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2023-03-17 1:08:32

#080 器の話「さらば愛しき魯山よ」

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2020年に閉店した西荻窪の食器屋「魯山」の思い出を語りながら、器の魅力、そして商いの魅力について語ります。

さらば愛しき魯山よ

2020年8月22日10時50分。西荻窪「魯山」の閉店セール初日。オープンの10分前に店頭に着くと、すでに20人ほどの行列ができており、開店間際には目測で100人を超えてまだ伸び続けていた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一度に店内に入れる客数を制限してその日の営業がスタートした。ファーストロットから漏れた私が店外の先頭集団で待っていると、通りがかりの男が「これはなんの行列ですか?」と尋ねてきた。

「食器屋です」

私がそう答えると、男は重ねて「食器屋に行列ができるんですか!?」と感嘆とも質問ともとれる声を出した。それが質問だったとして、もし十分な時間を与えられれば、私はそれに答えることができた。魯山がいかに伝説的なお店か、店主・大嶌文彦がいかなる人物か、それが閉店を決めるとはどういうことか、そして私たちはどういう気持ちで初日に駆けつけたか。しかし語るには時間がなく、通りがかりの人に演説をぶつほど厚かましくもなかった私には、無難に頷いてみせることしかできなかった。

ところが、列に並びながらあれこれ考えをめぐらせてみると、ただの食器屋であること、そしてそれに行列ができること、これ以上に語るべきことなどないように思えてきた。魯山は、お高くとまった民芸店でもアンティークショップでもなく毎日の食卓に並ぶ「ふだんづかい」の食器屋だし、その価値観を定義し長年にわたって広めてきた店だからこそ、その影響を受けたチルドレンたちがこうして集まってくるのである。だからあえて「ただの食器屋」と表現するが、魯山はただの食器屋であり、ただの食器屋がこのような影響力をもっているということに、ただ驚いて欲しい。その意味で、私が男に答えたことは過不足のないものだったかもしれない。

でもそれはそれとして、私は魯山について語りたい。西荻窪に引っ越してから6年、2週に一度は通い続け、通算で少なくとも100回は足を運んだ食器屋がどんなところだったか、書き残しておきたい。

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制作ノート

企画: ささきる / 出演: ささきる, 宮本 / 編集・ディレクション: ささきる 2023年3月15日収録

路山の閉店に対する思い
スピーカー 1
[音楽]
「かれこれ」2年半ぐらい下書きにしたまま公開できずにいるニュースレターがあるんですけれども
そのタイトルがですね 「さらば、愛しきロザンよ」というタイトルなんです
これは何かというとロザンという食器屋さんが閉店したんです 近所にある食器屋さんなんですけど
それがあまりにもショックでその追悼文を書いて 3000字ぐらい書いたんですけど
その先がどうにも書けなくてずっと下書きにしてあるんですけども なんで書けないかっていうとあまりにも思い出が多いので
文字数が長くなりすぎるんで時間が取れなくて放っておいてるんですけども これそろそろいい加減供養させないといけないなと思って
そうだ!ポッドキャストでしゃべってみようと思いまして 今日はですね聴き手に宮本さんを迎えてですね
ひたすら食器の話をしてみたいと思います
メディアヌップ
こんばんは佐々木優です こんばんは宮本です というわけで今回は〇〇一本食器の話をしようと思うんですけども
もうね 聴き手がいないともうしゃべれないと思って
いや本当にもう書ききれないぐらいの量っていうかすごいですね そんなに重いのこもったロザン
スピーカー 2
まずそもそもさお店が閉まった時にニュースレター発行しようと思わないじゃないですか そうですね確かに
あのコロナ禍で閉店したお店って まあね世の中にたくさんあって残念だなって思うことあると思うんですけども
スピーカー 1
私の場合は一本のニュースレターにしようとして3000字ぐらいまで書いて その後の2章以降の見出しが10個くらい書いてあって
これ一つ一つに2、3000字書いたら2、3万字になるなんていうのはもう見出しの時点でわかって でも長いわと思って書いてないんですけど
あのねー ちょっと冒頭読んでみます?もう書いてあるからちょっと冒頭読んでもいいですか?お願いします
2020年8月22日10時50分 西尚行久保ロザンの閉店セール初日
オープンの10分前に店頭に着くとすでに20人ほどの行列ができており 開店間際には目測で100人を超えてまだ伸び続けていた
新型コロナウイルス感染防止のため一度に店内に入れる客数を制限してその日の営業がスタートした
ファーストロットから漏れた私が店外の先頭集団で待っていると 通りがかりの男がこれは何の行列ですかと尋ねてきた
私は答えた 食器屋です
私がそう答えると男は重ねて食器屋に行列ができるんですかと簡単とも質問とも取れる声を出した
それがもし質問だったとして十分な時間を与えられれば私はそれに答えることができた
路山がいかに伝説的なお店か 店主大島文彦がいかなる人物かそれが閉店を決めるとはどういうことか
そして私たちはどういう気持ちで初日に駆けつけたか しかし語るには時間がなく
通りがかりの人に演説をぶつほど熱かましくもなかった私には無難に頷いて見せることしかできなかった
みたいな感じで演説くんすごいでも読みたい今の感じですごい読みたくなりますね すごい気になるよねもうちょっと行くよもうちょっと行くよ
ところが列に並びながらあれこれ考えを巡らせてみると ただの食器屋であることそしてそれに行列ができること
これ以上に語るべきことなどないように思えてきた 路山はお高く泊まった民芸店でもアンティークショップでもなく
毎日の食卓に並ぶ普段使いの食器屋だし その価値観を定義し長年にわたって広めてきた店だからこそその影響を受けたチルデレンたちがこうして
集まってくるのである だからあえてただの食器屋というふうに表現するが
路山はただの食器屋でありただの食器屋がこのような影響力を持っているということに ただ驚いてほしい
ロザンとは何か
スピーカー 1
その意味で私が男に答えた食器屋ですという答えは今思えば 過不足のないものだったのかもしれない
スピーカー 2
みたいな感じで
スピーカー 1
もうちょっとあるわ 区切りのあとここかな でもそれはそれとして私は路山について語りたい
西大行き雲に引っ越してから6年2週に一度は通い続け 通算で少なくとも100回は足を運び購入した食器屋がどんなところだったのか
書き残しておきたい と続いてなんか10章ぐらいあるんですよ
スピーカー 2
そうですね そうですよね最低10章あるってことですもんね10個満たしが
いやもうねもうねもうこれなんか疲れこれこの後まだもうちょっと何千字が書いてあるんですけど はいはい
スピーカー 1
まあねー その
スピーカー 2
ただの食器屋さんなんですけど一生懸命こうで売ってる 何か僕そこでいろんなことを学んだんですよね
本当にそもそもそんなにこう人が閉店を聞いて並んで なんかそれだけ影響を受けた人たちがいてみたいなお店が食器屋さんであるみたいなのって全然
スピーカー 1
想像がつかないというか どういうお店があるんですか
まさにねその並んでる時に言われたんですけどこれなんで何の行列ですか そうですよね
スピーカー 2
それが例えばラーメン屋さんとかあと何だろう街で行列できててはって思うことって何だろうなぁ なんですかまあなんか家電それが本当にこうすごく何かが安くなっててとか
そうですよね飲食店とか パチンコを信頼とかそうですよそれぐらいしかかかん
スピーカー 1
でまぁ飲食店とかだったら行列できるとこはいつも行列できてるから あそこいつも並んでるなと思うと思う
普段何でもないお店に100人ぐらい並んでて 結構食器屋ですと時にえっ
食器屋ですかん その反応よくわかるんですよね でちなみにその閉店セールっていうことなのでまぁ普段よりちょっと安くってあるんですけど
スピーカー 2
その安いからみんな殺到してるわけじゃないんですはいはい その大島文彦さんっていう店長に最後一言でもあの挨拶をして俺の言葉を述べたいからみんな並んでるんです
だからただの食器屋に並んでるんじゃなくて 食器屋の店長に挨拶するためならん
スピーカー 1
もうねなんか すごいでしょはいいやすごいですね大島さんがどんな方なのか
ロザンでの出来事
スピーカー 1
あの大島さんはねぇ 伝説的な人物ってさっき言ったんですけど
私大島さんとの出会いは 全然大島さんのこと知らずに
初めて西大行くぼに来た時にアンティークの街だっていうので アンティークマップみたいなものが駅とかいろんなお店で配られてるんですよ
何十店舗があるのが 西大行くぼの
南と北と地図が書いてあって その中で
まあなんとかな来やすい場所にあったので ロザンっていうお店に行って入ってみたら
スピーカー 2
だから今にして思えば あまりも情報量が多すぎて
スピーカー 1
で多すぎるを通り越して そっけないんですよ
つまりあの普通情報量が多いお店ってなんか商品がごちゃごちゃ置いてあるのかなって思ったかも しれないんですけど
むしろ全然商品は置いてなくて 棚も3段か4段ぐらい
目のぐらいの高さぐらいのところまで3段か4段あって 商品と商品の間はもう2,30センチ空いてる
お皿とかカップとかが置いてあって そういう意味ではスカスカなんだけど
なんで情報量が多いと思ったかっていうと
入った瞬間に全てのものがプロデュースされてるんですよ
例えば全てのものっていうのは何かというと マスプロダクトが1個もないんですよ
例えばランプシェード 1つとっても売ってきたものを買ったものじゃなくて
大島さんっていうのはその金属加工する作品を作る人なんで ランプシェード自分で作るんですよ
それは自分で作ってるやつなんですね 自分で作るし
スピーカー 2
冬に行けばアラジンのストーブなんか置いてあるんですけど それマスプロダクトだと思うんですけど
スピーカー 1
アラジンのストーブの塗装全部剥いで 自分で独自の錆をつけたオブジェクトにしてあるんですよ
みたいな感じで 壁一つ床一つ置いてある棚の金具 電気のスイッチ ランプシェード ストーブ テーブル
持ってるペン 全部手作りなんです
あのクラフトのね ハンドクラフトなんですよ
ただそれがすごくシャビーな 店内シャビーな感じの土色の参加した鉄の色をしてるお店なんで
一瞬それが何なのかわかんないんですよ 単に古い薄暗い店に見えるんだけど
大島さんのプロデュース業
スピーカー 1
だんだんとそのお店の中にいると なんかただ元のただ元じゃないオーラがあらゆるものから漂ってきて
え?これなんなの?って思うんですよ
そうすると店主の大島さんっていうのは 僕のレジのところにお仕掛けてて
お客さんいない時は自分の作品制作をしてるんですよね
相応いい人ではないので あとペラペラ売り込んだりすることもないんですよ
初めて来たお客さんだったら 初めて来た人だなってもちろん顔でわかると思うので
僕もその時初めて入って これなんだろうと思いながら
ただそのゆったりした空間ではあるんで 一個一個お皿とかカップとか手に取りながら
見てたんですよ 僕その時作家物の器を買うのは2回目だったんですよ
スピーカー 2
元々興味はあって ただやっぱり高いじゃないですかカップ1個1000円とか
スピーカー 1
ハッスン皿1個3000円とか4000円とか
なかなか 若い時には買うのも大変だし
家族増えたからといって家族のセット分買うのもすぐお金かかっちゃうから
綺麗なものだな欲しいなと思ってたけど あんまり買う機会がなかったんだけど
初めてそういうお店に行ってビリビリって衝撃を受けて
結果1時間ぐらいいて全ての皿を触ってみて
最後1個これくださいって言ってレジに持って行ったんですよ
その時には真剣に吟味してるから ついつい話しかけたくなって
これ一体どうやって作ってるんですか?って聞いたんですよね
なんとかマスプロダクトじゃないから
ヒビ割れ1つとか釉薬のあれ1つとっても
どうやってこれやってるんだろうと気になったので1つ聞いたんです
そしたら色々丁寧に教えてくれて
その話の中で初めてこの人はただレジに座ってものを売ってる人じゃなくて
自分自身も作品作るしその器に関してはプロデュース業をやってる
つまりそうなんですよ作家さんが作ったものを並べてるんじゃなくて
次こういうものを作ろうよとか
お前こういう技法にチャレンジした方がいいよとかっていうのを話しかけたり提案したり
あるいは俺の店で売るにはこのレベルに来てもらわなきゃ困るとか
この方向性をやってみないかとか
もちろんその関係性によって指導するって関係もあれば
一緒にやろうっていう関係性もあるのかもしれないけど
とにかく単なる店長じゃなくてプロデューサーなんです
大島さんの影響
スピーカー 1
そうですねプロデューサーですね
えぇって思ってそうするとね
一度心を開くとすごく来やすいおじさんで
じゃあちょっと見せてやるよとかみたいな感じで
引き出しの中からごとごとと
90年代の雑誌なのかな雑誌とあとはムックなんですけど
普段使いの器っていうあの本とかに
その大島さんがなんかその紹介されて自分が紹介されてる記事とか本とか
自分が出演してる本とかなんか見せてくれて
それで何がわかるかというと要はその
なんていうかな普段使いっていう言葉からもわかるように
古董品だとか現代の作家物の器を
ありがたがって箱の中に収めてしまうんじゃなくて
本当に普通に使おうよということを実際に提唱して定着させた人なんだよな
大島さんが東京でそうやってお店開く前までは
誰もそういうことしないほとんどそういうことしなかった
大事な高い器買ったらもう飾っておくとか使わないとしまっておくみたいな
スピーカー 2
使わなきゃ意味がないだろうっていうスタイルを持ってそれを広めた人で
スピーカー 1
その大島さんの影響を受けた人たちがその後
テレビとか雑誌とかのテーブルコーディネーター
料理家ってたくさんお皿持ってるとは限らないから
テーブルセッティングとかこの料理のお皿とかを
テーブルコーディネーターが用意したりするんだけど
そういう人たちが教えを講うような存在として
西洋肉坊といえばロザンっていう
何十年間か二十何年間に世にあったと思うんだけど
そういう人なんですよねって後から分かって
それで何年間か買い物を勉強したみたいな
スピーカー 2
でも最初の話アラジンのストームのサビの監視場って言ったら
その人自身が作ってるものだけ置いてるわけじゃなくて
スピーカー 1
本当にそのプロデュースしたもの食器が置いてあるお店だったんですね
年間十回から十二回くらい個展があって
その作家の二人店とかもあるんで
一回で二人とかやることもあるんですけど
そこで売って完売する人もいれば
その後もいくつか1か月2か月と
売れ残ったものを置いてるものはあるったりするんで
そういうロザンでよく展示をする作家の二人の作品が
常に入り続けて並んでいるのが半分
残り半分はコット
器の魅力とは
スピーカー 1
古いものなんですよね
江戸時代とか明治大正とか
そういうのが混ぜ小銭に置いてあるんですよ
スピーカー 2
このスペースは古典品で
スピーカー 1
このスペースは作家さんものとかじゃないんですね
もちろん見慣れてくるとはっきりとわかるんで
それで困るってことはないですけど
最初はわかんないかもしれない
スピーカー 2
なんかでもすごい入り方として
結構二回目に行くお店にしては
すごいコアとか深い感じがしますよね
スピーカー 1
器の知識度とか理解度の深度というと
いやなんかだから本当たまたまで
駅から近かったから入っただけで
本当こうアリスインワンダランドっていうか
うさぎの穴にコロンコロンコロンコロンって入ったら
みたいなそこになんかもう
すごい人がいたみたいな感じだよね
スピーカー 2
もともとそんなにすごい興味があったって感じだったんですか
むしろそこがきっかけっていうか
スピーカー 1
器はね
いやもうなんか
若い時に何回か無理して高いの買ったこともあるんで
すごく好きだったんですけど
めったに買えないから
たまに1個いいの買ってもなんか浮くんですよね
スピーカー 2
なんか直喫なので
大島さんの器店を知る
スピーカー 2
1個しかいいのなんか
最初頑張って
スピーカー 1
そうそうそう
1個じゃ格好つかないよなと思って
20代前半の時にちょっと1個買って辞めて
その後何歳ぐらいだろう
30歳ぐらいの時かなんかに
吉祥寺にあるジャーナルスタンダードっていう
家具屋さんがあるんですけども
まあ服屋さんかな
ジャーナルスタンダード
服屋さんだと思うんですけど
服屋さんの家具だけ並べてるお店があって
でそこの中に
現代物のましこの
遠藤太郎さんという作家の展示をやってた
商品が売ってた時があって
それマンカップだったんですけど
すごいいいなと思って手に取って
いやでもこれ2000円かな
1800円くらいだったと思うんですけども
まあ妻の分もねやっぱ買い求めるか
やっぱ2個セットなんだけど
まあちょっと3400円かとかって
ちょっと戻してたんですよ
で振り向いて帰ろうと思った時に
カバンがパンって当たって
その遠藤太郎さんのマンカップが
パンって床に降りて割れちゃったんですけど
ですいませんって言ってかけよったんだけども
店員さんがいいですよいいですよとかって
その辺承お題いいですよみたいな
意味で言ってくれたんだけど
いや僕としては
いやそんなこう割って
弁償せずに買えれないと思ったし
いやむしろこれは
1個だけ買っても弁償にならんと
やっぱ2個買おうと思って
2個買って帰ったんですよね
でそして2個そのマンカップ着てみたら
20代前半の時とは違って
いやちゃんと計画的に買おうと思ったら
やっぱ買えると思って
その初期団の中で
2個だけいいのがある状態になってたんだけど
残りのも全部いいのにしてくぞって
投資が湧くとか
だって食卓並べた時に
明らかに2個だけ売って
あとのやつ100円ショップの食器だよね
なのでそっからスイッチが入って
店員は一生意気棒に住んでるんですけど
住む家を探してる時に
サンの散歩する中でロザンに出会って
西洋育母に引っ越そうと思って
ロザンに寄って西洋育母に引っ越し
そうなんですね
もうこれすでに3万文字行きそうな感じ
スピーカー 2
いやそうです
なんかその器との出会いっていうか
その買い始めるきっかけのところから
ロザンに行き始めたところもそうでしたけど
なんか本当にドラマが始まるっていうか
本の最初の部分がすごい
スピーカー 1
読んでるような気分になってますね
拘りをもったお茶碗の購入
スピーカー 1
いやそうなんだよ
スピーカー 2
いい始まりだか
スピーカー 1
でね
大島さんっていう人が
いかにも全部プロデュースして
空間もすごい作り込んだ
気難しいって言ったんですけど
スピーカー 2
気難しい人かって言うとそんなことはないんですよ
スピーカー 1
何しろ普段使いしようって言ってる人なんで
食器とか骨董品みたいなものを
高くとまったものには絶対したくないって人だから
それに器高い高いお茶碗とかに
二戦して高いなと思っても
お茶碗って毎日使うよね
スピーカー 2
いやそうなんですよね
スピーカー 1
確かに
そう思ったら高くないなんて思うし
大島さんが2回ぐらい喋ったから
他の人にもいっぱい喋ってる話だと思うんだけど
近所の小学校のね
社会科見学の一環で
お店訪問ってやつがあるんですよ
自分の息子が2年生になって
その社会科見学で色々近所のお肉屋さんに行くとか
なんとかやり始めたから
これだったんだなって今わかるんですけども
お店にね
小学校の子供が見学に来てくれたことがあった
そしたらその子供が
あとになってお休みの日にもう一回お店に来て
お年玉でもらったとおぼしき
お財布を持ちながら
そのすっごい時間をかけて
お茶碗どれ買おうかって
何時間持ってたかも1時間ぐらい悩んで
最後3000円ぐらいのお茶碗買ってったんだって
小学生が3000円のお茶碗買って
かなり珍しい行為だと思うんだけども
なんでそれをお嬢さんが喜んで喋ってるかって言うと
いいものは子供にもわかるんだよなみたいなことを
コニコなんか言ってて
箱に入ってしまっておくような
飾っておくような芸術品じゃなくて
小学生が見たっていいと思うような
ビッていうか
それを買って毎日使うみたいなことに
その拘りを持ってた人で
だからその拘りって結構徹底してるなと思ったことがあって
なんていうかな
このお店に並んでいるもの以外で
おすすめの器ってありますかって
僕なんか訪ねたことあるんですけど
このお店いいものいっぱいあるけど
100円ショップの器
スピーカー 1
ここで買えないいいものってありますかって言ったら
そしたらお前あれだよって言って
100円ショップ行って
ウレタンのお椀買うといいよって言ったんですよ
その100円ショップで売ってる塗りのお椀っぽいやつって
もちろん漆使ってないです
ウレタンを使ってやってるやつなんですけど
何しろあれは丈夫だし
長いこと使えるし
うるしいよりも扱いが楽だし
それでいてマスプロダクトなんだけど
マスプロダクトだからこそ
どういう形が食べやすいかって
計算し尽くした形をして
それの100円で買えるんだから
もうあれでいいじゃないかお前みたいな
ふうに言うんですよ
もちろんそのお店で売ってるものは
作家がこだわって作った
塗りのお椀だったら3400円
物によっては情報寺のやつとか
7000円8000円とか思うんですけど
そこまで高いのは置かないんですよ
やっぱり買えるものを置こうってするから
あんまり高いの置かないんですよね
そこまで高いの置かなくて
3000円とか4000円とかなんだけど
4000円しないから本当安い
ただあのそれは
だからといって100円ショップの器を
舐めてるわけじゃないんですよ
本当に日々ご飯を作って
食べるってものどういうことかみたいな
その中でなるべくそのなんとか
ちゃんと自分で作ったものを
スピーカー 2
食べるみたいなことと
スピーカー 1
向き合うために向いたものは何かって考えたら
100円ショップだとすげーいいんだよ
スピーカー 2
みたいなこと言う人だったんですね
いやでもいい器の定義みたいなのが
結構なんとか難しいとか
まずその器とか食器とかに触れないでいると
なんか余計そういうお店の入りづらさって
なんていうんですかなんか
スピーカー 1
うわこいつセンスないなとか
スピーカー 2
全然知らないなみたいなのが
恥ずかしいというか
全然違うそのなんか何ていうか
ものを知らない
スピーカー 1
噛み切り肉
服買いに行く服はない
噛み切り肉が頭してないんじゃないか
本当にそんな感じ
そんなことないよ
スピーカー 2
器買いに行く器がないみたいなことはないから
なんでお前みたいなやつがみたいな
そういうイメージもあったりしますけど
でもなんかその
なんていうかそれこそ本当に骨董品を見るというか
なんかそういう目がないといけないのかって
思っちゃったりもしますけど
なんかそうじゃなくて
それこそ本当に小学生が買いに行って
自分でいい器を選べるとか
それこそ長く使ってて
使いたくなるような器とか
なんかそういうこういい器みたいになると
美意識が高くない人
スピーカー 2
なんかまた見方が変わるような感じがするというか
いいですよね
スピーカー 1
本当に身近な感じがして
そうね今となっては
今となってはとか
行くようになるとすごい身近に感じるんだけど
初見の入りづらさは半端ないですよね
スピーカー 2
そうですよね
触っていいのかなみたいな感じになりそうですね
スピーカー 1
それはいいのよ
それはいいっていうか
あらゆる食器屋さんの話じゃなくて
ロザンの話をしてるから
ロザンはいいのよね
むしろ触ってもらわなかったら
わからないんだから
俺ねコロナになって何が困ったかといって
展示速売会みたいなものが
最初の1年間ぐらいすごく控えられた時に
器を実際に行って買うことができなくなったんですよね
でも器ほど持たないとわからないものってなくて
なんつうんだろう
重さもそうだけど
単に重いってだけじゃなくて
重心がどこにあるかで
測りに測ったら同じ重さなのに
重く感じるとか軽く感じるとか
あるいはその厚さ薄さ
持ってる部分の厚さ薄さによって
重く感じたり軽く感じたりするんだよね
すごく複雑な立体と表面のテクスチャー
ザラザラしてるツルツルとか
そういうのを組み合わせで
この料理にはこれが合うとか
これを口に運びやすいとかがあるから
全くわかんないやけど
そういう写真だと
スピーカー 2
だから本当に触ってもらわなきゃいけないものなので
スピーカー 1
ちょっとそれ触んないでくださいみたいなことを
言う人は
言うお店ってあんまないんですよ
あんまないんだけど
なんか高尚なもんって思わせてるとしたら
金継ぎとお茶碗
スピーカー 2
お店が悪いんですけど
置いてあるのは本当にもう
焼き物陶器とか時期とか
ウルシワンとか本当に色々なんですか
スピーカー 1
ガラスもあるし
スピーカー 2
ガラス鉄あとは陶器時期ですかね
でも本当に普段の食事で使うものばっかり
でもなくなったんですもんね
スピーカー 1
それはコロナで人が来なくなったからとかじゃなくて
全く全然関係ない理由によって
借りてたお店を退居しなきゃいけなくなったんで
実際にはコロナ関係ないんですけども
それがなくなって何が変わったかっていうと
園山の大島さんって常連客になると
器を直してくれてたんですよ
金継ぎって知ってます?
スピーカー 2
僕もやってました
やってました教室に通って習いました
習ってました?
スピーカー 1
割れた器をウルシと
あとは最後飾りとして
あと滑らかにするために金を使って
修復するような金継ぎってのがあると思うんですけども
修復する方法っていくつかあるんですけども
欠けたやつとかひびとかを直してくれるんですけども
大島さんはすぐでついてくれるんです
なんでかっていうと
大島さんに言わせると
金継ぎっていうのは茶の湯の文化から来た
ハイブローなお金のある人の遊びだと
そもそもがものすごい高額なお茶碗
器の世界ではお茶に使う器が一番高いので
それをかけても大事に使う
いやむしろ直して使った方が味があって良い
そうするために金を使うんですけども
鈴を使った金属修理
スピーカー 1
俺たちが日常使ってる
毎日のお茶碗とかなんとかって
そういうもんじゃねえだろっていう感じがあるんです
だから本当にもっと気軽に使える金属として
鈴を使って直す
それ一つとっても
そういうこだわりがあって
俺は金継ぎをやらない
鈴でついてくれるんですけど
大島さんの専門が金属を使った作品作りなんで
鈴の使い方とかもめちゃくちゃ上手くて
大島さんが直すと
なんかむしろスチームパンク風の
今見ますかこれ
スピーカー 2
見たいです見たいです
スピーカー 1
見えますかこれ
はいはいはい
これはマンカップの持ち手が
1,2,3箇所に割れちゃったやつを
3箇所ついてるんですけど
スピーカー 2
すごい
スピーカー 1
マンカップの持ち手ってすごい難しいんですよ
作るのも難しいし直すのも
強度保って直すの難しいんですけど
鈴でがっつりついて
スピーカー 2
まるでスチームパンク風の持ち手になってる
スピーカー 1
トーチの中に金属が入り込んで
トーチに金属が入り込んで
元々トーチの収穫方法で
ホチキスみたいな
金属でガチッとつなぎ取りのめる方法なんかも
ヨーロッパであるんですけど
日本だと漆とかを使うんですけど
大島さんは鈴を使ってくれて
これをちょっとね
ポッドキャストといえども
多くの人が聞けるところで言えないような
値段でやってくれるんですよ
公式のメニューになってなくて
スピーカー 2
常連じゃないとやってくれるんですよ
スピーカー 1
でもその常連っていうのは
もちろん僕もそのお店で買ったやつを割っちゃって
あーってなんか
すごい大事にしたの割っちゃったんですよ
使って喋りに行くと
なんだこの間のやつか直してるか持ってこいよ
みたいな感じで
えいいんすかとかつって
で持っていくじゃないですか
でもうそうなると大島さんは
もうなんか見てこれ何箇所だから何円とか言わないんですよ
置いてけとかって言って
来週いつこれんだとかって言うから
いやいや全然いつも聞きますわ
なんかもうできてて
じゃあこれあの3個割れたの3個だから
かける何円で何円なとか言うんですけど
スピーカー 2
それあまりにも安すぎて
スピーカー 1
金継ぎで直したらいくらかかるか
なんとなくわかります?出したことあります?
スピーカー 2
はいわかります
1点数千円しますよね
金継ぎとエコシステム
スピーカー 2
それこそかぐりに3000円とかぐらいものに
スピーカー 1
直す部位の量によって
桁一個違うんですよ
桁一個違うやつ
やってくれるんですね
俺あまりにも申し訳ないから
大島さんにいつもじゃないから
ビールの6本セットとかあって
残念にお金受け取らないから
そのビール置いてったりしたこともあったんですけど
まあとにかく直してくれると
そうすると買った人の気持ちに何が起こるかというと
割れたらもったいないとかって思わずに
ガンガン使えるようになるんですよ
せっかく手に入れた気に入ったいいものを
割れても子供が真っ二つにしても
なんでもいいから毎日使おうと思うんですよ
つまり大島さんはいつでも直してやるぞって
いうことによって
この器を立派な器を普段使いさせるっていう
エコシステムのチェーンを一個結んでるんですよ
だからそのロザンがなくなるっていうのは
僕にとって気に入った器をいつ壊れてもいいと
あの人必ず直してくれるっていう信頼のこと
ガンガン使えるって環境がなくなったことが言いましたので
スピーカー 1
すごい悲しいです
これでもう今2万文字ぐらいで
ただの食器屋じゃないですか
生活のサイクルを前提を揺らぐような実験だったんですよ
スピーカー 2
でも確かにそこまで含めて食器屋さんって
スピーカー 1
すごい落ちるものがやっぱりあるって
例えば肉屋さんってあったら
肉買って終わりじゃなくて
魚屋さんとかいい野菜入ったよ
いいお肉入ったよとかって
日々の飽きないの中に自分の近所の家庭が
スピーカー 2
繋がってるじゃないですか
スピーカー 1
そういう食器屋
食器がちゃんと家庭の台所まで繋がってるんですよ
それはすごかった
直せることの広がり
スピーカー 1
だからその冒頭で
これなんで並んでんですかって時に
僕その古董品屋ですとか
アンティークショップですとか
作家物の何とかの店ですとか
有機にならなくて食器屋ですって言ったんですよ
スピーカー 2
それはそういう意味なんです
いやまさにそんな感じですね
でも本当器って
僕もその金継ぎ教室に通って
金継ぎができるようになって
陶器とかガラスもそうですけど
直せるっていう選択肢ができた瞬間に
スピーカー 1
すごく本当に広がっていて
スピーカー 2
買い方も変わるっていうか
それこそ金継ぎ教室に通って
金継ぎができるようになった時に
ちょうど庭手の森岡の飲食店をやってる人たちが
フリーマーケットみたいなのを開いてた時があったんですけど
飲食店で使ってた器とか置いてたり
本屋さんが本屋さんで使ってた花瓶とかを置いてたりしたんですけど
その中に水漏れしてしまう
すごい大きい陶器のボール
すごくかっこいいんだけど
もうなんかこれはその器としては
料理は使えないので
なんか別に着物として使ってくださいみたいに
すごい安い値段で売られてるのがあったんですけど
それがやっぱ直せると
スピーカー 1
もう一度全然食器として使えるし
それが割れてたんですか?
目が甘くて
スピーカー 2
ひびが入ってて
ちょっと水が漏れてくるみたいな感じだったんですけど
これもう自分で直して使って
しかもここに
スピーカー 1
じゃあ虫で目を詰めてあげればいいかなって
スピーカー 2
そうですそうです
はいみたいな感じで使えてとか
また本当にそのまさにさっき笹切りさん言ってたとおりですけど
なんか自分が本当にふと割っちゃった時も
なんかむしろこれをその漆で塗って
金継ぎと忍耐
スピーカー 2
なんかかっこよくなるなとか
本当に直せるってなると全然こう
本当に価値観が変わるというか
スピーカー 1
ぐっと広がるような感じがしますね
俺ちなみにあの
手先が不器用というか
スピーカー 2
忍耐がなくて
スピーカー 1
あの金継ぎ下手くそなんですよ
あの乾燥するまでに
丁寧に待っておくとか
ってことなんかできなくて
なんかくっついたかなっていじって
あと2日放っとけばよかったのに
また剥がしちゃったとか
だから忍耐がなくて
ロザンが閉店して
今2年半が過ぎましたけど
その間に割れたお皿はもう全部直す
直す気にもならなくて
いや持ってるなりますよ
いつか直して欲しいなと思って
持ってるのが
昔はもう割れたら持ってって
割れたら持ってって
割れるとか欠けとか
ちなみにそれで言うと
スピーカー 2
思い出のやつがあって
スピーカー 1
別の食器屋さんで
あのすごい安売りしてたお皿があって
安売りしてた理由は
フランスから運んでくる間に
真っ二つに割れちゃった
17世紀のヌルマンディの
フランスの南東というか
柔らかい土で作られたね
大きさの割に軽い不思議な
なんかいいお皿があるんですけど
ただもうこれ割れちゃってるから
3000円でいいよみたいな感じで
破片もらったんですけど
もうしめしめしめと
これ大島さんが直したらこれ
もう3000円で手に入れたなんて
もう人に言えないような皿になるぞと
スピーカー 2
ししししと思って
スピーカー 1
買って大島さんのところに持ち込んだんです
これ他で買ったやつなんですけど
これ何とかして直して使いたいんで
とかって言って持ち込むと
そうすると大島さんは
自分で買ってくれたものの
店で買ってもらったのやつは
そもそも仕入れてる時点で
お眼鏡にかなってるから
スピーカー 2
何も言わないんだけど
スピーカー 1
他で買ったやつ持ってく時は
なんか言うんすよ
買わねえ買わねえわ
買うななぁとか
箸と信頼関係
スピーカー 1
ケチつけるわけに
スピーカー 2
それはもう仲良くなってるから
スピーカー 1
和崎くんこんなの好きなの?みたいな
スピーカー 2
挑発するとか
スピーカー 1
じゃれてると思うんだけど
でもそのフランスのやつ持って行った時は
いいね
いいもの直させてもらいました
って言って
直してくれた時に
これはいいものいじらせてもらいました
俺もいいもの買ったなぁと思った
認められた器
だから僕はそのやりとりとかを通じて
思ったのは
ビジネスじゃなくて飽きない
ビジネスも飽きないも同じ言葉だろう
と思うかもしれないんだけど
目先のものとお金の交換っていう
目先の村徳みたいなところを超えたところの
やりとりっていうか
飽きないと言わなきゃ
それをニュアンスを伝えられないんだけど
その飽きないっていうものを感じたんです
飽きないしてるなって
例えばどういうことかっていうと
大島さん
これは僕が体験したことじゃなくて
大島さんとやりとりした人が
どっかネットの文章に書いたやつなんだけど
これこれこういう箸が欲しいんですけど
リクエストを伝えたことがある
大島さんのアンティークの仕入れとかにも行くから
いろんなお客さん
あの人はこんなの買うかもしれないな
あの人はこういうの欲しがるかもしれない
スピーカー 2
っていうのをインプットしておいて
スピーカー 1
で買ってくるんだよね
その時に箸入ったけどいる?
って電話かかってくる
でもその一言だけ
確かにこんな箸が欲しいって言ったけど
ドンピシャなものってそうそうない
でその時も箸
お前箸欲しいって言ってたよな
箸買ったけどいる?って電話かかって
そしたらこれがもしビジネスだったら
その箸はどんな形状のものなのか
写真撮って送ってくれますでしょうか
裏面に傷がないかどうか
裏面も撮って送ってください
ああ傷がありますねと
じゃあ1本800円じゃ高いんで
1本600円にしてもらえたらいいですよ
10本買うんで6000円じゃなくて
5000円にしてもらえませんか
これがビジネスなんだけど
違う電話箸入る?取りいきますって言って
1本1000円なんだけど
はいっつって
もうなんかそういう感じ
はいはいはい
それで何て言うんだろうな
そのやりとりの中に
なんかすごい信頼関係があるんだよね
なんかわかります?
スピーカー 2
いやわかります
スピーカー 1
信頼関係の元になり立ってるやりとりですもんね
でねなんかそこまで行くと
すごくこう心地いいっていうか
はいはい
何て言うんだろうな
例えば僕で言うと大島さんが
机に向かってなんかその制作作業してる時に
大島さんの頭の後ろの方ってか
近くにあるエリアの方が割と骨董とか置いてるエリアだった
僕はねそっちの方に歩いて
なんかのねあれを手に取ったかな
見たかなんかして
佐々木君それ好きだと思うよ
みたいな感じでボソッと言う
日々買ったりで質問したりしてるとこから
それ今日入ったばっかりで
佐々木君好きだと思うよ
いただきます
それでも買うみたいな
骨董品と楽しみ
スピーカー 1
なんだろうね
楽しかったですね
スピーカー 2
なんかすごい逆の立場になっても
すごい楽しそうというか
なんかそれこそその
本当に来てくれてるお客さんのことを
想像しながら仕入れられたりするみたいなのも
スピーカー 1
すごいいいなと思いますね
そうだよね
もちろんそのすごい有名店で
有名人有名な大島さん有名な人だって言ったんですけど
もちろんいつもいつも人がたくさんいる場所じゃないんですよ
あの不思議なお店で
器の世界
スピーカー 1
あの年に10回とかなんかやるような展示の時は
もちろん初日はね作家も在留してるんで
バーっと人が来るのは普通なんですけど
それすぎるといついてもお客さん一人か二人みたいな感じなんですけど
レジの前にベンチというかテーブルがあって
そこに明らかに3,4時間は座り込んでいる
あの作家さんがいるんですよ
大島さんに作品を見てもらって
3,4時間説教を受けている若い作家
もちろんお店によってもいろんなタイプがあるんだけど
ロザンにいつか自分の作品を売ってもらうのが夢だって言ってる
若い作家さんとかもいるんで
そういう人のインスタグラムとか見ると
大島さんに自分の作った作品を見て欲しくて
カバンの中にお皿入れてお店に行ったけど
勇気がなくて見せられずに帰ってきましたみたいな
そういう作家さんとか見る
そういう店なんだよ
行くといろんな技法についてたくさん教えてくれるから
若い作家とかは自分の作品を見せたり
見せてもらったりしながらそういうのをやるっていうね
不思議な空間でした
スピーカー 2
すごい行きたくなりますね
行ってみたくなる
スピーカー 1
行ってみたくなるんでしょ?
あのあれですよ
ちょっとローカルトークになりますけども
東野市でNext Commons Labっていうのが最初
第1号店立ち上がった時の
スピーカー 2
創業者である林さんの奥様のあつこさん
スピーカー 1
あつこ様の師匠がロザンの大島さん
スピーカー 2
師匠なんですね
あつこさんも本当に器すごいかかってた
しょっちゅう顔出していろいろ教わってた
スピーカー 1
それ後で知って
お前どこ行ったんだ?芝屋か?見せなかったけど
東野に実家があってちょっと行ってました
東野って言えば知ってるやついるなとか
それで後で言ったら
あつこさんが大島さんにいろいろ教わった時に
その話したらあつこか!とか言って
いろんな人を
いろんな若い女性を呼び捨てにするおじいさんだったんですけど
おじいさん?そう言っちゃいけないか
スピーカー 2
すごい一気に距離詰めてくる人
スピーカー 1
僕に対してもそう
僕は佐々木君、佐々木君って言われたんだけど
女性のことは呼び捨てにする
ちょっと器の世界でお店やったり取引やったり
テーブルコーディネーターしたりした人は
知らない人はいないみたいな人だったんですけど
でも、いつも空いてるんですよ
で、それを自分でちょっと吸い体験というか
勉強させてもらったことがあって
そのNext Commons Labで
スピーカー 2
デットストックになっていた作家物の器であるじゃないですか
いっぱいありましたね
スピーカー 1
いっぱいありましたね、宮本さんが管理されてたから
それちょっと占いだほうがいいよなってことで
2年ぐらい前だったかな
ゴールデンウィークにコモンズスペースに器を並べて
売ろうってやったんですよね
で、自分は結果半日ぐらい店番してたのかな
4時間とか何人かで分担したんだけど
自分が4時間くらい担当して
その時に、なんていうかな
お皿を売るお店を経営することの恐ろしさというか
スピーカー 2
恐ろしさ?
スピーカー 1
なんていうんだろう
そう感じて、その時のインパクトが強烈で
どこか自分の文章に残したんですけど
その時何を感じたかったかというと
売れてる時って何にも悩まないんですよね
お客さんが入ってきて「これください」って言って
「何個でいくらです」ってやってる時って
何にも悩まないんだけど
1日お店に立ってると
パタッと人が来なくなる時って
来ても全然買ってもらえない時とかあるよね
その時って、ひたすら自分と向き合うしかないというか
今の人、何で手に取ったのにこれ買ってくれなかったんだろう
何が気に入らなかったんだろう
値段がちょっと高すぎたかなとか
あれが2個しかなかったけど
3個揃ってたあの人買ってったかなとか
そもそも仕入れが間違ったのかなとか
ひたすら自問自答するんですよね
でも答えは分かんなくて
ただ単に人通りが少なくて
買われなかっただけかもしれないし
ただ単に商品には問題ないけど
向こうが今日小遣いないから買わなかったかもしれないけど
分かりようがないんだよね
でも俺1日わずか4時間だったけど
もしそれが俺もし店に8時間立てたとしたら
自分の資本で自分で仕入れた作家の作品とか
あるいは自分がプロデュースして
自分が作ってもらったお皿とかが
売れたり売れなかったりした時に
何で売れたか、何で売れなかったかっていうのを
1日8時間以上は
問いを突きつけられて向き合い続けるわけじゃないですか
それを1日10日100日とか1000日とか過ごしたら
ものすごい見る目が養われるだろうな
見る目っていうか
お店での体験
スピーカー 1
それについて突き詰めて考えることしかやることがないから
さっきあきないの話しましたけど
あの人買うかなとか
後ろのいる人の趣味非高まで何か分かるみたいな
もう店主としては当たり前の能力が
突き詰めたからこそ
全部自分がプロデュースして
全部自分が仕入れてるからこそ
そして1日自分が朝から晩までその店に立ってて
他の誰にもレジに立たせない
そういうのを20年やってるからこそだと思うんだけど
そういうのを感じる店だったな
飽きないを感じさせてくれる店だった
いいですね素敵ですね
スピーカー 2
いやいやいや
スピーカー 1
でもねみょむさんありがとうございます
なんかこんな話を聞いてた
いやいやいや
スピーカー 2
本当にすごい行きたくない
ないのが本当に残念ですね
そう残念なんです
でもそれお店がなくなっても
大島さんとの関係性が続いてたら
なんかそのこうササキルさんだけ
なんか続いていくとかそういうことでもないんですか
大島さんのお店の話
スピーカー 1
大島さんは今でも作品作ってるんで
その個展の連絡とかなんか来るんで
金川の方とかよくやってるから
行けばねお会いできるんだと思うんですけども
やっぱ近いからしょっちゅう顔出していけてたっていうとかね
あーそっかそうですね
いや全然これ今気づいたけど
ほとんど器の話してないですね
いや器の話してないですね
器の話じゃないこれ
店とか心構えみたいな
はいはいはい
さっきねあの事前にみょむさんと打ち合わせした時とかね
なんかハサミ焼きとか温太焼きとか
なんかあの釜の名前が出てきたり
あの僕ももしかして話が広がるかもと思って
あの好きな作家の名前とか
あの引いてきてたんだけど
全然そんな話にならないの
ロザンの話だけになる
いやなんかいいね
いいっていうかなんかそういうなんか
楽しさありましたね
攻略する
まあ攻略って言ったらあれですけどね
その飽きないをしていくうちに
スピーカー 2
そのまず自分の目が鍛えられて
スピーカー 1
目が鍛えられた後に足しげっかよと
いい品に会えるっていう
まあ基本的に骨董はもちろんのこと
現代の作家ものであっても
基本一点ものなんですよね
同じように作るけど
当然技術が高ければ同じように作れるんだけど
ちょっと違いなんかがあるから
スピーカー 2
そういう意味では一転もので
器についての話
スピーカー 1
なんかちょっとそう言ってる時に
NFTみたいなとこあるなって
スピーカー 2
そういうものは
スピーカー 1
で俺そのまあ
今日この話で最後にしますけど
あの閉店セールの前から
あの通ってるから
来週の閉店セールだっていうこと
その前に僕知ってたんですよね
閉店セールって急なお知らせだったんですけど
それでも足に行ってたから
なんかずいぶん店の奥から
なんか片付けをしてて
普段出てこない皿とかが
バンバンバンバンこうなんかテーブルに並んでて
棚にも並べないぐらい
一旦そのでっかいダイニングテーブルみたいな
低いローテーブルがあるんだけど
ローテーブルにガンガン出してて
これ何ですかって言ったら
すごく暗い顔してさ
佐々木君実は閉めることになってさ
えぇって言って
じゃあこれ何ですかって言ったら
自宅に持って帰っても並べられない書籍で
まあ店に出した売り物じゃなくて
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
そのお店のキッチンで使ってた
つまり大島さんとは午前中に出社して
出社っていうか店に来て
はいはい
車で神奈川から来てるんだけど
午前中に酒飲む
午前中に昼ぐらいは酒飲むわけ
6時間十分開けて夜帰る
6時間十分開けて夜帰るみたいな感じとか
もう開店直後行くと
なんかいきなり鰹の刺身とか食いながら
酒飲んでるみたいな感じの人
いいなぁ
まあ毎日じゃないけど毎日は
なのでキッチンがあるっていうのは
自分がお昼ご飯を食べるための
キッチンなんだけども
何しろ普段使いの器
普段のそうやって自分で
料理自分で作るものってことに
こだわってる器売ってる人のキッチンだから
もうその出てる食器とか包丁とかの
使い込まれっぷりっていうのが半端ないわけ
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
でむしろ新品のお皿よりも
あるいは江戸時代とかの骨董品よりも
超お宝なわけよ
その大島さんが20年キッチンで愛用して
何度も研いで刃が薄くなってる包丁とか
あのもう継ぎすぎて
もうなんかフランケンシュタヤになってるお皿
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
なので
でそれをちょっといくつか手に取って
でそのうちさぁなんかいくつかこう売って
売ってもらって
どれ中でも特に印象残ってるけど
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
あの大島さんが一番をしてたっていうか
最後から一番をしてたのは
近野康武さんっていう作家が知ってて
あのあいつは今一番才能ある
近野康武さんの話
スピーカー 1
あいつはいつか世界撮る
こんな値段じゃ絶対買えないようなあれになるって
こう才能に惚れ込んでる人がいる
でその近野康武さんっていうの
あの在留してる時に喋ったことあるんだけど
でもちょっとしか喋ったことないから
普通に僕もなんとか制作の専門じゃないから
どういう技術でどういう特性があってってもわかんないんだけど
あの割とこう破天荒な人らしいんだよね
スピーカー 2
えー
スピーカー 1
あの大島さんがどんなにこうなんていうか
指導しようとしても
なんかそれをはみ出てくるとか
言うこと聞かないとか
はいはい
でもゆえに可愛い
言うこと聞かないから可愛い
でも言うこと聞かないくても
出来上がってくるものを周りを納得させるだけの才能を感じさせる
みたいな
破天荒なキャラ
ザサッカみたいな感じで
でその今度安武家の展示今度あるから絶対来てくれよ
今年すごいカードがすごい売り込んでくる
もう注目のっていうか
可愛がってる学び師みたいな感じだと思うんだけど
その最後閉店の時に
なんていうかこう付け根バーって並べてて
これもう家に持ち帰っても入れるとこないから
欲しいなったら譲るよって言われて
これパッて手に取ったのが
その昆野康武さんの器だったの
俺それ分からなかった
スピーカー 2
今と作風全然違うから全然分からなかったんだけど
スピーカー 1
手に取ったら大島さんが嬉しそうに
それ康武が最初に持ってきたやつ
あのすごいだろって
なんかすげーだろっていうのよ
そのなんかねあのろくろで回してなくて
手びねりのグニャグニャした器なんだけど
なんでこんなもの作ろうと思ったってか
なんでこんなの作れるのって
そのセンスを感じるんだよ
スピーカー 2
手でグニャグニャしてるから
器にまつわるエピソード
スピーカー 1
でそれを大島さんがこう何回もね
多分割れたりなんかしてるやつを
さっきフランケンシタイみたいに言ってたのが
まさにその皿なんだけど
繰り返し直して自分が大好きな
推してる作家の10年前のほぼデビュー作みたいなものを
大事に気に使ってたやつがあって
それを僕が最初に手に取ったから
いやそれよくぞみたいな感じで
持ってけみたいな感じで
買うんだけど値段付くから買うんだけど
あのそれがこうなんか飽きないというか
自分が可愛いでしの大事に使ってたやつを
最後閉店マギアにパッて手に取ってくれた
お客さんがいたから
スピーカー 2
お持ってけみたいななんかそういう感じのやりとりがあったんですけど
スピーカー 1
今でもパスタ作る時には必ずそれ使ってます
スピーカー 2
あっじゃあ結構大きめというか
うん大きいですね
スピーカー 1
そこそこの8寸ぐらいの
まあのようにですね
あのその食戦機とかないので
まあないっていうか買うつもりもないんですけど
自分で僕全部食器洗って乾かしてしまうんですけど
その時にあのどこの釜なのかとか
スピーカー 2
誰の作家なのかっていうのを必ず反数するんですよね
スピーカー 1
だから過去買ったあの器の全部の作家名とか
全部の釜の名前が完全一致してるわけですけど
普通忘れますよね名前とか
毎日毎日復習してるから忘れる忘れない
忘れないんだけど
そのようにして可愛がっているので
一個一個の皿についてこういうエピソードが出てくるんですか
絶対ですね
無限に出てくるから
あとこれは沖縄の八寿門の北釜に行った時に
スピーカー 2
うわー気になるな
スピーカー 1
誰誰さんとか
であの時に出してもらったお茶が美味しくて
次余分にもう一枚買っちゃったやつがこれですみたいな
スピーカー 2
いやいいですね
しかもそれをどう使うかとかもやっぱり楽しいですしね
スピーカー 1
いやだってそうだよ
宮本さん料理人やったわけでしょ
料理の仕事についてたので
スピーカー 2
あれも楽しいんですよね
スピーカー 1
いっぱいお店だとそうやっていっぱい器があるとかだと
スピーカー 2
いやなんか今回いつものBGMだと思うんですけど
すごい穏やかなBGMな感じの話
スピーカー 1
いやもうね花粉症で目赤くなってる宮本さん
これ以上拘束するつもりはないんですけど
全然話足りないですよ
もうね全然足りない
もうね全然足りないですね
スピーカー 2
いやなんかそれこそこうロダンを知ってる方とか
ゲストに交えて佐々木るさんとの話とか
スピーカー 1
なんかいろんな角度で聞いてみたいなと思いましたね
ロザンについては大体喋るんですけど
スピーカー 2
まだまだあるけど
スピーカー 1
ロザンのことしか喋ってないから
スピーカー 2
ちなみに他にどんなものがあるかというと
スピーカー 1
旅行して器買いに行くってこともあるし
西尾行く場にはもう一つアンタイリーっていう
ヨーロッパのアンティーク船
ヨーロッパとかアジアとかの
アフリカとかのアンティーク専門の店があって
もうそこがすごいんですよ
スピーカー 2
例えばね13世紀のカンボジアのお皿とかね
スピーカー 1
ジャカルタから放り出された石器のお皿とか
もうねもうなんか
もう作家物とか骨董とかってのを超えたところにある
これなんか売るところに売ってったら
これなんていうか博物館に行くんじゃないの?
スピーカー 2
いやでも確かに器ってそういう
そうですよね本当にこう
だって縄文時代ぐらいから器があるから
スピーカー 1
そうですよ
人類の食事の歴史ですからね
当然その器の関する料理の話もできるし
器が美味しいレストランとも紹介できるんですよ
もうなんて言うんだろうな器が美味しいというか
料理は美味いんだけど
なんか皿に行こうってなくて
例えば接待で使うお店とか
一人1万5000円とか3万円払って
この食器器しか出さないのかみたいな
俺そう思うことあるんだけど
そうじゃなくて本当によくこんなお皿を
器とレストランの文化
スピーカー 1
使ってくれましたね
だって割れるリスクあるでしょ
でもそれを出すんだっていうのが
もてなしなんですよ
よくこんなお皿を出してくれました
ありがとうございますみたいな
そういうレストランってあるんですよ
スピーカー 2
でもまさに刀の栄養さとか僕そうかもしれない
お皿下げられるまで見てたくなるっていうか
スピーカー 1
そうです
スピーカー 2
はい食べ終わったと思うとか
スピーカー 1
そのエピソードで言うとあれなのが
このお皿ってどこのどうやって作ったんですか
とか言って
あっそれあそこの窯ですねってこと
当てたことがあって
そしたらその店長と意気投合して
これもう言ってもいいかなと思って
このお皿くださいって言ったんですよ
スピーカー 2
食べ終わった
スピーカー 1
そしたら向こうの店長も
こんなこと言われたのは初めて
いやこの皿は実は私がプロデュースして
サイズとか有役とかっていうのを決めて
作って納品してもらって
大事に使ってたお皿なんですけど
そんなに言ってくれたお客さん初めてなんで
皿あげますって
これレストランでなんかご飯食べて買いに皿もらって
帰って
スピーカー 2
すごいですね
終わりの話
スピーカー 1
あのねそうね
でこれとこれ大事
今のねエピソード大事です
このみたいな話が山本だって
ちょっと今日はね
これぐらいにしてみましょうか
スピーカー 2
はい山本くんはすごいありがとうございます
スピーカー 1
はいというわけで
さらば愛しきろざんよだったんですけれども
どうですかね宮本さん
今日の振り返って感想なんかありますかね
スピーカー 2
いやでもこれまだ本当に開けた
開けてすぐっていうか
始まりの話なんですもんね
器の話「さらば愛しき魯山よ」- Chapter 1
スピーカー 1
全然確かに一皿目みたいな
そうですよね
まだ前菜の途中みたいな感じなんですもんね
いやでも本当にすごい気になります
スピーカー 2
なんかすごいいい導入だったと思うんですけどね
僕的には
スピーカー 1
なんか本当にすごい続きが気になるっていうか
気になってくれますか
スピーカー 2
はい僕は気になってますね
スピーカー 1
すごい
あのねなんか単にこんな良いもの買った
みたいな話って
面白くないと思うんですけども
なんかそのお話を聞いた後に
どんな飯屋さんでもいいから
行った時にお皿に目が向くような
そういう意識の変化ができたら
成功なのかなと思って
はいはい
美術館に絵見に行っても
額縁が違うだけで
全然作品から受ける印象変わったりします
お皿ってどんなご飯食う時でも
その見た目と味というか
受ける印象にすごい影響を与えてるんで
はいはい
みんなそれを気づかずにやってるんですけど
ちょっとそういう見方をすると
安いとか高いとかアンティークだとか
じゃなくて
ご飯食べるの楽しくなると思うんですよね
そこまでいければよかったんですけど
器はメディアだっていうメディア論があって
スピーカー 2
それ全然喋れなかったんだけど
スピーカー 1
機会があれば
スピーカー 2
はいはい
確かに全然出てないテーマが
本当にいっぱいありますね
スピーカー 1
ご飯茶碗はいかにして変化し
ご飯っていうのは
いかに自分たちの食生活の中で
変化してきたかっていうのを
そういう話もあるんですけど
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
それはまた後でエンディングにバトルしましょう
すいません今日はちょっと
器の話「さらば愛しき魯山よ」- Chapter 2
スピーカー 1
取り乱しました
すいません
スピーカー 2
いえいえ
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
よかったです本当に
ぜひシリーズ続けていきたいですね
ちょびちょび出てくるツアーシリーズ
スピーカー 1
あのそうですね
もし関心のあるゲストの方とか言ったら
お招きしながら
スピーカー 2
確かに
ぜひお便りでも感想お待ちしてます
さっきるさんが不安になってくるんで
スピーカー 1
そうです
もし感想あるのでよろしくお願いします
というわけで今日はどうもありがとうございました
スピーカー 2
はいありがとうございました
スピーカー 1
はいそれでは今日はこの辺で
スピーカー 2
おやすみなさい
スピーカー 1
おやすみなさーい
♪~
~♪
(終了)
(終了)
01:08:32

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