2025-09-25 09:28

Vulnerability(脆弱性)

Authenticな情報発信をする上でVulnerabilityは必須の要素となります。


パーソナルブランディングの一部でもあり、これを出すことによって「自分」という人間を立体的にすることができます。


自分の弱い部分を出すことに抵抗を感じるかもしれませんが、怖がらずありのままの自分で発信していきましょう。

サマリー

このエピソードでは、脆弱性について、特にマーケティングやパーソナルブランディングにおける重要性が語られています。自己の弱さを見せることが他者との共感を生み、自分自身をありのままに受け入れることの意味について考察されています。

脆弱性の理解
表題に書いてあるVulnerabilityという言葉はですね、日本語に訳すと脆弱性みたいなふうに翻訳されるんですけども
僕もですね、このマーケティングの世界に入って初めて耳にするようになった単語です。
海外にも15年近くね、英語で仕事をしてきたんですけど、そういうシチュエーションにおいては全く耳にしなかった単語です。
でも、このマーケティングの世界、オンライン企業の世界に入って色々勉強とかしていくうちにですね
このVulnerabilityという単語が頻繁にというかね、ちょくちょく耳にするようになりました。
先日もパーソナルブランディングの講座を見ていて、そこでもパーソナルブランディングの一つの要素として
このVulnerabilityというものが大事なんだよという話をしていたわけですね。
常々オーセンティックにするということを意識しましょうという話をしているわけですけど
このVulnerabilityという言葉はですね、脆弱性という言うと伝わりにくいと思うんですけど
自分の弱い部分とかダメな部分を見せていくということですね。
そうすることによって相手の共感を読んだりとか、親近感を感じてもらったりとかね。
要するにそのオーセンティックにする、包み隠さずありのままの自分を出すということは
すなわち弱い部分とか、あんまり人に見せたくない部分とかって当然あるわけですね。
完璧な人間っていうのはいないので、そういう常にいいところばっかり見せるっていうのは無理があるというかね。
本当のありのままの自分を見せたいのであれば、自然とそういうところも出さないといけないというふうになるわけです。
でもやっぱり特にこのインターネットの世界っていうのは、そういう自分のダメな部分を出すことに対して
すごく抵抗を感じる人が多いと思うんですね。
特にSNSなんかっていうのは、いい部分ばっかりが切り取られて発信されているので、
そういうところで自分の弱点というか、そういうダメな部分を見せるっていうのは
どうしても抵抗があったりとか、周りの目が気になったりとかっていうのはあると思うんですね。
自分を見せることの意義
僕も最近離婚を経験して、いろいろメンタル的に落ち込んでいたりとか沈んでいたりとかして、
インスタグラムとかFacebookあたりでは特にそういう日常における今の自分の心境とかを発信したりとか、
あとセカンドブログがまだ残っていたので、
それをカナダでシングルファザーになった後の自分の生活とかを通じるような場として出しているんですけど、
僕の場合は決して脆弱性を意識して、バーナビリティを意識してやっているわけじゃなくて、
単純に弱い人間なので、そういうところを吐き出さないと自分が保てないというか、おかしくなってしまうから、
どうしても吐き出す場所としてインスタグラムだったりとかブログでやっているわけですけど、
でもそれをやったから見ている人が離れていくのかっていうと、そうではないんですね。
もちろん離れていった人も多少はいたのかもしれないけど、
そういう自分のダメな部分、弱い部分を見せてもついてきてくれる人、何なら応援してくれる人もいるわけですよ。
だからあなたも自信を持ってというか、自分のダメな部分を隠すんじゃなくて、
ありのままの自分で発信していくということをぜひやってみてほしいんですね。
本当に離婚して僕がこんなことを言うのも変ですけど、やっぱり結婚と似ていると思うんですよ。
結婚する前っていうのはやっぱりその相手、パートナーのいいところばっかり見えるわけですね。
結婚して一緒に暮らすようになって長く一緒にいると、どんどん相手の悪いところが目につくようになるわけですね。
こんなはずじゃなかったっていうのでお互いストレスを抱えたり喧嘩が絶えなかったりとかして最終的に別れるとかね。
もしくは家族関係が破綻してしまうとかということになりかねないわけですね。
こういうビジネスも僕はそれに近いものがあると思っていて、自分のいいところばっかり聞いとってやっていると、
そういう何かいざ相手と関係性を持つことになった時に自分の悪いところとかがポロッと出てしまうことがあるわけですよ。
自分という人間だからね。ありのままの自分になったら自然とそういうボロが出てしまうということがあると思うんですね。
その時に相手が離れていってしまうみたいなことになるわけです。
だからありのままの自分を愛してくれるとか、ありのままの自分を応援してくれるその人を大事にした方がいいと思うんですね。
自分のダメな部分を見せて離れていく人っていうのは自分のことが好きだったんじゃなくて、その切り取った一部分の自分が好きだったっていうことなわけですよ。
だからそういういいところも悪いところも含めて認めてくれる人の方が多分長期的に付き合っていて幸せな関係を築けると思うし、
それは別にその結婚関係だけじゃなくてビジネスにおいてもそうだと思うんですよね。
だからよく言われるのがお金持ちがお金を失った瞬間に人が離れていくっていう話ってよくあるじゃないですか。
それっていうのは別にそのお金持ちのことが好きだったんじゃなくてお金が好きだっただけなんですね。
そのついてきていた人たちっていうのは。
だからその人間というものが残った時にお金がなくなったら離れていく。
でも本当にその人のことが好きとかその人のことを信頼していたら、仮にお金がなくなっても離れていくことはないと思うんですよ。
だからそういうありのままの自分を出したことによって離れていく人っていうのは、ありのままの自分のことを好きだった人ではなくて、
そういう切り取った一部分のいい一面の自分をただ好きだっただけみたいな人になるわけです。
だからそういう人っておそらく遅かれ早かれいなくなるし、
多分あんまり幸せな関係にはなっていけないんじゃないかなっていうふうに思います。
情報発信とマーケティング
やっぱり情報発信者って一人一人が僕はリーダーだと思ってるんで、その規模にかかわらず。
僕もそうだし、あなたも発信してるんだったらあなたもそうだし、リーダーなわけですよ。
自分の一歩後ろにいる人をどんどん導いていく。リードするわけですからね。
リードって導くって意味がありますから、導く人になってるわけですね。
基本リーダーっていうのは、やっぱりしっかりしてないといけないとか、かっこよくないといけないとかっていうのがあると思うんですけど、
かっこ悪いリーダーがいてもいいと思うんですよ。
だからみんなネット上のリーダーたち、発信者の人たちっていい面ばっかり見せるわけじゃないですか。
完璧でかっこよくて、スマートで、パーフェクトみたいな。
そういう人が多いから、そんな中にちょっとダメな自分がいるみたいなね。
漫画の主人公でもそうだと思うんですよ。完全無欠で、全く欠点がないすごいかっこいいヒーローもいれば、
もうダメダメだけど、いろんな人から愛されるヒーローもいてみたいな。
やるときにはしっかりやるみたいな。
僕はどっちかっていうとそっちなんじゃないかなって思うんですね。
だから、完全無欠でね、パーフェクトでいいとこばっかり見せるっていうのは自分に合わないし、
多分それ自分できないから、自然とね、こういう弱い部分を出してしまうわけですね。
だからそういうドン臭いヒーローというか、愛すべきヒーローみたいな方が自分には合ってるんじゃないかなっていう風に思うんで、
あんまりね、ああいう発信ばっかりしてると見てる側も暗くなっちゃうから、
ちょっと考えないといけないなとは思うんですけど、やっぱりこう自分の中での心の整理というか、
っていうところもあるから、そういうところもね、出していきながら。
で、それでこいつダメだなって思って離れていく人は多分、僕とあんまりいい関係は築けないと思いますしね。
ビジネスにあんまり悪い影響を与えない程度に、今ちょっとなかなかエンジンがかかってまたね、
エンジンが落ちてみたいな感じでなってしまってるんで、
またね、時間が経てば元に戻るのかもしれないですけど、
こういうね、過程を見せることも一つのマーケティングではないですけど、
自分が今実際にそういう問題に直面してるんだとかね、
困難に苦しんでるんだっていう姿を見せながらそれにどう向き合っていくのか、
どう乗り越えていくのかっていう過程をね、見せることも一つのマーケティングなんじゃないかなっていう、
ドキュメンタリー的な感じでね。
現在進行形で壁にぶち当たってるみたいな。
自分がこうよく見ている発信者がそういうなんか大変な思いしてるのを見たら、
多分自分も頑張ろうっていう風にね、こう、奮起する人も出てくると思うんですよ。
自分が完璧で困ったことなんか一つもないっていう風な発信ばっかりしてると、
そういう気にはならないけど、
自分が見ている人が今本当に大変な思いをしていて、
苦しみながらもね、そこから前に進もうとしている。
その光景を見せるっていうことも人を引きつけたりとかっていうのはあると思うんで、
僕は別に望んだわけではないですけど、
そういう風になってしまったわけだから、
今まさにそういうマリコンっていうことが起こったばっかりで、
下の子供を離れて、本当に心はボロボロですけど、
ここからまた這い上がっていくっていうことを見せていけたらなっていう風に思ってるんで、
その過程も発信しつつ、それがこう一つの情報発信というかね、
そのプロセスを見せていくっていうのも情報発信だと思うんでね、
同じように苦しんでいる人の少しでも心の支えというか、
寄りどころみたいな感じになったらいいなと思いますし、
これも自分に与えられた試練だと思うんでね、
常に明るくってなかなか難しいかもしれないけど、
少しでも前向きに考えて一歩一歩進んでいきたいと思います。
09:28

コメント

スクロール