諦めと成功の原因
成功できない一番の原因は何でしょうか?
これは簡単ですね。諦めるからというのが一番の原因。
じゃあ何で諦めてしまうのかということですね。
これも非常に単純で、そこまでやりたいと思っていないから諦めてしまうわけですね。
だから非常にシンプルなわけですよ。
成功したかったら諦めなければいいし、諦めないためには自分がどうしてもやりたいことを見つけるっていうね。
それだけの話ですよね。
ビジネスに取り組んで1年も経たずに辞めてしまうっていうのは、
その程度の熱意しかなかったと言えると思うんですよ。
何度も過去にも例として出したことがありますけど、
自分は歌手になりたくて、オーディションに応募して2,3回落ちて、
もうダメだって諦めますかって話ですよね。
何が何でも絶対歌手になりたかったら、もうずっと何年でも挑戦し続けると思うし、
それこそお笑い芸人とか売れるまで下積み時代か10年とか15年とか下積みでやってる人もいるわけですよ。
それはテレビに出て売れっ子になりたいっていう大きな夢があるからそういう状態でも続けられるわけです。
一方で僕たちのような一般の人間でオンラインビジネスとかに入ってくる人たちっていうのは、
本当に数ヶ月やっただけで諦めるみたいな人ってすごく多いんですよね。
もしそれが本当に自分がやりたいことだったら、数ヶ月でむしろやめたくないと思うんで、
もっとやりたい、もっと挑戦したいって思うと思うんですね。
自分の今やっていることっていうのは、例えばブログ書くとかコンテンツ作るとかそういうことではないです。
それがやりたくて楽しいから続けられるって人ももちろんいますけど、
その先にあるいわゆるゴールと呼ばれるものですね。
その先で自分が成し遂げたいようなもの。
それに対する熱意が小さいから諦めてしまうわけですよ。
なんとなくお金持ちになりたいなぐらいの感じ。
別にそこに必要性も感じていないし、誰だってそれはお金たくさんもらえるんだったらもらいたいですね。
でもそこまでどれだけ必死にそこにやりたいと思っているのかというと、別にそんなに感じていないわけですね。
だから目の前の苦痛と最終的に手に入る結果を天秤にかけたときに、
お金の方が大きいからじゃあもう辞めたというふうになるわけです。
夢を持たない子どもたち
本題になるんですけど、日本の子どもたちの将来になりたいもののランキングみたいなものがありますけど、
テレビとかでよく言われているのは1位が公務員って言われているんですね。
これすごく滑稽な話だと思うんですよ。
公務員ですかね。消防士とか警察官じゃないですか。
消防士さんになりたい、警察官、お巡りさんになりたいだったら夢と言ってもいいと思うんですね。
だけど公務員になりたいわけですよ。公務員だったら何でもいいみたいな。
だから言い方を変えると、私の将来の夢は会社員ですと。
もう会社に入れたらどんな会社でもいいです、どんな仕事でもいいですって言っているようなもんなんですよね。
それって何かおかしいと思いますね。
これって要するに子どもたちが夢を持たないようになっているということですね。
努力せずに安定収入、守られたようなリスクのない環境で安定的に収入が入ってくる、それが欲しいわけです。
自分の一時の人生の夢を放棄して、とにかくそういう頑張らなくても食いっパグれることがないという環境を欲しがる。
人それぞれの人生の価値観は違うし、それがダメだというわけではないです。
決して公務員の人を批判するとかそういう意味合いはないので、公務員の立派な人はいますし、努力している人はいると思うんですけど、
でもそもそも目指すべきそこが本当の夢だったらいいんですよ。
世の中の人の役に立ちたいとか、そういうニュアンスで絶対自分は公務員になって社会を変えるんだみたいな、
そういう強い意志がある人だったらいいんですけど、恐らくそういうニュアンスではない。
要するに子どもたちが夢を持たないようになっているわけですね。
それはその上の世代、我々の大人の世代がそういう教育をしてきたりとか、そういう姿を見せてきたからですね。
だから子どもたちが会社になるのも嫌だとか、例えば起業するのは危ないとか、というふうに思ってしまうわけです。
日本の未来と衰退
だから僕は本当に今回離婚するにあたって、二男が日本で妻の二人で暮らしているわけですけど、本当にいろんな懸念があるわけですよ。
カナダで育てるっていう、そういうものを放棄しても、じゃあ日本で育てるメリットがあるのかって、
将来性を考えた時に少子高齢化も加速していくし、経済もどんどんシュリンクしていくし、賃金とかも全然上がってないですね。
それだけではまだそういう環境なわけですよ。
これから大人になっていく世代の人たちが、もう夢を持たない、頑張らないっていう大人がどんどんどんどん増えていくわけですね。
そういう環境の中で自分の子どもが育っていったら、じゃあ日本って今後どうなっていくのかっていうと、おそらくもう衰退の一途をたどるだけだと思うんですよ。
そこでまだその状況を変えてやるみたいな熱い人たちが次の世代にいっぱいいればですね、まだそこから盛り返してくることはあるかもしれない。
でもそういう、そもそも今の子どもの世代が夢を持つことを放棄してしまってるわけです。
ってなると頑張ろうっていう意識もないわけですよ。
おそらくそこの公務員になりたいっていうところは、安定が欲しいとかね、挑戦したくないとか、頑張りたくないっていうニュアンスがあると思うんですね。
頑張れば普通に生きていけるんだったら、それはみんな頑張ってね、やるっていう選択をすると思うし、
頑張ればすごく大きな収入が入ってくるんであれば、別に公務員である必要はないわけですね。
起業したって別に安定収入というか、毎月食っていくことはできるわけだから、どうせならそっちのほうがいいと思うんですよ。
自分のやりたいことやって楽しくやってるほうが幸せ。
にもかかわらずそういうふうに公務員だって決めるってことは、要するに頑張りたくないっていうこと、夢を持たないような社会にしてしまったっていうことですね。
だから本当にそれは投げかわしいということだと思いますし、やっぱりそういう人たちが何かに挑戦しようと思ったときに、
もう頑張るっていう経験がないからすぐに諦めてしまうっていうね、ことをしてしまうわけですよ。
それでじゃあこの未来を変えていけるのかって、なかなか難しいと思うんですね。
だから今僕たちがやってるオンラインビジネスとかでも諦める人が多いっていうのは、そもそも自分の夢っていうものをちゃんと描いたことがない人が多いんじゃないかなって。
なんとなく漠然と他の人たちのそういう、たとえばお金持ちとかの生活を見て、いいな、自分もなりたいなぐらいにしか思ってない。
でもそこに本当にじゃあやりたいのかっていうとそこまでではないわけですね。
じゃああの生活をあなたに提供する代わりにこれだけ責任を負ってくださいって言われたら、いやそこまではしたくないですとかね。
っていうことになってるから、やらないできないっていうわけですね。
ちゃんと自分の人生について深く考えて、自分はこの人生で何がやりたいんだろうっていうものが明確にあったら、人間って頑張れると思うんですよ。
それが僕たちの潜在能力を発揮する鍵になると思うし、やっぱり人間とかね、この脳っていうのは、
怠けるっていうね、そういう習性があるから、やっぱり大きな動機みたいなものがないと、なかなか頑張れないんですよ。
だから当然その人の持っているポテンシャルも重要ではあるけども、どんなに高いポテンシャルを持っていても、やらないとかすぐに諦める人っていうのは花が開かないので、
逆にポテンシャルは低くてもちゃんとそこにね、挑戦し続けていく人っていうのはどんどん伸びていくし、
だから高校時代とかは全然ね、補欠だった人はプロってね、大成功するみたいな、スポーツの世界でもそういうことってよくあると思うんですよ。
それはやっぱりそういう人が努力し続けた結果、最終的にそういう大きな結果を手に入れることができたっていうことだと思うので、
やっぱりその夢を持つっていうのは非常に大事なんですけど、僕たちの世代もそうですけど、
とにかくいい大学に入っていい会社に入って、平々凡々に年功上列で上がっていくみたいな、そういう文化がね、
僕たちの頃からずっとあったから、夢を描くっていうことをね、いつの間にか忘れさせられてしまってる。
だから夢がわからないわけですよ、自分の。何がやりたいのかって。
それがないから、何かね、挑戦したときに簡単に諦めてしまうわけです。
やっぱりそういう大きな目標みたいなものがないと、決して楽ではないですかね、ビジネスも。
みんな簡単だと思ってるけど、大変じゃないですか。何なら会社員よりも何倍も大変だと思うのね。
それだけ大変なことをやるためにはやっぱり大きな目的とかね、そういったものがないとやっぱり頑張れないんで。
だから年齢関係ないですか。自分は何がやりたいのかってことをちゃんと明確にして、そこに強い熱意みたいなものを持つ。
そうすると諦めるってことはしないだろうし、何が何でも結果を出してやるっていう。
そういう思考になると思うから、そうすると頑張れるんですよ。
頑張ってると徐々に実力が上がっていって、それがじわじわと結果に現れるみたいなことがあるから、
やっぱり一番の原因としては夢を忘れてしまっている。
それは僕たちの世代もそうだし、何なら今の子どもたちの世代も完全に夢を忘れるとか、夢を持たせないような教育をしてしまった。
そういう社会を作ってしまったわけだから、今後の日本は本当に早いと思います。