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名盤ラジオ、前回からの続き。
はい、名盤ラジオ、LUNA-CのMOTHERを取り上げて話をしていますが、
次が9曲目のTRUE BLUEですね。
いやー、この曲も結構衝撃的でしたね、これも。
こんな、こんなイントロある?って感じでしたけども、なんかその当時。
まあ、そんなにやっぱりこう、いろんな音楽も知らなかったっていうのもあるかもしれないけど、
こんな印象的な、めちゃくちゃシンプルなのに超印象的ですね。
LUNA-Cを認識したのはこの曲ですね。
いやー、やっぱりそうですよね、この辺りです。
これが94年の9月21日にシングルリリースですね。
この曲、この曲のプロモーションでミュージックステーションに出てたのを
見たのが初めてですね、LUNA-C。
あのミュージックステーションのやつ、YouTubeにも上がってますけど、見たんですけど、めちゃくちゃかっこいいですね。
めちゃくちゃかっこいいですね。
やばいですね。赤いコート着てるやつかな。
これが初めてシングルで、シングルで1位になったの初めての曲。
そうだね。
そうですね。
でもこれも本当ステップとしては、2ヶ月前にロージアが出てて、その上でのトゥルーブルーだから。
それでブレイクした流れでの、そうだね。
ロージアが3位かな、最高位。それがあってのトゥルーブルー。
あってこそってところですね。
でもこれも本当に売り方が上手いなと思ってて、結構同じ感じで言ってるじゃないですか、ロージア、トゥルーブルーって路線。
その流れで言ってるんで、あのルナシーのその次みたいな、ガラッと敢えて買えずに畳みかけるっていう。
期待されてるものをちゃんとしっかり提供していくっていう。
それでちゃんと掴んだっていう感じがするなって、シングルの売り方として上手い。
この曲全パートすごいシンプルじゃないですか。
シンプル。これは本当にすごいシンプル。
全部シンプル。こんなにシンプルにしちゃって大丈夫なの?ってくらい。
でもシンプルだけどアイディアはなんかすごい、いいアイディアがいっぱい入ってるって感じですよね。
そうそう。個々のプレイとしては簡単なんだけど、全体のアンサンブルとしては凝ってるっていう。
凝ってますね。
ギターなんか。
ギターの掛け合いはすごいことですよね。
これはちゃんと意図的にすごい考えて作ってる感じですよね。
Aメロめちゃくちゃすごいですよね。左右で。
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そこも交互に。
これはすごい、こういうやり方があるんだってちょっと思いましたよね。
でもこれもまたカウントから始まるじゃないですか。
そうね。それがかっこいいんだよね。
で、そのAメロに入る前にまたそのテッテッテッテッテッとか、サビに入る前にもそれがまた入ってるっていう。
そこもね、かっこいいんだよね。
Aメロに行く前は上がらないでそのまま入って、それがあるから次のサビに行くところの上がるのが気持ちいいみたいな。
それはあるね、わかる。
これもね、すごい短くてかなりコンパクトな作りではあるんですけど。
ギターソロとかもシンプルだしね。
ギターソロも本当歌メロなぞる感じのシンプルなやつで。
でもやっぱりコピーしやすいっていうのはさっきもあったけど。
ここまでシンプルだとやっぱりあえてやってるのかなって感じしますね。
あえてシンプルにしようっていう明確な方針みたいなのが。
これはでも本当にその狙いがあったんだとしたらもうその通りでめちゃくちゃみんなこれコピーしやすいからするみたいな。
ねえねえ、しますよね、これは。ギターもコピーしたなあ。
これはやるよね。
やるよね、絶対。
これBメロが、
モノクロームになるって言ってるじゃないですか。
これ僕最初聞いたとき、すべてモノクロームになるって聞こえたんですよね。
確かに聞こえるかもしれない。
でも歌詞からでも言うとモノクロームだった。
でももしかしてそれ、
ダブルミーニング?
なってんのかな、そういう風にこれ。
いやー。
すべてモノクロームになる。
意味的になんかまあ、なくはないよね。
どんな苦労をしてたんだろう。
このPVかっこいいですよね。
かっこいいですね。
みんな箱に入ってんの。
箱に入って。
これでもリュウイチとかもかなり世界観一緒ですけど、髪型が違うんですよね。
ロージアはちょっと立ててる感じの激しい感じだけど、
これになると本当にセンター分けでリュウイチっていう感じの、
なってて。
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まあどっちもかっこいいですけど。
でもあの衣装は結構象徴的なあのひらひらがついてるシャツ着て。
あれがかっこいいですよね、この時代。
そうですね、ガーゼシャツみたいなね。
かっこいいよな、ほんと。
トゥルーブルーのシングルカップリングはフォールアウト。
これは原曲Jでかなりプログレっぽい感じの曲ですよね。
そうですね。
イントロも長くて。
フォールアウトは結構ね、めちゃくちゃ効いてたな、当時。
むしろシングルより好きっていう、A面よりこっちの方が好きみたいな。
まあでも確かにA面がすごいシンプルなのと打って変わって、
結構なかなか癖のある曲というか。
めちゃくちゃ暗い感じの。
で、ギターソロのあたりでちょっと光が差すような。
ギターソロすごいですよね、ほんと。焦点しますよね。
そうそうそうそう。あの楽さんすごいよね。
すごいですよね。あんだけダークな暗い感じでいって。
なんかちょっと平和な感じの。
確かに。
光が差し込んで。
そう。天使が舞い降りてくるような。
あーって感じになって。そっからまた地獄に戻って。
落とされる。
そうそう。
すごいですよね、ほんと。
この曲はあれだよね、割と最近というか、復活した後のライブで結構やってて。
結構やってるんですね。
で、ようやくこの曲を完全に表現できるようになったみたいなこと言ってて。
でも確かにそれはあるかもしれないですね。
相当なんか表現力が必要な曲だから。
本人たちが言うってことはよっぽど本当にそうなんですね。
いやーフォールアウトはやばいですね、ほんと。
めちゃくちゃ聴いてた記憶がある、これ。
でもファンというか、ルラシーを本当に好きな人はすごい好きな曲で聴き込むと思うんですけど、
このシングルの単位でいくと、これ初登場1位っていうことなんで売れてるわけじゃないですか。
うん。
で、トゥルーブルーメアテで買った人、これ聴いてどう思ったんですかね。
いや、クラッてなって。
クラッ。
クラッ、重って。
それぞれカップリング曲。
そっから深みにハマる人とかもやっぱいたんですかね。
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まあいるでしょう。
これはっていう。
でもそういうのをカップリングに入れてっていう、そういう狙いも。
いやーでも確かにな、この世界観結構、いやーいいですね、やっぱ。
なんかゾクゾクする感じがあるんですよね、なんか。
なんか一見平和な音じゃないですか。
なんかイントロとかもなんか、トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル、とかなんだけど、なんか、なんだろう、なんかゾクゾクする感じというか。
でもかなり不穏な。
まあ不穏、そうそう、なんか不穏だよね。
表紙も変だし。
3拍子だよね、これ。
そうですね。
なんだろうなー。
怖いピエロみたいな、なんかよくわかんないけど。
なんか。
これもほんとそう、そんな感じ。
そうだね。
狂っちゃったピエロみたいな、なんかそんな感じの感じがちょっと。
驚々しい。
驚々しい感じの雰囲気の。
歌い方もちょっとね。
そうですね。
確かに。
で、そっから天国に。
やばい、狂ったピエロだこれ。
これはでも確かに癖になりますよね、この曲は。
フォールアウト本当に良い曲ですね、っていう。
まさかの。
アルバムじゃないんだけど。
アルバムじゃないところ。
そうですね。
まあでもこの時期の曲であると。
こういうのもずっとカップリングに出てくるからな、あるらしい。
そうだ、この奥の深さでやっぱり虜にさせますよね。
アルバムに戻ると、トゥルーブルー9曲目の後は、コーラスですね。
10曲目、マザー。
これが最後。
マザーは素晴らしい曲ですね、これも。
これは本当に壮大な。
よく作ったなって。
PVもすごい撮影してますよね、これ。
アイルランド。
アイルランド。
金かかってますね、なかなか。
そうなんだよ、この頃は金かけられたんだよ。
海外ロケ。
海外ロケ行っとくか、つって。
海外ロケ行くためにシングルカットしたんじゃないかな、これ。
でも多分そう。
アルバム売れたことだし、みたいな。
そうだと思うんだよな。
PV撮りたいから。
シングルカットしたっていう感じ。
な気がしますよね。
なんかルナシーっぽくないですもんね、こういう曲をシングルカットするのって。
これも本当にイノラン先生の超名曲ですね。
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これは本当にルナシーの凄みが出てる曲で、いいっすよね。
いやー、この曲もね、本当に。
アルペジオの絡みとかもすごいいいんだよな。
いや、アルペジオいいよね、めちゃくちゃいいね。
そう、この絡みいいっすよね、本当に。
いやー、これは本当にイントロからしてすごいいいし、
イントロからのこの歌、歌い出しの気持ちよさ。
うん、わかる、すごくわかる。
あの、イントロの、「はぁーっ!」っていう感じから、ベースが入ってドドーンっていう。
そうですね。
ここにして、で歌が入るとこの気持ちよさというか。
そうですね、ちょっと開けるかな。
そうですね、歌気持ちいいですね、Aメロの入りのところはすっごく。
歌気持ちいい、Aメロ本当に気持ちいい。
いいメロディーですよね、本当に。
これはね、やばいですね、改めて聴いて。
改めて確かに。
これドラムもね、これも深夜のその表現力の豊かさってすごい出てる曲なんですよね、これも。
なんかやっぱ激しいだけじゃ全然ないというか、曲を活かす繊細なプレイをちゃんとしてるなーっていう感じですね。
そんな壮大な曲あります?
いや本当に。
これはやっぱりアイルランド行きたくなっちゃう。アイルランドだっけ?これどっち?
アイルランド。
行かなきゃってなりますね。
世界観には本当に合ってますよね。
合ってる。
PVの。
合ってる合ってる。
こういう曲やらせたら本当にルナシーすごいですね。
ジェニス・オブ・マインドとかもそうだし、ラブレスとかもそうですけど。
スケール感がちょっと桁違い。
この曲とかバイオリンも使われてるし。
この曲はやっぱりバイオリンが結構印象的ですよね。
バイオリンソロみたいな感じになってる。
そうですね。途中バイオリンに持ち替えて、ソロの部分からずっとバイオリンだからね、最後まで。
すごいよね、本当に。そんなギタリスト。
バイオリン使えるってやっぱずるいよね。
バイオリンにディレイかけて。
杉蔵のギターソロの音はもう完全にバイオリンの。
そうですね。
バイオリンから来てるようになってる。
ですね。
バイオリンのやっぱり感性がギターにそのまんま乗っかってきてる感じですよね。
喫水のギタリストではああいう音にはならない。
バイオリンの音の出し方っていうのが出てますよね。
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あとフレットレスギター弾いたりとかっていうところもバイオリンやってるからこその。
だってあれでしょ、杉蔵最初のギターフレット抜いてんだよね、確か。
そうだな。最初のギターも。
すごいな。こっちの方が弾きやすいみたいな。
そうそうそうそう。フレットがあるのは不自然だって言って。
はいはいはいはい。
で音程的にもあれじゃん、フレットで区切っちゃってるから。
その中間の音が出せる。
そうそう。本当に正確な音ってフレットレスで出してた人だから、フレットがあるのが不自然だって言って抜いちゃった。
その中間の音が出したいのに出せないっていう話になるんですよね。
すごいな。ベースになってるものが違うんですね、普通のギタリストって。
音楽家としてのレベルがやっぱり一段階上というか高いですよね、もともと持ってるものと。
クラシックって英才教育を受けてるからちょっと違うよなっていうのは。
そうですね。
吉木もそうだけどさ。
確かに確かに。
これはでも後半とかはバイオリンがもうずっと鳴ってて、ライブでもそうですけど。
またライブの、ライブ版がいいですよね。
ライブ版終わりは本当にいいですよね。
めちゃくちゃいいですよね。
焦点してしまいますよね。
あれ本当何気ないんですけど、コード進行とかも気持ちいいんですよね。
ライブ版だと最後またバイオリンソロみたいなのが。
この曲はサビのコーラスがまたいいんですよ。
主旋律は下の方から行って、
マーザーオブラーでコーラスは上の方から。
マーザーオブラーっていうのが。
あれがめちゃくちゃいいですよね。
そのコーラスの入れ方いいですよね。
いいですよね。
あれはでも本当スタジオバージョンだけですよね。
ライブ版は割と主旋律の低い方で行く感じですもんね。
何かのライブで、ずっと主旋律でリュウイチが
マーザーオブラーのメロディーを歌ってるんだけど、
最後だけ上を歌うんだよ。
マーザーオブラーっていう方を歌って、
うわーってなってきて。
それ何のライブだろうな。
うわーってなるね。
いいですね、それ。
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それすげえいいですよ。
確かに。
探してみよう、それ。
メインのメロディーは結構下だから余裕がある歌い方になるんだけど、
上だと結構振り絞る感じになる。
最後の最後でそこを出すっていうのが、
やばいですね。
バーって。
いいなあ。
やってくれたみたいな、そっちを歌ってくれたみたいな。
いいなあ、いいなあ。
たまんないんですよ。
分かってますね、リュウイチ。
分かってます。
いやー、このマザーで、アルバムマザーも終わると。
イメージとエデンは最後が割とポップな感じで終わる。
ポップな感じで。
その路線をちょっと変えてきたって感じですね。
壮大な感じで。
そうですね。
最後にこういうのを持ってくるっていう。
古代レリーフは語りますよ。
そういう歌詞の感じで。
あれですよね。
いいですよね。くすぐりますよね。
古代レリーフは語るのか。
マザーオブラブと。
いいですよね、ほんと。
奇跡よ今僕を救え。
マザー、ほんとにすごい曲だなっていうのを。
いろいろ聴いてきた後にここに帰ってきて。
いやー、とんでもなくないっていうのはあるよね。
これを最初に聴いてたんだっていうのはすごいよね。
確かに確かに。
この曲、イノラン原曲ですけど、
いろいろこう曲作っていく中で、
タイトル、最初決まってなかったっぽいんですけど、
イノランがこの曲はマザーがいいんじゃないって言ったら、
りゅういちも歌詞カードに仮タイトルでマザーって書いてたとか。
そういう偶然が。
これはすごい。
なるべくして鳴ってるっていうか。
なるべくしてですね。
すごい曲だと思います。
そういうイメージを喚起させる。
そうですね。深いですよね。
そのマザーっていうのもいろんな母なるなんとかっていう、
いろんな意味での源みたいなところも含まれてるだろうし。
壮大ですよね。
でも本当にどこへ行けば何をすればっていうのは、
こんなの作ったらそりゃそうなるよな。
本当にマザーは完成してしまったっていう感じが。
これ作り上げたらやっぱりやり遂げた感出ちゃいますよね。
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燃え尽きた感じじゃないですかね。
普通に考えてバンドの完成形じゃない?
完成形ですね、これ。
究極形が出来上がってしまった。
これからどう行くんだっていう。
ということで、今回はここで一回区切りますが、
本当にアルバムマザーすごいと。
次回はそのマザーの創活へと続きます。
次回へ続きます。