1年8ヶ月で出ちゃうってのもすごいですね。
コンスタントですよね。
コンスタントだ、本当に。
このアルバムはどうですかね。
2010年当時どうだったかみたいなところ。
ひでき君は今聴いてるっていう。
そういうことになりますね。
名盤ラジオをやりながら聴き進めてるっていうところですからね。
そうですね。そもそも私のBUCK-TICKは名盤ラジオと共に歩んできてるというかね。
いいですね。リアルタイムの。
リアルタイムで歩んでってるんですよ。
リアルな感想がみたいな。
次はこうきたかっていうのが時系列で体感して。
本当にそうですね。
この次のアルバムまだ聴いてないですからね。
貴重だよね。
マジで聴いてないですけどね。それを自慢げに言っていいものやらって思うけど。
いや貴重だよ。簡単に聴けるこの環境の中で。
ポチって押せば聴けんだけどね。あえて聴いてないからね。
これはラズルを完全に自分の血となり肉になってから次に行こうっていう。
素晴らしい。すごいすごい。
そうなんですよ。
まだね次のは聴いてない状態ですから。ネタバレはちょっと厳禁ということで。
ひでっくんそんな感じで、ぬぞうさんは2010年当時ラズルダズルはどうだったんですか。
2010年当時何やってたんだろう。
差し元の私といえどもリアルタイムで追ってない時期があるということで。
リアルタイムで追ってない時期があるということで。これはそこにあたる時期ですね。
リアルタイムではない時期ですね。
僕も同じなんですけど、2010年これはその前の天使のリボルバーとかめめんともり13回月光とか、
あの辺は13回月光の時にそういう話を結構してましたけど、リアルタイムで聴いてそんなに自分的にはまらなかったみたいな感じだった。
このラズルダズルは、はまらなかったとかではなく、そもそも当時あんまり聴いてなかったっていうのも本当に正直なところ。
なるほど。
個人的に2010年ぐらいめちゃくちゃいろいろ忙しかったというか、いろんな環境の変化とかいろんなことがあったんで、
割とその爆竹がどうこうっていうわけじゃなくて、いろんなそういうのから割と追いついてなかったというか追いかけてなかった時期だったんで。
人生的にね、もはや音楽を聴いてる場合じゃねえと。
割と同年代の人はそういうサイクル結構、同じようなサイクルは結構あるんじゃないかなって思いますけどね。
上の世代の人はもうちょっと早く来てるし、それがワンライフワンデスあたりで来てるしみたいな。
確かに。
そういうサイクルありますもんね。
なので、本当にそこにあたるので、自分的にはなので、一番はざまっていうか印象が薄いんですよね。
後からこんなアルバムあったんだみたいな正直。みたいな印象はやっぱあるんで、割と新鮮なんですよ。ちゃんとアルバム単位で。
3人ともフレッシュな、フレッシュな気分ですかね。
ある意味そうかもしれないですね。リアルタイムでは全く触れてないんですけどっていう。
もちろんその後でこのアルバムリストを見ながら、もうサブスク時代とかだとポチッと聴けるわけですから、
これなんかあんま聴いてなかったなみたいな感じで聴いてみたいのは全然あるんですけど。
でも今回向き合ってちゃんとこう話をするとまた変わってくるかなっていうのが楽しみでもありますけどね。
そうですね。そこ結構あるんですよね。
名番ラジオの収録を終えた後に、何だろう、理解が深まってっていうか。
そうだね。
それによってさらに聴きたくなるっていうね。
今回もそうなるといいなって感じですけど。
いいですけどね。
そんなラズルダズルですけど、これはどういうアルバムかというところを見ていこうというところですね、まずは。
まずはそうですね、背景と。
背景。
そうですね、そういう事前情報をちょっと。
そうですね、前提知識をまず入れていきましょうか。
前提知識ね、そうですね、はい。
これは2010年10月に出てるんですけど、前作メメントモリが2009年2月に出てますと。
バクチクはその後、アルバムメメントモリリリースした後はツアーやって、
あとは結構いろいろこの時期、フェスとかイベントとかに出てるんですよね。
あらばきロックフェスやったり、フィッシュタンカーゾンリーやったり。
またメメントモリツアーの第2弾みたいなのをやったり。
西川さんの稲妻ロックフェス、出たり。
また年末はデイインクエスションやって、2009年終えていると。
その後多分、ラズルダズルのレコーディングやってるっぽいんですけど、年明けから。
その後もアビントンボーイズスクールのイベントに桜井さん飛び入り参加したりとか。
そういうのありつつ、3月に独壇場ビューティリリース。
このシングルはもっと前にレコーディングしてたっぽいですけどね。2009年の間に。
そうなんですね。
なんかこれだけ最初に撮ってたっぽい。
これが先行シングルで出てて、9月にシングル口づけリリースして、10月13日にラズルダズルリリースなんで、
あんまりトピックスがないかなって気はしますね、このアルバムとアルバムの間に。
結構ライブとかイベント出てました、レコーディングしましたって言って次のアルバムになってるっていう。
もう通常営業というか。
そうだね。特にいつものツアーやって、また次のアルバムに臨むっていう。
しっかりルーティンをこなして。それができるのもすごいんですけどね、ほんと。
すごいよね。
やっぱりペースを崩さずというか。
アルバムにあたっていつもね、今井さんから次のテーマはみたいなのが飲み会、飲みの席で伝達されるっていうのがありますけど。
今回のアルバムのテーマは、「新しいもの」っていうテーマだったらしいですね。
どのタイミングで出すかわかんねえよ。
ちゃんと言いなさいよそれは。
ところどころにサブリミナル的に新しいものとか。
新しいものってわかりにくいしな。
そういう方向性というかテーマというかキーワードというか。
伝達の話も毎回してるからさ、脳内ですごいそのシーンが出来上がってきてるんだよね。
わかるわかる。
またこのシーン来たって勝手に脳内で作ってるからさ。
で今回兄の吹き出しでね。
いつも新しいことやってんじゃん。
それも結構出来上がってるからね。頭の中にそのシーン完全に。
いいね。
そんな感じの伝達があり、そっから曲作りがありっていう流れになっていくと。
結構それで、星野さんはそれでデモテープの作りはあんまり今までと変わってなかったらしいんですけど。
多分今までと違うとかダンサブルっていうのを意識して、
割とレコーディング段階での遊びが増えたっていうのは、その完成後に言ってましたね。
割と上物に結構バンドサウンド以外も入れて遊んだっていう。
そういうあたりは結構星野さん効果が得てるんですかね。
星野曲とかが中心だとは思うんですけど。
確かにそういうイメージはありますね、全体的に。
で割とその辺も、自分でっていうのもあるんでしょうけど、他の人の意見も受け入れられるようになったっていうのも言ってて。
それまではデモにあった自分のイメージを崩したくなくて、
多分割と自分のやつを通してきてたと思うんですけど、
それを結構受け入れられるようになったって言ってたんですね。
なるほど。
なかなか頑固って聞きますからね、星野さんも。
そうなんですね。もう結構この曲はこういう理想形があってみたいな。
そう、自分の中で鳴ってる音とか、いろんな感触を多分もうそのまま表現したいっていうタイプ。
なんかその辺もメメント森で大体こう結構満足いくものが出来上がったから、余裕が出てきたっていう感じも。
それありそうだね。
もうあそこでこれだっていう感じでもうなんか。
やりとつのね。その方向性はもうやったぞっていう。
そうそうそう。だからなんか本当に余裕が出てきたんじゃないかなっていう。
確かに。そういうのがあったらしいですね、星野さん的には。
なるほどね。
で、今井さんは相変わらずスロースターターだったらしいですけど。
ただすごいなんか創作欲溢れてて、なんかそのだんだんデモをみんなに渡していくっていうのがいつも通りのやり方ですけど。
それをやりながらなんかまだ足りない、まだ曲出てくるんだけどみたいなのをゆうたさんに言ってたらしいんで。
その辺の風通しの良さみたいなのは感じるんですよね、すごく。
だからこのアルバムってすごい80年代的なエレクトロポップとか、ダンサブルサウンドとか、ディスコサウンドとか、そういうのを結構ふんだんに取り入れてるんですけど、
こういうサウンドってそれ以前においてはちょっとタフだったと思うんですよ。
それってダサいよねみたいな風潮があったから、それはやれないみたいなのがあったんですけど、
そこまでの集大成をちゃんとやったからこそ、ここからそういうダサいのを入れても良くないというか、
それ新しくないみたいな。
それじゃあやっていっちゃったらいいじゃんみたいな。
それルーツだと思うんですよね。やっぱり今井さんとか星野さんとか、この年代の人って80年代の音楽ってルーツだと思うんで、
それ別に出してもいいじゃねえかみたいなんじゃないかなっていう。
そういう軽やかさがあるなっていうのは感じる。
そうですね。
確かにそれ集大成までちゃんとしっかりやりきらないと確かにできないところですもんね。
そこまでちゃんとやってない段階でその辺を取り入れちゃうというのは。
そうですね。
割とワクチクはその辺のサイクルがちゃんとありますよね。
ワンライフワンですね。
ありますね、なんか。
一回そこまでの包括的なアルバムをしっかり作ったから、次は結構尖ったところに行けるみたいな。
そういうのもあったし。
すごい大きな時代が何段階かに分かれてますね。
それがなんか時代性にリンクしてるというか、そのリマイイ人たちの感覚っていうのがちゃんとリンクしてるなっていうのは感じるんですけどね。
90年代でこれやると、いや、ダセーわってなるんですけど、2010年代でこれをやると、かっこいいじゃんというか。
それまでにちゃんとやってるわけだし。
そうっすね。
グッズナインとか。
その時代感覚というか、そういうのはやっぱり鋭いですよねっていうのは感じますよね。
確かに確かに。すごいなぁ。
それをこうして我々が今2025年に聞くというね。
味わいが変わる。
逆になんか今聞きやすいんですよ、こういうもののほうが。
さらにもう一周して来てもらえるじゃないですか。15年経ってるから。
6ix9ineとかだとなんか、うわー90年代みたいになっちゃう。今になるとっていう。
あの時代においては正義だったと思うし、それがめちゃくちゃかっこよかったんですけど、今聞くとなると、おおーみたいな。重いなーみたいな。
90年代感6ix9ineがありますよね、確かに。
今聞くとなんかそういうしがらみがない部分。聞きやすいなーみたいなのはありますよね。
そうですね。
いやー、バクチクのそのサイクル面白いなー、アルバム通してみると。
いやー、時代。
結構ほんと89年ごとになんか、やっぱ節目っぽいやつがあるんだよなー。
まず狂った太陽が91年にあって、これはやっぱそれまでの一つバクチクの型を作ったみたいなアルバムだったんで、ある意味そこまでの集大成的なものだとは思うんですけど。
そっから、ワンライフワンデスは9年後ですね、2000年だから。
9年後にちょっとデジタルをもっと入れた感じの集大成っぽいやつ入れて、その9年後ですね、メメント森。2009年。
やっぱそこまでのところがやっぱ一つのサイクル感はめっちゃありますよね。
そうですね。
フィジカルに寄ってった感じっていうか。
その9年後がナンバーゼロですからね。
あー、なるほど。
なんかサイクルがありますよね。
ナンバーゼロはそういう感じなんですね。
やっぱ秀木くんは聞いてないからね。
ここはちょっとまだこれから未来の話なんでちょっとわかんないですけど。
そこへ向けてのスタートの一歩がこのラズルダズルっていう。
そういう感じ。
そういうわけですよね。
そういう感じはしますね。
新たなそのニューエラー。
ニューエラーですね。
そう考えると面白い。
面白いし結構大事な位置づけになってくるというか。
このラズルダズルの立ち位置が明確になってくる気がしますね。
新時代の幕開けのアルバムってことですね。
だしじゃあここから自分はこれをベースに色々予想しながら聞いていけばいいわけですね。
重要アルバムですね。
そうですね。
締めの。
あとはメメントモリが集大成的な話に関連していくと。
さくらいさんもそのメメントモリツアーあたりから楽しくやろうみたいな発言が増えたってゆうたさんが言ってて。
それだけの発言だとあんまりわからない部分もありますけど。
とにかくすごい変わったみたいなことはニュアンス的に言ってるんですよね。
さくらいさんもすごい変わったって。
だからメメントモリはターニングポイントになったんじゃないかなっていうのをゆうたさんも言ってて。
たぶんすごい近くで見てる人が言ってるんだから、それはそうなんだと思うんですよねやっぱ。
なのでそのニューエラーっていう今出てたのは、さくらいさんのそういう変化も含めての話なのかなと思いますね。
なんかすごいなぁ。
まあでも意識的に本当に新しいものにしようというか、それまでとは違うものにしようっていうのは二枚さんの意識すごい感じますけど。
このラズルダズルのジャケット、宇野明さんがデザインしてるんですよね。書き下ろしのグラフィックデザイナーの巨匠ですね。
90歳ぐらいなんですか?
当時76歳だったらしいですけど。
当時76歳?
だから相当すごい人に頼みに行ったなぁみたいな。今井さんの希望だったらしいですけどね。
なんかちょっと接点があって。
今井さんはやっぱそういうところのアーティストの方との接点。
やっぱアンテナがね。
宇野さんには非日常感とか快楽的な感じみたいなのをキーワードとして伝えてたみたいですね。
新しいやつダンサブルっていうフレーズではなかったんですね。
それはね、音にはあれだけど、デザインにはね。新しいものって言われても。
ダンサブルなやつでお願いします。
ちょっと恐れ多いんじゃないですか。
巨匠に新しいやつでって。
現実感からずれた非日常感みたいなね。
怪しい芸術家が集まる秘密の会みたいな。
そういうイメージになってったらしいですけどね。
そういう話をして、あのジャケットになってるらしいですけど。
このジャケットからも、今までの爆竹のジャケットってなんだかんだ言ってすごいコンセプチュアルというか、
どういう方向性であり、あれがカッチリとしてるなっていうのはあるんですよ。
このラズルダズルのジャケットでも、もうなんかカオスじゃないですか。
散らかってるというか。
そういうのを許したんだなみたいな感じがする。
80年代的なサウンドも自分に許したし、それを視覚的に表すジャケットにおいても、
なんかもっとカオスでいいじゃんというか、抽象的でいいじゃんみたいなのを自分に許したんじゃないかなっていう感じがするんですよね。
今一冊が。
それが新しいだよ、これからはっていう。
2010年代においてはこれが新しいビジョンなんだよっていう。
そういう感じがするんですよね。
だからすごい曖昧なんですよ。
ロックの曖昧さが視覚的にも音楽的にも感じられるなっていう。
それが面白いんだこれからはっていうのを感じますね、このジャケットにしても音にしても。
これ爆竹だって言われなかったらわかんない。
言われなかったらわかんないですか。
こんなことやるんだみたいな感じじゃないですか、爆竹が。
結構異質ですよね、アルバムのジャケット並べてみて。
そうだよね。だいぶ異質ですね。
それを狙ってたって感じなんでしょうけどね。
なんかもっともっと他ジャンルのもっともっとカオスなものを取り込もうとしてたというか取り込みたいっていう時期だったんじゃないかなっていうのは感じますよね。
そういう意思は感じますね。
それまではアート的な視点はやっぱ爆竹は今一冊はあるんで。
すごい視覚的にも音楽的にもアートなんですけど、これまでは自分に類似しているものを取り入れていこうというか表現していこうっていう感じだと思うんですよね。
自分に近いものっていう今一冊が持ってるビジョンに近いものを見せていきたいみたいな。
ここからは今一冊のビジョンにないものを取り入れていこうみたいな。
なんて言ったらいいか難しいんですけど。
今一さんのセンスに引っかかるものなんだけど、でもあの人の中になかったものを取り入れていく。
新しいものを取り入れていこうっていう意思がこのジャケットにはすごく感じるっていう。
これ以降そういう方向にいってると思うんですよね今一冊が。
もっともっと自分の器を広げていこうっていう方向にいってるのかなみたいな。
自分になかったものを取り入れていこうっていう。
そういう感じがしてますね。
これまでは自分の中にあるものをより正確により高い精度で表すジャケットでありアートワークでありビジョンを表現したいっていう。
そういうところで坂口健さんのアートワークとかそういうものをやってたと思うんですけど、
この辺からなんかちょっと違うなっていう。
そうですね。
もっともっともっともっと新しいもの、もっともっと自分の中になかったものを取り入れてそれを表現したいっていう時期になってたんじゃないかなと思いますね。
そこは本当に制作欲とか創作欲であるし、それ自体が生存本能というか。
続けていくためにはやっぱ変えていかないといけないみたいな。
そういうところが出てんのかなっていう気もしますけどね。
だからこそなんか出てきちゃったんじゃないですか。いっぱい曲が。
そうですね。
自分の中の汗を取り払ったというか、これはやっちゃいけないと思ってたけど、それやっていいじゃんってなったんじゃないかなっていう感じがするんですよね。
視覚的にも音楽的にも。
開けてなかった引き出しを開けたくなくてバーって。
そうですね。
この引き出し開けていいんだみたいな。
それが時代的にもそういう時代になってたんだと思うし、そういう時代性を感じて今久しぶりにそういう風になったんじゃないかなっていうのを感じるんですけどね。
ブレスとしてるみたいな感じの、頭の中をあえてぐちゃぐちゃにして出てくるもの。
それも感じますね。
それまでは自分の中で整理をつけた上で出してた感じがするんですけど、ここからは整理つかないまま出してもいいんじゃないかみたいな。
あえてもうぐちゃぐちゃに頭の中をすることで。
その方が面白いじゃんみたいな出る感じもしますね。
このジャケットもそういうぐちゃぐちゃにわけわからないものがいろいろ思い浮かぶがままに変な形で出てくるのをごちゃ混ぜにしてみたいな。
その辺も感じますよね。整理しきってない感じっていうか。
ブレスと中の状態というか。
やっぱ新しいものをやるって時はブレスとするから、音楽でもそうなんだなっていう。
いまいはそれでいいかもしんないけどとは思いますけどね。
ここについていくメンバーも大変だなぁと思いますし。
そこにちゃんとついててるからやっぱすごいですよねっていう、その信頼関係が。
基本的には他のメンバーも発言見てる感じってことですけど、やっぱ新しく次に進みたいっていうのは少なからず他のメンバーもやっぱ。
みんなそうだったんでしょうね。
ここはだからやっぱいまい君もそうだんだっていうのは多分思ってたんだと思うんですよね。
よかったみたいな。またバンドサウンドって言われたらどうしようみたいな。
何やんのってなるな。
どうするんだよこの次って。多分なったと思うんですけど。
もっかいゴシックやろうぜみたいな。
結構伝達の飲み会のとき緊張がもう。
緊張するよね、そうしたら。
次はゴシックって。
ポロッとね、出たら。
ズーンって。
うおぉって。
あえてここでそこに。
で、あっちゃんだけニヤって。ニヤリって。
そこが外れてないから爆竹ってずっと続いてるんでしょうね。
そういう時代性とか時代の流れと、いまいひとしのセンスと、そこについていくメンバーのセンスというのがなんとなく一致してるんですよ、多分。
だからずっと休みなく続けてられるんですよね。
どっかどれかがずれちゃうともうそこで停滞しちゃう。
普通のバンドはそれが普通なんですけど、どっかで誰かがずれるんですけど、爆竹はなんかそれがないんですよね、あんまり。
これはなんかメンバー全員がいまいひとしのセンスを信じてるからかもしれないし、メンバー全員がそういう鋭敏なアンテナがあるからかもしれないし、それはどっちかわかんないんですけど、
でもやっぱバンドとしてちゃんとそこにジャストで合ってるんですよねっていうのが、バンドが長く続けてる秘訣なんだろうなっていうのは感じますね。
信頼感ですよね、お互い。
あとは、新しいものにこのアルバムはしたいっていう意識が現れてるかどうなのかっていうのが、意識的かどうかはちょっとわかんないんですけど、
このアルバムってでもやっぱり聴いてる感触的にやっぱりちょっと他のアルバムと比べても異質感強いなっていうのはまあ思うんですよね。
で、今回聴いてて、ひとつのその理由がわかったんですよね。
おお、すごい。
これはですね、バクチェクの作詞作曲の王道って、桜井敦作詞、今井久作曲っていうので間違いないと思うんですよ。王道、メインというか。
なんですけど、このアルバムってそれが9曲目まで出てこないんですよね。
おお、そうなんだ。
で、それ以外のパターンって、2パターンしかないんですけど、今井久作詞作曲か桜井敦、星野作曲。
バクチェクってこの3パターンなんですよね、基本的に。
っていうその3パターンがある中で、一番まあそれまでのメイン王道となっている桜井敦、今井久作曲っていうのが9曲目まで出てこないっていう。
それはなんかすごいですね。
これ結構やっぱアルバム通して聴いてる中での印象、やっぱ違うと思うんだよな。
なるほどね。
そこがだから結構大きな印象に、印象を与えてる気がしますね。
それが意図的なのか。
いやー、意図的なんじゃないですか。9曲目までそれっていうのは。
後半に固まってて、インスト除くと14曲あるうちの4曲しかないですからね、そのパターンが。
あー、なるほど。それは面白いですね。
だから今までとだいぶ異質っていうのもあるし、やっぱなんか前半後半でだいぶ印象変わるなっていうイメージがあるかもしれないですから。
それもなるほどっていうとこですね。そこの組み合わせというか。
いやー、そこは全然気づいてなかった。
なるほどー。なかなか面白いよね。
これはすごくこのアルバムを読み解くヒントになりますね、かなり。
なかなか他にないんじゃないかなって思いますね。
ちゃんと見てないけど。
新しいものっていうのをやっぱり模索してた結果としてやっぱりそうなってるんだ。
それはだから、意図的というか。
面白いよね、その辺の。
結果的なのか。
結果的なのか。
今までにあんまない感じの前半に固めたらそうなったみたいな感じはあるかもしれないけどね。
作詞作曲の誰みたいなのではなく。
曲に注目してね、曲として考えたときに。
曲単位で今回っぽいやつを前に持ってったみたいな。
結果そうなりましたよみたいな。
作詞作曲のクレジット並べてみたらそうなってましたみたいな。
それは本当に面白いですね。結果そうなりましたよっていうのは本当。
確かにその方が面白いよね、結果そうなりましたのほうが。
結果そうなりましたよってやっぱ。
ほらそうなんじゃんって。
そうなんだーって。本当そうなんじゃんって。
面白いな。
この辺の組み合わせが面白いですよね、マクチックはやっぱ。
そういう。
作曲のパターン。
それの組み合わせでいろんなシフトが組めるというかさ。
すごいよね。いろんな戦術が組める。
戦術がね、多彩だよね。
多彩だよ。そこの組み合わせを変えることでさ。面白いよそれ。