そんな重症患者にもこの曲はだいぶ来たなって。
もうちょっと気持ちいいじゃないですか。
これドラムめちゃくちゃ気持ちいいじゃないですか。
そうですね。
このテンポの速さとこのメロディの合わせ方気持ちいいですよね。
に合わさるこのギター。
結構細かく刻ん、カッティングしてる感じじゃないですかね。
音がマイルドだから割とあれだけど、結構チャカチャカチャカチャカチャカみたいな感じに。
結構多彩なんですよ。
チャカチャカチャカチャカチャカっていう軽快なのもあるし、このオクターブ奏法で。
はいはい。
っていうのもあるし、
ヘビーさもあるしっていう。
テンポの速い中ですごい展開してますね。
ロックギターの美味しいところを全部盛らせてるなみたいな。
また全部入れてきた。
コピーしたら結構気持ちよさそうですよね。
楽しそうめっちゃ。
これはなんかほんとみんな気持ちよさそうですよね。
ドラムもめっちゃ気持ちいいし。
あの乾燥もやっぱ気持ちいいじゃないですか。
おー乾燥。
こういうの好きだよねっていう。
なんかもう飛び道具。
飛び道具タイムみたいな。
だいぶねー。
ヘビーメタ好きなんだなーって感じがします。
ミューズ結構ヘビーメタ崇拝してますもんね。
あのヘビーさはルーツの中にあるんでしょうね。
ヘビーメタやれる人はなんか選ばれた人なんだみたいなこと言ってますもんね。
選ばれしヘビーメタの民。
そうヘビーメタの民。
自分はそうであると。
自分はそうではないっていう認識なんですよ、この人。
逆にそうなんですね。
面白いなあそれ。
選ばれしヘビーメタの旅になりたいんだけどなれない。
なりたいんだけど。
頑張ってちょっとなろうとしてる。
なろうとしてる。
なろうとしてる。
なろうとしてる。
なろうとしてる。
なろうとしてる。
頑張ってちょっとなろうとしてる。
ほんとなんかガチガチのヘビーメタルみたいな。
ハロウィンとか。
ああいうことをやりたいのかもしれないですね、たぶん。
洋式ヘビーメタル的な。
ジャーマンメタル的な。
それができないからオルタナンやってんですよみたいな。
なんか発言聞いてるとそういう感じすんですよね。
もっと多いになりたかった。
本当の北欧メタルみたいな。
ジャーマンメタルとかスラッシュメタルとかそういう系のメタルなんですね。
そう。なんかそれをやりたいんかっぽいんですよ、たぶん。
なるほど。
でもなんかやったらこういう感じになりましたっていう。
言うたらドリームシアターとか。
結構ゴリゴリのテクニカルな、ほんとにテクニカルなヘビーメタルみたいのをやりたくて、
それができないからオルタナンになってるんですよみたいな。
なるほど。
マッシュの発言を聞くとそんな感じするんですよ。
好きあればもうそういうメタルになろうと。
それを入れたがるんだけど、それはできないんだよなみたいな。
でもやっぱクラシック的なルーツあるから、そこと交わると、
あの北欧系はなんかやっぱシンクロするんじゃないですかね。
それありそうだな、なんか。
なんかヘビーメタルできる人はほんと選ばれた人だからみたいな。
僕はそれできないんだよみたいなこと言ってて。
なるほど。
すごいゴリゴリのテクニカルなヘビーメタルに対する崇拝みたいなのが結構見えるんですよね。
なるほどなー。
意外な一面というか、絶対好きだろうとは思ってたけど、
そういう感じの捉え方をしてるとは思ってなかったですね。
そうだね。
できないっていうふうに捉えてるんですね。
面白いな。
ニューアルバムとかでズッズクズクズクズクズクズクズクみたいなの出してくれないかな、突然。
でもあのー、何だっけ。
だから最新アルバム、現時点の最新アルバムあるじゃないですか、ミューズの。
ウィル・オブ・ザ・ピープル。
ウィル・オブ・ザ・ピープルのKILL OR BE KILLEDっていう曲があって、
すごいメタルな曲なんですけど、
そこでやりたい曲ができたみたいなこと言ってて。
それがやっぱりヘビーメタルなんですよ。
なるほど。
そこが結構理想に近い曲の。
なるほどなー。そういう感じなんですね。
なるほど。
その曲はやっぱりミューズ的なヘビーメタルなんだけど、
ミューズ的な調理はちゃんとされてるんですけど、
やっぱりメタルに対する憧憬みたいなのはすごいあるんだなーっていうのが見てとれる。
なるほど。
メタラーなんですね。
メタラーなんですね。
選ばれし者。かっこいい。
KILL OR BE KILLED確かにめっちゃメタルですね。
出だし方ってもう。
確かにね。
そういうメタル、ゴリゴリのメタル的なのも好きだし、
あとRAGE AGAINST THE MACHINE的なさ。
何かとRAGEをカバーするじゃないですか、ミューズって。
らしいですね。
なんかニューアルバムの話、若干なっちゃいますけど、
KILL OR BE KILLEDの前の曲とかは、
YOU MAKE ME FEEL LIKE IT'S HALLOWEEN。
いや、これはそっちのハロウィンじゃないよ。
HELLOWEENじゃないからちょっと違いますね。
10月の方の普通のお祭りの方の。
これだって曲調はあるじゃないですか。
何でしょうね。
10月の祭典としてのハロウィン的な曲だから。
確かにつづりもそうですね。
地獄の方になってないですからね。
HELLになってないから。
でもなんかそういうところの憧れがあるんだなっていう。
なるほどな。
なんか精神性的なルーツを垣間見えるエピソードですね。
いやー、なんかめっちゃ共感というかシンパシーを感じちゃいますけどね。
好きなもんめっちゃ一緒なんだろうなっていう。
それは他二人も近いんですかね。そういう感じなんですかね。
メタルに対してっていう点で。
だと思いますよ。
3人とも結構。
まあ同じようなものを憧れて同じようなものを接触してる3人ですし。
ドームもクリスもやっぱメタルは好きだっていうのは言ってますしね。
ミューズってやっぱめちゃくちゃ上手いから何でもできるだろうと思うんですけど。
本人たち的には別にそういう認識ではないんだな。自己認識がっていうのは。
発言見てるとそういう感じなんですかね。自分たちにはできないものがあってみたいな。
できないっていうのはテクニック的にってことなんですね。そういうことは。
バンドのカラー的にちょっとそこはっていう意味でのできないじゃなくて。
じゃないと思う。ちょっとNGなんでみたいな。
自分たちはそこには及んでないみたいな自己認識なんですよ。
それはすごいな。あれだけの。
これだけ演奏力ありながら。
音量を持ってライブでもやってるバンドがこういう自己認識なんだっていうのはなかなか興味深いですね。
それかなんかやろうとしてみるんだけど、どうしても美しいものができちゃうみたいな。
あーはならねえって。
そういう感じがあるじゃないですか。
どうしてもマッシュフェラミンが歌い上げてしまうみたいな。
どうしても僕が作ると美しくなってしまう。
どうしても。
なるほどな。
美しくなっちゃうはちょっとあると思うんですよね。
俺はでもなんかわかる感じするんですよね。
そっちに行きたくないんだけど、自分たちが作るとどうしてもそうなっちゃうみたいな。
ちょっとスリップノットみたいなことやりたいみたいな。極端に言うと。
ラルクの新色みたいな感じの。
もっとそっちをやりたいのにこうなっちゃうみたいな。
ラルクの新色がそういう曲なのかわかんないですけど。
でもなんかニュアンスはわかりますね。
もっとヘビーな。
綺麗さが捨てきれないみたいな。
やっぱりラルクがやるとラルクになるっていうところの。
やっぱりミューズでやるとミューズになっちゃうんだよね。
そこらへんもやっぱりラルクとの共通点というか感じるんですよ。
もっと多分ハードコアなことやりたいんだろうなみたいな。
でもなんかポップになっちゃうんだよな。
できないっていうのが、そういう意味でもできないのかもしれないですね。
なるほどな。
シンプルな技術的なところ。
どうしても好みでそっちに行っちゃうみたいな。
やりたいのはもっとハードコアなんだけど、
でも自分がやるとどうしても美しさが入っちゃうみたいな。
個性が強すぎるみたいな感じなんですかね。
抑えきれない強い個性があるから。
それが出ちゃうとやっぱりミューズの音になっちゃうっていう。
微速ですけどね。
自分の求めるものと自分ができるものとか出てくるものがちょっと乖離してるのかなみたいなところが、
ラルクとミューズって似通ったものがあるのかもしれないみたいなのを感じるんですよね。
そうですね。
ゲロゲロなものをやりたい感じがするんですよ。
特にラルクで言うとハイドとか。
でも実際やってみると綺麗になっちゃうなみたいな。
美しいものができちゃう。
そこに対するジレンマがあるのかもしれないみたいなところで共通点を感じるかなっていうのが。
難しいっすね。すごく。
リズムとはなんかこのシンセサイザーの音が似てて。
これ聞くとなんかそれをいつも思い出すなっていう感じの。
なるほど。
まあ、だからなんだっていう話はあるんだけど。
なんかその空気感がすごい好きですね。
結局AメロBメロはマイナーで行くのに、サビでメジャー行くじゃないですか。
これすごいなと思って。
地味な曲なんだけど、サビの広がり感というか壮大感がすごいあるんですよね。
ジャンプで。
いいですよね。すごいその辺の。
この曲は結構でも異色ですよね。割とこのアルバムの中においては。
そうですね。
ミューズ通してこのファースト、セカンド、サードっていう流れの中においても、結構心境地に近いんですかね。
そうですね。もともとあったものを出してきたなって感じがするかな。
このアルバムがそうなんですけど、そもそも。
ロービズとオリジンオブシンメトリーって本領発揮できてないよねって感じするんですよ。
もっと奥底に秘めた音楽性がありますよねみたいな。
それが出てきたのがアブソリューションだと思ってて。
それが一番はっきり見えるのがある意味この曲なのかもしれない。
鎧をまとってない感じするんですよ。この曲って。
エンドレス・スリーって。すごく抜き出しな。
だからこそミューズの秘めた音楽性が全面に現れてる感じがする。
グランチを打たなきゃないんですよこれって。
そうですね。
それは確かにほんとその通りだ。
俺ができるバンドがミューズなんですよ。
グランチを打たなの文脈で語られるんですけど、そこに収まらないというか。
そもそもグランチを打たな感は後天的なものなんだよ、ミューズにおいてっていう。
先天的にはこういうクラシックとかゴスとかニューウェーブの系譜なんだよな、このバンドっていうのが感じるんですよね、これ聞くと。
この曲はクラシック的なところの素養から発揮されてる部分大きいと思うんですけど、
最終的な音としてのところで、すごいシンセ的なリズムもそうだし、上物の部分もめちゃくちゃいろいろかぶさってるところが他とはやっぱ違うなっていう。
ブラックアウトとか、いわゆるギタードーンみたいな曲とは違うものってそれまでもあったけど、
そういうのとはまたやっぱ質感全然違うなみたいな部分がこのアルバムの中でも特殊で、
なんとなくその後のミューズにそういうのは出てくるイメージがあるんで、これが割とその第一歩というか。
その後のミューズの雛形になってる曲かもしれないですよね。
その後のミューズってやっぱそっちに行くんですよ。80年代的エレクトロっぽいポップミュージック方面というか。
よりルーツに近い方に行ってると思うんですよね。
そういうことですね。
高音の曲とかもやっぱ90年代グランチオルタナ的な音じゃないじゃないですか。
80年代ニューウェーブ、エレクトロポップ的な音だし、質感的にザ・キュアとかスージー&ザ・バンシーズとか、そっちのゴスニューウェーブっぽいんですよ。
そうですね。90年代的なそういうのじゃないけど、2000年代的すごい最先端ってわけでもなくて、結構古い感じの空気感ですね。
レイドバックした感じなんですよね。
それがルーツにあって、これ以降はそのルーツを拡大解釈していくんですよね、このバンドって。
なるほど。
単純なバンドサウンドにいかないというか。
そういう邦画が見えるというか、予兆が見える感じがしますね、この曲は。
これを作ったことによってというかね。
こういう方向でも行けるじゃんっていう。
うーん
印象があるというか
そういう感じですかね
うーん
そうですね
なんかそのミューズというバンドが先天的に持ってた素養と
後天的に得た素養が
一番なんかバランスよく出てるのがこのアルバムだと思うんですよね
うーん
これ以降なんかねある一定の方向性に寄ってくんですよこのバンドって
うーん
でまあ後天的に得たものかルーツに戻ってるのか
はちょっとわかんないですけど
ある一定の方向性に向かっていくんですよねその
多分目指すべき方向性が見えたんだと思うんですよ
うーん
ブラックホール&レバレーションズで
それ以降なんかそっちに向かっていくんですよ
うーん
アブソリューションは一番カオスなんですよそういう意味で言うと
入り混じってるという
この合間のところのね
狭間の
なるほどな
ある意味なんか一番とっちらかってるかもしれないんですけど
うーん
そこが面白いみたいなロック的に見ると
うーん
このアルバム結構なんか不思議でそのアルバムとしての統一感はあるし
うーん
なんだろうな物語性もあるっちゃあるかなって感じするんですけど
うーん
でもなんか同時にとっちらかってる感もあるんですよ
うーん
まあ結構行ったり来たりする感じは
行ったり来たりするじゃないですか
あるっちゃあるかもね
そうそうそう
なんかその感じが同居してるのがなんかこのアルバムの面白さかな
うーん
ショービズとオリジンオブシンメトリーはもっとなんか
バンドやり始めた君たちがやりたかったことやってんだなみたいな
うーん
でこのアルバム以降のブラックホールズ&レバレーションズとか
その以降のアルバムだとそのルーツに戻ってったりとか
なんかすごい模索していくんですけど
なんかアウソリューション一番その狭間にあってカオスなんですよね
うーん
そのカオス感が面白いっていうアルバムかなっていうのは
なるほど
確かにそうっすね
バンドサウンドといえばバンドサウンドだし
バンドから脱却してるといえば脱却してると思うんですよね
うーん
まさに
構築美があるといえばあると思うんですけど
でもなんかジグハグじゃないといえばジグハグじゃないっていうのもあるじゃないですか
アクヤさんが言ってたなんか行ったり来たりするなみたいな感じもあるっていう
そのなんか一番カトキというか
カオスな状態がミューズというバンドのカオスな状態が
パッケージされたアルバムなのかなっていうのは感じますね
だからこそすげー面白いんだこれは
まあそういうことですよね
秀樹くん的にはどうですかアウソリューション
通してこうやって見てみて
いやでも確かに今
エヌズさんが言ってたみたいに
まさになんかその
カトキっていうかちょうどいい
なんか結果的にちょうど
一番面白い感じに
なってるアルバムかなっていうのは
なんかその前後の聞いてると
そうめっちゃ分かるなって感じはしますね
あとは
ドラムの
やっぱちょっとドラム的にはドム
ドムのやっぱりね
曲の理解度とかがすごいなっていうのはなんかちょっと全体を通じて
分かる分かる
めちゃくちゃ思ったなっていうのがありますね
バンドアンサンブルの理解力が
すごいなっていうか
そうなんか自分本位のねドラム
ではないんですよね
もうほんとそれ
ドムのドラムとクリスのベースってまさにそれですよね
曲が求めてるなんかドラムを
完璧にこうなんか察知する
センスがね
素晴らしいと思うんですよめちゃくちゃそこの
センス
それがめちゃくちゃ光ってるなってそれでいて
その中での存在感がめちゃくちゃ
それでいてあるっていう
曲を生かす
プレイをしてる上でなんか存在感が出てるっていうのは
それがすごい
すごいなっていう
そこのバランスがめちゃくちゃ絶妙な
ほんとなんかね楽曲理解度高いよねっていうのは
高いっすよね
落ちますよねクリスとドム
各々目立つとこでもその楽曲の
整合性は壊さないっていう
壊さない中で最大限目立つっていうのを
やってるんですよね
クリスとドムはなんかそこで光るっていう感じですね
マシューベラミーはなんか壊してもいいんですよあの人は
壊すくらいやるのがマシューベラミー
そこのバランスがすごいやっぱすごいですよね
確かに
マシューベラミーはもうなんか常にこうはみ出すんだけど
それをあの二人が埋めて
そうなんすよ
別に押さえつけるわけでもなく
はみ出したところをうまくかぶせ
二人がかぶせてバランスとってるみたいな
そこが出るならこっちはこう
押さえてとかこっちはもう少し出て
もう少し出てバランスとるみたいな
押さえてないんですよね全然
そうだねそういう感じだね
かぶせて
めちゃくちゃ分厚いみたいな
そうだねこっちが飛び出したら反対側も飛び出せばバランス良くなる
そうそうそういうこと
いやまさにそうですよね
本当そうだよね
それをやってた結果こんな過剰なサウンドっていうか