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アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、強みの本質についてお話していきます。
この強みというものですけども、多くの人が頭を悩ましているところじゃないかなと思うんですよね。
やはり、何か強みがないと自分を選んでもらえない商品を買ってもらえないというふうに思っている人が多いので、
売れる強みを発掘しますよみたいなね、そういう人も多いですよね。
この強みについて今日はですね、いろいろとお話していきたいなというふうに思うわけですけど、
ひょっとしたら以前このポッドキャストでも話したかもしれないんですけど、
YouTubeとかもいろいろ発信しているので、どこで何を発信したかはっきりと覚えていないんですけど、
もし重複するような内容になっていたらその点をご了承いただきたいんですが、
まずこの強みって何なのかということですね。どうやって見つけるのかということですけど、
この強いという言葉自体がちょっと誤解を招くというか、
強いということは当然そこに比較対象があるわけですね。
何かに比べて強い、何かに比べて弱いというふうに表現するので、
単体で強い弱いというのは判断できないわけですね。
だからこの強い弱いというのは必ず比較対象というものが存在するわけですよ。
強みというのは基本的に何と比較するのかというところなので、
この比較対象によって強みになったり弱みになったりするんですね。
僕の過去の英語のエピソードの話だと思いますけど、
日本人のそういう日系の会社であれば英語は強みだけど、
ローカルの会社に入ったら英語は弱み、弱点になったみたいな話をしたことあると思うんですけど、
そういうことですよ。
結局誰と比べるのかというところで、
それが強みになったり強みにならなかったりというところなので、
その強みを見つけましょうというよりはですね、
視点を変えましょうという方が重要だったりするわけですよね。
だから強みが見つかりませんというのは、
自分は何か人より優れてないといけないのかというふうに考えがちなんですけど、
そうではなくて単純に視点を変更すればですね、
簡単に見つかるというのがこの強みに関する話。
YouTubeではしてるんですけど、
Podcastではひょっとしたらしてないかもしれないんですけど、
そういう話を以前したことがあります。
今日はこの強みについてもうちょっと掘り下げてお話していきたいなと思うんですけど、
この強みという言葉がですね、
本当に一人歩きと言っていいのかわからないんですけど、
本当にいろんな人があちこちで強み強みというふうに言ってますよね。
やっぱり強みがない人からすると、
それがすごく魅力的に響いて、
自分も強み欲しいなというふうに感じると思うんですけど、
これがですね、ちょっとひとつ間違ったというかね、
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多くの人を迷走させる原因になっているんじゃないかなと思うんですけど、
強みが重要なんじゃないんですよ。
強みが重要なんではなくて、
選ばれる理由を作ることが重要なんですね。
強みっていうのは選ばれる理由のひとつに過ぎないわけですよ。
だから結局何のために強みっていうものを作る必要があるかというと、
選ばれるために作るわけですね。
強みそのものは別になくても、
選んでもらえさえすればいいわけですよ。
だから強みの本質っていうのは、
選ばれる理由を作ることですね。
極端な話、強みなんかなくてもですね、
自分が選ばれさえすればいいわけですよね。
例えば、何でしょうね、
地元の古い中華食堂があって、
格段ね、味がおいしいわけじゃない。
そして金額もね、価格も決して安いわけじゃない。
けども、例えば75歳のおばあちゃんが一人でやってる中華食堂で、
なんかそのおばあちゃんに会いに行きたいから食べに行くみたいな。
これってビジネス的な強みとかってほぼないと思うんですよね。
別に味がおいしいわけでもないし、別に金額が安いわけでもない。
何か突出して優れているとかっていうところはないけども、
単純にただそのおばあちゃんが人柄がいいからとかっていう。
それを強みと解釈する場合もあるのかもしれないんですけど、
でも別に何か優れているわけではないですよね。
また別の例で言うと、例えば何でしょうね、何でもいいですけど、
例えば自分が床屋、散髪屋だったとして、
自分の住んでいる地域に一軒もですね、
そういう床屋がない、美容院とか髪切るところがないとした場合、
その地域住民は自分の店に来ると思うんですね。
もう選択肢がないから。
だから自分の腕が下手くそであったとしても金額が高かったとしても来るんですね。
例えば自分がどっかの小さな島に住んでいて、人口50名くらいの島で、
そこで唯一の床屋ですってなったら、
その島の人たちはそこしか髪切るところがないからそこに行くと思うんですよ。
そこはもう強い弱い関係ないですよね。
だからそれは選ばれる理由があるからです。
自分の島に一軒しかないからっていうのが選ばれる理由になってるわけですよね。
だから選ばれる理由さえあれば、別に強い弱いってのはどうでもいいわけですよ。
だから自分の強みは何だろうっていうふうに考えると、
なかなか思考停止してしまったりとかね。
やっぱり他人と比べて自分は劣ってるなっていうふうに感じる。
多くの人はですね、自分よりもすごい人と自分を比べるので、
自分なんか大したことないみたいなふうに解釈して、
自分には強みなんかないんだっていうふうにね、判断してしまうんですけど、
そもそもそこの比較っていらなかったりするんですよね。
それよりもどうやったら自分が選んでもらえるんだろうってところを意識するわけです。
例えば何か商品を買うときもね、経験ある人もいるかもしれないんですけど、
もう友達だからっていう理由だけで買ってくれたりしますよね。
それは別に自分のビジネスがどうとかっていうね、
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他の他社よりも商品がいいのかとかそういうこと関係なく、
単純に仲がいいからみたいな理由で買ってくれる人がいた場合、
これも選ばれる理由になってるわけですね。
だから別に強みがないと商品が売れないわけじゃないんですよ。
そういうので単純に人間関係とかで買ってくれたりとかでもあるわけだから、
強みがないと絶対的に商品が売れないっていうのは、
単なる思い込みでしかないということですね。
ビジネス学んでる人はUSPなんて言葉聞いたことあるかと思うんですけど、
ユニークセリングプロポジションと言われるもの。
多くの人が知ってるかと思うんですけど、
これも独自の売りなんていうふうに言いますけど、
強みっていうふうには言ってないと思うんですよ。
強みっていう言葉は一言も入ってないんですね。
ユニークセリングプロポジションですね。
独自の売りのポイントみたいなことしか言ってないので、
一言も強みとは言ってないわけですよ。
だからUSPイコール強みみたいなふうに解釈する人もいるかと思うんですけど、
USPは決して強みではないんです。
独自の売りだから、要するに選ばれる理由ですね。
他との違いによって選ばれる理由がUSPなんですね。
だからUSPって強みじゃないんですよ。
そこを間違えてしまうと、
USPって何だろうって自分の他社よりも何が優れてるんだろうみたいなふうになって、
一個もないわみたいな結論になってしまったりするわけです。
なので強みの本質っていうのは、
あくまでも自分が選んでもらうための理由の一つに過ぎないので、
もしそういう他社と比べて特に突出したものがないとか、
売りがないって言うんだったら、
ちょっと視点を変えて、
他に自分が選ばれる理由ってどうやったら作れるんだろうって考えると、
意外なヒントがあったりとか、
視点が変わるので新しい気づきが出たりとかってあると思うんで、
そういうように考え方を変えてみてほしいなと思うんですよね。
そもそもこの強みっていうのは、
その強みを刺さるかどうかっていうのは、
見ている側、買う側が決めることなんですよ。
例えば自分はこれがすごい強みですって言っても、
それを相手が強みだと認識しなければ意味がないわけですよね。
強みとしての効果をなさないわけですよ。
だからそこを誤解しないようにしないと、
自分はこれが強みですみたいな風に決めて打ち出しても、
そもそもそれが刺さってないっていう可能性もあるんですね。
相手からしたら全然それを強みとか魅力に感じないみたいな。
そこのズレが生じてしまったら、それはもはや強みとは言えない。
選ばれる理由にはならないということなので、
強み強みっていう風に考えてね。
自分は他者と何が比べて勝っているんだろう。
ここの点だったら勝ってるなみたいな感じで、
よしじゃあこれを強みにしようっていうことで売り出すけども、
全然相手には刺さってないみたいな感じだったら、
それって意味がないんですよね。
だからそこもやっぱりこのベクトルが変わってしまって、
自分は何が強いんだろうっていう視点になっちゃってるから、
他者と比較して自分が勝っている点を探そうとするけども、
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そもそもそれって求められてないみたいなね。
そういうことが起こってしまったりするわけですよ。
だから本当にこの強みっていうのは気をつけないといけなくて、
この強みっていう言葉がですね、あまりにも広がりすぎてしまっているというかね、
影響力を持ちすぎているがゆえにですね、
何か他者よりも強くないといけないんじゃないかみたいなね、
そういう風に解釈してしまっている人。
特にまだ自分は駆け出しで、やっぱりなかなか商品が売れないとか、
どうやったら売れるのかわからないみたいな人は、
強みっていうものを探しに走ってしまいがちなんですけど、
そこで本質を誤ってしまって、今みたいなことが起こったりっていうのはよくあるので、
もちろん強みってあった方がいいし、
強みがダメですよっていうわけではないんですけど、
そもそも本質を理解することが大事かなというふうに思うんですよ。
なので最終的に結局選んでもらえれば何でもいいわけですよね、結局のところは。
だからそこさえクリアできれば、別に強みなんかなくてもいいんですよ。
それが理解できるようになると視野が広がるので、
いろんな自分の売りみたいなものが見つかったり、他社との違いみたいなもの。
違えばいいんですよね。強くなくてもいいんですよ、違うだけで。
っていうような発想になれるので、
ぜひこの強みの本質とは何なのかってことを今一度考えてみてほしいと思います。