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今回は村上春樹の新作長編小説「街とその不確かな壁」について話していきたいと思います
メディアヌップだと過去に「羊をめぐる冒険」について3人で話したことがあったすね 宮本さんとテルさんと3人全員読んでたんで
今回も宮本さんが既に買って読もうとしてるって言ってたんで 待ってればまた誰かと複数人で
対話、鼎談できたと思うんですけども 待ってる間に喋る気がなくなっちゃう可能性もあるなと思ったんで
今日は4月18日発売から5日経ってますけども この段階で読み終わった感想というのを撮ってみようかと思います
本編が始まったらですねネタバレもそうだし ネタバレじゃないにしろ感想、コアだった、アダったみたいなことを言いますので
まだ読んでないよとか、この後読む予定があって聞きたくないよって方は ここで引き返していただければと思います
というわけで「街とその不確かな壁」の感想をやっていきたいと思います
メディアヌップ
はいもうこの辺りからは聞きたくない人は聞いてないはずなんですけども いやー
新作 これあの
昨晩ね私読み終わってまあ1日っていうか半日経って今これ経ってるんですけども 読んでる間ねどんな感じだったかというと
まあ土日ね挟んでたんで 子供と遊んだり家事したりしながらその間時間を使ってねちょこちょこと読んでるんですけども
読んでたんですけども だいたい村上春樹の新作読むときはいつもそうなんですけども
妻がですね 横から来てどう面白いみたいなことをね聞いてくるんですね
いつもねどこまで読んだんだろう 1984ぐらいまではだいたい読んでる長編はだいたい読んでるって感じなんですけどもそれ以降読まなくなって
私の反応を見て どうかな面白いかなみたいなのを横でね確認しに来るんですけど僕の反応がねいつも毎回一緒なんですって
うん面白いような気がするみたいな でも最後まで読まないとわかんないみたいなこと言うんです
ねー なんていうか読み始め中盤終盤て
あの進んできますよねページがねしおりがしおりの位置がそして妻が何回も聞いてくるんですけど面白いとなって
聞いてくんですけどどんなにページが進んでも 面白いような気がする
いやでも最後まで読まないとわかんないみたいなことを毎回言うんですけど 最後まで読んだ後の反応だいたい一緒でああ今回もつまらなかったっていう
感じなんですね今回もっていうのは昔はそうじゃなかったの ある地点からと1984以降かな
た先作るとか 岸団長殺しとかあと短編集女のいない男たちとかなんかまあねその後いくつかありますけども感想全部一緒で
まだわからんまだわからんまだわからんって言って最後つまらっていうね いう感想なんですけどもあの今回も
そういう感じでしたねー でもねいいとこを上げればねいっぱいありましてまずね想定がいいですね想定が良くて
あとそうが その表紙と中に入っている
デザインというかね衣装っていうか 草がですねまぁ本分カットっていうのかな
すごい良かったですねなんかよくできてい あとはなんとも
褒められるところ 8
プラトニックなというかその 純粋極まりないそういう恋愛の過程で家庭じゃないのか突然終わっちゃったということですからね
それがこう自分がわからない理由によって 唐突に打ち切られてしまったというショック
まあおそらく村上春樹はそういう体験をしたんですよね でそれから回復するために
何年だろう 28歳で小説家デビューをしているのでその事件があった時からおそらく9年とか10年経ってると思うんですけども
それ以外の時間を置いて初めてそれに向き合うことが できてまあ向き合う方法として風の歌を聞けっていう
まあデビュー作を書いたんだろうと思うんですね まあその時は風の歌を聞けってあの
数多くの断片からなっている小説なので 一読すると
その中で自分のガールフレンドが夏休みの間に 大学の校内の公園で首を釣って死んでしまったみたいな
でその時にお腹の中に赤ちゃんがいたみたいな ことってわかりづらく書いてるんですけどもその時はあのわかりづらく書くしかなかったというか
そういう方法によってしか 向き合えなかったっていう
ことなんですけどもまあそのフィクションにしてそういう 自分の気持ちの
解決を図るというか図られたらいいなっていう希望とともにこう 書いている小説ですよね
でそのなお子的なるものっていうのがその 第2作のピンボール
にも出てくる でこれはより直接的に出てきていてラストシーンで
あれ茨城かな栃木かな 茨城かなとかの陽気上の匂いがする広大な空間でその
ピンボールの古いマシンがバーって並んでて でそこにこう入っていってバンってブレーカー上げて電気つけると
眠ってたピンボールマシンがボンって復活して でその中のなんだったかななんとかなんとかスペースシップっていうその当時
熱中した ピンボールマシンに
再開して出会って まあそれが何の象徴かというと当然ながら
なお子的なるものの象徴なんですけどもそこで死者との会話をする 死者ですね死んだ人
死者との会話をして戻ってくるっていう 話が書かれてある
ですよね でこのなお子的なるものの
モチーフの一番直接的な現れが ノルウェノ森一番売れた小説でありリアリズム小説っていうふうに芽打ってるので
不思議なことが起こらないんですよね 例えば主人公が死者の国に行くとかね
あの羊男が出てくるみたいなことはないんですけども 代わりにあの京都の山奥の
あの療養所に入院したなお子っていうのは出てきて でもその
自らの命を絶つわけですけども あのそういうモチーフが出てくるそこであのなお子ってハッキーと名前が出てくる
でこの10代の時に熱烈に恋愛をして途中で命を絶ってしまった
あの まあしかも妊娠をしていた女の子っていうのはその後もねあの形を変えながら変装されていくバリエーションが
作られていくんですけども 有名なところだとあの海辺のカフカの
佐伯さん これは
どこだっけ四国の図書館から そこの館長さんがその若い時にそういう男のことであって
そういう恋愛をしたみたいなキャラクターとして出てくるわけですけども バリエーションとして出てくる
ですよね これは1984にも出てきます
名前なんだっけ不帰りかな その10代の女の子も出てきます
10代の女の子という意味で言うと ネジ巻き鳥クロニクルも出てきますよね
まあ そういうのはたくさんたくさん出てくるんですけれども
まあそのデビュー作ほどは直接的にではなく あくまでも変装曲として出てくるんですけれども
まあなぜ長々こんな話をしているかというと今回の街とその不確かな壁にはより直接的な
名を個的なるものが再び出てくるんですよね
だから ある種ねこれなんというか
壁の歌を聞けみたいな作品だと思うんですよね これ一周してるっていうか
なんかジエンドオブ村上春樹みたいな そういう作品ですよね
うん その1980年の
街とその不確かな壁あの 苦点があるタイプのやつね一番最初のオリジナルをもう一回作り直したという意味では
世界のワイドハードボイドワンダーランドがエヴァンゲリオンでいう 旧劇場版だとすると
今回の苦点のない街とその不確かな壁っていうのは 新劇場版エヴァンゲリオンみたいな
感じ いや感じと言っていいんじゃないだろう
ただシンエヴァンゲリオンよりも優れていないのは 最初の問題設定を乗り越えていない
ところ 再びいろいろ繰り返しているところなんですけど
まあまあ そういうのって
小説そのものっていうか にあんまり関わりない優れた小説かどうかに関わりないところだと思ってて
ほとんど 中見遥きっていう著者の何をわだかまって
何にこだわって何十年も書き継いできたかみたいな 最新系というか季節として気になるから読んじゃうのであって
なかなかねこれ人に進めづらい 面白くない
面白くないと思うなこれ 面白くない小説だと思います
一応その今回が物語論で読むっていう 福台をつけているので
そういう観点で言うと 一応解説をするとすごく古典的な
物語ですね 死者の国に行って帰ってくると
それこそのギリガメッシュ女子 子にもそういうのが出てくるしそういう
パターンパターンというかアーキタイプですよね 伝統的な
それを同じようなものを採用しているものとしてあのゲルセンキの第3巻 最果ての島へとかっていうのは
ゲドが死の国の直前とかほとんど踏み入れてるのかな 石垣を越えて死の国に行って帰ってくるって話なんですけども
それ言うとねそれこそ生きて帰りし物語みたいなさらなるシンプルな原型があるんですけども そのバリエーションとして死の国に行って帰ってくるっていう
パターンですねなので小説の構造としては安定しているというか 最後どうなるか
わかりやすいので そういう意味では読みやすくてシンプルな構造を持った話で
でああいうのって作中中で1回出てくれば十分で 2回繰り返すなら2回繰り返す意味がなければいけないと思うんだけど
繰り返した時には特に意味がないというか あれ1回目書いたの忘れたのかなと思うような出方なんですよね
そういうの見てあれこれ編集入ってるのかなと思ったりしたんですよ
あとその会話がくどい まるでね渡る世間鬼ばかりかと思うような
全員が全員の心情を全部口に出すみたいなね会話なんですよ 例えば
あの僕は今とてつもなく落ち込んでいる つまりあなたはとてつもなく落ち込んでいるということなんですね
そうだ私は海よりも深く落ち込んでいるみたいな そういう会話があるんですよ
くどいと でもねなんか
まあそれを小説だと思うとくどくて なんかあんまりうまくないなって腹立つ人もいるかもしれないんですけど
これがねポッドキャストだと思えばねあのいいんですよ なんか口で喋った
エピソード 人に聞かれて答える何回喋っても同じこと喋ってもいいので
これこれが本当に痛かったんだなぁと思いながら 日本と別に腹も立たないわけですけども
そんな風に思いましたね
だから話戻る何驚いたってかっていうとそのナオコ的なるもの 本当に書きたくてまだなお解決してなかったんだなぁということにね
なんか人の悲しさを思うってか いやでもねこんな
こんな風にね なんか思う必要もないのかもしれないですねなんか小説だけ読んで
面白か面白くないか楽しいか楽しくないかだけ考えればいいかもしれない
かもしれないがまあそもそも村上春樹の作風っていうのは 同じことを繰り返しかくっていう作風をもう何十年もとってるんで
それはそんな風にね 他人のことを仕上がるのって失礼だと思うんですけども
まあ押し図られるように書いてるんで今になって押し図られても困ると言われても いやそれはないでしょと思う
失礼かなと思いながらそういう勝手なこと思うわけですけど そういう連続性で言うとね僕はあの読みながら
これ緑が登場するんじゃないかと期待しながら読んだんですよ 緑って何かっていうとこれもノルウェイの森に出てくる
女性のキャラクターで こちらは現実側にいる
幻世っていうかね 彼岸に
あ彼岸じゃない 死岸か 死岸にいる女性みたいなやつなんですけれども
あのよく言われるのが村上春樹の奥さんの 陽子さんがモデルになってるっていう
あのキャラクターがあの ノルウェイの森でいう緑さんですけども
そういうキャラクターも過去の作品で繰り返し 変装曲バリエーションとして出てきてるんですけども今回も
なんというか読みながらこれがデビュー作に回帰してるなと思ったんで きっと出てくるだろうと思ったら
まあやっぱりそれっぽい人が出てくるんですよね ブルーベリーマフィンを提供してくれる
白い大きなマンカップにコーヒーを波々注いでくれる カフェの店員さんとして出てくるんですけども
これがねあの出てきた瞬間にね
私はね爆笑というか 声こそ上げなかったものの面丸くしてもう危機として
同じく 上上春樹の作品をよく読んでる人の
チャットルームに行って あの出ましたと
出ましたっていうか あの
例のシーンに来ましたみたいな感じで書き込みにいたんですけど うん
中身春樹さんがあのどういう女性が好みかっていう その好みの幅が
いかに限定的でしかもそれを数十年繰り返しいかに同じこと書いてるかってことに コーワーってなってこう絶叫するようなね絶叫シーンと言ってますけど
僕の友人はあのそこはねしっかりあります まああるからどうなんだっていう感じですよね
私がもし今まったく村上春樹の過去作を読んでなくて そのシーンだけ読んだら
うん 今ねお墓参りのシーンなんですよねお墓参りに
の帰りにまあコーヒーショップってかカフェに入ってその女性店員さんを見かけるっていうシーン なんですけど
急にね僕僕とツニとかの突々と墓参りのシーンをしてたのに 急に女性のねルックス批評に入るんですよね
なんかほっそりしてるとか なんか派手ではないなとかです
主人公ね今回45歳なんですけどいやこれ 失礼というか頭の中でそういうことを思う人で45歳でも言うかもしれませんけども
なんか決して心よい気分にならない ルックス批評がね入るんですけどまあこれも小説だと思うと腹立つんですけども
まあ70歳を超えた作家が40年やってるポッドキャストの最新エピソードだと思うと あの薬っていうかね薬と絶叫のどっちかでね人にすぐ声かけたくなんですけど
見た?みたいな 聞いた?みたいな
あれなんか今喋ってた思いましたけどもつまんないつまんないっつったんですけど僕楽しんでますね
楽しんでるかもしれません
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そうですねそれで楽しんでると言えば 読んでて一番ときっとした瞬間を今思い出しました