まずこのアルバムリアルタイムで聴いてましたかっていうところからちょっと確認していきたいと思うんですけど。
僕は正直ほぼ聴いてなかったかな。
割とシングルのHeavenとGalaxy、
特にGalaxyのカップリングのSerenadeは何か印象に残ってたような気がするけど。
結構この時期めちゃくちゃ生活環境が変わってて。
全然バックチェックに限らず、全然普通に音楽を追ったりしてなかった時期なんで一番。
なのであんまりリアルタイムで聴いてないっていう感じ。
リアルタイムでっていう意味で言うと。
出てすぐガッツリ聴いてって感じではなくて。
そうそうそうそう。
僕はそんな感じだったんですけど。
ひでっくんもそんなに聴いてないと思うんですけど、今まで聴いてる情報で言うと。
そうですね。ご存知の通りですよ。
今回本当初めてちゃんと聴いてると。
バックチェック自体がずっとそうですからね。
全部そう。
全部そうなんで。全アルバムそうなんで。
やるタイミングでほぼ初めて聴いてる。
そうだよ。終わったら次のに行くようにしてるから。
それすごいよね。
次のラズルダズルってまだ聴いてないから。
聴かないようにしてるから。逆に。
すごいすごい。
ちゃんとニューアルバム出た感を自分の中で楽しみにとっておいて。
次がどう来るんだみたいなのをね。
ちゃんと今まだ楽しめるというかね。
すごい貴重だよね。めちゃくちゃ。
貴重な実験体じゃない?
すごいすごい。
すごいよ。
ラズルダズルも聴いてないし、あと未来派ナンバーナインも聴いてないし、ナンバーゼロも聴いてないし。
その辺がどうも良さそうだぞっていう感じはね、すごいN像さんとかが喋ってるのを聴くと嬉しいと感じるんで。
早く聴きたいんですよね、その辺のアルバムを。
現時点で秀木くんの最新作はめめんと森ナンバーですね。
ですね。ですですです。
インストラは聴いてるけどね。
インストラは聴いてるけどね。
突然ね、未来のあれだけを見せつけられてるわけじゃないですか。
すごいよね。
雷神風神レゾナンスとかがさ、叩きつけられてるんですよ。
自分はまだめめんと森をね。
めめんと森が自分の中で。
めめんと森は最新作なのに。
リリースされたあたりのね、体になってるところに。
もう十数年後こうなるからみたいな。
それを踏まえてのね、この感じ。
そうなんですよ。
いやー。
なかなかね、貴重なあれですね。
混乱しますけどね、ほんとに。
ぬぞうさんはどうでした?2009年、めめんと森。
このあたりの爆竹は。
いやーもう全く聴いてないですね。
出てるなーみたいな。
リアルタイムでは。
もうこの辺はそうですね、聴いてないですね。
そっからどっかで聴いてっていう感じではあるんですよね、きっと。
そうですね、アトム未来派ナンバーナインとナンバーナインの
そうですね、アトム未来派ナンバーナインとナンバーゼロを聴いて、
いや爆竹こんなんなってんのすげーなって。
いやそれまでどうなったんですか?みたいな。
いやちょっと聞かなきゃみたいな感じで遡って聴いた。
天使のリボルバーあたりまではちょっと聴いてたんですけど。
めめんと森とラズルダズルが全く聴いてない。
ちょうど一番聴かなかった時期っていうか。
ラズルダズルはちょっとシングルは聴いてるんですけど、
めめんと森が一番聴いてないですね。
じゃあもうすごい新鮮な。
全くシングルも通ってないみたいな感じ。
はいはいはい。
それはそれは。
って感じで、これを聴いてって感じですね。
なるほど。
まあ今回ね、そういう中で特集していくっていう感じですけど。
まあどっから話してこうかなって感じですけど、
このアルバム、割とその前作からのストーリーがそんなないんで、
そこささっと話してから、前作の天使のリボルバー出してからっていうところを振り返って、
いろいろこのめめんと森の話をしていく感じにしようかなと思いますけど。
はいはいはい。
前作にあたる天使のリボルバーが2007年の9月19日に出てますけど、
これがね、メイバーラジオでも特集してますけど、
かなり開かれた枠地区というか、
このタイミングが20周年だったんですよね。
なので、そこに向かってトリビュートとか、バクチクフェストとか、
そういうのとかが企画されて、すごい社交的な感じになってた。
で、あとはその特集でも触れてますけど、ロックンロールリバイバルみたいな、
そういうところもあり、
アルバムとしてかなりストレートなロックサウンドに仕上がってたというのが特徴かなという感じですけど。
だいぶそっちに振ってた感じ。
白米みたいな、ほんとそうっすよね。
そんな天使のリボルバー2007年9月に出した後、
そのままそのツアーを年内やっていて、
2008年はあんまり表だった活動なくて、
多分曲作りとかそういうのはしてたんだと思うんですけど、
わりと水面下でやってたみたいで、
11月、12月にファンクラブ限定ライブいくつかやって、
で、12月17日にシングルヘブンリリース。
これが、なのでこのメモント森からの第一弾シングルですね。
なるほど。ファーストシングルがヘブンだったんですね。なるほどね。
で、年末にザ・デイン・クエッションやって、
年が明けて2009年1月14日シングルギャラクシーリリース。
で、その次の1ヶ月後、2月18日にアルバムメメント森発売。
なので、ほんとになんかこれだけというか、
すごい一続きな感じ。
なので、わりと天使のリボルバーと方向性としてはかなり近いのかなっていう。
そうですね。
ありますよね。聞いた印象として。
ですね。正直印象は天使のリボルバーからの流れだなっていうのはすごい感じましたね。
うん。
それをちょっとこう、もうちょっと何だろうな。
もうちょっと味付けしたというかね。白米丼みたいな感じじゃなくて、ちょっとおかずもつけようかみたいな感じになって。
白米に味付け海苔をつけたみたいな感じですね。
そうですね。ふりかけと。
だからなんかふりかけ、そうだね、ふりかけもかけてるね。
そう。
まあ白米は白米でうまいんだけど、やっぱふりかけかけたほうがうまいよなみたいな。
満足感がみたいな。
そうそうそう。
なんだろう、でもここの流れの、ちょっとね、その次のアルバムがどうなってるかわかんないからあれなんですけど、
ちょっとそこを、天使のリボルバーでだいぶ振り切ったところを少し戻してきたというか、寄り戻してきたというか。
完成度が高まった感じのイメージはありますね。なんか作品的な。
そうですね。
今井さん的には、バクチク、いつもその飲み会で、飲みながら次回のテーマを。
はいはい、それは伝達されるっていう。
こんな感じにしようっていうのを、今井さんから伝達されるっていうのがまあ恒例のあれですけど。
テーマこれねみたいな。
なんかね、わりとなんか具体的なのがなかったみたいで。
なんかバンドっぽさみたいなのだけはあったけど、キーワードは見つけないようにしたいっていう。
なんかそういう。
あんまり縛りを設けたくなかったらしいっていう。
逆にそういうパターンで来たんですね。今回指示しないから俺。
バンドっぽさっていうのは多分もうその、その時やってる天使のリボルバーの流れというか。
やっぱバンドサウンドそうですね。
そこはだから何もないと言いつつ、そういう今の流れでっていうことはあったのかなっていうところですけど。
で、今井さんがこのメメント森出てる後のインタビューで言ってるのは、天使のリボルバーのツアーやってる頃からイメージはあって。
とにかくそのアッパーで乗れて、こう肉体的に楽しめるようなイメージ。
ライブもその見るっていうんじゃなくて、こうもっと盛り上がる、乗るぞみたいな。
イメージ的にはなんかそういう感じ。
でもそういう曲多いっすよね、確かに。
わかるなって感じはしますよね。
わかる。
で、あと言ってるのは、そのバンドサウンドを中心として言いつつも、
歌はやっぱり歌物で、ちゃんと歌が聞こえてきて、それを支えるアレンジっていうものは意識してるみたいな。
なるほど、なるほど。
で、それがなんか今の自分たちにとってはそれが新鮮であり刺激的なんですよねみたいなのはこの時言ってて。
あんまりその作り込んだものっていうよりは、作り込んだものはまあ違うかなっていう発言をしてるんですよね。
まあなんか歌のメロディーとか歌の気持ちよさとかそういうところがあれなんすかね。
あんまりだからすごい気をてらったエキセントリックなことは、
まああんまり目指してないというか。
まあなんか6ix9ineみたいな、もうボーカルも楽器の一つですみたいな。
そうだね、6ix9ineとかダーカーズ&ダークニュースとかセキシーストリームライナーとか、
ああいうのとはモードとしてはまあ逆だったりするのかなみたいな。
その逆にストレートなこう、周りの人たちが、
その逆にストレートなこう、メロディーだったりボーカルだったりを中心にっていうのが逆にこうね、新鮮に感じちゃう爆竹っていう。
すごいですね、そこは。
まあそれ自体は多分天使のリボルバーから続いてる流れだろうなと思いますけどね。
っていう感じ。
まあでもなんかわかりますね。ライブ、これはライブみたいなって感じになりますね、このアルバムは。
あと結構サウンド面とか曲作り、レコーディングあたりで大きいのが、
もともと爆竹ってビクターなんですよね、あの最初のレコード会社。
その後、ホスモスまでビクターでやってて、セクシーストリームライナーの頃から違うレコード会社に行ってっていう感じになるんですけど、
そのビクターで爆竹を見出したディレクターの田中純一さんっていう方が、
この方がこのタイミングでフリーランスのディレクターとして戻ってくるんですよね。
つまり爆竹サウンドめっちゃ熟知してる人というか、ずっとその最初から音作りに携わってきた方がこのタイミングで一緒にまた参加するようになっていて。
要は津田さんみたいな感じですね、Xで言うと。
なるほど。
がこのタイミングで参加してて。
で、兄がね、面白い発言をしてて、兄の推測ではこういう田中さんみたいな人が、
またこのレコーディングの現場にいる状態で方向性とかボーダーラインとかを決めずにやったらどうなるか。
それこそその最初の頃みたいなやり方でやったらどうなるかみたいな。
そこに今井さんは興味があったんじゃないかみたいな。
それを楽しんでたんじゃないかみたいなことを兄が言ってて。
なるほど、さすが兄めっちゃ客観的に見てるなっていう。
兄の推測面白い。
兄ね。
客観的に分析しますね。
多分すごい外から見てる以上に大きな変化というか、田中さんの復帰は大きかったんだと思いますね。
自分たちにもどうなるんだろうっていう多分ちょっとワクワクというかね。
そうですね。
確かに、だから何も決めずにっていうのは、それあったのかもしれないですね。大きいですね。戻っていらっしゃった。
兄説納得だよね。
兄説ね、めっちゃ納得感ある。
ちなみに兄、この時の1年くらい前に家に電子ドラムを置いて家で叩けるようになったんだよみたいなことインタビューで言ってた。
めっちゃ兄の個人情報知ってんじゃん、たく。
インタビューで普通に。
インタビューで。
兄情報すごい。
でも兄くらいでそれまでなかったんだって。
そうだね、兄ほどのキャリアを持ってやっと。
それがめっちゃいいって言ってた。
自宅に電子ドラムあるのめっちゃいいって。
そう、家で軽く飲みながら叩いたりとかできるとか。
キャリア21年目自体。
いいなあ、でも。
兄、スタイル的に電子ドラムめっちゃなじむでしょっていうね。
すごい。
でも家で飲みながら電子ドラム叩けるの、それ最高っすよね。
そういうね、制作面のところ。
そうですね、電子ドラム導入の効果が出てるんすね。
電子ドラムは家でね、家で。
家で練習してる効果がこう。
家で思いついたフレーズとかが盛り込まれてるんではないかという新しい推測される情報が。
アルバムタイトル、もうずっと出てきてますけど、メメントモリ。
これはラテン語で死ぬことを忘れるなみたいな意味ですけど。
これはね、なんかデモテープで4曲ぐらい出てきたあたりで、
うまいさんから出てきた言葉らしい。
曲のメメントモリと一緒に出てきたのかはちょっとわかんないけど、
多分どっちかというとテーマとして出てきたっていうニュアンスで、なんか僕はそれを読んだけど。
先にじゃあその言葉が存在しててっていう。
多分。
そこでピンときて
人形を飼ってるんですね、
イマイさんが買ってる人形作家のとある作品のタイトルがメメント森だったっていうことらしいんで
そこでピンときて
人形を買ってるんですねイマイさん
人形ね
ちなみに1個10何万とかするらしいけど
どんな作品なんだろうって気になりますけどね
気になるよね
どういう系統の人形で
ってかイマイさん家どうなってるんだろうって感じがありますね
なんかその仕事場というかその音楽の作業するところに置いてたりするらしいけど
なるほど
まあメメント森
曲のメメント森でもね人生は愛と知って
言ってますから
まあこれはやっぱ
でかいテーマというか
このバックチェックも含めて
結構ここで人生は愛と知って言ってるのが
なんかその後も一貫して
なんか一つの大きなテーマとして存在してた
だろうなっていう気はする
それくらいの本当に
なんかフレーズかなって気はしますね
結構この後のアルバムにも
影響出てるというか感じる
フレーズ
区切っちゃ区切りみたいななんていうんですかね
ある時代の区切りみたいな感じの
そうですね
ワンライフワンデスで一回集大成を迎え
またその次の時代が始まりその時代の締めくくりみたいな
うん
なんか締めくくりにしては割となんか
攻撃を攻めてる
尖ってるじゃないですかみたいな感じがするので
そこがなんか集大成
集大成って言われるとなんか違和感があるというか
はいはい
集大成って言う割にはガンガン
そうガンガンいこうぜじゃないですか
前へ前への攻撃姿勢を
確かにそうですね
っていうのがなんか個人的な印象ですね
すごいなんかガンガンいくじゃないですかみたいな
集大成で言うとなんかパッチリ頑張れみたいな
作戦の
作戦で言うとね
ガッチリ頑張れ的な
こんなのがあるんですね
攻撃と守備のねバランスがなんかちょうどいいところが
なんか集大成だなっていう印象なんですけど
割と目の通りはなんか攻撃的じゃないですかすごくみたいな
ガンガンいこうぜですよね
そうそうそう
だからなんかえ?集大成なのこれがっていうと
なんかすげえ生き生きじゃないですかこのアルバムっていう印象はありますね
ガンガンいこうぜですね
天使のリボルバーも魔法使うなでしたからね完全に
そうだね
あの作戦もガンガンいこうぜ
物理で攻めろみたいな
ぶん殴ってやれみたいな
魔法使うなで
それからの目の通りはもうガンガンいこうですよね
まさに
だからなんか先ほどもひできくんが言ってた
天使のリボルバーの流れの上にあるアルバムっていう印象は
なんかやっぱ僕もそれはあるかなっていう
なんかその流れではあるんですよね間違いなく
天使のリボルバーと目の通りはなんか結構アッパーというか
攻めていこうぜっていうモードなのかなと思ったんですけど
なんかそういう印象が強いアルバムかな
確かに
まあ僕もこのアルバムを今井さんがなんか集大成って言ってるっていうのはなんかすごい印象に残ってて
でやっぱりずーっと違和感はあったんですよね
これを
これをそんな集大成かなみたいな
バクチクのキャリアの集大成と
そこまでのやつですね
そうするのかと
なんでだったんですけど
まあいろいろこう今回いい機会だったんで
なんで今井さんはこれを集大成って言ってたのかなみたいなのをちょっと考えたりしてて
まあ一つは多分タイミング的なのはやっぱあったのかなっていう
タイミング
さっきも触れましたけど20周年っていう
なんか一つの大きな区切りのタイミングがあって
その年に出てるのは天使のリボルバーなんですけど
その熱が一番高い時に作ってるのが
作ってるというかそういう思いついた
次のアルバムとして思いついてたのがこのメメントモリだったりする
とするとそういう感覚の中でこう作ったアルバムっていう意味でのなんか区切り的な
感覚はあったのかなっていうのがまず一つ
あとは結構そのこのアルバムっていろんな曲入ってるんですけど
そんなに実験要素はそれぞれ少ないと思うんですよね
ああ
で実験要素がないっていうのは言い換えると
これまでその自分たちが積み重ねてきたものを意識せず出しましたみたいな
そういう意味での集大成感はあるのかなっていう
自然体で自然に出来上がったものをパッケージしたっていう
無理に新しいのを広げようとしてるんじゃなくて
持ってるものをそのままこう出してる
なるほどなるほど
全体的な感じで総合的に言うとそんな感じはあるかもしれないですね
っていう点と
あとはこれはなんかもう集大成っていう言葉の捉え方みたいなのと
どういうのをいいアルバムと思うかみたいなところの
違いみたいなのもあるかもしれないですけど
多分僕らはどっちかっていうとアルバムトータルとして完成されたような
アルバムを好むというか
それを完成度が高いアルバムというふうに認識するタイプだと思うんですけど
もし今井さん的にそうじゃなかったとしたら
このアルバムみたいにすごいそんなに流れとかないかなと思うんですけど
ごちゃ混ぜにいろんなのがあるしとっちらかって
入ってるのがバクシティックらしくて完成度が高いって思ってたら
めちゃくちゃいろいろ詰め込みましたみたいな感じの良いと
完成度が高いアルバムだっていうふうに思ってたとしたら
集大成っていうふうに捉えてもいいのかなみたいな