感じかな。ちょっと声も高くした方がやりやすいので、声の高さ自体が変わりますけど、これだとあんまり胸を鳴らさずに喋っています。
これとこれの違いっていう感じですかね。
はい、胸を鳴らしたり鳴らさなかったりっていうのも実はコントロールできるんですけど、どうでしょうね。
ユウタさんが胸の響きを鳴らそうとか思って声を出しているかどうかは分かりませんけど、声ってコントロールできますので、それで声の印象を変えたりすることもできちゃったりするんですね。
ということで、またまた長々と喋ってしまいましたけど、今回は林ユウタさんの声。
Xの方では簡単な要約した感じのテキスト分と、あとはもうちょっと具体的に書いた声カルテ、あと波形の一部ですけどね、写真にスクリーンショットを撮ったものをご紹介させていただいておりますので、よかったらそちらも見てみてください。
本当に彼、ちょっと楽しみですね。今後めちゃくちゃ楽しみだなと思っているそんな俳優さんの一人です。ぜひぜひチェックしてみてください。
それではコメント開始をしていきます。ちょっとですね、今日は収録の時間がなくて、子どもの習い事の横で撮ったら聞けたもんじゃなかったので、その文字起こしをAIミカに呼んでもらいます。
前々回の配信にコメント開始しております。第60回説得力がない声のパターン参戦という回にコメントありがとうございます。
ナノノさん、専権突破おめでとうございます。私もゆうでみ受けさせていただきました。ありがとうございます。
福祉、呼吸大事にしますとのことで、ナノノさんの素敵な声で福祉呼吸、もう鬼にかなぼうですね。ありがとうございます。
そしてトミさんありがとうございます。フリーランスITエンジニアのトミさん。ボイシーパーソナリティ仲間でございます。
喉声ってわかる気がします。勉強すれば上達するって、それはもう学問ですね。
声学、ありがとうございます。ほんと学問な気がしますね。トミさんが言うと深いですね。コメントありがとうございます。
そしてこまつあきひろさん、説得力といえばこちらもぜひ声の出し方も合わせて意識していきたいですね。
ということで、リンク貼ってくださってます。ありがとうございます。これね、何が書いてあるページかっていうと何々だと思います。
とか、何々かもねーみたいな、あやいまいな言い方じゃなくて、何々です、何々だーっていうふうに言い切ってくれるのって結構大事だよねーみたいなことが書いてあります。
ちょっとうる覚えで喋ってるので、全然正確なワードではなくて申し訳ないんですが、ぜひぜひコミが貼ってくれているこのリンクで皆さんもチェックしてみてください。
声で信頼感とか説得力とか出すって、そのあたりってビジネスパーソンの方なんかは特に重要視されているところじゃないかなというふうに思うので、
いろんな技を持っておいていいところで使っていただけるといいのかなーなんていうふうに思っております。
では、ちょっと聞きにたかったかもしれませんが、今日はこの辺で。今日もあなたの声のアウトプット応援してまいります。
ボイストレーナミカでした。またね、バイバイ。