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2024-05-31 1:18:09

#62-5 なぜ「MISERY」はhideの特別な曲なのか?『PSYENCE』総括!

hide『PSYENCE』特集⑤、アルバム後半曲を語る!なぜ「MISERY」はhideの特別な曲なのか?そして『PSYENCE』を総括! (※1.5倍速再生推奨) REPSYCLE~hide 60th Anniversary Special Box~ https://amzn.to/4bcu0AS hide 60th Anniversary - hide https://www.universal-music.co.jp/hide/ 君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡~ https://amzn.to/3xRjosF ※前回まではこちら hide『PSYENCE』特集!飛躍の2ndアルバムの背景を探る !【名盤ラジオ #62-1】 https://youtu.be/uMW-AIa95yY 『PSYENCE』を象徴?オープニング3曲!~この時期のhideにしかできない、前作になかった先鋭さを分解!【名盤ラジオ #62-2】 https://youtu.be/Ktc9NNCioPQ 振り幅の広さ!hideのロック感が全開!~「DAMAGE」「LEMONed I Scream」「Hi-Ho」【名盤ラジオ #62-3】 https://youtu.be/oKsVsh48U7M -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 【hide関連】 ■『3・2・1』zilch特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnke7sVKJVTeTPr1AdWV7TQ1 ■『HIDE YOUR FACE 』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnUImVHUo1cXXxv6g2m6E98 ■『Ja,Zoo』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkzS6P-oKbXCE115QoVpT46 ※hide Memorial Day 2023ライブの感想 hide Memorial Day 2023ライブの感想①ボーカルトラックに驚き!完璧な空との二元中継!~楽しませてくれてありがとう!!【名盤ラジオ 番外編#30-1】 https://youtu.be/OexR-PCusAg 確実にhideはいた…完璧な二元中継に脱帽!hide Memorial Day 2023ライブの感想②~そろそろ楽しんでいいんじゃないですか?【名盤ラジオ 番外編#30-2】 https://youtu.be/DDW5KW5h3RQ 津田さんと語るhide Memorial Day 2023~hideソロとI.N.Aの深い愛、そしてYOSHIKIとX…【音楽酒場 #04】 https://youtu.be/Y1FcOc-N5-M hide with Spread Beaver 豊洲PITライブの感想(前編)!津田さんとセットリストに沿って語る~5月との違いと進化について【音楽酒場 #08-1】 https://youtu.be/M6mFNKnmQ9A また新たな伝説が…hide with Spread Beaver 豊洲PITライブの感想(後編)!津田さんだけが知ってる裏話満載!【音楽酒場 #08-2】 https://youtu.be/sCfqllqZ5gc ※こちらもどうぞ hideソロの好きな曲ランキングBEST5+マニアックトーク!【名盤ラジオ 番外編#05】 https://youtu.be/f76rA-apI1U hide映画『TELL ME ~hideと見た景色~』感想を語る回①【名盤ラジオ 番外編#06-1】 https://youtu.be/1ulUd3Isgzo 映画で流れる楽曲や『Ja,Zoo』について~hide映画『TELL ME ~hideと見た景色~』感想を語る回②【名盤ラジオ 番外編#06-2】 https://youtu.be/u8IyElMPf8k この映画を作ってくれてありがとう!~hide映画『TELL ME ~hideと見た景色~』感想を語る回③【名盤ラジオ 番外編#06-3】 https://youtu.be/vBMpmi0g9yg 『PSYENCE』/hide 1. PSYENCE 2. ERASE 3. 限界破裂 4. DAMAGE 5. LEMONed I Scream (CHOCO-CHIP version) 6. Hi-Ho 7. FLAME 8. BEAUTY&STUPID 9. OEDO COWBOYS 10. BACTERIA 11. GOOD-BYE 12. Cafe Le Psyence 13. LASSIE (demo master version) 14. POSE 15. MISERY (remix version) 16. ATOMIC M.O.M 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3wlJ4Nz ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/psyence/1440739411 ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/3XSbCWSKsK5Xu5S5IwUOxi?si=qOym1h6USWOXhAIu1oWZKg ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら色々と語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、hideのサイエンス特集をやっております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
おはようございます。こんばんは。お仕事お疲れ様です。演奏でございます。
こんばんは。S4ことスーパーソニックスリミーソドム、hidekiです。よろしくお願いします。
前回の続き。やっていきましょうか。
11脚目、次がグッバイ。グッバイですね。
グッバイはそうですね。
この曲はどうですか。これもすごく有名というか、いろんなところで出てくる曲ですけど。
この曲はやっぱメロディー、やっぱりすごいいいじゃないですか。際立っていてというか。
ですね。めっちゃわかりやすいよね。グッバイですって言って、say goodbyeって。
わかりやすい、確かに。なんだろうな、この雰囲気っていうか。
なんかビートルズとかそういうのを感じるような、なんていうか、すごい。
そこがまさにゼペットストアに感化されて作った曲だと思うし。
この曲自体hideはすげえ振ってきたって言ってるんだけど。絶対ゼペットストアありきでしょみたいな思いますし。
そこら辺がなんかすごい普遍的な感じがしますよね。
普通にこうアコギでジャガイアが弾いて歌って、それだけで成り立つ曲だと思うし。
それぐらいメロディーが強い。ものすごい誰が聴いてもいい曲って思うくらいのメロディーがあると思うし。
そこに対して結構割とノイズも入ってきてて、そういうセンスがやっぱhideだなあっていうのも思うし。
でも基本にあるのはやっぱすごいスタンダードな良い曲ですよね。
確かに確かに。
そこに対してすごいシンパシーも覚えるし、この曲もやっぱなんかコピーしましたもん。
単純にギターでコード取ってジャガジャガやるだけで、弾き語りみたいな感じでやるのが楽しい感じなんですけど、そういう形でやっぱコピーしましたね。
03:15
あとこれは歌については曲できて、その後パッと一番最初に家で歌を録音したらしいんですよね。
たぶん本ちゃんのレコーディングっていう意味合いではなく、ただ録ったっていう。
それを結局この製品版として使ってるっていう。
それを超えられる気がしなかったらしいんですよね。その後やっても。
言ったらデモテープをそのまま使っちゃったみたいな感じですよね。
そうですね。
結構このサイエンスってものすごい作り込んでんだけど、
ところどころそういう一発目を採用しちゃうとか、あと二日で作った曲を採用しちゃうとか、スピード感とかアシッド感みたいなものを結構重視してるっていうのは特徴ですよね。
特徴ですね。スピード感、アシッド感もそうだし、あとはまさに名前の通り実験的な感じというか、その場のみたいなところも含めて。
そこはだいぶ結果論的なところもあるかもしれないけど、そういう部分はあるなって気がしますね。
ヒデって今思いついたことを今やった方が面白いんだよっていう。何に対しても割とそういう感覚を持ってた人だから、結構それがダイレクトに反映されてる部分もあるんですよね、このアルバムっていう。
そこら辺のバランスがなんか面白いですよね。すげえ作り込んでるとこは作り込んでるんだけど、でもそのまま出しちゃって良くないっていうところは出しちゃってるっていうのが、そのバランス感覚がやっぱ面白いなと思いますよね。
本当センスですよね。これはやっぱり。
センスだと思いますね。
それがそんなのを普通に出して一歩間違えればめちゃくちゃかっこよくないわけですかね。これをただ出したところで。
06:00
なかなかそういうジャッジってできないとは思うんですけど、そこに対しての自信っていうのは多分めちゃくちゃあったんだろうなと思いますよ。
そうですよね。自分がこっちの方がやっぱ良いっていう。
俺がこれが良いと思ったんだったら、これは絶対良いんだから、出しちゃって良いよっていう。そういう自信はあったんだろうなと思いますよね。
もうちょっと考えるべきじゃないかっていうのは多分思わなかったんだろうなっていう。
なんかもう綺麗すぎてもやっぱり違うよなっていうかそういうところとか。
そうなるとなんか面白くない。多分自分が面白くないって思っちゃうんでしょうね。時間経っちゃうと。
確かに。
そうするとなんか出す気にならなくなっちゃうみたいな。
そこが多分大事だったんだろうなと思いますけど。
このグッバイはニュース番組かなんかのタイアップになってたんですよね、これ。
そのニュース番組。
割と深夜、夜10時ぐらいにやってるような報道番組のタイアップだったと思うんだよな。
その番組に出てるの俺見てたもん。
サンデーなんちゃらみたいなやつ。
ヒデが出てるみたいな。
出てたんすね、普通に。
主題歌だったんだけど、一発目で出たみたいな。
結構面白かったですけど。
サンデーなんですね、日曜日の締めくくりのニュース番組。
サンデーなんちゃら的なのに。
いやーでもなんかいいな。日曜の夜、これで締めくくれれば何とかちょっと明日からやっていけるような気がする。
曜日に反応する動画がヒデ君っぽくていいな。
すかさず曜日に。
曜日の話が出ようものならば。
なんでこんなに曜日のこと気にしてんだろうね。
間違い聞きたいわ。
曜日?日曜日?
日曜日にめっちゃくちゃ支配されてんだなー。
何だろう。
なんかでも、いやーいいっすね。めちゃくちゃいいな、日曜日の夜はこいつをこれ聞いてたりとか。
09:01
いや、いいっすね。めちゃくちゃいいな。日曜日の夜はこれ聴いて寝よう、今度から。
なんかね、こうリセットされる感じがね。
うん、なんかいい。めちゃくちゃいいっすね。
いいっすね。
いや、いいっすよ。めちゃくちゃいいな。
でもなんかそんなバチがいいな、番組でヒデを見るのもなんか新鮮でしたよ。
報道番組で。
報道番組で。
ニュース番組で。
最後にそのグッバイ、この曲をライブでね、演奏して終わったんですけど。
良かったですね、それも含めて。
じゃあまあそんなグッバイがあって。
次、12曲目がカフェラサイエンス。
これは。
これはまあね、インタールート的な曲ですけど。
サイエンスのカフェ版ってことですね。
そうですね、1曲目のオープニングの。
1曲目のサイエンスの。
まあいいっすね、こういう。
これはうまいよね、やっぱこういうところに持ってくる曲として。
これは1曲目のサイエンスの。
あれはビッグバンドで演奏してっていうところですけど、
それのベースだけを取り出してループで流しながら、
このアルバムに参加してるエンジニアのエリック・ウェストフォールっていう方に、
このサイエンスのメロディーをアドリブで弾いてくれっていう。
で、あなたはこのカフェラサイエンスの箱版のピアニストですからって言って。
で、このピアノを弾いてもらったっていう。
こんな感じの曲ですね。
めっちゃオシャレに弾けるんですね、さすが。
すごいよね。なんていうか、エンジニアってそんなピアノ弾けるんだみたいな。単純に。
これすごいわ。やっぱりプロフェッショナルな。
プロフェッショナルですね。
でも本当にアルバムの統一感にはめちゃくちゃいい味出してる。
12:02
これがあることによってっていう部分はめちゃくちゃ大きいと思う。
こんだけバラエティーに富んだバラバラのアルバムを、なんとなくアルバムとして一体感みたいな統一感を出す上ではめちゃくちゃ重要ですよね、こういうの入れるのは。
だと思うな。
これもBGMで流しておいてもいい感じですね。
俺こそ一番、本当に流しておいていいだろうみたいな。
明日、朝起きたらこれを流しながら朝ごはんじゃないですか。
朝ごはん。
朝ー朝ーこれ。
午後ぐらいですか?午後。
朝ー午後。
夜。
夜じゃない?
夕方。
夕方は合いそうだね。
夜だなー。
夜だ。
俺のもうちょっと長いバージョン欲しくなりますよね。
欲しいなー、これをねー。
ループ。
これを流しながら、それを夕方に流しながらちょっと飲み出しますかみたいな。
飲み出すぐらい。
いや、いいなー。
飲み出すぐらい、そうですね。
ちょっと3人でやりたいですね。
めちゃくちゃいいな、これ。
そうするとなんか、気分が乗るじゃないですか。
これ乗りますね。
朝はダメだと思います。
スイッチはダメですね。
朝はダメでしょ。
明日のね、朝。
ちょっと朝じゃないですね、確かに。
夕方ぐらいがちょうどいい。
朝はちょっとやっぱ卵かけご飯とかだからな。
裏泡だしな。
夕方ってことでじゃあ。
そうですね。
これはね、本当にいいインタルードで。
ですね。
重要ですね、アルバムとしては。
ですね。
で、次が13曲目らしい。
これがデモマスターバージョンってことで、
本当にデモなんですよね。
デモテープみたいなね。
家で作ったデモ。
だから最初になんかカウントを間違えてる感じでやり直してるのは、
最初にやり直してるっていう。
だから、いなとひででジャム的にやってるやつがそのまんまってことですね。
そっか、最初にシャシャシャシャってやってるのは普通に間違えて一回ちょっとやり直してる。
15:04
それじゃないっていう。
それもなんかね、その間違いもちょっとわかるっちゃわかるっていう感じ。
それじゃないっていう。
この曲はやっぱりこのデモ的な雰囲気が、やっぱりこれは合ってますよね、めちゃくちゃ。
勢い。
これやっぱパンクロック的な感じじゃないですか、雰囲気。
ですね、まさしく。
DOD枠的な感じ。
DOD枠的な感じだよね。
枠的には。
勢いがあるけどそんなにヘビーでもないみたいな。
ヘビーでゴリゴリでもないみたいな。
めちゃくちゃロンドンパンクなんだよね、これはね。
ロンドンパンクですよね。
確かに確かに。
セックスピストルズそのまんまじゃねえかみたいな。
セックスピストルズかラモーンズかみたいなぐらいの曲なんですよね。
それってやっぱりあんまり作り込んでもね。
本当にそこなんですよね。
生っぽく、デモっぽくあればあるほどいいみたいな感じがやっぱり。
そういう判断なんでしょうね。
デモをそのまま出しちゃったほうが面白いじゃん。
それが本当デモテープそのまま出ちゃってんだみたいなところで、
当時の自分たちからしたらやっぱ面白いしそれは。
そんなのって聞いたことないわけだから。
え、これなんかデモテープそのままじゃねえみたいな音質と
ノリで出てきてるというのがやっぱ面白いところですよね。
それがすごいアクセントになってるんだよね。
確かに。
僕やっぱり中学生とか高校生ぐらいの時に、
このアルバムであんま時間ないから、
じゃあちょっと1曲2曲聴くかってなったら、
俺結構らしい聴いてたもんみたいな。
なるほど。
パッと聴きやすいしみたいな。
確かに。めっちゃ勢いがね。
そうそうそう。
パッと聴いてロックの楽しさとかかっこよさを
インスタントに感じられる曲だなっていう。
確かに。
タクッとそれを接種できる曲。
そういう感じで。
すぐサビに行くしね。
それもやっぱかっこいいじゃないですか。
18:01
あの感じもやっぱかっこいいし。
すごいシニカルな感じ。
サクッとロックを接種するのにちょうどいい。
ロック的栄養素を接種するのにね。
カロリーメイトみたいなね。
ちょうどいいなってことでしたね。
なるほど。
確かに。
いろんなシーンにこう、
接種できる曲が揃ってるアルバムですよね。
ちょっと街をおしゃれに歩きたいときは、
レモネードアイスクリームだし、
サクッとカロリーメイト的なのも、
ロックを接種するなららしい。
ちょっと優雅な気分。
カフェラーサイエンスとか。
そうですね。
サクッとちょっと、
世の中に中指立てないなぁみたいなところで。
サクッと。
何だよ!みたいな。
俺はスタッフに呼ばれたかない!みたいな。
ちょっと軽く。
サクッと。
そういう栄養素をちょっと取り入れて。
もうちょっとガッツリ取り入れる時間があったら、
バクテリアとかヒバとか。
ムニャムニャ野郎が!っていう。
忙しい時にとか。
用途と時間に応じて、
程よく接種できますよね。
ロック要素をね。っていうアルバムですね。
これやっぱこのアルバム、
なんていうかスーパーマーケット的な感じですね。
本当にね。
そこがやっぱり目指したところというか、
なんだろうなぁ。
どうして聞いても、
ロックのデパートみたいな感じで。
お好みのね。
時間ないならないなりにちょっとずつ接種しても面白いんじゃないすか、みたいな。
本当はおもちゃ箱ですよね。
そこがなんか、
母体となるXではできないことをやったのかもしれないし、
Xはどうしてもね、
1時間、2時間ぐらいちょっと時間とって聞かなきゃみたいなところがありましたから。
そこがやっぱ面白いところですよね。
そこからね、アルバムは14曲目。
21:01
ポーズいきますけど。
ポーズはまあね、いろんなところで出てくる曲ですね。
この曲はどうですか。
これは卓球のあれですよね。
最初のところのやっぱり特徴的なところとしては。
あれなんかヒデの映画の。
映画でもこのシーンありましたっけ?なんか録音してる。卓球の。
卓球撮ってるところね。
卓球の音。
映画テルミーで。
映画テルミーでね。
ポーズがね、やっぱかっこいいし好きですね。めちゃくちゃ。
お好みな曲ですね。
めっちゃね、僕ら的に言えばすごい馴染みのある音だし、
グルグルじゃないですか。こういうインダストリアルかつヘビーロックみたいなところ。
そういうのがなんかその温泉の卓球的なリズム。
なんかそこに表されるっていうのがやっぱなんか面白い。
その発想はないわっていうのをやるのがなんかやっぱ面白い。
やってるなーっていう感じがしますね。
やっぱこの曲調の中でピアノとか入れてくるじゃないですか。
そのセンスとかもなんかまためちゃくちゃいいな。
あそこがやっぱ面白いしね。
あれってね、着想としてはナインチネイルズだと思うんだよ。
ナインチネイルズはやっぱりね、入れてくるから。
入れてきますね。確かに確かになるほど。
ナインチネイルズのヒレ的解釈なんですよね。
確かに言われてみればそうっすね。
ちょっとちょっと変えてますよ。
確かにそうっすね。
それをやれてるのにやっぱ本人的にはめちゃくちゃ手応えと充実感は感じてたと思いますし。
何かとこの曲はやるじゃないですか。
XのXソロでもやるし。
自立でもね、そのほうが。
自立でもやってますし。
なんかすごいやりたいことができた曲の一つなんだろうな、ダウトと並んでみたいな。
24:06
いやーこれすごいっすよね。同時に日本人がこれ作ってるっていうのは本当にいいね。
結構どっちもあるんですよね。
インダストリアルなグルーヴとモダン、モダンヘビー、ニューメタル的なグルーヴと両方あるんですよね。
それってなかなかあの時代の日本のバンドでこのグルーヴ出してた人ってなかなかいないよな。
言ってみればナインチネイルズとレイジー・アゲンストン・マシーンをガッチャンコしたみたいな感じ。
そこになんかトゥール的な歌詞の世界観というか。
それやっぱなかなか新しかったですね。
なんていうんですかね。そこまでこう闇落ちしきってないというかなんていうんですかね。なんだろうな。
結局根っこが明るいんですよねヒデって。
ですよね。結構歌詞自体はやっぱ過激な歌詞だったりとか尖った歌詞だったりもするけど、
でもそこまでこうなんですかね。闇落ちしきってる感じではないというかなんて言ったらいいですかね。
たぶん性格的な根っこはまあ暗いとは思うんですけど、それのなんか表出してる部分は別に暗くないというか。
なんて言うんだろう。そんな暗いものとして出したくなかったのかなっていうか。自分のそういう部分を。
ネガティブなものをネガティブなまま出すっていうのもできると思うんですけど、そういうことやってる人もいると思うんですよ。
トレントレズナーとかカートコマンとかって割とそっち寄りだと思うんですけど。
ジョナサンデイビスとか。
そうそうジョナサンとか。でヒデもそういう部分、根っこはたぶんそこなんだと思うんだけど。
そういうものとして出したくはなかったのかな。
確かに確かに。
それっていうのはヒデがロックから受け取ったものの本質ってそうじゃないものを受け取ってたんだろうなっていう。
27:06
キッフとかグルグルドールズとかレッドゼンペリンもそうだし。
自身のネガティビティをネガティブなものとしてそのまま出すのを良しとするのがロックではないっていうのがあの人の哲学にはあったのかなと思いますよ。
ネガティビティがあったとしてもポジティブなものに変換して出した方が面白くないみたいなとか。
そんななんか重々しいものとして見せたくなかったのかなっていう気はしますよ。
そういう曲実際あんないっすもんね。そういう機関的な。
非常にダークな曲とかないじゃないですか。
それだけで終わるっていうのがない。
表現としてはダークなんだけど、それをもってして楽しんでくださいみたいな。
結局なんかそっちに行ってるよねヒデっていう感じが。
配力に対しても。
曲調とかで言うといろいろあるけど、そういうのも含めて。
曲調とか使ってる言葉とかはそういうものを使ってるんだけど、出来上がってるものは決してそうではないっていう。
表面的にはネガティビティも使うし、マイナスだったり攻撃的な言葉とか音も使うんですけど、
そこで出てくる表現っていうのはなんか決してそうではないっていうか、
どうぞこれで楽しんでくださいっていうのがヒデだなって感じしますよね。
なかなかね。
ポーズはいろいろいろんなバージョンもあったりしますけど、
どのバージョン聴いても楽しいんだよなーっていうこの人の曲は。
やたらなんか落ち込むみたいなのないじゃないですか。
考え込んじゃうみたいなの。
そこがなんかヒデのテイストなんだなって気がしますけどね。
ラディオヘッドとか9インチとかは割と聴いて頭を抱え込んじゃうみたいなのあるんですよ。
そのまま終わるっていう。抱え込んだまま終わるっていう。
重い悩み、袋工事に位置詰まるのがロックなのかみたいな風に終わったりするんですけど。
ヒデはなんか決してそうではないなって感じ。
そこまで思い詰めなくても良くない?みたいなのがヒデかなーって思うんですけどね。
30:06
ポーズはそういう曲であるというところで、
次が15曲目。ミザリー。
ミザリーはね、これはヒデの全部の中でも一番にするくらいの特別な曲ですから。
代表曲というか、なんというか。
どういう方面の人から聴いてもいい曲だと思うんですよね、これ。
そうですね。
ロックめちゃくちゃ知ってる人から聴いてもいい曲で、
ロック的な引っ掛けられたギミックもわかるし、そこが面白いなとも思うし、
そんなのも全然知らなくたって、
単純にJ-POPのトップ10ランキングに入ってる1曲として聴いてもいい曲だなって響くと思うんですよね。
それぐらいマグチが広い曲だと思いますね。
そうですね。この曲ってめちゃくちゃ好きなんですけど、
すごい不思議だなと思うのが、
この曲って何回聴いても飽きることがないんですよね。
飽きないですね、本当に。
それがなんだろうな。
HIDEで言うと、ロケットダイブとか、
あと他のバンドで言うと、僕らがよく言ってるね、ロージアとか、
Xのラスティーネイルとか、
なんかもうこれはもう散々聴いたから、今更改めて聴かなくてもみたいな風に思うような、
いわゆるシングル曲ってあるじゃないですか。
っていうのに比べて、このミザリーはシングルでもあるし、
僕らも多分相当聴いてるとは思うんですけど、
それでいて全然聴き飽きた感じにならないっていうのは、
なんでなんだろうって。
めちゃくちゃ歌メロ的にスタンダードというか、
スタンダードであるし、
ヒットチャート的ではあるんですけど、
サウンドはそうではないんですよね。
めちゃくちゃ凝ってて、
多彩なんですよ。
オールドロックの要素もあれば、モダンロックの要素もあるっていう、
33:05
そういうのが入れ替わり、立ち替わり出てくるんですよね、この曲って。
だからそこら辺が飽きない理由なのかなって思ったりしますけどね。
あれがだから、料理で言うとなんて言うんですかね、
塩味がめちゃくちゃ濃い強烈な味の料理ではなくて、
出汁とか旨味成分がめちゃくちゃ詰まってる系の、
そっち系の料理なのかなっていう。
濃い、結構しょっぱめの強烈なやつってうまいじゃないですか。
ガツンとニンニクが効いててみたいな。
しょっぱい味でみたいな、ロージア的な。
あれは多分毎日食べるにはきついんですけど、
ミザリは結構出汁成分が、薄味で結構なんて言うんですか。
いろんな出汁がめっちゃ入ってるみたいな感じの曲な気がするんですよね。
なんかやっぱり、毎日味噌汁飲んでも大丈夫みたいな。
味噌汁的な感じが、ステーキ毎日はちょっときついけどなみたいな。
なるほどね。
でもこれも主食系、主役系のめちゃくちゃメインディッシュになる。
でもね、なんかわかる気がするけどね。
サビとかはあんまり、サビですよーみたいな感じではそんなにないっていうかね。
サビはやっぱり塩でしょ、あれ。濃すぎると。
立ってはいるんだけど、そこまでではないというか。
その辺が何だろうな。
この辺の絶妙さもあるよね、程よい加減のね。
それもわかる。
けど、とはいえだからといって、そんなかっていうのもなんかあるんだよな。
なんかもう全く飽きることないからすごいなって思うんだよな。
反則なんですよ、この曲は。
反則ですよね、この曲。
めちゃくちゃ今の例えで言うと、めちゃくちゃ塩で効いてるくせにめちゃくちゃ出汁も出てるっていう。
いいとこ取り。
出汁も強烈に効かせてるから、中毒性がすごいというかなんていうか。
出汁はめちゃくちゃ出てるから、毎日でも振りたいしっていう中毒性はある。
36:01
それでいてしっかり濃い味も。
かといってパンと一発効いて、「うわ、うま!うま!これうま!」ってなる味の濃さもあるんですよ。
どっちも結局ある。
その味の濃さも確かにある、確かに確かに。
反則なんですよ。
反則、確かに。
そうですよね、ほんと。
確かに。
すごいメッセージ性というか、秀の本質的な部分のメッセージ性もあるじゃないですか。
あの人が一番大切にしていたものがここにあるじゃないみたいなのもあるんですよ。
だからほんと反則ですよね、これ。
確かに。
反則ですね。
いや、菓子がまたね、たまらん部分ありますよね、ほんとに。
いや、確かに。
多分これ菓子が一番最初じゃないかなっていうか、メッセージが最初にあると思うんですよね。
これもまさにそうだと思いますね、ミザリっていうテーマがあって。
それがね、どっから来てるかっていうのはもうファンの皆さんご存知だと思いますけど、
岸前恵子さんのストーリー。
ですね。
これはなんかね、また面白いなと思ったのが、
通常秀ってイナとやってる、よく言ってる八丈間の部屋、プリプロルームで、そこでもう歌詞も書いてるっていうことなんですけど、
この曲だけはサンタモニカのLAのビーチの方ですけど、
サンタモニカの海沿いのホテルで海を眺めながら書いたっていう。
その一人の少女に思いを馳せて書いたっていう。
だから歌詞もやっぱ特別らしいんですよね、そういうシチュエーション的な部分も含めて。
そういう曲なんですよね、やっぱり。
これはやっぱりすごい秀らしいですよね。
このメッセージっていうのがミザリーっていうテーマにしつつ、歌ってる、その歌い方のメッセージは。
ステイフリーはミザリーですからね。
39:01
まっきり言ってしまえば、娘に書いた曲でしょ、これ。っていう曲ですよ。
多分、まゆこさんを通して自分の娘、いないんですけど、
自分の娘と次の世代に託した曲というか、そこに向けて明確にそこをターゲットにした曲ですよね。
ロケットダイムとかもそうなんですけど、多分それがはっきり見えた曲なんじゃないかなと思いますね。
それまでそこまで見えてないと思うんですよ、秀って。
もっと自分とかロックとかそういうもの。
少年松本秀人とかそこに向けた曲をずっとやってたと思うんですよね。
ロックってそこの面白さじゃんみたいな。
明確に次の世代とか、そこに向けた曲なんじゃないかなと思います。
だからこそ、音の面でも、
クラシックロックの面白さとか良さも入ってるし、モダン・ヘビネスの音も入ってるし、全部入ってるんですよ。
だから俺らが聴くとめちゃくちゃ飽きないんですよ。全部入ってるから。
あれもこれも入ってんじゃんみたいな。ゴールディーズも入ってんじゃん、モダンも入ってんじゃんみたいな。
入ってますよね。
全部変な感じの。
変なね、テケテケな。
テケテケな感じもあったし。
あそこのフレーズの最後に、しょぼい音でテケテケテケテケって言うと、
メタルの音でドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクって受け継ぐじゃないですか。
あれ結構ね、あれがめちゃくちゃ象徴的。
メタルの音でそれを受け継ぐっていう。
秀が明らかに初めて次の世代に託す、次世代に託すということを意識した曲なんじゃないかなと思いますね。
それがもっとロケットダイブとかエヴァフリーとかでは分かりやすい感じで出てるんですけど。
42:06
ピンクスパイダーとかもね。
素直じゃないんですけどね、出方は。
そんなに表面的ではない。
そんなに分かりやすいことで別にそれぞれ。
いかねえよとかでやるけど。
明確に下の世代に向けた曲を書いたのがなんじゃないかなと思いますけどね。
少なくともすごい他者に向かってはいますよね。
ハイアイフェイスはすごく自己のことを、自分のことを話してる感じで詩もできてる。
そうそうそうそう。
もっとやっぱストーリーがすごい広がってますよね。
他者の痛み苦しみも歌うようになったっていうか。
明確にその対象が見えたんでしょうね、あそこで。
そうでしょうね。
舞妓さんっていう具体的なものが目の前にあったわけだから、そこに対して自分が何を残せるかとか、何を表現できるかとか。
それを強く意識した曲なんだと思いますよ。
この曲はやっぱね、僕ら的に言うとギターサウンドが最高すぎてね。
めちゃくちゃいいですよね。
超いいよね、このギターの音。
めちゃくちゃいい音出てるよ、これ。
世界で一番好きなギターの音を言ってもいい。
これは。
衝撃的でしたよね、このギターサウンドって。
これはめちゃくちゃすごいですね、今聴いても本当に。
めちゃくちゃ衝撃的なギターサウンドの5本の指に入りますね。
なんだこれ、みたいな。
これは何のギターと何のアンプだったら出るんですかっていうのをお聞きしたいっていうぐらいの。
まさに理想的な音。
この乾いててシーンがあってね。
まさにロサンゼルスっていう、カリフォルニアの音ですっていう。
なんだろう、この音は。
太い柱みたいな音っていうかなんだろうな。
これまたいいんだよな、左右に散っててバッキングがいい具合に同じようなアレンジというかね。
45:12
いいんだよな、左右に散っててバッキングがいい具合に同じようなアレンジというかね。
とりあえずなんだけど微妙に違っててね、すごくいいんだよ、左右のバッキングが。
すごいそれが気持ちいいんだよね。
LとRに振られてて。
いいよ、本当に。
いくらでもね、本当に話せる曲ですけど。
ありますね。
ドラムもね、最初始まったところはこう。
ってなるところが。
ってなってきた。
で、その後こうスネアの頭でタンタンスタンタンタンって頭打ちにこう変わってくるところとかがなんか。
なんつーのかな、なんかあの最初はバスドラでドンドンドンドンってやってたのがスネアでタドタドタドタドってなるからなんかバスドラがこう今度裏に入る感じになるから結構不思議な感じの。
あそこも本当に入れ替わった感じになる。
あそこも結構ね、なんか変な感じになるじゃん。
変な感じになるよね。
そこもまたね、またいいんすよね。変な感じになってで、シンバルとかもなんか裏でスパーンってこう入れるから。
裏でスパーンって入れるよね。
スパーンって入るから。
あれがだから裏で入れるから頭がわかんなくなる。
そうそうそうそう。そのなんかひっくり返っちゃってるみたいな変な感じになるのがね、いいんですよね。
その入れ替わるスタートだもんね、そこが。
そうそうそうそう。その辺もこの、やっぱね、この曲でもそういうの入れてきてるなーってところが面白いですよね。
だからほんといろいろ出汁がね、ほんと出まくってるんですよ。
出汁が。
ほんとに出汁が出てるし味もしっかりしてるっていうことなんですよね。
そりゃあ毎日食っちゃいますよね。
ここだよね。
これはいいね。いいっすね。
すごいスタンダードに見えるとイントロのリフとかも変なんだよね、あれ。
ででででででででででででででででででででって言うのも、あのリズムに合わせるの結構難しいというか、なんか変な感じで入ってるんですよね。
48:11
これ確かになんか裏と表が結構ひっくり返ってる感じですね。
あれ特にね、イントロ難しいよね。
イントロはなんかタララララララララララララっていう頭から入ってたのが、タララララララララララララララ。
そうそうそうそう。
後ろにこう引っ張られる感じにひっくり返るっていうか、
タララララララララララララ、
それもなんか面白いですね。
あそこね、難しい。
作ってる感じ。
間奏の部分はね、すごい素直にいくんだけど。
イントロの部分はすごいね、ひにくれた感じになるね。
確かに確かに。
頭を前に引っ張られる感じと後ろに引っ張られる感じの。
うん、そう。
まあそういう色々違うところが空きない感じなのかもしれない。
その頭をね、前と後ろに引っ張られてる中で、
なんかドラムがこうひっくり返っちゃうから すごい変な感じになるんですよね。
そう、すごいイントロの後半部分が すごい変な感じになるんですよ。
そうそうそう。すごい変な感じ。
あそこでスネアの頭打ちのドラム入れるのは 変なんだけど、それが面白いっていう感じの。
そこにそれを入れるのがすごいですね。
いやー、なんかそこがたぶんそういうところもそうですよね。
そうだねー。
飽きないのはそういうところなんですよね。
そうだねー。
ほんとに。
これはあとはまあやっぱ。
つかぬ間の夢、小さな秀樹。
小さな秀樹!?
小さな秀樹。
いやー。
リトル秀樹がや。
リトル秀樹が潜んでましたね。
秀樹の中のリトル秀樹が。
あーそうですよ、これ。
揺れる想いを。
小さな秀樹ですって名乗らないといけない。
小さな秀樹が降る星の数数える。
小さな秀樹ーって。
いやー、そうだ。
それはもうね、この後相当しか聞こえなくなってしまう。
呪いが。
めっちゃそこで。
申し訳ない。
いやー、ほんとにもうね。
これ聞いたときに。
聞いたときに、小さな俺出てきたって思わなかったの?
51:03
呼ばれたと思いますよ。
さすがお前。
中学生ぐらいのときに。
あって俺。
小さな俺?みたいな。
小さな俺が。
小さな俺が。
今の今まで思いついてなかっただろうね。
いやー、もう。
小さな秀樹ーって。
あ、秀が呼んでくれたみたいな。
呼んでくれた。
いやー、あそこで。
ありがたいですね。嬉しいですね。
呼んでいただいて。
ミザリーはそんな感じでいいですかね。
これはもう、いくらでも話せる曲ではありますが。
ね。
ですね。
ロックというものを、
自己完結してた人が、
初めて明確に他者という、
この人に向けてロックソングを書きたいって、
思った曲なのかもしれないですね。っていうのは。
どうなんでしょう。綺麗すぎるかもしれないんですけど、
なんかそんな気がしますね。
わかるなぁ。
ずっとロックを自分のために奏でてた人が、
初めて他者に向けてロックを奏でたい、作りたいと思った曲なのかもしれませんね。
確かに。
そんな気がしますね。
うん。
こんなに美しくてかっこいいロックソングになったんだ、それがみたいな。
うん。
そして、他者のために書いたのがこれだとすると、
自己のために書いた最後の曲がジャンクストーリーなのかもしれない。
そうですね。
あれは明確に自分のためというか、
少年松本秀人の曲ですからね。
そうですね。
それがすごい近いタイミングの時期の曲だし、
そういうのはあるかもしれないですね。
ほぼ同時期にあってたと。
なんでしょうね。
まあ、こんなね、ミザリーということで。
アルバム的にはその後16曲目のAtomic MOMで終わるわけですけど、
54:04
この最後の曲はね、もうエンディングっていう感じの。
そうですね。
最後パスワード入れろって言われて、
サイエンスって入れたらコレクトって。
で、中に入ったら、中にはただのブニョブニョしたゴムの笑ってる奴がいたっていうお家ってことらしいです、秀的には。
そういうやつね。
そうそう。
バクテリアのムニムニ野郎がいたってことですね、中に。
こいつがムニムニ野郎だったんですね。
コンピューターに支配されてるサイエンスシティのコンピュータルームに入ってみたら、そいつがいたっていう。
結局そういうジャンクなものに支配されてたっていうお家。
いや、なんかそのストーリーを踏まえながら聞くとこれなんかいいっすね、最後の。
すごいよね、なんか。
ちゃんとサイエンスの世界観。
最後ね、その後、あの笑い声の後にサイエンスに戻るわけだし。
またね、映画的な感じの曲に戻って。
そこでエンドロールが流れる感じが上に浮かぶような感じになってますからね。
アルバムとしての統一感、世界観、トータライズ。
すごいなっていうか、上手いなって感じはあるな。
これがね、16曲全部でクレジットとしてはあるけど、
ほとんどの中の曲はサイエンスっていうテーマとか、
そのアルバムに入ることを前提に作った曲ではないっていうところがあるんだけど、
だけどこれだけこの16曲がサイエンスっていうもののアルバムの中に入っててしっくりきてるっていう。
これがやっぱすごいなって思うな。
でもそこはやっぱりね、1曲目のインストのサイエンスもそうだし、
12曲目のカメラサイエンス、で16曲目のこのアトミックMM。
この辺のね、作ってる部分は相当大きいっていうのはやっぱありますよね。
57:01
ありますね。アルバム的なね、やっぱり。
まとまり感。
まとまり感。
こんだけバラエティ豊かだけど、ちゃんとね、アルバムとして一体感出てますよね。
なんかその感じがね、なんか自分的にはどことなくなんですけど、
ビートルズのサージェントペパーズ。
サージェントペパーズローリングハーツクラブバンドに結構近いものを感じるというか。
あれもなんかコンセプトアルバムの元祖みたいな存在ですけど、
割とキー曲以外は寄せ集めっていう話もあるし、
だけど何か所々にその要素を入れてて、アルバムとしての統一感を持たせてるっていうのでトータライズされてるんですけど、
なんかそのやり方が結構近い気がするんですよね。
でも多分別に、木ではそれを意識してはいないとは思うんですけど、
なんか近いものを感じるなって純粋に思うというか。
なるほど。
ここはなんか面白い部分ですね。
意図せずそういう共通点というか、近いシンパシーみたいなものがあるんだとしたら面白いなって思う。
そこは人によるかもしれないですけど。
というね、サイエンス。
全16曲ですけど、いかがですか。
なかなかの対策ですね。
めちゃくちゃこうやって3人で話してくると、めちゃくちゃいいなって感じになりますね、やっぱ。
なおさら。
なおさら超いいアルバムじゃんっていう感じ。
すごいですよね。
こんなものをよくぞっていう。
いやーなんかほんとスーパーマーケット的な感じですよ、これほんとに。
サイエンスっていうね、名前のスーパーマーケットにはもう何でも揃ってますからっていう。
その時々に応じたものは。
出てくると。
そう。急いでる時であればこれだし。
休日はこれを食べるしみたいな。
ちょっとほんと取り揃えてますね。
毎日食べても飽きない主食も揃ってるしみたいな。
えぬぞうさん的にはいかがですか、改めてこのサイエンス。
1:00:01
サイエンス。
もうロックのすべてが詰まってると思うんですよ。
ロックのかっこよさと楽しさとか面白さとか全部詰め込んで、ほらどうだと。
おもちゃ箱ひっくり返したような面白さ、これがロックだって全部見せて、
で最後の最後にこのアトミックマムでひっくり返すんですよ。
そんなものは全部くだらない幻想でしたって。
それが一番ロックだなと思う俺。
痛快ですよね。
今までね、今まで俺たちが何時間と語ってきた、君たちが何時間と語ってきたこれ、
全部そんなのバカじゃないの。はい終わり。
それで終わるのがロックなんだよ。
それをやってるのがこのアルバムなんですよ。
だからこれが全部素晴らしいって言って終わるのは片手落ちなんですよ。
そんな素晴らしいすべてのメッセージ、何もかもそんなものはくだらないよね。
バカじゃないの。これで終わるのがサイエンスですよ。
というのが全部、っていうのが最後なんですよこのアトミックマムの。
この曲がそれなんですよ。
って言って終わるのが全部バカじゃないの。そんなのくだらないよって言って終わるのが
そんな大層なもんじゃないよロックなんてさって言って終わるのが最高にかっけえだって思います。
チャンチャンってね。
でも逆にだからこそロックなんだよ。
サレッドロックなんだよっていうのを感じ取るところまでが僕らの役割なんじゃないですか。
確かに。バカがロック、サレッドロックってね。
全部ひっくるめて最後にひっくり返したところをもう1回反転して感じ取るのが僕らの役割なのかなっていうのを
ところまでをひっくるめてこんなアルバムなのかなって思ったりしますけどね。
ここまでわかんないとわかんないよっていうさ。
ストーリーペンに味わってもらっても困るんだよって思ってるんじゃないかなひればって思いますけどね。
確かに確かに。
20、30でひねくれたこの面白さこそがそここそがロックなんであってみたいなことをなんかやって
1:03:02
ってなんか考えすぎなんでしょうけど。
そうなんでしょうねきっと。
概要にも楽しめますでしょロックってこんな面白いおもちゃでしょっていうのをなんか見せてくれてる気がしますね。
本当いろいろなものが多分詰まってたんだろうなと思いますね。
hideの発言で言ってもこの96年9月に自分が聴きたいロックアルバムを作りたかったっていうのが
それがこのアルバムっていう風にも言ってるし
あとすごく自分的にやっぱりあの
hideっていうアーティストロックミュージシャンがどういう風に歩んでてこのアルバムに行き着いてその後どうなったかみたいなもの
そういう流れっていうのにすごく注目しているんですけど
そういう中でのそのいわゆる縦軸どうだったかっていう部分において
インタビューでhide your face以降その2年半の間によく聴いていた音楽はっていう質問に対して
あんまりアルバムとして聴いてたのはないかなーって言ってるんですよね。
一曲単位っていうのはあるけどアルバムとして聴けるものはあんまりないなっていう
なのでさっき言ってたみたいにそういう自分が聴きたいようなアルバムを作れないかなっていうので
自分で作るしかないって言ってこれを作ってるっていう
なんかそこはねめちゃくちゃいろんなものを表してるなって思っていてその発言が
それはもう文字通り自分で聴いて聴いたけど満足できるものがなかったっていうのは多分その通りで
それはhideのレベルがなんかものすごく上がってしまっているっていうことを表していると思うんですよね
自分のレベルがめちゃくちゃ上がっちゃってるんでそんななんか他の聴いてもなんか不運みたいな
っていうところが多分あるんだろうなぁと思うし
あともう一つあるのはもうこの時多分もう完全にモードがアウトプットモードになっていて
なんかもうその自分で自分がその好きなものを思うぞぶん表現するっていう方に完全にシフトしてて
1:06:03
なのでそのなんか新しい音楽を自分の中に取り入れようとかなんかそういう気分モードにそもそもなってなかったんじゃないかなっていう
なのでめちゃくちゃそのなんかもうフルにアウトプット自分で表現するっていう方に振り切ってたタイミングだったんだろうなっていう
まあそれは想像ですけどだからこそもうこのサイエンスみたいなもういろんな要素が入ったものが
hideからhideっていう一人の人間から出てきたっていう
だからなんていうんですかねこの2年ぐらいの部分は本当にもうそういうタイミングだったというか
今まで積み重ねたものがいろんなもうそれまでにファーストやってるとかそういうのも含めてですけど
全部そういうのがこうタイミング的にうまく重なって放出されたのがこれっていう
そういうアルバムなんだろうなって思いますね
でしょうねそういうことなんだろうねこのアルバムは
本当にそれまでのいろんなものがね
重なり積み重なり
出したい出したい出さなきゃ出さなきゃ出さざるを得ないってなってたんだろうな
ものすごいこのアルバムって請求なんですよものすごい
曲間も短いし次々に畳みかけてくるんですよねいろんなタイプの音が
そこって今まさにタクが言った部分なんでしょうね
まさにアウトプットに寄ってたいろんないろんな自分のものを表現せずにはいられないっていう状態だったんでしょうね
そうですねすごくそのクリエイティビティがまさにその爆発してたというかね
限界が破裂してたんでしょうね限界破裂してたでしょうね
多分それはここまでのいろんな曲で話してる部分ではありますけど
岸前恵子さんで他者に向けてっていうところの表現もそうだし
ゼペットストアーと出会ってそういう歌の部分に対しての考え方が変わったりとかっていう
そういうのを含めた部分だと思うんですよね
そうですねまさしく
そういうのがいろいろミックスして
1:09:04
本来的に秘伝の中にあったその部分とゼペットなり
真横さんなりと出会って今これやらなきゃいけないとか
これやりたいとか自分の中に湧き出てきたものとの
3つがここに置いて結束してるんでしょうね形として
そして多分そこに対してめちゃくちゃ自信があったと思うんですよね
強い確信というか
それをすごく感じますね
自信はめちゃくちゃあるよね本当に
迷いがなんかないですもんね
どうだこれ面白いだろうっていう
本当に
すごい素晴らしいアルバムですよね
本当にそうですね
バンドでもないね一人の人間の
音楽性なり表現したいものがこれだけ
浅いなものとして表現されるというか
秋に渡ってるっていうのも
そこがやっぱ秘伝の
秘伝独自のものだと思いますし
普通だったらこれバンドでやってもこんなバラエティ豊かにはならないですからね
これが一人の人間から出てきてるっていうところがやっぱ
秘伝の特異性であり特殊なところですよね
面白いな本当
いろんなどんな面から見ても面白いですよねやっぱ
音楽的にとか見てもそういうなんか内面的にとか
そういうところから見てもなんか面白いし
一番面白かった時期がなんかサイエンスなんじゃないかなって思いますけど
そうですね
名前の通りね本当に
馬鹿学でね
馬鹿学ですよ
一番混沌としてるからこそ面白いというかね
これ以降になるとやっぱジルチとストロトで
割と明確に分けていくからねっていう
それが一番分かれる前の一番ぐちゃぐちゃっとして面白い状態が
なんかサイエンスなのかなって気がしますけどね
ということでじゃあサイエンス特集はそんな感じで
じゃあ次のアルバムを決めて終わりましょうか
決めていきますか
じゃあ次はひでっくんの番ですね
1:12:03
次ですか
どうしますかこの後
この後ですね
決めておりますんで
発表してよろしいでしょうか
すでに決まってると
はい
もう
さすがひできさん
これはもうね
さすがS4
スーパーソニック
スライミー
ソドム
ネクスト
アルバム
イズ
アナザーサイド
シングルス
ツー
なんの
なんの
ルナシーノ
ルナシーネ
こないだの生配信を聞いて
そっからか
っていうことですね
なるほど
すごいね
早速
言ってなかったんでこれ
発表されて
これ言ってなかったですからね
タイミング的にはバッチリですから
言っちゃいますか
なかなかいい曲
入ってるじゃないですか
さすがネクスト
シングルス
ツー
何が入ってるやつそれ
シングルス2枚目じゃなくて
シャイン時期の後のやつ
シャイン時期とルナシー時期の
2000年の
この頃のカップリングですね
ルーパーとか
ルーパーとか
マイラバーとか
ビーゴーンとか
ビーエレゴリーとかが
そうそう
なるほどねそこなんだ
やばくないですか
そこですよ
これはマニアックな
マニアックルナシーな話になりますね
これは
時期も時期だからねっていう
お前わかってんのかそれ
それをやるという意味が
わかってんのかお前は
いやー
やったでしょ
そういうね
これはやばいですと
了解
ということで
ということでね
今回はサイエンスやってきましたけど
やっぱね
ヒデはすごいってことですよ
本当に改めて再認識というかね
1:15:05
改めて感じましたね
すごさを
リサイクルもそうですけど
本当改めて
ヒデすごいし
ヒデに寄り添って
ずっと作り続けて
今回のリサイクルもそうですけど
本当に稲さんリスペクト感謝ですね
本当に本当に
すごいですよねリサイクル
なんか結構計り知れないですもんね
あれをどういうジャッジをしたのかとか
どれだけいろんなものに向き合ってたんだろうとか
なんか思っちゃいますしね
あれは本当に計り知れないよね本当に
どれだけ深く
凄まじいものを背負って
ですねリサイクルも
それだけで語るとまた面白いかもしれないですけど
これは本当すごいよね
語弊を恐れずに言うと
単純に音が良くなってるというか
単純に2024年の音になってるっていうのが
これがどれだけすごいことかっていうことなんですよね
なんかそんな
差引されてないというか
それが素晴らしいっていうことを
お伝えしたいというか
それでいてヤズーにおいてはすごく
プラスアルファーがあるんですよっていうのが
また熱いところだし
これをこういう音を実現するのにね
どれだけの労力を費やしたんだろうって思うと
やっぱありがとうございますってなりますよね
ですね
本当にリスペクトだと思います
でまぁね次
銘板ラジオ的には
ルラシーのアナザーサイドオブシングルス2ということで
またね
ルラシーのツアー始まりますからやっていこうという感じですね
そうですね
じゃあまた次回やっていきたいと思いますんで
引き続きよろしくお願いします
今回はサイエンス特集ありがとうございました
ありがとうございました
グッバイムニョムニョ野郎
銘板ラジオ
01:18:09

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