2022-06-25 10:46

ダイレクトにレスポンスしないマーケティング(笑)

ダイレクトレスポンスマーケティング(通称DRM)は、

ご存じの人も多いかと思います。


しかし、ダイレクトにレスポンスしないマーケティングについては

知らない人がほとんどのはずです(笑)。


ふざけた感じに聞こえるかもしれませんが、

いたって真面目な話ですので最後まで聞いてもらえると嬉しいです。

00:01
ファンを生み出すコンテンツがビジネスを加速させる。
アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、ダイレクトにレスポンスしないマーケティングというテーマでお話ししていきたいと思います。
当たり前ですけど、実際にこういうマーケティング商法があるわけではなくて、
ダイレクトにレスポンスマーケティングというマーケティングをもじったものなんですよね。
Webマーケティングをやっている人は、このダイレクトにレスポンスマーケティングってみんな知っていると思うんですけど、
いわゆるDRMと呼ばれるやつですよね。
これについて思うところがあるので、最初にまずそれからお話ししていきたいなと思うんですけど、
みんな情報発信している中で、DRMが最強だみたいな話をしていると思うんですよ。
DRMしか言わないっていうところにすごく違和感を感じていて、
他にもいろんなマーケティング商法ってあるにも関わらず、
DRMの情報発信しかしてないっていうのは、なんか変だなって思ってたんですね。
実際のところ、海外の情報を仕入れてみると、
ダイレクトレスポンスマーケティングなんてことは全然出てこないんですよね。
多分僕は覚えている中で一回も耳にしたことがないんですよ。
そういう専門家の発信している情報。
コンテンツマーケティングとかっていう単語とかよく出てきますけど、
インバウンドマーケティングとか。
でもダイレクトレスポンスマーケティングとかDRMっていう単語は、
おそらく僕の記憶する限りで一度も耳にしたことはないんですよね。
だから日本ではすごくそれが主流となっていて、みんな知っているような状態ですけど、
海外では誰もそんなことについて触れてないわけですよ。
だからそこに大きな情報の差がある、乖離があるなっていうふうに僕は感じていたんですよね。
つまりどういうことかっていうと、
古い情報からアップデートされてないんだと思うんですよ。
何十年も前からダイレクトレスポンスマーケティング、
これはインターネットが発達する前の時代からあったマーケティング手法だから、
その時代からうまくいった手法を取り入れて、
それをネットの世界に持ち込んできたわけですよね。
それで実際に当たってうまくいったと。
でもそこからアップデートされてないわけですよ、情報は全然。
で、なんでそういうふうになるかっていうと、海外からそういう情報が入ってこないから、
日本の中を同じ情報がぐるぐるぐるぐる回っているだけなんですね。
だから未だにコピーライティングが最強だとかDRMが最強だみたいな話がずっと浸透していて、
多くの人はそれを信じているみたいなことになるわけですよ。
例えばマーケティングをかじっている人とかに、
あなたの知っているマーケターを教えてくださいとか、
あなたにとって最高のマーケターを教えてくださいって言うと、
03:00
だいたいJブラハムかダン・ケネディーかみたいな感じで出てくるんですね。
でもこの二人って別にウェブマーケティングの時代の前の人なんですね。
インターネットが出てくる前の時代の人たちだから、
なんでこのネット社会のいわゆる世界最先端の今、
この今現在の活躍しているマーケターの名前が一切出てこないんだろうって思わないですかね。
一人か二人ぐらいはそういう今まさに大活躍しているような人の名前が出てきてもおかしくないのに、
未だに何十年も前のそういう二人の名前が出てくるっていうのは、
そこに違和感を感じないとちょっと変だなって思うわけですよ。
例えばニール・パテルとかライアン・ディーンとか世界トップクラスのそういうマーケターがいるわけじゃないですか。
実際ベストマーケティングオブオールタイムっていう感じで検索すると、
ダンの名前も出てこないしJの名前も出てこないんですよね。
だから全然情報が違うわけですよ。
でもそこが海外からそういう情報が入ってこないから、
未だに日本人の多くはそういう人たちが世界のマーケティングの権威なんだ。
確かに権威であるのは間違いないんですけど、
そこから情報がアップデートされてないわけですね。
ずっと古い情報を信じてるっていうふうになるので、
海外からの情報を仕入れないと、
やっぱり古い情報のままずっと日本は取り残されていくみたいな感じになると思うんですね。
前置きは長くなったんですけど、
このダイレクトにレスポンスしないマーケティングっていうのはですね、
DRMの逆ですよね。
DRMっていうのはダイレクトにレスポンスさせる。
すぐにその場でレスポンスさせるみたいな感じですよね。
例えば研究生とか限定生を出して、
すぐにその場で行動してもらう。
購入してもらったり登録してもらうみたいなことをするのが、
ダイレクトレスポンスマーケティングなんですけど、
今はですね、そのDRMが通用しなくなってきてる時代なんですね。
もうお客さんは慣れちゃってるから。
普段からそういうものをいっぱい目にしてるんで、
そういったことをしても全然反応しなくなったんですよね。
ありがちとか見たことある、まだこれかみたいな感じになって、
そういうことをすることによって、
余計に反応が出にくくなったり信用を失ったりとかね。
なんかこの人自分に買わせようとしてるなみたいなのが、
見透かされてしまうということです。
だから逆にそこで行動を早くさせることによって、
マイナスになったりするわけですよ。
そこでじっくりと信頼を積んで、
ある程度信頼関係ができてから、
行動してもらうって形であればですね、
そのまま長期的にいい関係が続けるかもしれない。
でも、例えば広告で集客して、
その場で登録してください、買ってくださいみたいなことをやると、
その時点ではひょっとしたら多少の売上は上がるかもしれないけど、
そこで一気に信頼を失って、
リピーターにならないみたいなことになるわけですね。
今の時代っていうのは、
徐々に信頼関係を構築していって、
ファン化していって、
マーケティングするっていうのが今の時代なんですね。
だからダイレクトにレスポンスさせちゃダメなんです。
ファーストコンタクトでいきなり買ってくださいとか、
登録してくださいってやるんじゃなくて、
まずはとにかく有益な情報とか、
相手に価値を提供するわけ。
相手がそれを何度も何度も見ているうちに、
06:02
徐々に自分に対して信頼を持ってくれるようになるんですね。
信頼がたまってくると、
相手のほうから行動してくれるようになるんですよ。
メルマが登録してくださいなんか言わなくても、
相手のほうからいろいろ見に来て、
この人メルマがやってんだ、
じゃあ登録してみようかなとかってなるし。
でも信頼がたまっていれば、
こういう商品出しましたって告知するだけで
バーンと買ってくれたりとかするんですね。
メルマがなかなか書かなくても、
信頼があるわけだから。
この人のいう商品だからいいに違いないってことで、
セールすると書かなくても買ってくれたりするんですね。
ファンになる。
でもそれを無理やり買わせようとして、
ステップメール1つ目これ書いて、2つ目これ書いて、
みたいな感じでやって、
タイトルもこんな感じでトリッキーなんでクリックさせて、
みたいな。
でもそれってもうお客さん慣れてるわけよね。
はいはい、どうせ1つ目はこういうこと言って、
2つ目はこういうこと言うんでしょうみたいな感じで
だから逆に強詰めするというかね。
信用を失ってより一層商品が売れなくなると思うんですよね。
だからもう慌てて急いで煽って買わせるとか、
無理やり行動させるとかっていう風にしなくてもですね、
相手が行動してくれるのを待つというか、
じっくりとコンテンツを提供していって、
価値提供、信頼構築をして、
その後自発的に行動してもらうっていうのが理想になるわけです。
だからこそコンテンツマーケティングっていうのは
今後重要になってくるわけですけど、
ビジネスってよく恋愛に例えられることがあるじゃないですか。
恋愛とビジネスは一緒で、
いかに相手に好きになってもらうかみたいなところも
共通していたりすると思うんですけど、
自分が好きになって相手にアプローチしてね、
例えばデートマニュアルに書いてあることを試して
いろいろ相手の心を揺さぶろうとするよりも、
相手に好きになってもらった方が楽じゃないですかね。
自分のこと大して好きでもない人に無理やりプレゼント攻撃して
気を引こうとしたりとかするよりも、
普段の自分のありのまま見せて、
この人いい人だなってちょっと気になってね、
そこから徐々に好意を持ってもらう、恋愛関係になっていく。
そして相手から好きですって言ってもらう方が
恋愛としてもやりやすいと思うんですよ。
それと一緒で、ビジネスもコンテンツも自分が出していって、
勝手に相手が好きになってくれる、ファンになってくれるっていう方が
ビジネスがやりやすいわけですよ。
確かにコンテンツマーケティングってすごい時間かかるんですよね。
コンテンツを出して1回2回情報を発信してこられて、
信頼がダーンと溜まることないから、
本当に1年2年3年くらいのスパンでもじっくりコツコツ時間をかけながら
信頼環境を育んでいくわけですけど、
時間はかかるんですけど、その分1回ファン化して信頼ができちゃえば、
その後ずっと続くわけですよ、長期的に。
でもDRMで例えば広告集客でドカンと集客して、
全く信頼関係のない人に無理やり煽って行動させて、
その場で売れて単発的にはダーンと売り上げが上がったとしても、
じゃあその後続くのかって話ですよ。
それを繰り返さないといけないわけですね。
信頼ができてないからそこでバーンと売りましたと。
09:00
で激怒リピーターできない、じゃあまた広告打ちます、
また煽ります、また買わせますと繰り返し、
広告止めた瞬間に集客も止まってしまうから、
そこから売り上げも上がらないということになるわけです。
今はその広告で集客してパッと行動させるDRMも通用しなくなってきているわけなので、
結局それすらも今危うい状態になっているわけです。
いかに相手に好きになってもらうのかってことを考えると、
時間はかかりながらもコンテンツマーケティングで信頼関係を作っていく。
そっちのほうが長期的にビジネスが安定しますから。
もちろん大量にお客さん集めたりとか、
たくさんの人にいきなりファンになってもらっても難しいですよ。
相性の問題もあるから、会う会わないとかもあるから、
万人を全員同じようにファンにするのは難しいというのはできないですけど、
でも一旦そういうファンになった人っていうのは長期的にいい関係でいられるような人たちになるので、
そっちのほうが貴重だと思うんですね。
例えば僕がこのポッドキャストでね、
1本目のエピソードからメルマガ登録してくださいとかね、
僕の商品買ってくださいって言ったら、
多分聞かないと思うんですよ、こんなの。
でも普段からそういう話をしないから聞いてみようかなってなると思うんですね。
聞いてみていい話をした人ってなったら勝手にもっと次のエピソードも聞こうってなるじゃないですか。
そこでもいい話してたらYouTubeとかやってみたりとか見に行こうとかってなるじゃないですか。
そういうことなんですね。
それが理想。すぐにダイレクトにレスポンスさせちゃダメなんですよ。
相手のほうから自然となるような状態を作っていくっていうのが重要になってくるので、
もちろんDRMは今後全く使えませんよって話じゃないですけど、
逆にそうしないほうが信頼が作れて長期的にうまくいくってことがあると思うので、
その辺も意識してもらうといいかなと思います。
10:46

コメント

スクロール